オウガバトル・サーガ 第6章
「指導者たる器を持つ者」
Person of Lordly Caliber
 
《最終章 あり得る事、成し得る事、求め得る事…》
 オープニング 

革命軍の勢力拡大を重く見たローディス教国は、一時的にパラティヌス王国の自治権を剥奪、
三司官の統治下におくことを宣言した。
同時に光焔十字軍を派遣し、革命軍殲滅に乗り出す。
また、沈黙を守り続ける東部軍に対しても行動を開始。
東部地域の実質上の支配者である、バーサ教祭主オディロンを陰謀により失脚させる。
その後、東部将軍ケリコフに祭主を兼任させ、東部軍の実権を掌握した。
 
混濁した状況の中、ローディス教国の本格的介入を退け、東部軍と和解した革命軍であったが、
事態は思わぬ方向に進展する。
光焔十字軍との戦闘の最中、魔界への扉カオスゲートが開いてしまったのである。
カオスゲートが封印されていたバーサ神殿はその波動で崩壊。
結果、魔界の住人達が地上へ雪崩れ込んでくることとなった。
 
それから一ヵ月後。
革命軍は中央に対し、魔界の住人の存在と危険性を警告。
同時にローディスからの離反と革命軍との和解を提示していたが、
その返答は未だ得られていなかった……。

 
 
 
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