指と指の隙間から流れ落ちていく砂
誰にも止めることのできないこの流れ
掻き集めても、掻き集めてもこぼれ落ちていく
あなたの身体をこの両腕に包み込む
愛とあなたへの思いは朽ち果てたように思え
「愛してる?」
あいまいな自分に問いかける
自分の膝をこの両腕で抱え込む
こぼれゆく砂を見つめ
自分の気持ちと照らし合わせる
流れ落ちてゆく砂に触れ
あなたを思い起こす
いつも浮かぶのは
肌の温もり
困った時の瞳の色
あなたに落ちていく僕の気持ち
刻んでいこう
あなたといた時間
刻みつづけよう
あなたとの証
たとえそれがお互いを傷付けたとしても
あなたと過ごせる時の流れを
僕の心に刻みたい
砂