レポというより限りなくただの感想文です。 |
上演時間:約3時間10分(20分休憩有り) ACTシアターに行くと目にはいるのが大きな犬夜叉の看板。 鉄砕牙を肩に担いで振り向くあっくん「犬夜叉」! すっごいカッコいい。見逃すも何も必ず目に入ります。 同じ写真はパンフレット裏表紙にあります。 そのパンフレット(2300円)はA4サイズで76ページ。 「INUYASHA MagazineVol.2」となってます。 インタビュー有り、1月2月カレンダーにはお正月から開幕までの あっくんのひとこと日記付き。初演の写真もいっぱいで読み応え があります。千秋楽で完売になりました。 重版はしないそうで貴重です。 台本は初演と同じもの、1200円。ピンク色のクリアファイル付き。 (ファイルは「犬夜叉」の文字入り) |
東京・赤坂ACTシアター 2月12日15:00〜(千秋楽) (9列中央) |
初演・再演含めて私が今まで見た中でこの千秋楽が「犬夜叉」最高でした。 役者さんのアドリブ(とくに弥勒の京さん、飛ばしてました(笑))もたくさんあったしみなさん熱演されていました。 とにかく楽しくて楽しくて3時間なんてあっという間。笑って涙して幸せでした。 今回の「おすわり」ゼスチャーでどんなことやったかとか、日々どんなことがあってどういう毎日だったかは、17公演すべてを毎日報告してくれたTRIP・のりこちゃん&ON THE EARTH・瞳ちゃん(他力本願、ごめんね(笑))のところでご覧ください。 初演のときと比べて犬夜叉アツヒロが凄かったのは『声』だと思う。 去年なら、喉がすぐやられてかすれ気味になってしまってたあの声が、今回は気にならなかった。とくに今日の叫び声はすごくて。やみくもに叫ぶのとは違い感情が入ってて心に響いて自然に涙が出てきた。1日経った今もその声は耳に残り、昨日のことを思い出してこうして文章書いてる今も目に涙が溜まってくる。書いておきたいことは山ほどあるのに言葉に出来ません。姿も脳裏に焼きついたままです。 今まで舞台を見て「よかった!」って思うことは何回もあったけど、ここまで役に感情移入させられたのは初めて。アツヒロが好きっていうのとは別のところで、舞台上の犬夜叉に自分がここまで惚れて愛してしまうとは思ってもみなかった。今回のあっくんには余裕がすごく感じられたし。立ち回りは言うまでもなく決まってるし。 日々変化していく舞台だけに、今回はより犬っぽくって仕草も細かかった。例えば座って足で耳をかくところとか、「がるるるる〜っ!」ってうなるとことか。 私は多く観劇回数を踏んでないので、まだまだ犬夜叉に会える気がしてならない、終わった気がしない。終わりだとは思っていない。 光GENJIのLASTコンのときもそうだったけど、私は肝心なときにはなぜか泣けない。 だけど、昨日の気持ちはそのLASTコンぶりのような気持ちだった。 最後絶対泣くだろうな、って思ってたけどその場では幸せをいっぱいもらった気がしてすべてを見届けたくて笑顔で今回も拍手を送りました。 今日のカーテンコールは5回。 1回目は全員が集合して3方向にお辞儀。2回目も全員。すでに観客は立ちあがって拍手をしてた。私もすぐ立ちました。このときあっくんが客席に背を向けて出演者に向かってお辞儀。そのとき大きな拍手が鳴り響いて感動でした。3回目、犬夜叉・かごめ・桔梗の3人で。そして4回目!犬夜叉1人。こぶしを高くあげガッツポーズ!大歓声で皆も同じポーズで応えました。もう最高潮!すでに客電が点き終了のアナウンスが流れる中も拍手が鳴り止まない。そして5回目は全員で。かごめ役の馬渕さんボロボロ泣いてました。大変な役見事にこなした達成感の涙ステキでした。あっくんは目は潤んでましたが、すがすがしい顔してましたし役者さん全員いい顔してました。最後犬夜叉が舞台そででお辞儀し衣の袖を翻し(「バサッ」の効果付き)終了。観客すべてがスタンディングオベーションでした。私達の席近くで、あっくんのご両親が観劇されてたのですが、同様に立ち上がって笑顔で拍手を送っていらっしゃいました。本当は(一般人ですし)ここで書くのはNGなんでしょうが微笑ましかったので・・・。何かとても暖かくて幸せを感じました。ステキな家族です。 犬夜叉と出会えたこと本当によかったです。あっくんにとってもきっと大きな財産になったことでしょう。一昨年、考えていたあっくんに「舞台はどうなんでしょう?」って言ってくださったマネージャーさんにも感謝です。役者「佐藤アツヒロ」の活躍これからも楽しみにしてます。次回「デジャ・ヴュ」での伊集院警部もどういう風に作りあげ染めてくれるのかまた楽しみです。そしてこれからもっと大きくなっていつかまた犬夜叉に会えたら・・・。 本当に2週間お疲れ様でした!!! |
東京・赤坂ACTシアター 1月28日15:00〜 (2列中央) |
期待以上。いや、それをはるかに上回り、初演を超えた出来だと思う。 初めて見る人はもちろん、初演を何回も見て慣れていた人にも楽しめる内容だった。 (注:ここに書いたネタ(?)は日々変わっているかもしれません。) 8ヶ月ぶりの再会となった「犬夜叉」アツヒロ。出てきた瞬間感動した。 「アニメに負けない」「アニメがライバル」始まる前こんなことをあっくんやいのうえさんも言ってたけど、嘘じゃない。カッコいい。 そりゃ、生身の人間がやってるのだから10メートル飛ぶわけじゃない。 でも、確実にパワーアップした犬夜叉がいた。 犬夜叉が最初に言う「うるせぇ、うるせぇ!・・・」のセリフ。涙出ました。 初演のときより数段上手くなってる。声の出し方も良くなってるし。 犬夜叉が桔梗(遠山景織子さん)に封印された後、はじめてかごめ(馬渕英里何さん)が登場するシーン、祠で勉強していて居眠りして目覚めるところは初演とかなり変わっていた。初演では現代から説明がてらのシーンだったが、今回は目覚めたらすでにトリップしていることになっていた。 ここは、細かい説明が省かれていたので、原作も知らず初めて見た人は理解するのに難しいかったかもしれないなぁ・・・って後で思いましたが。テンポがよくなったのでよかったと思います。それに伴い今回はかごめのキックボードもカット。 今回のかごめちゃん、前回より気の強い性格になってたし、弥勒(京晋佑さん)もすごいバージョンアップ。何がってスケベさが(笑)かっこいいのにかなり軽いお坊さんになっちゃってます。かごめの衣装がキュロットスカートだったのだけど、お尻は撫でるわ、スカートめくるわ(笑)。存在感がすごい。ジェスチャーするところで、犬夜叉をいじるのはきっと京さんじゃないとダメだろうし(笑)。弥勒ももう京さん以外には考えられない。あっくんと京さん、TBSのフレンドパークに出てくれたら絶対面白いのに。 念数を回すシーン。目をランランとさせて、羨ましそうな犬夜叉の表情よかった。 今回あっくんを始め京さんや妖怪さん達もすっごく豊かな表情で演技してるので、後ろの方で観劇する予定の方は双眼鏡を持って行かれるのがオススメ。 前の席は表情が楽しめるが、後ろの席でもレザー光線をふんだんに使った効果がキレイでカッコよく全体を見渡せてとても楽しめると思います。 今回の犬夜叉は前にも増して「少年っぽい」(笑) あっくんが「大人っぽい犬夜叉に」って抱負をいってたけど、い〜や「おバカ」で可愛いっっ。 より「犬」に近づいた。かごめに四つん這いで這いまわったり、後ろ足をあげオス犬がおしっこかける真似のようなポーズとか(笑) かごめが虫けら妖怪達に襲われそうになり逃げるとき、食べていたポテチ(カルビーポテトチップス・うすしお味)を下に置くのだけど、それを犬夜叉が座っておいしそうに食べる。「二度とおすわりと言わないと誓え」「手をついて犬夜叉さま助けてくださいとお願いしたら助けてやってもいい」って。それはもう嬉しそうに。 袋を覗き込みながらお菓子をほお張る犬夜叉なんて再演ならでは。かわいいのだ。 他のキャラについても書いておくと・・・。 奈落(西牟田恵さん)初演の時とセリフを言うときの声が場面によって変わった。この人は本当にすごい。妖怪達に話す口調と犬夜叉達に話す口調が違う。いるだけで存在感がすごくてかっこいい。 結羅(村木よし子さん)は奈落に「原作漫画でもアニメでも1、2位を争う美少女のキャラはず」と言われ「漫画は漫画、アニメはアニメ、そして・・・舞台は舞台」といい返すも「レディースマープ」だの「年増」だと相変わらずいじられキャラで面白く、好きな場面です。 飛天(河野まさとさん)の必殺技を見せようとしたとき弟の満天(村木仁さん)が奈落がころがしたおにぎりを追いかけ黒焦げに。このときおにぎりが焼きおにぎりに変わったりと細かくなってる(笑)。この兄弟コンビも楽しいったら。 冥加じい(吉田朝さん)、ジェスチャー場面や今回もかごめの衣装を着るシーンがあって(もちろんキュロット)面白い。軽やかにホントにノミのように飛び跳ねて、重さを感じない動きが出来るのもすごいな。 ジェスチャーは前回「おす・わ・り」の3つだったのが「おす」と「わり」の2つを当てるものに変更。。 犬夜叉「口の中にとろけるようなまろやかな・・・」「吉幾三」「秀樹感激だ。オレも感激だ」「手から顔が生えている」「うれしそう」うーん・・・わけわからない。これの解説すると長くなるので割愛します。 飛ばしてたのは弥勒(笑)弥勒の勢いに犬夜叉ちょっぴり付いていけないのか笑ってた。 七宝(磯野慎吾さん)「どうがんばってもどんべえの出来そこない」「原作ファンからのクレームが一番多かったのも彼」だとかごめや冥加から言われるところがおかしくって。関西弁バリバリでたぬきっぽい。でも憎めなくって。舞台では合ってるんじゃないかな。結構今回またこの七宝ちゃんが見れるのがひそかに楽しみだったから(笑)。 裏陶(右近健一さん)。今回も、鉄砕牙を抜こうとして失敗して体に電気を走らせ、妖怪一族とともに武富士ダンス有り。語尾は右近さん特有の「ザンス」が冴える。歌もステキだしどうしても気になる存在。今回笑えるのは裏陶が復活させた(魂の入っていない)虫妖怪が「レ・イ・ク」って文字を体を張って(笑)人文字作るのが受けた。1回だけじゃなく何回もやるの。私が見に行く時の裏陶、いつも「特製鬼釜で丁寧に丁寧に丁寧に・・・焼き上げましたざんす」のとき笑ってしまってるのは何故なんだろう?(笑)ツボに入っちゃうとか? 犬夜叉と桔梗の回想(夢)。桔梗に向かって「らしくないことをするのも自分らしさのうちだ。・・・人間てそういうもんだろ。」このセリフ好き。 前半の演技の中でもここは初演のときより、桔梗への思いが伝わってくる。 後半での、かごめとのやり取り「一歩も歩けない〜。ねえおんぶして。」のときのシーン。ここの犬夜叉はドタバタドタバタ走ってかわいい。 女の子にからかわれる男の子みたい。座って方をポンっと叩いて「だから乗れよっ」 話し方がかわいいし、かごめに「バカって言う方がバカなんだからね、このヴァカ犬〜!」って言われたあとの犬夜叉の態度は面白い。ひーひー言って怒ってる(笑)。 ここから桔梗とのシーンに移る切り替わり方も今回は良かった。 前回はがむしゃらに叫ぶばっかりだったけど、表現の仕方に強弱がついてた。 四塊の玉のカケラを自分が持ってた方が安全だからといってかごめから取ろうとしたとき、「スマン・・カケラでけったんだな」・・・って言った。はっきり言った・・・。 瞬間「カケラを蹴った?」の図を浮かべてしまった。大事なシーンなのにぃ。 でもサラっと流れたので何もなかったように進んだのでよかった。 クライマックス、奈落(桔梗)との戦い。 もう、ここ文句無しにかっこいい。何回見ても感動する場面なので、私がごちゃごちゃ書くと台無しになるので好きなセリフを書いておきます。 「オレがいいって言ってんだから討て!討てったら討て!」 「こんな化け物でもな、一度は惚れた女だ。この女の不始末、オレがつけないでどうすんだよ!」 「オレはこの世にたった一匹、半妖の犬夜叉様よ!」 その後改善されたようだけど、私が見たときはバックの音楽が大きすぎてせっかくのセリフがかき消されそうになり辛かった。 最後かごめが祠で目覚めるシーン、机の前に貼ってあるポスターが「嵐」で笑える。 そこ、光GENJIにしてくれたらいいのに(笑)。でも無いか・・・(笑) 犬夜叉がかごめを呼びに来て終わるラストもバックから光が当たってカッコいい。 結局カッコいいで始まりカッコいいで終わるレポでした。 カーテンコールも何度もあり、場内アナウンスが始まっても拍手が鳴り止まないあたり、去年11月に行われた某舞台とは大違いで(笑)しかも真ん中に立ってるあっくんを見るのがこの上なく幸せ。 終わってからも余韻にひたってたんだけど、犬夜叉の続編絶対やってほしい!あっくんが軽やかに動けるうちに早く(笑) 他の人には絶対やって欲しくない。キャストが変わるくらいならやって欲しくないけどアツヒロくんの犬夜叉でパート2や3と続くならいくらでも♪ 次回は兄の殺生丸を登場させてぜひにでも。 |