2001年12月24日 20:00〜

Dinner Time
入場前、すでに1部の終わりから販売していた写真が売っていた。今回のDSの写真で、AとBの各4枚入り2セット。もちろん記念に購入しました。
今年は初の食事のメニューにアツヒロの写真入。タキシードを着ていて長髪の過去によく見かける写真。チケットとお揃いになっていてなかなか良いです。
今年はいつもある牛肉のステーキがなくて、代わりに若鶏とフォアグラのソテーが出ました。なぜか魚料理が今年はなかった。Dinnerって肉と魚両方出てあたりまえかと思ってたんであれれ?って感じ。ちょっと足りなかったかも(笑)スパークリングワインを3杯くらい飲んだかな。いや、4杯かも?減ったら継ぎ足してくれたので定かでない(笑)
今回、私の衣装は茶色いベロアのノースリーブなロングドレスを着てシースルーのどちらかというとゴールドに近い茶色のボレロを羽織ってたのだけど、これのそでがヒラヒラしてて食べる時にじゃまだった。お皿に引っかかりそうになってなーんか上品じゃないの、全然。慣れないものは着るもんじゃないなぁ、と苦笑しつつ苦戦しつつお腹がすいていたので殆ど全部食べました。
フォアグラおいしかったな。デザートのムースが出てきた時、もうすぐ始まる。ってちょっと緊張してきた。
Show Time
-Opening-
鐘と鈴の音で始まりの知らせ。神聖で身が引き締まる感じがしてしっとり系で始まるのかと思いきや・・・。
Real World
まずイントロで鳥肌。懐かしいーっ。ライブでよく盛り上がってたよね。メインステージに赤の衣装で登場したあっくんは「質屋の女房」以来少し伸びた髪が金髪。聞くだけだとええー?って思うけど、これがこれが、かなりイケてました。中途半端に黒髪が伸びているより似合っててカッコいい。
久々に見るアツヒロのダンス。衰えは全然見えない。立ち上がって踊りたくなる衝動をぐっと抑えた。昔楽しかったライブの思い出がよみがえった。
-MC-
ファンを見て「ゴージャスな服に包まれ顔も笑顔で・・・」
そりゃそーよぉ。久々だもん張り切るよ、嬉しくなるよ。と頷きましたよ、私。「僕なりのDSを作れたらいいな。ノリ的なものをやりたい」と。期待でいっぱいになった。
あの娘は言う
ギターを持って登場。またしてもイントロで感激。この曲って92年冬コンで歌ってくれた曲。この頃から敦啓独自のカラーが出てきたといっても過言でない。あっくんの影響で私も男闘呼組よく聴くようになったんだよね。また男闘呼組の曲を歌うあっくんを見れると思わなかったので嬉しかった。
インディアンの丘で
これは93年SAY'S CONでヒロくんと一緒にやった曲。あの時はメインはヒロくんでギター参加がアツヒロだったので、聴くのは初めてになる。当時ヒロくんの声にピッタリな曲だったんだけど(元は高橋和也君がメインボーカルの曲)。表現力バッチリで良かった!感想部分のギター演奏で少し音をはずしたのはご愛嬌(笑)だけど、それ差し引いてもホントいい声だった。舞台で声出してる影響もきっとあるだろうね、コレ難しい曲なのに、心に響く歌い方で高い声がすごく綺麗に出てた。
・・・。
ヒロくんプロデュースとして「Welcome」に収録されていた曲。(最近ファンになった方へ解説:「・・・。」と書いて「信じて。」と読みます、あっくんったら晃のDSで「てんてんてん」とか言ってたそうだが。冗談だろうけど・笑)イメージ的にヒロくんや晃に似合う曲だとずっと思ってた。この曲歌っていた時、周りにメンバーがいたような錯覚に陥った。懐かしさがこみ上げる曲だった。ダンスが素敵。
-MC-
「12月24日のクリスマスイブ。イブってクリスマスの前の日だよねー。」とかってイブをやたら連呼してたり、どこやらの変な外人風なしゃべりで「すーごいきんちょーしていまーす」みたいなのが笑えた。変って言うより、あっくん照れてるんだよね。こういう小さなことも嬉しくなった。
イヴの告白
嬉しすぎるよぅ。ウルウルきちゃった。表立ってあまり人に言ったことは無かったけど、90年の大阪X'mas Con限定で歌ってくれた以来封印(?)されていた曲で、また聴きたい。あっくんに再び歌ってもらいたいと常に願っていた。11年越しの今年どうしても歌って欲しかった。イブだもん、初めてのソロDSだもん。今年のDSで歌ってくれなくていつ歌ってくれるの?って思ってYELLOWアンケートでも真っ先に投票したし(投票ってより、のりこちゃんと私のリクエストで最初から候補のリストにいれてたのだけど・笑)とにかく願いが叶って嬉しい。ステージから降りて席を縫うように歩いて歌ってくれました。センターステージ付近の花道沿いに座ってたので真横は通ってくれなかったんだけど、もう満足。選曲してくれてありがとう、って心からお礼言いたい。あっくんに直接言おうと思ってたのに、いろいろあって吹っ飛んでしまい、結局違うこと言ったのだけど、今思い出しても泣ける。あの時とは違った大人のイヴの告白・・・。本当に本当に嬉しかった。
-MC-
(乾杯〜アツヒロ編集プライベートビデオ「僕の夏休み」)

「普段の感じでやろうかな?って思ってる」ということで気取らないアツヒロ流の乾杯をすることになった。自分でグラスを舞台そでまで取りに行く普通さがうけた。取りに行ったのはワイングラスではなくショットグラス。強いお酒をちょこっと飲むときに合うグラスだよね。あっくんはテキーラを例に出してた。日本酒を冷で飲むにもいいかも。帰りに記念品として貰えたのと同じ。乾杯は普通と違ってアツヒロ風という事でクラブ風な(?)ノリで踊ったりしながら「皆さんの幸せに乾杯!」と乾杯する。あっくんと同じ空間で同じ赤ワインを飲めるのがDSの良さだと毎年思う。同じもの飲んでるって思うとワインの味も格別美味しく感じる。
すごいノリだった。テンション高くってどうしたの?って感じだったんだけど、入り口扉付近に晃とかMA・嵐・滝沢君もいたし。アツヒロ自身楽しかったんだろうね。楽しそうなあっくん見るのは幸せ。
話し変わって去年同様「僕の夏休み」という海で遊んでいたビデオを流す。東京1部では機械の故障でボツにしたそうだけど(故障って言えば、去年のDS大阪1部も音出なかったんだよね、悔しいことに)今回はアツヒロ本人がパソコン動かしてました。「うわー。あっさひー」と言うあっくんのアップに続いてバックに流れる音楽は「ザ☆ピースbyモーニング娘。」(余談だけど、私もモー娘のベストやクリスマスソングの入ったCDを車でかけまくってるので嫌いじゃない、むしろ趣味が同じで嬉しい・笑)日焼け止め塗って遊んでるのだけど、かなり分厚く塗ってて真っ白のパック状態で「質屋の女房」に出る為とは言え、まるでバカ殿。そこまでして遊ばなくても。と思うには思うが、楽しそうな顔が可愛いので許します(笑)。楽しく遊ぶ為に仕事も頑張ってるんだったよね、あっくんは。ちゃんと切り替えれる性格だから立派だよ。海仲間としてTOKIOのたっちゃんも映ってました。しゃがんでパソコン操作してる姿は普通っぽくって良いね。素丸出しで。編集に4時間かかったと言ってました。事務所が許してくれるのなら、アツヒロ自身にホームページ作って公開して貰いたい。情報とかじゃなくってさ、写真とかムービーとかいっぱい載せて、あと詩とかね。センスいいものになると思うんだよねー。きっとココみたいに安っちいのじゃなくって(笑)
センターステージからバックステージ方向に花道を歩いてきて来年3月にやる舞台「ありがとうサボテン先生」の話題を少し。なんと学校の先生役だそうです。「信じらんなーい」とのお客さんの声に「軍人役のときも、どうする?やだーって思ったでしょ?」
「稽古をしっかりやって役作りしたいと思ってるので、時間があれば見にきてください」とのことです。
Tomorrow
アツヒロの作る曲に順番つけたくは無いけど、私にとって1、2位じゃないかってくらいバラードの中では大好きな曲。初めてこの曲をライブで聴いた時、すごく感動したことを今でも思い出す。CDアルバムに収録される予定までなってたのに、結局はビデオのみの収録となり、いつでもどこでも聴けないという点でも大切な曲。アルバム発売だった予定日、99年4月21日(そう最悪の年だよ・笑《あっくんも「インターネットとか見ても、99年はオレのファンにとっては最悪の年」と東京1部で言ってたそうだけど、どこ見てたの?・笑)そんな日にココのサイト「Tomorrow」をオープンさせているので、私自身この曲とタイトルに思い入れがとても強い。CDが中止になってそのショックでオープンさせるのも辞めようかと悩んだけど、今になって思うとあのとき逆境に負けずに思い直してOPENし、あっくんを応援しつづけていて良かったって。今とても幸せだから。あの頃何にも活動無いから「ファンやめるー!」って掲示板で宣言してた人もいたっけ。つらかったなぁ。今思うと。全く持って私事ですが・・・。1部では歌詞抜けまくりだったそうだけど、2部は完璧(たぶん)だった。舞台であんなに完璧にセリフ言ってるのに歌詞抜けてちゃこの曲意味が無いよね。ちゃんと聴けたので良かった。歌詞間違えないかな?って心配出来るのも歌い手あっくんの時ならではで、そういう気持ちも懐かしくて嬉しかった。舞台ではなんの心配もないから。
-バンド紹介-
MEN'S BUGI〜メドレー(ガラスの十代〜パラダイス銀河〜Diamondハリケーン〜太陽がいっぱい〜PLEASE〜風の中の少年〜赤鼻のトナカイ)〜MEN'S BUGI
MEN'S BUGIって過去に何度も聴いてるけど、すごくのれる曲。気づくとステップ踏みながら見てた。座ってじっと見てなきゃいけないのは酷。歌詞にある「ワンレンボディコン」ってのが時代を感じるのだけど(笑)当時の世相を反映させてた歌だよね。その後続くメドレーも間奏というか繋ぎの部分はMEN'S BUGIのイントロなので1曲1曲は懐かしいのだけど新鮮な感じ。イイよイイ!ソロならではのメドレーだったと思う。度々間に挟む「ウィ〜っ」ってなんなんだろ?楽しすぎた。あっくん自身が「オレが盛り上がっちゃった」って途中で言ってた。皆もカナリ盛り上がってたね、楽しかった。あっくん指示の元、皆で手をたたいてカウント取って1クラップ2クラップって取るのも最高に盛り上がってた。10は多すぎて無理だったね(笑)一体になれるのがライブだよね!(違う違う、DS・笑)このメドレー中ずっと私笑顔だったと思うよ。
太陽の下で風になって
ブルースハープを披露。7月の舞台「室温」以来(笑)久々だ。嬉しいツボを休み無く見事についてくれる。サビのところで手を左右にライブの時みたいに振りたくなったけど、自分が着てる服がちょっぴり振りに似合わない・・と思って辞めた。でもやっても良かったなーって後になって思った。前方右のスクリーンではプロモビデオが流れてたけど、目に入ってのは最初だけ。生アツヒロ見なきゃもったいないもの。
WISH
なんか聞くところによると、この曲も東京1部ではボロボロだったそう。演奏止めてやり直したとか。自分で作詞した曲なのにね(笑)でも2部ではTomorrow同様大丈夫だった。この曲って聴くと頑張ろう!って思わせてくれる。詩がすごく良い。一時期この曲ばかりを繰り返し繰り返し聴いてたっけ。2年前、99年のジョイントDSの時唯一のあっくんのソロだったこの曲を泣いてしまって歌えなくなった回があった。その時のこととかを思い出し浸りながら聴いた。WISHのサビを歌ってるときのあっくんて好きだな。
-アンコール-
最後のGood Night
しっとりと聴かせてくれた。昔すごく可愛い声で歌ってた時のあっくんの事思い出して懐かしくなった。寝る時はいつもこの曲かけてたなー。当時この曲録音するとき、上手く歌えなくって何度も撮り直して、悔し涙流したんだったよね。それを聞いて泣いたときもあったっけ。Mステでブランコに乗って歌ったりもしたし。今の声で歌っているのを聴きながら過去のこといろいろ思い出した。光GENJI時代のソロの代表作。歌うたびに表現の仕方が上手くなっていくし、一番成長がわかる曲だと思う。あっくんの歴史を物語るというか。これは一生歌いつづけて欲しい曲だなぁ。
愛だけ・・・
歌詞時々抜けちゃってたね(笑)出だしも失敗。しっかり歌おうよ、と思ったけど私も歌えないので何とも言えない(笑)。あっくんに甘いんだよなー。間違っても、うわっ可愛いって思っちゃうもん。最後「ありがとうございました。メリークリスマス」で終わるかと思いきや、オマケが。
メインステージのカーテンが閉まり、曲が終了したのにセンターステージにとり残されたあっくん「おい、閉まってるよ。カーテンしまってるよ。帰れないじゃない。延長じゃん?(笑)」なんてあっくんが言って、皆「えー!」「やだー」と。にやっと笑って「まだやるよ」とアカペラで再び歌うとカーテンが開き再び歌いだして、来客が入場してきた扉からアツヒロ退場。
-退場-
出口で握手&記念品(Atsuhiro.Sと描かれたショットグラス)をアツヒロ本人が一人一人に直接手渡し
帰りがけに握手してから、直接記念品をあっくんから貰えるのって初めて。今までは受け付けでチケットを引き換える時に貰っていたので、今回本人から直接ってところがポイント高かったのではないかと思う。箱にずらっと並べてある中から、1つづつあっくんが取って渡してくれるんだから。しかもケースに貼ってある番号も1つしかないわけだし(番号は整理番号と全然違ってるけど)。使えるものだしね。
一緒に行った友達はみんな色んなことあっくんに言ってて(笑)あっくんも楽しそうで(ホントは疲れてるだろうけどね)、作り笑いと心から笑ってくれる顔って全く違うけど、本当にいい笑顔だった。私が言おうかなって考えてたのは、上でも書いてたイヴの告白を含む今回の選曲について。でも、前の友達が質問した事の返事の仕方が可愛くって可愛くって。一生懸命に言ってるんだもん。その友達とのやり取りの最中から、すでにあっくんは握手してくれてた。(握手って言うよりずっと手つなぎ状態だったっけ・笑)多分他の人たちより結構長かったと思う。某Nちゃんよ、ありがと(笑)・・・なので、気づくともう握手したままだから言う事ぶっとんでて、全然普通に次の舞台の事なんて話してしまった。うーん、いいんだけど勿体無い(^-^;話してるときあっくんって相手の目をしっかり見て答えてくれるし、すごくいい笑顔してくれるんで、いつまでもいい余韻を残してくれる。あっくんから幸せをいつも貰ってる気がする。


まとめの感想
 席も花道横で良かったし、聴きたかった曲盛りだくさんで楽しかった。今までのDSで一番良かった。感動した。熱唱するあっくんも、ギター演奏するあっくんも、ダンスをするあっくんも、ブルースハープを吹くあっくんも、MCでおとぼけ発言するあっくんも。金髪なあっくんも、握手のときにまっすぐの瞳で最高の笑顔をくれたあっくんも、みんなみんな良かった。今更こんなこと言うのもあらためてすぎて恥ずかしいけど、やっぱり好き。大好き。

ディナーショーだからしょうがないけど、Show time1時間半って短かい。だけどものすごく中身が充実していて、時間の短さはあまり気にならなかった。過去のDSだと「え?もう終わり?」ってソロ曲の少なさと自分の中での見所は何処だったんだろうか?と疑問ばかりが残り、本来のアツヒロらしさもジョイントの中ではなかなか見えてこずに消化不良起こして、楽しかったと言えても余韻が残ったことはなかった。あっくんは昔から人に合わせる性格なので、自分らしさを出さないという気持ちも理解していたけど、MCと握手が一番楽しかった。という感想ばかりが出てくるのはどうかと思っていた。

 しかし、今年のDSは初めてのソロということで、どういう構成でやってくれるのかかなり期待してた。皆の意見も聞いて見たいと思い、いつも「YELLOW」企画は他の人にお任せして甘えていたのに、今回は張り切って9月の時点で「好きな曲・歌って欲しい歌アンケート」をしようと提案して作った。過去にあっくんがソロで歌った全ての曲を拾い出してきてリストも作った。大変だったのだけど楽しかった。何かの機会にあっくん本人が目にしてくれて参考にしてくれたら良いんだけどな。なんてこともチラッとよぎってみたり。とにかく自分的には随分前から、今回のDSは楽しみにしてた。その期待通り、いや期待してた以上のモノをあっくんは見せてくれたと思う。自分がどんなにアツヒロライブを待ち望んでいたのか、あらためて思い知らされたのも事実。
 役者として頑張ってるあっくんを見ていられることも充分幸せに思っているのだけど、役になりきって演じている役者アツヒロを見てるのであって、佐藤敦啓でいるあっくんじゃない。割切れないわけじゃないはずだけど、どこかに寂しさを感じてる自分がいた。そんな事を言っても始まらないと思い、あっくんのライブや歌という言葉を自分の心の引き出しにしまいカギをかけていた。
それが今回のDSでは今まで胸につかえていた何かをあっくんが取ってくれた気がする。こうやって書いている今も、24日の事が思い出される。こういう気持ちって最後にライブを見に行った時以来かもしれない。
次回、またいつか歌ってくれる日が来るまで待てる気がする。引き出しにカギなどかけず、本棚に入れて時々取り出して見れるような心の余裕が今の私には感じられる。
 まずは3月の舞台「ありがとうサボテン先生」先生役だそうだけど、今年は半妖から警部補、出所してきた犯人役、軍人とクセのあるどんな役でもこなしてきてるあっくんのことなので、あらたな舞台上に立つアツヒロに会うことが
楽しみです。でももう少しだけ、このDSの余韻に浸りたいな、というのが本音です(笑)だっていまだに感動しまくってるから。