レポというより「M’s Diary」番外編です。ネタバレ有り。
文才全くありません(^^;)
名古屋・名鉄ホール
上演時間…約3時間10分(幕間休憩30分)
販売物…プログラム(パンフレット)1部1000円

11月28日 11:00〜(千秋楽) (7列右)
とうとう千秋楽。久三郎あっくんも見収め。
1ヶ月公演休みが1日しかないという長丁場お疲れ様でした。>あっくんへ(笑)
何回見ても可愛いねぇ。イタいかわいさ(笑)でもそれがすっごくよく似合う。
今日は最後ということでカーテンコールありました。あっくんはピン子さん達に可愛がられてたんだなって実感。最後のあいさつはピン子さんしかなかったけど、真っ先に名前が出てきたのが「あっちゃん。」頑張ったと誉めてました。あっくんの照れ笑いも可愛かった〜。
しかも「家族になった」とまで言われてたしね。また一緒に仕事が来る日が来そうな発言でしたね。なんでも、この舞台好評だったということで、再来年に続編が上演されることが決定したそうです。名鉄ホールで2年後のスケジュールが決まることは全然普通のことなので驚かないけど、気になるのはメンバー。役名がそのままの芝居になるでしょうけどあっくん扮する「久三郎」が出るかどうか気になるところですね。まだどうなるかわかりませんけど、また名古屋に長期来てくれるのはすごく嬉しいので歓迎なんだけども、私は続編なら「犬夜叉」を強く希望しますね。アンコール公演見に行くときのアンケートに「続編希望!」って書くつもりですし(ってまだアンコールも見ててないって(笑))
でも「第九」も今回は、医者の村上が手術をする病院の庭で芸者や久三郎達が応援のため「交響曲第九番(第九)」を歌ってエールを送るところで終わってるので、続編では予想するに、村上の病気が治り、芸者衆がドイツまでは歌いに行くだろうし、久三郎も成長してのれん分けしてお店開くとかたまちゃんと一緒になるとかそういう話になると思われるんだけど(笑)。もちろんあっくんが出るなら2年後だろうと行きますけどね!名古屋だし。
あっくんのカーテンコールでのあいさつの仕方は「犬夜叉」のときからやってる両手をあわせて拝む感じのポーズを何回かしました。満足そうな表情でよかったです。見た瞬間「あっ犬夜叉さま〜」って口走っちゃいました(笑)
いろいろな意見あるかと思いますけど、こういう舞台も経験出来たことはあっくんにとってとても良かったと思います。だけど何回見ても、お客さんの反応についていけませんでした・・・。おばさま達と私たちが笑うツボがどうも全く違うようで最後までなじめなかったわ。(苦笑)やはり商業演劇って独特だわね(笑)
追記(Diaryより):カーテンコールであっくんがウルウルっとして涙を見せてたの。
その涙はなんだったのかは本人じゃないとわかりません。ピン子さんの言葉にウルルンってきたのか、終わるのが寂しいのか、あーやっと終わったよーの涙か、達成感なのか・・・。決め付けることは出来ませんのでコメントは控えますけど、潤んだ瞳もすごくキレイで、涙をこらえるためか顔を上下に何度も動かしてる姿を見てると千秋楽見に行って良かったな〜。って思った。
11月12日 11:00〜 (4列右)
久三郎がかわいいのは相変わらず。以前にも増してキュートさ倍増(?)笑顔がかわいいっ。あっくんって顔をくしゃっとして笑うときってしわが寄るでしょ?(笑)。もうそれが猫というよりしっぽを振って懐いてくる子犬ちゃんってかんじ。つくり笑いじゃなくって心からの笑顔でかわいいの〜。セリフもなじんできてより自然でした。
今回見てやっとこの舞台になじめた。前回書いたとき暗転が長くてダレると書いたけど、よくよく考えてみればこの舞台ってお茶の間でホームドラマを見てる感覚と一緒。
その暗転はテレビで言うとCM。ほのぼのとした音楽が流れてる間は首をまわすとか、伸びをするとか、椅子に座る姿勢を正すとかしてれば(笑)気にならないもんです。暗転になるたびに拍手がおこる舞台ってのもはじめての経験なんだけど、これも悪くないなって思う。苦手なものを克服する気分?(笑)
どこであっくんが出てるかもわかってるからそれに気を使う必要もないので、見逃してた細部まで見る余裕もあり、そういうのを見つけるのも楽しかった。例えば芸者がそろってドイツに行くためのパスポートの写真を取るため、順番を待ってる芸者さんの一人が見てた新聞は11日付け(前日)の中日新聞だ。とかね(笑)。でも一つだけ肝心なの忘れた。一番最初に登場してくるところで、持ってきた寿司桶に書いてあった寿司屋の店名。昨日まで覚えてたのにすっかり忘れちゃいました確か1文字だったような。(^^;
内容も、今回は集中して見た。客席のあちこちからすすり泣く声が聞こえてくる。笑いも多々あるから完全なお涙頂戴話ではないのだけど、医者の村上が手術に難しい病気だと明かすところや、村上の奥さんが戻ってきて家族で手を取り合うシーンなんかはまわりで泣いてました。つられてウルっときちゃいましたよ。前回はそれほどでもなかったのに今回はなぜか。最初は戸惑いが大いにあって違和感ばかり感じてたけど、そういう雰囲気に慣れたんですね、きっと。セリフがもっと多ければいいのにって思うことが不満に思う原因で、それを抜けば以外に面白いじゃん・・・と。
嬉しかったのは第二幕第二場の最後舞台上であっくん扮する久三郎が一人残され泣きさけんで暗転するところ。隣に座った年配の方が私に「今のお兄さん、演技上手ねー」って泣いてるんですよ。「何て名前なのかしら?」って聞くので「佐藤アツヒロです」って教えてあげたら、あとでプログラム確認してあっくんのプロフィールの載ってるページ見て「華があるわね。テレビドラマとかでもっと見たいわ。」って♪おばさまのハートまで掴んじゃうあっくん、さすが!私は自分の事のように嬉しかったなぁ。ドラマも映画もバンバン出て欲しいです。限られた人しか見れない舞台だけでなくテレビや映画だったらもっと多くの人に見てもらえるんですよね。うん、いいかも(^-^)
今回は舞台上に居てもセリフがないところが多かったりするんですけど、その分表情が大事になってくる役ですからあっくんにとっていい勉強になってるんじゃないかな?って思う。
11月3日 11:00〜 (6列右)
う〜ん・・・。見てきた感想は今までの中で一番困る。
困るので感想も書きにくい。でもこれは私の意見なので私が書いてる感想を鵜呑みにしないで参考意見として読み流してください。

久三郎(敦啓)ったら可愛い〜〜ッッ!!!!
今回の舞台はコレに限りますね。限るっていうか、これだけ。これしかって感じです(笑)あれで出ずっぱりだったらいいんだけど…。演じてるあっくんって27歳なの?って確認し直したいくらいの無敵な可愛さったらない。きっと見に来てた熟年の方はもっと若いと思ってたに違いない。
内容的には何回も見なくていいかもしれないけど(笑)、あのあっくんの表情、しぐさ、言い回しは1回くらい見る価値ありよ(と思いたい)。最後に歌ってる姿も見れるし。みんなで歌う「第九」だけどね(笑)。だから声は小っちゃくしか聴こえないけど、ホールで歌ってる姿を見るのは久々でちょっぴり感激。一人だけで歌って欲しかったけど。
今回の久三郎は「わざとらしい」「大げさ」な演技なので、こういうのが嫌いな人はサムいというか引くと思う。ほとんどあっくんの場面はコミカルです、一部を除いて。
舞台の内容は難しくなく単純でわかりやすい。あっくんの出番が少ないからね。途中何度眠くなったりダレそうになったことやら。あっくんが出てた時はまわりを見る余裕がなかったから・・・っていうか見るつもりがないっていうか、可愛すぎて見逃すのが勿体無かったので、今回は(も(笑))あっくん中心でしか感想は述べれません。
ダレる一番の原因は一場ごとに暗転になるときの時間の長さ。セットを替える時間が掛かるんではないみたい。だって長々暗くて待たされてもセットは全く変わってない時もあったし。今回は芸者が中心だから着物に着替える時間が長かったのだろうし、勝手な想像では赤木さんが割と出ずっぱりなのでそのため休憩を長く取ってるのか?(失礼だけど(^^;)・・・って感じなんだよね。今までの舞台がみんなテンポが速かったし、それに慣れてるせいもあるとは思うけど、それにしても長かった。何度寝ちゃいそうになったか。プログラムをあらかじめ見ていたので、あっくんが出ない場だってわかってると余計にその場の前って気が抜ける。
あっくんも裏での待機時間が長かったのでいろいろやれる時間があったんじゃないかと思う。出てくるたびに変わってるのは衣装だけでなく、微妙に髪型変わってるし(笑)。今回の髪型は短めだけどいかにも「板さん」って感じじゃなくって似合ってたし、顔の色もそれほど黒さを感じなかった。ト○ノの化粧品とか使ってたとしたら笑うけど。そう言えば雑誌で「波乗りするときに顔中日焼け止めをベタベタ塗って真っ白だったので「バカ殿」ってみんなに言われてた」とか言ってるわ。その効果はばっちりあったようで、なによりです。
「久三郎」って「卵(石野真子)」に惚れまくってお互い好きあってるのでベタベタイチャイチャ。年齢の設定が不明でまるっきり姉弟にしか見えないんだけど、それはそれでかわいい。悪く言えば話の筋からはいなくてもいい存在。でも出てくる人物は殆ど女性なので、いるだけで引き立つっていうかそんな感じ。セリフがなくってもちょこんと座ってるだけで花が添えられる(笑)。芸者が沢山の話の中で若いオトコである「久三郎」が花っていうのは変?でもそれしか言えない。
面白い場面はそれなりにありました。各場の見どころはまた後日アップする予定(…は未定(笑))があっくんが出るところだけ(九場中五場)下で書いておきます。
第一幕
第一場:「夏の家」茶の間
幕があがってすぐに右方向から自転車に乗って登場。
寿司桶を持って携帯電話で卵=たまちゃん(石野真子)に電話をしながら「夏の屋」まで来る。たまちゃんにお寿司を渡すのだけどなんとおもちゃの回転寿司セット。これ前に「はなまるマーケット」で紹介されてたので存在は知ってたけど、ちゃんと寿司が回る(笑)それで楽しそうに食べるんだけど、たまちゃんが女将の夏代(赤木春恵)に呼ばれるので久三郎は寿司を下げて帰る。
3日の11:00公演ではその寿司を落とすのだけど、さすが舞台慣れしてるのでアドリブでさっと拾って去ってくという初っ端からハプニングも有り。
(服装:板前姿で首から青いストラップの携帯をぶら下げ靴はスニーカー))
第三場:見番事務所・大広間
医者の村上(江原真二郎)が芸者にドイツに「第九」を歌いに行ってもらいたいとの依頼に「第九」の曲がわからない芸者たち。そのやりとりを左端でちょこんと座りながらたまちゃんとコソコソ。卵が曲を知っていて歌うのだけどそれを笑顔で見守る久三郎、うなずいてる顔が非常にかわいかった。あげくのはてに「第九」を持っていたラジカセで流すのだけど、かわいくステップを踏んでたまちゃんと踊るキューちゃん敦啓(笑)「バカップル」とも言う。…それでも可愛いんだな(笑)
(服装:オレンジのTシャツの上にモスグリーンのベスト、ベージュのパンツ)
第二幕
第一場:「夏の家」の茶の間
たまちゃんが「夏の屋」に泊まっていた村上にせまられる。「昨日約束していたではないか」と言い寄られ階段でそのやりとりを隠れて聞いてた久三郎が駆け寄り村上を持っていた包丁で刺そうとするのだけど、すっとかわされて転ぶ。これは「犬夜叉」での「おすわり」のようで、思わずおお〜っっ!って感じ。その後も取り掛かろうとするけど転がってしまう。この軽やかな身のこなし!キューちゃんじゃなくって犬夜叉様を見た。鈍ってない。ここは久三郎の見せ場の一つだったのかな。結局包丁は偽物だったんだけど、一途でストーカーまがいなキューちゃんを演じてたな。
(服装:板前姿に青いスタジャンを羽織りハダシに草履)
第二場:「夏の家」の茶の間
あっくんが出てる場面でこの場が唯一のシリアスな場面。
半人前だったたまちゃんが「君代」と名前を変え芸者になる。寿司職人としては一人前ではない久三郎とはまだ一緒になることを認められないため、しばらく離れなければいけない。そこで君代からいつも持っていたピンクのバッグを渡されて別れる。このバッグをキューちゃんは首から提げるのだけど、なんだかかわいい。その後君代たちが立ち去り一人残されバッグの中身を見ると君代から久三郎に宛てた「愛してる」の紙が。バッグを胸に抱きしめて泣き叫ぶシーン。これが今回のあっくんの最大の見どころかな。悪くはない。でも「犬夜叉」で桔梗を追って叫ぶシーンの方がどうしても私の中では勝ってしまう。本当に悪くは無いのよ、拍手も沢山あって。舞台を見つづけてきて私も欲が出てるのかな。見せ場が少ないだけにもっと上を期待していまいます。
(服装:板前姿(下はジーンズ))
第五場:大学病院の庭
結局芸者たちはドイツには行っておらずそのかわり、難しい病気の手術をする村上を応援するため庭で皆で「第九」を歌うことになる。右から左から黒い着物を着てずらっと並ぶ芸者達。これは圧巻でした。この芸者たちに楽譜を配る役目が久三郎。長時間出てこなくてようやく出てきたと思ったら「楽譜です」というセリフだけ。う〜ん・・、不満。ただ嬉しかったのは全員で「第九」を合唱する姿が見れたことかな。ステージ上で歌うことなんて今までの舞台ではなかったから去年のディナーショー以来。「歌ってるよぉ!」ってそんなことだけで嬉しかった(笑)。楽譜をしょっちゅう見てるのは演技なのか、本当にあんまり覚えてないのかは謎(笑)。わからないってことは演技が上手いのか?(笑)
(服装:深緑のVネックセーターに紺色のパンツ)
幕が下りた後観客の拍手があっさり終わっちゃうのには驚いた。
カーテンコールがあるのが当たり前だと思ってたから拍子抜け。もし拍手をやめずに続けていたらあったんだろうか?「第九」の合唱が終わって素のあっくんが見れないのは非常に残念だった。それともそれだけの舞台だったんかな。実際私も見終わって「疲れた・・・」って思ったし。とにかく可愛いあっくん、今までの舞台とは全く違う演技を見たい人にはオススメの舞台ですが、スローテンポが嫌いでとにかくあっくんだけを見たい人にはちょっと辛い舞台かもしれないです。長々と話すやりとりに何度か眠くなったち舞台以外のことを考えボーっとしてしまいました。もちろんあっくんが出てない場面ですが(^^;
あっくんじゃなければ出来ない役ってわけでもなかったし、ハマリ役でもない。「犬夜叉」がハマリすぎたのが一番の原因かも。結局は「犬夜叉」が見たい、待ち遠しい。それが感想になってしまいます。
3日は6列右寄りで見ましたが、これが1列とかだったら失礼なお客だったかも。ここまで書くともう見に行かないかとお思いでしょうが、回数増やしてしまいました(笑)。