1997/Sep

 1          
     9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

INDEX
HOME


SEP/1(MON)
首位戦線を取り上げないラジオなんて
都圏のラジオ聴取率週間(8/18−31)が終わりました。聴取率週間ならではの「特番」編成で、「いつも」のラジオ番組が好きな層にとっては幻滅の2週間でもありました(NHKはその点合格です)。それでもこの週末(8/30・31)、文化放送は当初放送予定のカード読売−広島戦を飛ばして西武−オリックスの首位攻防を中継するという英断をしました。地方向けにはセリーグを配給していたようですが、これは「平常」を感じさせる編成でさすがです。
昨日は東京ドームが早く終わり、ヤクルト・横浜といった上位チームの試合が続いてました。かつてニッポン放送はこれら、在京セリーグの試合終了までリレーで中継していました。ところが久々にダイヤルを合わせると「平常」番組ではありませんか。その間、横浜は甲子園で苦戦して、最後には佐々木まで出してランナーを2・3塁まで進められるという展開でした(最後は抑えましたが)。ニッポン放送を聴いている横浜ファン(そしてヤクルトファン)は怒らないのでしょうか。
インターネットで情報を追いかける、テレビ神奈川の中継を見る。CSを入れる。ファンならそうするし、直接首位が変わらないから中継してもしょうがない。もちろん、中継カードが終了してますから、平常番組にされても仕方がない部分があります。でもねぇ、前は10時になろうが11時になろうが、在京チームの試合は最後までフォローしてたじゃないですか。読売ファンの数が多いことに対し、聴取率週間だからということでカードを中継することを百歩譲って認めるとしましょう。その間に刻々と経過を速報したのもよしとします。しかし、なぜ最後まで結果を追わないのですか。それはラジオがラジオであることを放棄している−−と言われても仕方ないでありましょう。
セリーグを制するのがヤクルトとか横浜だとしましょう。その時、かの局は「うちこそがヤクルト(もしくは)横浜のゲームをずっと追いかけた局だ」というでしょう。そんな局しか持てないファンはかわいそうです。そういう意味でも私は広島ファンです。(山田壮一)

UP


SEP/2(TUE)
子どもが駆け回る
曜日、久しぶりに家族で出入りの教会に行きます。1年近く牧師がいなかったその教会に与えられたのは、家族6人。教会に入ったとたん、4人(女1・男3)の子ども(9月にはもう一人出産予定)が所狭しと教会を駆けずり回ってました。目を離すと1人は道路を飛び出しそう、1人は頭をぶつけて泣き出しそう。1人はタオルを振り回して接近し、もう1人はスイカを食べまくる。妻がしみじみと「子どもが多くなると、あぁなるのね」と言ってました。
帰宅後、彼らに刺激されたのかどうか、うちの子たちも一つどころにおとなしくしません。夜10時。一応就寝時間なのですが、寝ようとする親に構わず、下の子は電気スタンドを支配下に置こうとし、上の子は親に馬乗りになってきます。寝かせつけるまでの時間がここに来てかかっているのです。そうこうしているうちに、となりの部屋まで下がハイハイしてやってきて、上も後を追いかけます。寝床にもどし、また動き出し......というのを10回以上繰り返し、親がほうほうの体になったところで、彼らも寝ます。その後何度も起こされるのですが。
内弁慶のうちの子たち。どうにかして大勢の中に慣れさせたいのですけれども、近道は子どもの数を増やすこと。しかし、もう1人増えたらわれわれの負担が増す。その前に目の前の2人と格闘している毎日であります。いや、格闘しているのは妻で、私はそれを見ているだけか。
(山田壮一)
UP


SEP/3(WED)
宮古発・さんまふるさと便
ブリシティの類を今まで極力書いてこなかったつもりなのですが、今回は例外です。
昨年、さんまが不漁でした。おかげで地元にいても安くないさんまを買う羽目になり、地方発送をする業者は苦労したといいます。でも、今年は大丈夫。
宮古水産物商業協同組合(電話・FAXとも0193−62−5061)がさんま便を取り扱って2年目になります。昨年は1年目ということで不備も目立ったのですが、今年は昨年の反省を生かし、案内も手際よく出してます。折り込み広告まで入ってきたところに、力の入れようが見えます。このさんま便は、半冷凍状態で送られるので、刺し身にして食べることもできます。お試しあれ。
気になる値段なのですが、20尾入り=2,600円(送料込み。沖縄は3,600円)となってます。大船渡のさんま便が15尾=2,500円、20尾=2,900円(ここは全国均一といってます)と値段を上げたので、宮古の努力が光ります。それでは、申込み要領です。
1.受付期間/9月1日(月)〜10月15日(水)
2.申込み方法/FAX、郵便または電話で申し込む(フリガナ・電話番号を忘れずに)。
3.申込み・問合せ先
〒027 岩手県宮古市臨港通5−20
宮古水産物商業協同組合
TEL・FAX 0193(62)5061
郵便振替口座 02350−9−14454
4.商品発送/受付順に発送。ただし天候不順や漁の状況で発送が遅れる場合あり。
5.支払い方法/後日依頼主に送付する郵便振替用紙で送金(送金手数料は依頼主負担)。

問い合わせは直接組合の方へどうぞ(というわけで、きょうの署名はありません)。
UP


SEP/4(THU)
保守的なパソコン利用
りげなくパソコンを買う同僚が増えています。手を出しそうになかった同僚が、表計算ソフトの研修をきっかけに購入を決断。「私のパソコン『ワード』しか入ってないんですよ」という一言を愕然と聞いてました。パソコンは一部で使うものでなくて、誰でも使うものに変わってきたのです。その話から、ソフトの売れ行きの話になって
「ソフトの売り上げで『ワード』がダントツの1位なんだそうです」
と別の同僚がいきなり言います。これ、どこの誰がいつ調べたかでデータは全部変わるのですが、彼の発言は続きます。
「ワードの方が(他のワープロソフトより)使いやすい」
彼の知り合いが言っていたそうです。確かに、「いっきにわかるWord95」の後書きを見るまでもなく、習熟してしまえばワードの操作の方がスムースにできます。しかし、私が続けます。
「問題は、その前に使っているワープロが『一太郎』か『OASYS』か『ルポ』かで、操作しやすいかどうかが決まってしまうから、そこにとどまっていると『ワードがいい』といいきれないことがある」−−。
私はいつから、こんなコンサバなパソコン利用者に成り下がったのでしょうか。帰宅後、改めてそのことを実感することになります。
雑誌についてきた「フリーウエア/シェアウエア集」のCDからいくつかインストールしてみます。売れ線のメールソフトをインストールして、解凍し使ってみます。20分ほど使って−−でも、いまのソフトを使うのと大差ない。ハードディスクの容量も少ないし、やめた。気を取り直し別のMIDIソフトを入れます。再生を試みたところ動かない。別のプラグインを使ったところ動く。−−インストールの意味がない、やめた。
もしかして、世に出ているソフトでもっと操作性が楽になるものがあるかもしれませんが、それよりも今のソフトを使っている方がいい。やっぱり私、保守的なパソコン利用者であります。(山田壮一)
UP


SEP/5(TGIF)
恐るべしキティちゃん
ティちゃんグッズを持っている女生徒が珍しくなくなりました。この前清掃に来た生徒を見ると、ヘアピンにキティ、プラスチックの数珠(=リストバンドのつもりか、信仰心からか)にキティ、ハンカチにもキティというありさまです。授業に行くと女子は例外なくキティグッズを用意していて、透明の筆記用具入れにキティ、下敷きにキティ。昼食時の弁当箱を見ると......もういいですね。
「Hello Kitty」のコピーライトを見ると1976、1997とあるので20年ぶりのブームだというのがわかります。ブームを感じたのは上京中の
TOKYO−FM「キティちゃん、渋谷に登場!」を聞いた時、異様な盛り上がりでした。ですから「これは来るな」と実感したのですが、なんでいまさらブームなんですか?
それは、20年前のキティちゃん世代が親になって、娘にキャラクターグッズを買おうとした時「まぁ、キティちゃん」と手を伸ばしてしまい、商品が売れ始めた。サンリオもそのへんを心得ていて、品揃えを見直したところ売れた。そこからOLが飛びつき、高校生にも波及します。事実、盛岡のサンリオショップにあった棚の2/3を占めていたのはキティちゃんグッズでした。日曜日、店に15分ぐらいいましたが、キティちゃんプリクラは撮影が途切れることなく、これも人気です。
さて、「おそるべし」というのは娘に買ったはずのキティタオルを、「きってぃちゃん」といって奪うのが息子(=2歳8ヶ月)だということです。
「これはおじょうちゃんの」といっても、べそをかいて「きってぃちゃぁん」といいます。いや、2歳男子のハートをつかむキティちゃん、恐るべし。(山田壮一)

UP


SEP/6(SAT)
「成績主義」の給与になったら
日、組合の「成績主義賃金導入阻止学習会」というのがあって、行ってきました。
40年前、文部省は「勤務成績が特に良好な者」にだけ特別昇給を認める制度が導入されました。そのために「勤務評定」が必要になるのですが、大多数の県では形骸化したものになってます。なぜならば、子どもと教師の心の間に金銭的なものが入れば、教師が子どもの方を見ないで管理職の方を見てしまう。現状でも「昇任」を考えている教師は管理職の方を見てますから、まともに勤務評定が実施されたら管理職の顔色伺いがますます増えることでしょう。実は岩手では、校長の書いた「勤務評定」を見ることができます。そのことで勤務評定を昇給の材料にさせることなく、順番に特別昇給が回ってくるようになっています。多くの県もそうだと思います。
昨日問題になったのは、東京のように「成績主義」の給与が導入されている(例:勤勉手当に段階をつける)場合、愛媛のように「勤務評定」を見ることができない場合にどういうことが起こるかという事例でした。こういうことが評定されるのだそうです。
・他の先生の授業中生徒が騒いでいるといった「学級運営」
・授業中に服装違反の生徒が8人いたこと
・生徒の保健室利用が多い
・クラスの1学期の成績が悪い
・部活の指導で期待したが、試合に負けた
・クラスから集団万引きがでた
−−これらの当事者になった場合、悩んでしまうのです。しかし同僚が「全責任を背負うことはない」と当事者をカバーすることで、荷が軽くなるものです。でもこれが給与にあからさまに出ると、同僚のカバーが減るでしょう。何よりも攻撃を受ける担任の下にいる生徒・児童が苦しむと思うのです。
「成績主義」は企業では当たり前のことだろうと思います。しかし、成長期の子どもたちと関わる教師を一律に「能力主義」で割り切っていいものかどうか。東京での事例をかされるたびに、職場の変容に思いが行ってしまうのです。(山田壮一)
UP


SEP/7(SUN
ダイアナの葬儀で見たもの
方、帰宅するとテレビはダイアナの葬儀をやってました。初め、子どもが退屈そうだったのと、他局が別編成だったのでよそのチャンネルにします。しかし、それにも飽き足りず各局のチャンネルを回します。最悪のタイミングでコマーシャルを入れる民放に閉口しながらも、他局と違う画像を使っていたということで、主に日本テレビを見てました。
葬儀の中継を見て、何が面白いんだろう。しかもダイアナへの讃美にはなってしまわないだろうか−−そんな疑問は当然ありました。ところが、式次第で第一コリントの13節が読まれたとき、はっと気づきます。葬儀も神を証しする場所なのだということにです。それから、画面を食い入るように見ます。ゲストの解説・CM・ニュースの枠内でのコメントなどはどうでもいい。それより葬儀自体を見ることで「ダイアナもまた、神に愛されていたのだ」と知るのです。
葬儀はキリスト教式でしたから、最後は「主の祈り」で閉じられます。式が終わり、英国民の前を棺が通る時、彼らは穏やかだったといいます。彼女に向かって花束が投げ入れられ、ところどころから拍手が起こったことをどう解釈すればいいでしょうか。それはテレビのレポートにもあったように
「ダイアナが死ぬことにも、何か意味があったような気がするの」
という理解を国民がしたからだと思います。
この1週間、彼女の回りをいろいろな噂が駆け抜けていきました。噂に加担しつつ、彼女の人生は一体なんだったんだろうと思いを巡らせます。しかし、昨日の葬儀はそういうことを超越して、人々が神の業を見ることができた。そんな式だったように思います。葬儀の日に、マザーテレサがひっそりと亡くなったことにも、不思議な導きを覚えます。BBCを始めとするメディアを通してわれわれが見たのは、神の業だったように思います。(山田壮一)


注)ちなみにBBCのホームページでダイアナ元皇太子妃・お悔やみメッセージを読み書きすることができました。
UP


SEP/8(MON)
大きなお世話
曜日、宮古まで盛岡から知人が訪ねてきました。向こうがわざわざ足を運んできて、1対1で会いたいというのは何か裏があるんじゃないかと疑ってましたが、彼の目的がはっきりするまで2時間ほどかかります。
埠頭に行き海を見せます。潮の香りをあからさまに「臭い」という彼にうさんくささを感じます。まぁ、それはともかく15年前から現在までの吹奏楽人事について一通り話をします。それから浄土が浜にあるホテルに行って茶を飲みに行きます。「ところで、きょうの目的は何?」という探りを、彼はまだかわします。結局そこでも高校時代の知人・友人の話に終始し、1時間30分経過します。
実は彼の本当の目的は、私を「セミナー」に誘うことでした。
−−それほど近い関係でもない知人に呼ばれ、話を聞いて何となく行こうと思った。行って自分自身にたまっているものを吐き出したら、すっとした。セミナー(という言葉は使いませんでしたが)に行くと、面白いものが見られるから来い。
断りました。

−−あなたは何のために生きていますか。生きていて面白いですか。普通の人生、普通の子育てといいますけど、普通って何ですか。あなたがしたいことは何ですか。なぜそれをしないのですか。
軟らかい言葉でも、しかし立て続けに、考える間もなく彼の問いは続きます。すし屋のテレビは陸上〜葬儀中継と頻繁にチャンネルが変わります。

−−今度の休みの日に盛岡でセミナーがありますけど、来ませんか。
仕事だ。
−−夜もありますよ。
妻が外出を許さない。
−−あなたも、尻に敷かれてますね。
もう、限界です。話を打ち切らせ、彼を駅まで送ってそそくさと帰宅します。
31になろうとしている彼〜セミナーに引っかかったとしか思えないのです〜は7部屋の家に一人暮らしをしていると聞きました。職場と家の往復以外にすることがない(吹奏楽のサークルにこそ入ってますが)。そこを彼はつけこまれてしまったようなのです。
言ってやりました。人が根本で抱えている問題を見つめる時、内面をえぐりだすようなことを喜ばない人もいるのだ、と。「見れば面白いのに」と彼は言います。私は、他人につけこまれてまで自分の内面を(金を払ってまで)見ようとは思いません。しかし、この手の勧誘が周囲に広がっているみたいです。スキを見せないことが、大きなお世話から身を守る方法です。(山田壮一)

UP


SEP/10(WED)
IE4.0PR2導入記
るBBSで「この書き込みはネットスケープでしか表示されない」というのを「ネットスケープじゃ......」と誤読したのが間違いの元でした。インターネット・エクスプローラーの導入。各方面から「セキュリティに問題あり」と書かれていたにも関わらず、IEをインストールします。以下、その途中経過です。
月曜日の夜9時、雑誌の付録についてきたIE4.0PR2(注・試用版)を導入します。その際、ハードディスクCの残りが50MB。Dは300近くあったので、ディスクDにインストールするよう命じます。ところが、IE4.0はディスクCめがけて暴走し、残り20になったところでノートンが警告ランプを出します。そこで中止にすればよかったのに、IEが暴走。残り10になったところで、「不要」と判断されたファイルが強制消去され、そのうちにパソコンが作動しなくなります。何がなんだかわからなくなってきたので、その日は撤収します。
翌朝、今度はウィンドウズ95が作動しなくなります。再びノートンの世話になったのですが、レスキュー隊が作動しません。バックアップフロッピィで作動を試みますが、あるファイル(explorer.exe)が読み取れないらしく、強制切断されます(この段階で、ホームページ更新を断念します)。

帰宅後、もう1度バックアップFDから立ち上げますが、最後の最後で「ファイルがない」というメッセージがでます。作業開始1時間後、ディスクCの再フォーマットを決断。このままだといらないソフトまでインストールされるため、それらを大幅に消去します。なにせディスクCの容量は540MBしかないのですから。再立ち上げ後、ディスクDの中身を確認しますが、例によってシェアウェアソフトが暗証を聞いてきて、だめだったものいくつか。ホームページ・ビルダーに至っては1.2から再インストールです。とか何とかやっているうちに、延べ7時間後、作業環境が復旧しました。
現在はIE4.0の「標準的」画面になっているのですが、たぶんこれがウィンドウズ98の画面に近くなるのでしょう。98がNTに近くなるらしいという噂は聞いてましたが、このIE4.0はそれだけでOSのような作りになってます。それならば、4.0を導入して98の予行演習をしておいた方がよいのだろうかと考え直し、とりあえずデスクトップに置いているところです。ですから、IEがディスクCに向かうわけです。98が売り出されるとき、同じようなトラブルが全国で起こらないことを念じつつ、よい勉強をさせてもらったと思ってる次第です。でも、難儀でした。(山田壮一)

UP


SEP/11(THU)
もっと、かまって
一日と昼が短くなってきてます。夕方5時台も後半になると、かなり薄暗くなってきて6時にはもう夜の始まりを迎えてます。
6時。JR宮古駅にある土産物店はすでに店じまいしてました。店の前を、どこからともなく少年少女たちが集まり、たむろします。10名ほどでしょうか。同じような光景は盛岡・大通り商店街にもあるらしく、向こうは8時過ぎになると少年少女たちが座り込むそうです。彼らは言います。「ただ何となくここに来ていると落ち着く。誰に迷惑をかけているわけでもなく、たむろするのはいいじゃないか」(岩手日報)。
さて、けさの朝日1面にトップで出ているのは「『保健室登校』4割の中学でという記事です。

>小中高の推計総数1万人
>「心の避難所化」進む
>来室理由の背景として、養護教諭が判断した内容では、「体の問題や体の悩み」が全体で5割を超え、「心の問題や心の悩み」は
>13.4%だった。具体的な項目では、情緒不安定、家庭環境、心身症、いじめの順に多かった。(以上9/11・朝日新聞12版より)
実際、私が保健室に向かうと、必ず生徒が何人かいます。休み時間ともなると7、8人いることはざらです。そうでもしないと、生徒が酸欠状態になってしまうようなのです。なぜ?

朝から学校で清涼飲料水を飲む生徒が現れてます。それが朝食代わりだったりする例も珍しくありません。確かに350ml缶を飲み干すと満腹と錯覚してしまいます。しかし、そういう生徒たちが授業に望む時、「もうできない」「がまんできない」と連発する回数が以前に比べて多くなったような気がしてなりません。
朝日の見出しには「『心の避難所化』すすむ」ともありました。「そういう子たちって、どこかかまってほしいのね」とは妻の弁ですが、サインを出している子どもたちはまだよいのです。本当に心配しなければいけないのは、サインを出し渋っている子の方だと思うのです。文部省の調査は、そこまで言及していません。(山田壮一)

UP


SEP/12(TGIF)
誰が受験するのだ?
月16日が来春高校を卒業する生徒の「統一選考日」。この日から制服姿の高校生たちが就職試験で動き出します。明日から学校は3連休になってしまうので、会社から連絡のない生徒を昨日のうちに呼び出し、会社と連絡を取ります。後は生徒が受験するだけなんですが。
(謎・その1)ところが、何人かの生徒は進路指導室に来ないで、そのまま帰ってしまいます。いいのか、会社からの連絡をわかってないで?
(謎・その2)「会社からの連絡は案内に書いているから、よく読んで担任に伝えなさい」と言ったにも関わらず、担任から戻されます。それは案内のこの部分に書いているではないか−−あっ、わかりました。って、おいおい。

(謎・その3)さぁ、定期考査も終わって、就職試験直前。面接練習をさらっておけば安心できるのに、「きょうは用事がありますから」とキャンセルする生徒続出。物理的にはきょう練習しておけば間に合うのですが、こちらで段取りを組みながらキャンセルをしてくるとは何事か。
(謎・その4)都内の会社では試験時間を2時から4時に設定し、日帰りで済まそうという傾向が強くなってます。東京を5時44分に出れば宮古市内まで戻れるのです。そんなことを知ってか知らずか、担任らから「宿泊させるよう会社に交渉してくれ」という申し出が相次ぎます。会社を取り巻く環境が厳しい折、こういう申し出はありなのか?と疑問を持ちつつ電話をしてましたが。
(謎・その5)「今年は厳しい就職戦線なので、ぜひがんばってほしい」というのが、どこでそうなるのか。「今年は厳しいから、落とされても仕方ない」というムードが先行し、「落とされてもしょうがないか」という雰囲気に学年がなりつつあります。それを生徒たちは「だから、ベストを尽さなくてもいい」と勘違いしているのですよ。
いいのかぁ。何か、謎だらけで受験しに行って大丈夫かぁ。自分が受験するんだ、という意識が足りないぞ。担任や進路指導部が受験するんじゃないのですから、もっときちんとしなさい。まったくもう。(山田壮一)

UP


SEP/16(TUE)
東京フィル第389回定期演奏会
京する機会があったので、東京フィルの定期に足を運びます。金曜の渋谷はかなり混み合っていて、そこを抜けると別世界なのですが、落差が大きいのは相変わらずです。私は結構気に入ってますが。
この日のプログラムはベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番(pf・田部京子)とショスタコーヴィチ/交響曲第10番で、井上道義の指揮です。前方はほぼ埋まってますが、2階席・3階席の後方に空席が目立ちます。さて、田部がブルーの服で登場します。
東フィルは割と聞きやすい音をしてます。ただ、どう表現したらよいか。新星日響ほど若くなく、日本フィルのスタンダードさとも違う。かといって新日本フィルのようなエリート臭さがなく、読売日響ほど重くない...。ただし、気になったのは弦楽器のチューニング前の音がどのオケよりも合っていなかったことです(もちろんチューニングで合わせましたが)。
ピアノ協奏曲3番。1・2楽章を抑え気味に弾くのが素人には難しいように感じられます。2楽章の彼女は、感情を殺し、その分3楽章で一気に弾いたように見えました。オケも井上のコントロールによくついて来たように思えます。
さてショスタコの10番。おどろおどろしい管弦が井上の示すベクトルに向かって集中してます。一方で、1・4楽章に象徴されるクラリネット・フルートなどのソロで、見せ場をきちんと形作ってます。よくこなれた演奏だと思うのですが、こちらまで響いて来なかったのは、ショスタコーヴィチの曲想のせいなのでしょうか。それとも、座席が後方だったからなのか、私自身が曲を消化できなかったからなのでしょうか。−−と思っているうちに、井上さんがポケットから白ハンカチを取り出して、客席にバイバイをしてます。
最後に。第3楽章の途中でPHSの呼び出し音が聞こえてきました。終演後の話題はもっぱらそれで、みなさん不快に思ってました。主催者がこのことについてアナウンスしたのは1度だけだったのですが、これ、持ち物検査をしないとアラームは止められないのでしょうか。(山田壮一)

UP


SEP/18(THU)
1.02%の幸せ
週上京した本当の理由は「97秋季闘争9.12第1次中央行動」を見てくるためでした。つまり、人事院が出した「公務員給与引き上げ年1.02%」を完全実施する、と言わせるための確認だったのです。ところが「小さな政府をめざすためには、行政サービス低下やむなし」という行革会議の中間報告を丸呑みされると、人事院勧告完全実施がむずかしくされるのです。組合幹部から「今年は厳しい」という言葉が続出するのはそういうわけなのです。ここまでの流れをもう一度見ます。
8/4 人事院が公務員の給与を年1.02%上げるよう勧告
/5 第1回閣僚会議
しかし、第2回が開かれてません。この間、公務員連絡会(連合に属する官公労系の組合)が閣僚会議を開くよう要請します。
9/2 4国営企業が人事院勧告の勧善実施を取り付ける
それから与党(自民・社民・さきがけ)→政府決定までの結論が出てません。また9/11の組閣が終わるまで具体化されなかったのです。
けさの新聞を見ると、社民党から官房長官に再度「完全実施」を求める要望があったそうですが、官房長官は「行革会議の関連もあり...」という答えにとどめたといいます。さて、地方では人事院勧告をどう解釈しているか。1.02というのは中央の民間企業の動向で決められるのですが、地方では公務員の動向を受けて賃金が決まるところが多いらしいのです。
4月から6月の経済成長が前年比−11.2%という現実を前に、使用者・政府が「なお、少ない給与で働いてくれ」と無理強いするか、「これぐらいの給与しか上げられないが、せめて景気回復のために消費行動を起こしてほしい」と励ますか。後者の方が幸せになれると思いますが、どうでしょう。(山田壮一)
UP


SEP/20(SAT)
高校電子会議について(その1)
つて「電子会議」といえば、パソコン通信を使って文字だけでやりとりするものでした。5年ぐらい前のことです。そして、その会議は全国のあちこちと電話回線で結び、(^_^)(;_;)(--;)といった文字が飛び交うものでもありました。今回「電子会議」の提案を聞いた時、同じようなことをするのだろうなと思っていると、ISDNを使ったテレビ会議だと聞き、はてどういった展開になるのか不安とときめきが入り交じっているところです。
もう少し詳しく言うと、岩手・水沢で「産業教育フェア」が行われ、その際NTT各支店に陣取った高校生がISDN回線を使って会話し、各高校の交流+NTTのPRに貢献しようということなのです。
学校担当が私となり、生徒スタッフに生徒会の面々を指名して、前日の打ち合わせをしたところ「私、検定試験があってだめです」という生徒が表れ1名減の2名で実施。クイズの出題は?当日の動きは?かかった費用の負担は?あれ?−−ということだらけなのですが、とにかく
きょうの昼にスタートです(続く)。(山田壮一)
UP


SEP/22(MON)
高校電子会議について(その2)
TTの技術協力で行われた「高校電子会議」。試みは面白かったのですが、準備不足でもうひとつかみ合わないまま終わってしまいました。中継先の各地(花巻・釜石などのNTT支店)には来客がいっぱいいたらしいのですが、宮古のマルチメディアぷらざは来客もまばらで、こちらは拍子抜けします。NTT関係者から名刺を数枚もらって、この電子会議への力の入れようがわかったのですが、実際電子会議をする段になると反省点が残ります。
例えば、「環境問題」と「生徒数減少」について、各校が考えを求められました。学校でゴミ焼却をする際「ダイオキシン」の発生をどう抑えるのか。生徒の減少に伴って、中学校にどういうアプローチをするか−−という問題は、われわれでも答えを探すのが難しい事柄です。特に後者については、県教委からどう生徒減の指示がでるか不透明な部分もありますから、何とも言いようがないのです。
司会を担当した学校は大変だったと思います。何ぶん初めての試みだったので各学校に「電子会議」の趣旨が徹底しないままで、クイズを出しても、情報交換にしても消化不良で終わってしまいました。もっと自由なテーマで(例えばカラオケで歌う曲・よく見るテレビ番組)話してみれば面白かったと思います。われわれはどちらかといえば覚めた目で見てましたから、「やる気がなかった」という評価を司会者からされてました。でも、やりとりらしくなったのは1時間経ってからだったので、もっと打ち合わせをしてから会議をすればよかったように思います。打ち合わせが簡単に済むのは、ノウハウがある場合のこと。何か、やりっ放しで拍子抜けしたのが率直なところです。(山田壮一)

UP


SEP/23(TUE
新星日響ならびに
音楽文化に共感を寄せて
いただいているすべての皆さまへ


秋霖の候、皆さま方にはご健勝のことと拝察いたします。いつも当楽団にご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。さて、皆さま方ももうすでに新聞発表等でご承知かと存じますが、東京都は都の「財政健全化計画案」の中で、東京都の文化施設は例外なく、使用料をほぼ倍額にする旨を示してまいりました。
これにより、たとえば、新星日響がもっとも多く使用している東京芸術劇場大ホールの場合、現行の全日使用料107万が最高で230万円(入場料が1万円を超える場合)までに値上げされます。同劇場を年間で20回程度利用している新星日響は、約1,000万円以上の負担増になります。
ところがこの算定基準はといいますと、私立でも最高峰のサントリーホールに合わされ、しかも「同ホールが全日使用だと310万円もするのだから」ということが根拠のひとつになっていますが、これは午前・午後・夜間と3回ともに本番をした場合の料金でございまして、通常は午前なし、午後リハーサル(コンサート料金の半額)、夜間本番というケースでコンサートをしますので、その場合はおよそ170万円から180万円くらいが普通です。ホール利用の実態を知らない行政側の一方的な判断といわざるを得ません。
また、公共料金の値上げの場合でも、「突然2倍」というケースは聞いたことがありません。
都民がもっとすぐれた音楽や芝居をはじめ文化・芸術に接する機会を増やしていくことを支援するのも都の大きな施策の一つですのに、これでは何をか言わんやです。良きにつけ悪しきにつけ、東京で起きたことは全国に波及しますから、日本の文化芸術全体の問題でもあります。
私たちは今回の値上げ案に対して、オーケストラ団体のみならずオペラ・バレエ・劇団等が集い「大幅値上げを許さない芸術・文化団体の会」を結成し都と交渉に当たっております。
ただ今、参加各団体で分担して反対署名を広く皆さまにお願いしております。どうぞ私ども「反対する会」にご理解をいただき、一人でも多くの皆さまが署名を集めていただくことを願ってやみません。第1次の集約を急ですが9/21までとさせていただきました。用紙が足りない時は、お手数ですがコピーして新星日響事務局までお送りください。それ以後は9/26と9/28の定期演奏会の折にお持ちいただければ幸甚でございます。
なお、恐れ入りますが大勢の方に呼びかける都合上、切手はご負担くださる様お願いします。
また、「反対する会」では、在京オーケストラ有志による特別編成オーケストラによって、9月22日(月)19:00から東京芸術劇場におきまして、「芸術文化都市東京を願う」と題したコンサートを急きょ開催いたしました。
それでは、お忙しいところを申し訳ございませんが、皆さま方のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。敬具

(財)新星日本交響楽団
専務理事・楽団長
榑松 三郎

☆22日、新星日響から届いた手紙を原則としてそのまま引用しました。
☆その後、新星日響と東京フィルハーモニーオーケストラが合併する事態となります。
UP


SEP/24(WED)
運動不足の恐怖
が慢性的な運動不足であることは自覚しています。−−かつての男子は薪割りをし、一日に畑をこれくらい耕し、風呂を焚き......ということをしないと1人前とは認められなかった−−というテレビ「発掘!あるある大事典」を見て、それなら20年以上前に「そういう仕事に就くのは無理ね」と担任から言われてしまってます。でも、これだけ風邪をひきやすい体質になってしまうと、運動不足を克服しなければと思うのです。
どうして克服できないのか。番組は「人には3つ欠かせないもの」を指摘します。1に食べること、2に睡眠すること、3に運動することで、1・2は誰でも簡単にできるといいます。それは食欲・睡眠欲があるからで、問題は運動欲というのがないからだと続きます。それを克服するには自分に運動を課すこと以外に方法がないと結びます。
そういえば公務員試験でも健康診断でも「運動はやってないか?」と聞かれました。しぶしぶ「やってない」と答えると、前者では不合格にされ、後者からは「データ異常」の通告が来ます。実は、公務員(特に事務職)は完全なデスクワークで、運動をしないとストレスが溜まって不健康になる要素が多い職場なのであります。健康診断の異常は肝機能が高いあれでして、酒を減らしても数値が高いということは、やはり運動不足なのでしょう。
朝の30分、パソコンに向かう時間をウォーキングに変えてしまえば、恐怖が減少することは確かです。他の時間は子どもが起きているのでだめ。職場もそれどころではありません。でも、睡眠の30分を運動に変えてしまうだけの自覚が、私にはまだ足りないのであります。きょうも寝過ごしました。次に待っているのは、ホームページの更新を断念することでしょうか。(山田壮一)
注)肝機能について言えば、新幹線通勤に替えたところ、平常値にもどってます。もちろん、食事にも気をつけたということがありますが。
UP


SEP/25(THU)
さて、きょうのテーマは?
年、学級通信を作っていて「材料はあるが、文章にならない」とか、「文章のネタがないし、時間もない」という日がいくつもありました。そんなことをさっぱり忘れている今年、1年前の学級通信を読み直すと面白いのであります。何と無責任な。
学級通信の場合、いよいよ困った時は朝刊から材料を拾って書き出してました。新聞を切り抜いて渡してもいいのですが、打ち直す時に自分の中で消化します。そして「引用」だと明記して出します。その場合「教材用」なので、クラス限定配布ということなら著作権違反にはならない。そう認識してました(違っていたら、どなたか教えて下さい)。
学級通信がない今年、Webから発信ですと別の制約が出てきます。誰が読んでいるかわからないことと、引用についても慎重にならなければいけません。起きる時間は5時台。ネタがなかったら休むということが共通していても、見える読者と見えない読者という違いがありますから、「伝えたい」ニュアンスも変わってきます。
ここに来て、家と職場を伝書鳩のように行き来することが多くなってきてますから、日常から新たな発見をすることが難しいのです。でも、淀んでしまう前に次の手を打たないととは思います。あっ、きょうも時間となりました。うなっている時間が長かった割に、きょうはテーマが決まるのが遅うございました。(山田壮一)
UP


SEP/26(TGIF)
大家のサーバーについて
日(25日)の夜7時過ぎに、大家のサーバー工事が一応終わりました。これからはホームページの更新をすぐチェックできるということで、こちらもホームページを手直してアップしたところ、何度見ても前のページのままです。そのうちにアクセスカウンタだけ増えてしまうので撤収し、今朝もう一度チェックしたのですがだめ。会員のホームページ一覧を見ると「ホームページの紹介(summery.txt)が更新されるのは金曜日以降」とあるので、工事が全部終了したわけでもないようです。
昨日まではwwwを置き換えてクリックすると、更新したホームページを見ることができたのです。ところが、今はホームページの一覧ではなく、ホームページにあるディレクトリとファイルの一覧になってます。それはそれで、いろいろな発見がありました。例えば、会員のホームページ一覧にある紹介(summery)を何度更新しても[Homepage by kahoku]にしかならなかったのは、拡張子が.txtではなく.TXTになっていたから。そこには過去に葬ったはずのページがそのまま残っていて、2月当時のこのページが閲覧できたり、幻のフレームページがあったりします。ゾンビのように残っているのも恐いんですが。
ここまでのサーバー工事の印象は「また、よけいな工事をして」というのが率直なところです。ページを更新したつもりが更新されてないページが1つ、アクセスカウンタを入れ替えたところ変わってないページが1つ。週末までに、その謎が解決されるのかどうか、工事終了を待つことにしましょう。(山田壮一)
注)アクセスカウンタはOK。ただ、ところどころに書き込みの残骸があるのは相変わらずで、なんだんだかなぁと思ってます(9/27)。
注2)それは、こちらから消すことができたらしく、現在は残骸はないはずです(10/7)。
UP


SEP/27(SAT)
各党の政策の違い
年の参議院選挙で、岩手選挙区では自民推薦の元衆議院議員(35)と新進推薦の現職(67)の争いになりそうです。無所属候補を政党が推薦するという構図が情勢を複雑にしています。
現職は5年前の選挙で「衆議院と参議院は性格が違う」と訴え、根強いファンにも支えながら当選を果たしました。新人は建設業出身の父親に支えられて政界に進出。保守ではありながら、自民と別の団体に属していた経歴です。いずれ建設業界を巻き込んだ票取り合戦になるだろう、と新聞が紹介してます。ちなみに社民・共産といった政党はまだ候補者選びの段階というありさま。
杉尾キャスター最終回の「ニュースの森」では、自民・新進の幹事長に今後の政策を聞いてました。それを見ながら「いったい、自民と新進の政策のどこがちがうのだろうか」
と考えてしまいました。ほとんど違わないのだけれども、片方は与党、片方は野党。ならば、選挙では自民に入れるという有権者が多いのでしょう。
ある新聞。「日本の有権者は『野党』も政権を担いうる党だ、という認識が足りないので、政権交代が起きない」と書いてました。まして小選挙区制度の導入で、政権党を力づけてしまったのも事実。だから「どこに入れても同じ」という無力感を有権者が持ってしまっているのです。
岩手を始めとする北東北で新進党が強いのは、自民党が公共工事を持ってこなくなったから。小沢一郎なら持ってくるだろうという期待もあるのです。しかし、予算の陳情をする際には自民党本部に行かなくてはいけないジレンマもあります。
ところで、各党の政策の違い。多党化が進んではっきりしそうなものを、実態はその逆なので混迷が増すばかりです。(山田壮一)
UP


SEP/29(MON)
あきらめるな!加茂ニッポン
負ごとの鉄則として、
「うまく行っている時には策を変えるな、うまく行かない時は工夫しろ」
というのがあります。昨日、ワールドカップ予選の日本×韓国戦で日本が勝てたとしたら、攻撃的布陣を続けることだった−−そう、サッカーファンはいいます。TBSで解説していた日本代表OBの解説者も異口同音でした。あのゲーム、1点取ったところで誰もが守りに入ってしまいます。だからドーハの悲劇が起こったのに、それを克服できなかったのは日本代表に実力がないから。冷静に考えればそういう見方もできます。
その昔、Jリーグチャンピオンシップでのチャットで、解説者にこんな質問をしたことがありました。
「日本代表でバラバラのチームから集めるよりも、ヴェルディのような単独チームで代表を出した方が強いのじゃないか?」
その通りだ、と彼はいうのです。だからワールドカップ予選前に日本代表がジュビロとやって負けた。当たり前なことです。それを克服するには戦術面での意思統一・体力・気力で相手を上回ることしかありません。
加茂日本、策に溺れちまったわい−−に一憂する暇があれば、彼らは次の策を考えているはずです。それを支援することが「世界一」(TBS松下アナ)のサポーターの役割じゃありませんか。(山田壮一)
UP


SEP/30(TUE)
更新遅れの理由
日はこのページ(表紙)がなかなか更新されなくてイライラしました。私よりも訪問するみなさまが「あれっ」と思ったことでしょう。結局このページの更新に成功したのは5度目か6度目の送信の後で、経過を見る限り大家の改修工事が原因ではないようです。
そのことに気づき、FTPソフトの点検をしました。ヴァージョンを最新のものにし、アップ。それでも不可で、さらに細かい設定を見直します。過去に送信したページで、現在使用していないものの削除、大文字と小文字を区別しない(ASAHIネットはそうです)、ファイルを削除する際に確認する、自動ログイン・ログアウトと設定を変え、点検すると今度は大丈夫でした。でも、どうして改修前は何ともなくて、改修後にトラブルが起きたのでしょう?その原因がもう一つわかりません。
兆しを見つけるとすれば、画像が表示されるのに「ファイルが読み取り不能」というメッセージがでることです。でも、よくわかりません。この文章もサーバーに載せるまでは安心できません。(山田壮一)
UP


INDEX
HOME