1998/October

         
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Oct/1(Thu)

夕刊テレビが休刊になった

方の情報番組について、かつてこの欄でも取り上げたことがありました。岩手ではテレビ岩手・5きげんテレビIBC岩手放送・幸見の夕刊テレビが1年半に渡って火花を散らしていましたが、昨日で夕刊テレビが終了することとなりました。後番組はドラマの再放送という、何ともさえない状態です。
夕刊テレビは視聴率が7〜8%だったそうです。5きげんテレビの視聴率がわからないので、この数字をどう見ればいいのかわかりませんが、そんな悪くないように思います。ただし、夕方の忙しい時間帯に打って出た番組ですから、なかなかテレビの前でゆっくり見てもらえないジレンマがあったようです。「視聴習慣のない(=夕食の準備にあたっている)時間帯にかけているエネルギーが膨大で、もったいない」という声がモニター会議で出たとも聞いてます。実は、休刊理由もそこにあったようです。
ここ1〜2ヶ月の番組は、時計代わりになるようにコーナー毎の構成をきちっと決め、この時間になったら天気予報というような割り切り方でした。キャスターの4人もこなれて番組をさばいてましたから、その点は他局と比べて見劣りしなかったと思います。しかし、不況の影響がここにも表れてきたのでした。メインの菊池幸見は「また景気が上向きになったら...」と無念そうに言います。IBCは前の決算で赤字を出してしまったのでした。原因は広告収入が減っているのに、番組の制作費用がかかっていること。じゃ、ということで夕刊テレビがリストラの対象になったのだと想像できます。
もう一つ敗因を上げるなら、IBCは夕刊テレビを失ってもラジオという媒体を持ってますから、視聴者との交流は別の形で続けられます。そういう逃げ道のないテレビ岩手が「5きげんテレビ」を残している。ここが違いだろうと思います。これで岩手での夕方にある情報番組は「5きげんテレビ」のみとなりました。たぶんテレビ岩手の一人勝ちということになるでしょう。北海道・東北の日本テレビ系は、夕方に情報番組を持っています。ここで培ったノウハウが「ズームイン!朝!!」などに生きるのです。夕刊テレビの泥臭さは捨てがたかったんですけれども、残念です。
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Oct/2(TGIF)

さて、ラジオの見直し

:毎度のことながら、FM各局は4月・10月の改編期にすぱっと番組を変える。
鯉:FMに関していえば、局アナがどんどん生息の場を失っているような気がします。
熊:そんな、大げさな。でもDate fm(FM仙台)はそんな感じがするねぇ。
鯉:事情を知らない人のためにいうと、「イブニング・ステーション」という夕方の番組が局アナ(男性)からフリーアナ(女性)に変わったのです。
熊:鯉ちゃんとこのFM局でいうと?
鯉:FM岩手の夕方が男女ペア担当から1人体制になりました。
熊:おしゃべりを減らして、情報に徹したいということ?
鯉:そのようです。もっともFMの中にいる側とすれば「情報番組よりも音楽番組を作った方がいい」という考えが主流です。
熊:TBSラジオが何年かぶりで夜に「大人向けのワイド」番組を復活させるらしいね?
鯉:夜10時になって、唐突に若者向けになる編成が今まででした。じゃ、あとはNHKということで「ラジオ深夜便」に聴取者を向かわせるわけです。
熊:今度こそ、継続させてほしい>大人向け。
鯉:前のTBS「大人のためのラジオ」というのが「ハローナイト」。今「デイ・キャッチ」をやっている荒川強啓が担当でした。
熊:そのデイ・キャッチが時間帯聴取率1位なんだろう?
鯉:そこなんです。この時間交通情報はどうなっていて、天気はどうで...というのはテレビでもやりますけれども
熊:テレビは小回りが利かない。受け手が不特定多数だから
鯉:情報がいらない層も出てきます。
熊:しかしラジオはそういう情報をほしい層も聞いてるんだよね。
鯉:テレビだとどうしてもジャイアンツばかりがテレビ中継されますが
熊:さすがに昨日はドラ−ベイだった。そのへんのフットワークの軽さというのもラジオならでは。
鯉:私は昨日カープ−ジャイアンツを見てました(^_^;)。
熊:ラジオが編成を見直すということは、われわれもつきあい方を見直さないといけないってことだ。
鯉:です。それよりも、みなさんラジオを聴いてないですねぇ。
熊:うーん。テレビ番組でラジオ的手法が使われることが多いんだけどなぁ。
鯉:ところで、うちはラジオが聞きづらい場所なのです。
熊:窓際に持っていくとよく聞こえるじゃないか?
鯉:なかなかそれができないのです(;_;)。
熊:とにかく、秋の夜長。ラジオでも聴こうじゃないの。
鯉:テレビのスペシャルに食傷したらラジオ、ということで。
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Oct/3(Sat)

それにつけても豪雨の多さよ

の長雨で、宮古に289mmの降雨量がありました。この秋、3回目か4回目の集中豪雨です。その度ごとに交通網が途絶え、公共交通機関が麻痺します。通学する生徒も慣れてしまい、公認欠席にならないのに「公欠」と思い込んで休む強者も何名かいました。今回の場合は、今までの豪雨で地盤が緩んでいたものに加えて降ったものでしたから、土砂崩れが半端なものじゃありません。
「運転していて、ガードレールが見えなかったのであれっと思ったら、転落してしまった」
ということが宮古市内で起きてます。太平洋に流れる閉伊川河口にはふだん見たことがない小舟が置かれてありました。濁った水が橋脚ぎりぎりまで溢れてくるのです。
宮古で仕事をして6年になりますが、こんな豪雨。あっても年1度か2度がいいところでした。今年は雪も多かったのですけれども、負けず劣らず雨も多いのです。
「それは、寅年だから」
とある人は言います。
「(宮古)市議会選挙の年は、雪が多い」
とも言います。4年前の記憶が定かじゃないのですが、それよりも遙かに多い降雪量でした。ともあれ、はっきりしているのは野菜が高く、魚も安くならないことです。何とかなりませんか?
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Oct/5(Mon)

文化祭・後夜祭

ょんなことで、文化祭・後夜祭のセッティングから終了まで全部見ることになりました。この学校は文化祭本体の後に、バンド演奏が中心の後夜祭(外部公開なし)が催されたのです。体育館入り口で生徒がたむろする脇を突入したところ「これからリハーサルが始まる」ということで、光景を見ていた生徒が出されます。それからPA(いつの間にか業者がいました)とバンドのセッティングに30分ぐらいかけます。今まで、これだけ念入りにやったことがあったでしょうか?4つあったバンドがそれぞれにリハーサルをし、生徒を入れます。2つの入り口から「待ってました」とばかり、女生徒たちが体育館に津波のごとく押し寄せます。
それから、カラオケ・バンド演奏と整然と行われます。盛り上がる一帯(あくまでも後夜祭参加は任意)はステージ周辺を取り囲み、クールを装う生徒はギャラリーに上ります。歌に・ベースに狂喜しつつ、祭りも静かに暮れなずんでいきます。「ベースが壊れていて、調子が出なかった」と2年生が私のそばで別のバンド演奏中にぼやきます。「そんなことない」と返事をしようにも、大音響で発声できません。同僚は入れ替わり立ち替わりやって来ますが、若年層よりむしろ校長の方が熱心に見入ってました。
バンド演奏も一通り終わり、最前列から「アンコール」の声が飛びます。しかし終演の時間。出演者が勢揃いし、カーテンコール。「えーっ」という声もあったのですが、逆に出演者の方が取りなす姿勢に感心しました。ここまで生徒を指導した、生徒指導部には感心します。
5時30分を回ったばかりというのに、10月の外はすっかり暗くなりました。バンドに歌に熱狂して踊った生徒たちは、文化祭・後夜祭に何を思って帰ったのでしょう。はっきりしているのは、この手のものは見るよりもやった方が面白いことです。
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Oct/6(Tue)

究極のスタートページ

1年前、「スタートページはどこ?」という問いをしました。1年前の私は、自分のアクセスカウンタを見て、それからネットサーフィンをしてました。現在はゲストブックを真っ先に見るようになったのですが、これだと新鮮さに欠けます。正確な統計が手元にないのですが、多くの人はブラウザのホームページでスタートしている模様です。ネスケIE(というよりもMSN)も、検索エンジンを付けてますから、別に変えることもありませんし。プロバイダのホームページをスタートにしてもよいのですが、「事務局のお知らせなんて、見ても見なくても」と思うのですよ。それに、プロバイダのレベルによっても全然出来が違います。
しかし、DTIが発表したDTI STATIONは便利です。何が便利かって
1)フレーム画面の中にプロバイダからの連絡と、自分の見たいページを両方入れられる。
2)自分の見たいページを10入れることができる。
−−なんだ、そりゃ。ブラウザのブックマークと大差ないじゃんと思ったら甘い。
3)設定した画面は外出先であろうと職場であろうと見られる。
4)だからメールの転送も可能。
というわけです。ノートパソコンだとフレームで小さくなってしまうのですが、画面を大きくすることもできます。
そんなわけで、スタートページをDTI STATIONに変えて3日経ちました。画面の立ち上がりがちょっと遅い感じはしますが、フレーム画面を読むのですから、許容範囲です。これを使うことができただけでも「DTIでよかった」って思います。さて、老舗のASAHIネットなど、どういった手を打ってくるのでしょうか。大家さん、しっかりしてねっ。
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Oct/7(Wed)

紅葉が遅い

:いつもは火曜日に登場(熊・鯉)なんだけど、久々の水曜日。
鯉:マスターもネタがない時に限って呼びますから
熊:1行通信の「カーバッテリーが2万円した」ってやつを書けばいいのに(注・この日の1行通信にそう書きました)。
鯉:それだけじゃ1日分になりません。ただ、ビンボーぶりを暴露するだけです。
熊:インターネットのプロバイダ2つに入る財力があれば、ビンボーとは言わんぞ。
鯉:それはマスターに聞いてくださいっ(--;)。きょうの本題に行きます。
熊:10月に入ったのに、紅葉の話が出てこない。
鯉:出てはいるんです。駅には「紅葉の見どころ一覧」がJR東日本全部/北東北/南東北・関東と3種類のパンフレットがあるんです。
熊:しかし、気温が平年より高めに推移している。
鯉:そこなんです。例の長雨で、山も里も冷え込みが少なくて紅葉が遅れているんだそうです。
熊:誰が言ってた?
鯉:IBCラジオです。
熊:ここだけ書くと「君はメディアの情報を鵜呑みにしている、ただのお人好しだ」という投書が来るぜ。
鯉:「それは君の思いこみ」と。
熊:そう。さて実証しようか。実際の北上山地はどうだい?
鯉:国道106号を昨日走ったんですが、2・3、色づいた木はありました。
熊:山全体は?
鯉:まだです。川井村の大峠もまだまだ緑のままです。
熊:紅葉が進むと山全体が赤くなるんだけれども
鯉:それは、山越えしないとわからない快感です。なんですが、今年はもうしばらく先になりそうです。
熊:10/10ごろは?
鯉:まだ早いでしょう。
熊:真っ赤といえば、カープは全球団負け越しが決まった。
鯉:しゃれにもなりません。ミンチーと前田・緒方に期待しましょう。
熊:代わりにスタンドで目立つのは青い横浜。青い西武。
鯉:青々としているから紅葉も遅れるわけです。
熊:↑ファンのみなさん、鯉くんが悔しがっていることに免じて許してください。
鯉:他にも、紅葉以前に真っ赤になっているのがある。
熊:まさか?
鯉:そう。うちの財政と国の財政(--;)。
熊:もっとしゃれになんない。
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Oct/8(Thu)

テレビ局の優柔不断

年書くことです。プロ野球の優勝決定ゲームを、どうしてキー局は生中継しないのでしょう。昨日のライオンズ優勝ゲームはテレビ朝日が中継権を持っていましたが、9時から「はみだし刑事...」をそのまま流し、試合経過を画面にちらちら流してお茶を濁します。「ライオンズの優勝が決まったら番組を中断することがあります」という字幕が、一応出ます。で、肝心の優勝の瞬間なのですが、テレビ朝日は伝えませんでした。優勝が決まってからアナウンサーが「ライオンズの優勝が決まりました」だって。
この中断の仕方は2重の裏切りです。一つはライオンズファンのみならず野球ファンが注目していたパ・リーグ優勝の瞬間を伝える責務を怠ったこと。瞬間だけじゃなくて、そこまでのナインの様子、バッファローズナインの様子、ベンチの様子など、見たいと思っていた人は多かったはずです。もう一つ、「はみだし刑事」のファンも裏切った。コマーシャルのあとですっきりと球場からの中継に入ればよかったものの、いきなり5分ほど野球中継が入るんですもの。興がさめます。つまり、テレビ朝日はライオンズファンも「はみだし」ファンも両方視聴率に取り込もうとしていたわけです。何という中途半端さ!それなら日本テレビがカープの優勝瞬間を中継しないように平常編成に徹して、終わってからニュースで映像を流せばよいのです。その後に「ニュースステーション」もあったわけでしょう?
きょうはベイスターズが優勝を決めるはずです。TBSが中継権を持っているようですが、どっちつかずは止めてほしいものです。責任を持って、最後まで伝える。できなきゃ、ラジオに任せればいいのです。「テレビは優勝決定の瞬間も伝えられないのか」と、改めて認識するまでのことです。
注)セ・リーグ優勝試合は、TBSがきっちりと中継しました。しかし、来週末はもう日本シリーズなんですね。
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Oct/9(TGIF)

優先順序

26年前、小学校3年生のころ、社会の授業で「市議会は何をやっているか」という授業がありました。そのころ小学校では築50年の木造講堂を壊し、体育館の建築に入ってました。
全校生徒も1,200人いて、雨天時・冬季に行う体育に支障が出ていましたから、当然のことだろうと子ども心に思ってました。ところが担任が続けた一言に耳を疑います。
「市議会では、小学校の体育館工事に賛成する人ばかりじゃない。本当に体育館が必要かどうか議員さんが学校を見学して、それから工事をするかどうか決めるんだ」。
驚きました。学校と家との往復しかなかったものでしたから、こちらには(古い校舎を何とかしてくれ)という思いしかありませんでした。(そうかぁ、学校の工事に反対する人もいるんだぁ)と思ったものです。
さて今朝。起きがけの頭でメールを斜め読みすると「学校へのインターネット利用補助導入に賛成か反対か?(注)」というアンケートで「反対」の方が多かったのです。えーっ?で、理由を見ると
☆利用補助の前にインターネットを利用できる人間が少ない
☆インターネット利用拡大だと、怪しいサイトへの侵入、サーバーの管理上など問題が生じてくる
☆その前に、金をかけるべきところがある
などなど。「こどものインターネット利用の前にやることがある」ということですか。それとも「学校のみに割引制度を導入するのでなく、全体的な利用料金を下げよ」ということでしょうか?
おとなたちは湯水のようにインターネットを使っていて、子どもたちはそれを見ているわけです。使いたいと思うのは当然の感情でしょうし、現場にいる教師たちは使わせたいと思います。しかし予算がつかないと、インターネットができないのです。
☆インターネットがなくとも子は育つ
☆世の中は厳しい。子どもたちにも厳しさを知ってもらうべきだ
−−あぁ、なんて世の中は後ろ向きになってしまったのでしょう。子どもたちだからこそできるインターネットの利用法(学校間の情報交流、社会・理科など教科での活用)があるのですから、がんがん補助すべきだと思うのですが、それは少数意見なのですね。で「国民に商品券を配り、景気の浮揚を図りたい」。それは、みなさん支持するのですか?将来への投資を怠って、とりあえず目の前のことからお金を使う。ますます先が不透明になるような気がします。
注)メールを捨ててしまって、内容がかなり曖昧だということを断っておきます。
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Oct/10(Sat/Holiday)

「いい生徒」が採用されない

年生の担任と就職動向についてひとしきり話をした後、「不採用になっている生徒は、みんな『人畜無害』で、アクのない生徒たちなんですよ」とこぼされます。言われてみればそう。個性の強い生徒から採用になっていて、まじめでコツコツとやりそうな面々が不採用になってます。この兆しは、たまたま来校したアパレル業界の担当者が講演したことと一緒。
「いろいろなことに自分で判断して、積極的に取り組む姿勢のある生徒。元気な生徒を採用したい」
という傾向にあるそうです。もっともそういう生徒は全体の2割で、残る2割が合格ラインからほど遠い生徒。6割がボーダーラインなのだそうです。数年前、事務職といえば
「資格をいっぱい持っていて、無難にそつなく仕事をこなす生徒。成績がいい生徒を採用したい」
ということだったのですが、第一事務職の採用が激減してます。それに事務といっても
「外回りをして、各社と原稿のやり取りをする」(出版業)
というように「営業」といっていたものを「事務」で募集するというように、仕事の内容が変質しています。
さて、就職試験第2ラウンドが始まってます。なりふり構わずに受験に行く生徒、業種・職種を選んで会社に電話する(してもらう)生徒、とにかく待つ生徒。いろいろですが、行動を起こせば、手応えがある点が、まだ救いです。地元にぜんぜん動きが見られないのが不安ではありますが。
注)翌1999年、「地元にぜんぜん動きが見られない」傾向がますます進み、「職種を選ばない」(3年担任)生徒から決まっている状況です。
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Oct/12(Mon)

気分はデフレ

フのあとは現実的なことに引き戻されます。「景気回復のためには、お金を使わなきゃどうにもならない」というのが私の考えです。ところが「レタスクラブお金の本」に代表されるように
「デフレの今はとにかく貯金しなければだめ。物の値段はもっと下がるから、とにかく貯金貯金」
という論が主流で、連れ合いもそれに同調します。結局こちらも、モーニングセットからコーヒーを外してもらい(200円違います)、ガソリンスタンドでは給油に徹し(最近のスタンドは洗車やらエンジン点検をやたら勧めます)、とうとう購読雑誌にまで手をつけようというところです。雑誌代に月1万円をかけ、パソコン通信に2万円使っていたのは、まだ数年前のことでした。
さて、あちこちの家庭で自衛が始まっているのかどうなのか、土曜日の仙台で飲み歩いているのは学生ばかりです。30代から上がぜんぜんいません。
「何も休みの日に好きで飲んでる人もいないでしょ」
とは在仙知人の弁です。仙台一番町にたむろする若者はいっぱいいましたが、彼らもまた安い値段の店で1時間も2時間も粘ってます。ですから、お客は多くいるのですけれども、回転がよくないのです。そんな中で「仙台光のページェント」はどうなるか尋ねました。去年は6時点灯と、前年より1時間遅い始まりでした。今年はもっと遅くなるんじゃないかしら?
「うん、そうなるかもしれない。廃止論も相変わらずあるし」
ということで、ページェントの実際がどうなっていて、世の中がどうなっているのか。歳末、1998年の気分を直視できるかどうか、若干の不安があります。
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Oct/13(Tue)

会議室・世話役の退任にあたって

BSの2つ会議室で運営に携わっていたのですが(注・ゲストブックのことではありません)、そのうちの1つを降りることになりました。こういう文章を書いてきました。
(一部、手直ししてます)
モデレーターを退任します
 正式には事務局のアナウンスを待って、ということになりますが、このたび
会議室のモデレーターを降りることとなりました。5年と3ヶ月の任でした。
 理由はいろいろとあるのですが、要は
☆モデレーターになってから長くなった
ということに尽きます。それから、ここ数ヶ月のサブモデレーターの進行ぶりを見て、
そろそろバトンタッチしてもよかろうと判断したからです。
 5年ちょっとの間にも、会議室の内外ではさまざまな問題がありました。それらに
ついて、深く議論する前に別の会議室に書かれていたり、話題にならなかったりと
いうことが気にはなってました。しかし、現場にいると書けない話題が多くなってくる
のがジレンマでした。
 「窓をあけましょうか」
と言っておきながら、億劫になっている私がいます。気がつけば上の子が3歳6ヶ月
になってます。とりあえず任を降り、肩の荷を降ろそうと思います。
 今回の退任を快諾した2人のモデレーターには引き続き任にあたってもらうわけで
すが、よろしくお願いします。それから書き込みをお寄せ下さったみなさま>ありが
とうございました。また、モデレーター辞任について早速コメントを下さった2人にあわ
せてお礼を申し上げます。
 最後に、読者のみなさま>ありがとうございました。また、どこかでお会いしま
しょう。

会議室にいた5年の間に、通信環境が劇的に変わりました。小さな店(パソコン通信の一会議室)の前に、ショッピングモール(インターネット)ができたようなもので、ネットワーカーたちはモールの方に鞍替えをしたのです。さらにモールに出店し、規模を発展させてもいます。ですから別の会議室を見ているモデレーターがつぶやいた一言が現実味を帯びてくるのです。
☆私の任務は、会議室をつぶさないこと。
つぶさないようにするためには、まめに会議室に出入りすることが求められてきたのですが、もう書くだけのパワーがなくなってました。もう一つ。相互乗り入れしていた会議室のモデレーターが任を降りたのも今回の退任を決断する理由でした。そんなこんなで、会議室2つとホームページ更新は、とりあえず2つに減りました。
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Oct/14(Wed)

曲がり角

:とうとうBIGLOBEがやってくれたよ。
鯉:まさか、月額無料の従量制課金を廃止して、ニフティのように月200円の管理手数料を取るとか?
熊:その通り。しかも、1年後には「利用のない、管理手数料だけ払っている会員のIDを剥奪する」とも
鯉:ありゃりゃりゃ。まるで後追い。
熊:鯉ちゃんはBIGLOBEもニフティも退会したんだよね?
鯉:そうです。BIGLOBEは出入りが少なくなったのと、インターネットへの対応が遅れて、まっ、切ってもいいかと。
熊:辞めて1年?
鯉:ぐらいです。まだ無料でしたからいてもよかったのですけれども、チェックしてもメールがなかったものですから。
熊:昔のPC-VAN仲間とは?
鯉:適当に連絡は取ってます。というより、その時のアクティブメンバーが現在もアクティブじゃありませんし、チャットをやっても知り合いが出てこないので辞めどきかなって。
熊:でニフティを辞めたのは?
鯉:だいたい同じ時期でした。初めは月200円の管理手数料を払って、シェアウェア代行サービスを使ってたのです。
熊:君も、インターネットからダウンロードするのが好きだからねぇ。
鯉:でも、ベックルのようにインターネットから送金代行ができるようになったので、ニフティにしがみつくこともなくなったのです。
熊:なるほど。しかし、世の中。何が何でもパソコン通信からインターネットにシフトさせようという動きがある。
鯉:シフトはいいんですけどねぇ。パソコン通信のサイドにたったニュースグループ書き込みソフトが少ないです。
熊:で、どうしても秀シリーズのような通信ソフトを使ってしまうのですが
鯉:最近、バージョンアップがないのですよ。
熊:うーん。この前のオフでもそういう話が出たのかい?
鯉:パソコン通信を支える「職人」はいるのですけれども、彼らががんばっても「次の人」が出そうにないのです。
熊:みんなホームページ作成に精を出している?
鯉:だからパソコン通信をするための「管理費」が必要になってくるんでしょうね。
熊:ところで、モデレーター退任の反響は?
鯉:「ふーん」、って感じです。そこがいまのパソコン通信の......。
熊:まぁ、続きは置いておいて。でも、前任者が辞めたときの反応もそんな感じだった。
鯉:モデレーターが報われることが少ないんですけどねぇ。せめて事務局からのメールがあったりとか、告知があったりとかしてもいいんじゃないかと思います。
熊:いや、モデに報いを期待する方が間違っている。
鯉:うーん(--;)。いずれ、昔の「パソコン通信」を追っているだけでは、いよいよやっていけなくなったということです。
熊:まぁ「曲がり角」とぼやいてばかりいないで、次の構想でも考えましょうや。
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Oct/15(Thu)

DMの洪水
ームページを持たない。Webサーフィンはあまりしない。ニューズグループもほとんど見ない。でも、メル友がいっぱいいるの−−という人もこの世界にはいっぱいいるようです。たまに掲示板に「メールを下さい」という用件のみの書き込みもあったりします。
ところで、超多忙な知人が「短歌のメーリングリストに入ったところ、ものすごい数のメールが送られてきて、読み切れない」とSOSを出したことがあります。別の知人が
「メーリングリストは便利だけれども、使い方を間違えると大変だから気を付けようね」
というコメントをつけたのを覚えてます。その時は
「ふーん、メーリングリストには手を出さない方が無難か」
と思ったものです。事実、いくつか食指の動くメーリングリストもあるのですが、自制しているところです。
その代わり、現在ダイレクトメールが1日に数通〜10通届く状態です。こちらが購読を希望したので自業自得なのですけれども、数百行のメールが何通も来ると、BBSの巡回時間よりメールを落としている時間の方が長くなって、やや閉口気味です。そういう時は本文を見ないで一気に消去します。
それでも、あのプロバイダがこういう料金設定をした、この会社がこういう新製品を出したとチェックできますから、便利は便利なのですけれども、やや手を広げすぎました。
ともあれ、この手のものは1回のアクセス=10通が限度です。朝夕だと15〜20通という現状で、まめにつながないと読み切れない実態があります。やめればいいんでしょうが「購読料半年分前払い」というのもあって、地団駄を踏んでいます。
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Oct/16(TGIF)

野村さんは監督を引き受けるか?
:今週2回目の登場です。
熊:前スワローズの野村さんがタイガースの監督就任?というのはインパクトあるねぇ。
鯉:えぇ。私の頭では、明日からの日本シリーズは飛んでしまいました。タイガースのやる気と熱意を感じてます。
熊:ということで、昨日のうちに野村さんが返事をするかと思ったのですが。
鯉:珍しくNC9を見たのです。そしたら「会っただけや」と。
熊:断らなかった。けれども「はい、そうですか」とも言わなかった。
鯉:もし、野村さんに断られた場合のタイガースのダメージは大きいんじゃありませんか?
熊:それと、スワローズファンへの支援に対してどう思っているかという両天秤で迷っているような気がする。
鯉:まず、野村さんが持っている疑問。「どうして監督はOBからの選出じゃなかったのか?」については?
熊:安藤さんは地味です。よくて現状維持でしょう。
鯉:そら厳しいわぁ。
熊:いや、一昨日球団幹部のフリートークでそういう評価がされたのでしょう。
鯉:で、人気の田淵さん。
熊:ホークスで采配した際の印象が、どうもよくない。
鯉:でも、甲子園にファンが帰ってくると思います。
熊:ファンが帰ってくるのと優勝を争うチームにするのと、両立はむずかしい。
鯉:厳しいなぁ。毎度の疑問。掛布さんは?
熊:あのなぁ、反読売のタイガースファンが、読売系の媒体で仕事している彼を、暖かく迎えると思いますか?
鯉:でも、掛布は「いずれ、声がかかったら」って思ってます。
熊:しかし、数年というスパンでファンは待ってられない。タイガースが野村さんに提示したのは3年。
鯉:3年あれば、一回は優勝できるだろう、と?
熊:で、鯉ちゃんの考えは。
鯉:昨日の段階である程度結論が出ると思ってました。しかし保留ですよねぇ。
熊:その通り。でも、どっちだと思う?
鯉:私とすれば、監督になってほしいです。それほどまでにしないとタイガースは変われません。
熊:ファンみたいなこと言うねぇ。
鯉:六甲おろし、1番は歌えますから(^_^;)。
熊:あぁ、あかん。ファンは2番も歌えることになっている(--;)。
鯉:だから、ファンではないのです(^_^;)。それはともかく、熊さんの考えを。
熊:スワローズとタイガースのどちらに義理立てするか、ということが決め手になると。
鯉:けど、返事が遅れれば遅れるほど野村さんにもプレッシャーがかかるような気がします。
熊:コーチングスタッフ次第。
鯉:そういう人材がタイガースにいないのでしょうか。
熊:うーん。むずかしい。けれども、昨日のうちに返事を出さなかったことで、行かない目も出てきたからなぁ。
鯉:私は6:4でタイガースの監督になる、と見てます。
熊:甘いなぁ。よくて5:5だ。野村さんが監督を引き受けるにはあまりにもリスクが大きい。
鯉:それを引き受けるのが男だと思うのですが。
熊:人のことだから、無責任になるんだよなぁ>みんな。
鯉:でも、ファンとはそういうものです。
熊:みなさんはどう思われますか?
注)最終的に「同年代からのエール」に答える形で、野村さんはT行きを承諾しました。
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Oct/17(Sat)

資格取得週間
ょう、明日と、勤務校では資格取得試験が目白押しで簿記・電卓・英語・情報処理のうちどれかに関わっている生徒が大部分です。勤務校は進学校ではありませんから、資格取得は学習への格好の動機付けとなります。われわれの周囲でいうと、
☆検定1週間前には放課後1時間の課外を設け、集中講義をする。
☆その他、極力授業を振替・買い取りし、1時間でも多く学習させる。
ということが行われています。他県でその話をしたところ
★部活動の顧問から同意を得られないので、とても放課後の課外は無理。生徒が各自でやらざるを得ない。
★あくまでも正規の授業に忠実であることが求められるので、弾力的運用は叶わない。
という反応でした。それはさておき、集中学習の効果なのですが、生徒たちは非常にやる気になってます。自分が受け持っているクラスしかり、直接関わってないクラスしかりで、こちらが恐縮するぐらい熱心に問題を解くのです。それも全員!たまたまそういう生徒が揃っている(注・男1:女2の混合クラス)からできることだとは思いますが、試験目指して懸命なのです。
個人的には「検定第一主義」は嫌いです(注・何より私。ナマケモノですから)。資格を持っていても役に立たない場合を多く知っています。検定よりも、もっと実地調査・研究にあたるべきだという考えには変わりありません。しかし、この1週間ほどの生徒たちの取り組みを見て「資格は自信になる」「資格は減らない」ということも考えるようになりました。「今回、資格を取ってみせるって」と言い切る生徒が何人もいることに頼もしさを感じつつ、資格取得試験当日となったのです。
注)結果、ですって。言わぬが花です。
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Oct/19(Mon)
眼鏡を変える
入りの眼鏡屋から「乱視が混ざっている」という指摘をされ、最初こそ気に留めませんでした。ところが、左右90度あたりの数字の区別がぼつぼつ付かなくなってきます。「305,660」が「305,000」と見えたりすることが多くなり、いよいよ乱視が進んできた。よろしくない。そんなこんなで、眼鏡屋に足を運ぶことになります。で、数字が別の形に見えるのは乱視が進んだということなんですよね?
−−それは「近視」が進んだことになります。現在しているのと比べて左右とも+1となります。あっ、目は大きく開いたままにして下さい。
出入りの眼鏡屋で検眼をしたとき、目を細めて検査に時間がかかりました。近視の場合、目を細めることで焦点がはっきりとなりやすくなるため、どうしても目を細めてしまうのです。今回は、それが否定されたことになります。当たり前か。そのうち、子どもたちが検眼の様子を何度も見にきます。レンズをとっかえひっかえ、椅子に座らされているのが面白いんでしょう。
できあがった眼鏡はフレームが上半分のみ、レンズが1センチぐらいと、以前に比べるとすっきりした感じになったのですが
「レンズの厚みの部分がむき出しになっていて、いかにも度の強い眼鏡」(妻・談)
ということには変わりありません。そんなこんなで、昨日の夕方から新・眼鏡で過ごしているのですけれども、長時間着用で、目が渋くなってしまいます。
「慣れるまでに1週間はかかる」
そうですから、仕方ありませんが。付け加えると、レンズがコンパクトになったので下目使いになったときに妙な感じになります。現在は楽になった部分と、「いずい」部分(注・落ち着かない、とでも訳しておきますか)が共存してます。
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Oct/20(Tue)
表紙を変える
の壁紙に黒のフォントは見づらいので、何とかしてくれ−−という指摘がありまして、2日ほど検討してました。ならば薄い色の壁紙なら見やすくなるかと思い出したところ、今度はアクセスカウンタが薄くて見づらくなります。大家からのCGIには限りがあって、アクセスカウンタの文字の中ではこれが一番まともなので、これはこれでいじりたくないのです。あれこれやって、現在の壁紙(赤に白を混ぜたもの。バックナンバーに移った際は別の壁紙になります)になりましたが、どんなもんでしょうか。
壁紙ついでに、コラムのレイアウトもいじってます。まだ試行錯誤の段階なのですが、画面いっぱいの文字を80%表示に減らすことで圧迫感を減らすことになる、と日経clickに教わりテストしているところです。ただ、使っている作成ソフトがこちらと違うHOTALLなので、翻訳が面倒なのです。もう一ついじるとすれば表内の文字間隔をどう広げるかということです。もし、読者の方で同じように悩んでいる方がいれば、教えて下さい。何か新しい発見があるかもしれません(って、すがるばかりじゃだめなんですけど)。
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Oct/21(Wed)
少女の夢
たしは、小さいときから児童館に出入りしていて、「何かあったら手伝ってくれ」って言われてましたから、こういう関係の学校に進みたいって思ったんです。勉強したいんで、2年の短大・専門学校じゃなくて4年のところにいこうと考えてます。あぁ、この前も児童館に行って手伝いました。
聞いて下さいよ。最近の子どもたちって、着ぐるみを見ても驚かないんです。あたしたちが子どもの頃は着ぐるみを見ても「わぁ、ほんもののうさぎさんだぁ」って思ってましたよ。ところが、今の子は初めから攻撃をするんです。「やぁい、この中には人がいるんだろう。わかっているんだぞ」って。それも1人や2人じゃなく。
あたしは、本を読むのが好きなんです。うちの親が本を読んでくれたんで、抵抗ないんです。いまの親って本を読んであげないんですか?読んであげたらいいと思うんだけどなぁ。ビデオが本の代わりになっている?うーん。あたしが学校を出て仕事に就いたとき、あたしたちぐらいの年の親もいるわけですよね。そういう人たちって、本を読んであげないのかなぁ。
あたしの夢は、保育所を持つことです。延長保育とか夜間保育とか必要とされているわけでしょ。もちろん、そういう施設があるのは知ってますけど、あたしがそういう保育所を作りたいんです。何か変なこと言ってますか。変じゃないですよね。あぁ、よかった。でも、あと試験まで2週間しかないんですよ。小論文、何が出ますか?添削受けた方がいいですよね。前の志望校に小論文がなかったし、前の模試はどうしても都合がつかなくて受けてないんです。何とかなりますか?まぁ、頑張ります。ありがとうございました。
注)その学校。小論文の傾向ががらっと変わったのに苦しんだそうですが、彼女。無事合格を果たしました(11/8記)。
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Oct/22(Thu)
雨はどっちに味方する?

:どう、新しい眼鏡のかけ心地は?
鯉:縦が前の2/3なんです。フレームの枠もかなり省略されてますから、視線が定まらないのです。
熊:この間、眼鏡屋に行ったとき「利き“目”はどちらですか?」と聞かれてたけど、結局どっちだったの?
鯉:わからなかったのです。しかし、こうやってかけてみると右目がそうかな、と。
熊:結局、眼鏡は変え時だったののかい?
鯉:それはそうです。前まではレンズに色が付いていたのですが、色が剥げてきてました。
熊:今度は色が付いてないように見えるのだけれども...。
鯉:正解(^_^)。レンズが薄くなったので、厚さを感じられなくなったかなということで。
熊:でも、度が強そうなのは変わりない。
鯉:「コンタクトはしないんですか」って言われているんですけどねぇ。どうも踏ん切りがつかない。
熊:周囲の反響は?
鯉:あれっ(?_?)という感じです。敏感な人は気づいてます。まぁ、こんなもんかなという反響です。
熊:ところで、日本シリーズがまだ2戦しか終わってない。テレビの編成も困っているだろうねぇ。
鯉:権藤さんは振り上げた拳をどこに下ろしたらいいかわからない状態なんじゃなかろうか。
熊:「1戦は横浜、2戦も横浜、3戦も横浜っ」と実況したいアナがいると思うんだけど
鯉:そのフレーズ、高校野球関係で使ってましたよ。
熊:誰か、使わないかね?
鯉:使わないでしょう。東京のアナはみんなスマートですから。それより横浜・一気にという雰囲気がしぼむのを
熊:権藤さんは嫌ってるな。
鯉:時代はベイスターズに味方しているような感じなんですが
熊:誰か、ライオンズサイドにつかんのだろうか。かつては「それでも強かった」というトーンだったのに。
鯉:38年分のインパクトにはかなわないということでしょうか。
熊:日本シリーズが雨。ならばJリーグに、と話題が行ってもいいのに。
鯉:あっ、熊さん。サンフレが勝ってます(^_^)。
熊:あたぼうよ。相手はヴェルディだぜ。
鯉:レッズもエスパルスも見えてきた7位です。
熊:賛否両論。しかも反対論が多かった中でリストラを敢行し、久保のような若手が育ってきた。試合が選手を育てるのよ。
鯉:よい結果が出ているから、そう言えるんですなぁ。
熊:いや、野球もサッカーもフロントがしっかりしているチームが上位に来る。
鯉:ブルーウェーブがかつて打ち出した「ベテランを活躍させながら、若手も育てる」という方針は?
熊:難しい。それがヴェルディにも言えるのよ。
鯉:さて、きょうはあるでしょ。日本シリーズ。
熊:雨がどちらに味方するんだか。
鯉:いい試合を期待しましょう。アーメン。
熊:それ、報知が日曜の見出しで使ってた。
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Oct/24(Sat)
助けてフリーズ!
ードディスクの中身を整理しようと、不要なソフトを削除しました。ところがいくつかの共有ファイルを削除したため、現有ソフトまで動かなくなったのです。真っ先に動かなくなったのがホームページ作成ソフト。画像を使わないソフトは動くものの、今度はブラウザが立ち上がらず、通信ソフトもだめで、結局昨日の朝はそれでつぶれてしまったのでした。
こういう場合、いつもなら98のCD-ROMを入れて復旧するのですが、今回は
「MS-DOSが使用中です。使用状態を解除して下さい」
と何度も出ます。しょうがないのでフロッピーディスクを入れようとすると、何か引っかかる。よく見ると、フロッピー入れにおもちゃのアクセサリーが押し込められてました。これを発見できたのは怪我の功名。それから取り出してフロッピーを入れ直してもだめで、夜に最初からやり直しです。
帰宅後。フロッピーディスクからやり直して反応が芳しくなかったので、再フォーマットを覚悟したのですがフォーマットできない。つまり、システムが95から98に変わってしまったので、95形式のフォーマットはできなくなってました。そうこうしているうちに、今度はきちんと再インストールされ、無事に各ソフトも復活したのでした。やれやれ。
ただし、とある日本語入力システム(IME)に関しては不調のままです。一時的に回復したのですが、すぐ変換でダウンします。幸いもう一つのIMEが機能してますからよいのですが、そちらはまだ気になってます。M社のソフトだからですか、ねぇ。
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Oct/26(Mon)
海外研修の曲がり角
日、勤務先で生徒対象の海外研修の説明会があって、話を聞いていくうち、どうも4年前に行ったところを訪れるらしいことがわかってきました。取り扱い業者が同じ、現地の業者も同じ。で、世話役の名前も同じ。そうだとわかれば、こちらは安心であります。問題は業者の説明に立ち会った生徒がごくわずかで、採算割れの恐れ(もしくは費用の高騰)があること。また学校側で立ち会った人数がこれまたわずかで、総括と私の2名だけだったことです。この2名以外が派遣、ということになればどうなるんでしょうか。
それはさておき、4年前に引率した相方(転勤しました)にこれこれこうだったと連絡を取ります。すると電話口で彼女はいくつか問題を示しました。
・実施時期・期間(3月中旬〜下旬の3週間)について
・参加費用(30数万円)について
・募集対象について(特定の学科の生徒のみが応募する傾向にある)
・「研修」そのものの実施の是非について
・引率者の資格について
実は、今度の行き先をALT(外国語指導助手)の出身地にして、彼女に引率させる話もあったのですが、
・日本人が行くには寂しすぎる場所である
ということで却下されています。
決して「特定の学科」のみを対象とした研修ではありません。しかし、ふたを開けてみたら特定学科の生徒しか集まらなかった。アプローチが十分じゃなかったのです。これは人が集まらないときに誰彼となく言う
「その科の修学旅行は、国内でなく海外で行おう」
ということを本気で考える時期になったことなのでしょうか。あるいは、世の中が海外研修の気分でなくなったということなのでしょうか。
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Oct/27(Tue)
横浜の時代
カープファンになったのは20年前のことでした。その年はスワローズが優勝した年で、優勝が不可能だったのはずのカープが突然スワローズを猛追。「もしかしたら」という期待を起こさせるものがありました。同じ年、シーズンオフのテレビ番組(オーケストラがやってきた)で広島県民・市民がいかにカープを愛しているかという場面を見せられ、それ以来のファンです。もう一つ言うと、読売戦でもっともホームチームらしく応援をしていたチームがカープだったということです。他の4球場では読売ファンが半分以上いましたし。
時は巡り1998年10月になります。かつて、カープ・黄金時代に行われていた光景が、横浜で再現されます(ベイスターズの優勝)。球場の盛り上がりは言うに及ばす、球場の外も熱心なファンたちで埋め尽くされてました。そういうファンたちが横浜にもいたのです。というよりも、フロント・コーチングスタッフ・選手が招き寄せたと言ってもいいでしょう。去年(横浜は2位でした)、大矢監督が辞任したとき、フロントが大矢さんを追い落とした感じにも見えました。「何て、非情なフロント!」とファンじゃない私も思いました。しかし、今年になってきちっと優勝という結果を出すのですから、フロントの眼力も大したものです。
ライト・レフト・マウンドで万歳をした選手たちの脇にはスタッフジャンパーを着ていた裏方さんたち(?)もいました。これもまた新鮮です。何をやっても新鮮に見えたベイスターズに対して、ライオンズは色あせて見えました。8回裏のプレー(2塁に向かうランナーにタッチし損なったこと)に猛抗議する監督・コーチの姿にすべて象徴されていたような気がします。盟主・ライオンズですら、横浜の時代を翻せなかったのです。
バントはしない。先発・中継ぎ・抑えの役割分担をきちっとした。マウンド上に向かうときは監督が行く。新聞記事の表現を借りれば、確かに権藤監督は「横浜の旗」を立てた。そう言えます。来年、時代の風を呼び起こし、旗を立てることができるのはどの球団なのでしょうか。あの監督は胴上げを見ながら、いろいろと思いを巡らせていることでしょう。
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Oct/28(Wed)
Long long ago
かぁし。宇宙の片隅で、井戸端会議の場を残そうという人たちが立ち上がりました。
「会議室はこうでなければならぬっ!」
という強硬派や
「私たちは私たちで井戸端会議をする」
という一派はその場にとどまらず、自分たちで会議を持ち、曲がりなりにも場が持っているという状況が続いていました。そして、もっとも穏健な人たちが、その時の井戸端会議の名前を引き継ぐこととなったのです。
それから2つ目の夏が過ぎ、紅葉が見頃になってきたころ。ふらっと常連だった客が戻ってきました。
「マスター。いつもの」
−−かしこまりました。
という声を聞いて不思議に思った客は
「ねぇ。ここのマスターって誰でしたっけ?」
と尋ねます。ここでマスター4人の名前が出てくれば問題はなかったのですが、3人しか思い出せません。
「でも、入口の看板がそのままになっているの。なぜ?」
常連客も尋ねます。
「ここのバーは赤・青・黄・紫・緑・白・橙と7つの部屋があるけれども、4人でどう分担しているんだい?」
−−どうもこうも。
−−いや、なるようになれということで
−−他の会議室もあって忙しいし
−−仕事もあるし。
3人の声は聞こえたのですが、4人目の声が聞こえません。ねぇ、マスター。ここは4人で切り盛りしているんですよね?
−−いやぁ。「井戸端会議を残そう」ということしか考えてなくて、あとは「なるようになれ」なんです。
じゃ、整合性なんてないと?
−−はははぁ。ばれちゃしょうがないですねぇ。あっ、どうです。会議室・青のマスター枠が残ってますよ。お客さん、よその客引きが長いし、もう、スカウトしちゃうよ(^_^)。
マスター。残された会議室にどう説明するのですか。っと、それはともかく、戻ってきた客は何事もなかったかのように
「マスター。雪見だいふくちょうだいっ(*^_^*)」
といってます。あの、前に言ったことが大きくなっているんですが、お客さん。
「このアップルパイもおいしいわぁ(^_^)」
まるで聞いてないようです。それはともかく、バー赤と黄は繁盛しているみたいで、どこかの鉄道会社よろしく、他の5つの不振をカバーしているありさまです。
「でも、この7つの部屋の整合性ってどうなってるの?」
−−まま、そんな暗い話題はいいから。まっ、飲んで。
ということで、来る日も来る日もバー赤・バー黄は賑わい、他のバーの蜘蛛の巣はどんどん大きくなったのでした。おしまい。
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Oct/29(Thu)
取捨選択も能力のうち、ですが...
活動のすべてを見ようとすると、1人の顧問だけではやっていけない部分が多くあります。で、かなりの部分を生徒にさせているのが現状です。部員が数十名いると、彼女たちの要求もいろいろですから、束ねるのが大変です。いや、私もですが、部長(=生徒)はもっと大変です。
今年はとうとうパレードまで頼まれて、楽器を吹きながら演奏するという未知の分野に挑みます。当然問題もああります。例えば振動で揺れて唇が荒れてしまうといった、技術上の問題。曲と曲との間をどうやってつなぐかという演奏上の問題。他校の生徒もパレードさせてくれ(注・こちらは「できない」と返答してました)ということをパレード2週間前に再度要請される運営上の問題(幸い、他校の顧問が理解のある方だったので事なきを得ましたが)。それらのことを何から何までこちらでやってしまうと、生徒から反発されますし、一方で主催団体からはいろいろと言ってくるわけで、部長ともども板挟みに合うのです。来月は3本行事があります。
−−忙しくて、声をかけてもらううちが花なのよ。
えぇ。そうです。その通りなんですが、一方では音の出せない生徒の面倒を見たり、音がでない楽器の面倒を見たりということもあって、捨てている部分がはるかに多いのです。「取捨選択も能力のうちだ」と佐渡裕が言ってましたが、その加減の部分で悩んでいる方も多かろうと思います。すみません。愚痴ってしまいました。
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Oct/30(TGIF)
フリエが消える

:横浜はよくやったんです。「春も横浜、夏も横浜、秋も横浜」だったんですから。
熊:「正月も横浜」となる。
鯉:駅伝・ラグビー・高校野球・プロ野球と、全部横浜関係が持っていったことを言います。
熊:だから、昨日のマリノス+フリューゲルス=横浜Fマリノス発表は水を差したことになる。
鯉:いや、横浜景気(ベイの優勝、横浜高校の優勝、ゆめ国体)の最中でしたからショックも少ない。
熊:それにしても、こういう形でJリーグのチームが1つ消えるとは思わなかった。
鯉:実質上、フリューゲルスが消えるわけです。
熊:ASフリューゲルスのAはすぐわかるのだけれど。
鯉:全日空ですね。
熊:Sがなかなかわからない。
鯉:佐藤工業です。私がわからないのは、佐藤工業がフリエに加わるメリットでした。
熊:そりゃ「うちの会社はJのオーナーです」と紹介できれば、イカすじゃん。
鯉:でも、フリエグッズって、全日空から出ているものしか知らないんですよ。
熊:フリエの印象は?
鯉:決して嫌いじゃなかったです。ゾーンプレスの加茂周さんや、レゲエ森くん(←最近どこ行った?)もいました。
熊:ただ、最後は横浜にJが二つあることが響いた。
鯉:佐藤工業の代わりになるスポンサーを探したのだそうですが
熊:横浜にはJが二つある。
鯉:それしか言えないのですか?
熊:サンフレッチェの赤字が10億なそうだ。あそこは「地域唯一のプロチーム」だからまだ何とかなってるわけで。
鯉:でも、昨シーズンからのリストラはものすごい反響でした。
熊:結局、「横浜ダービー」より、企業の存続ですか。
鯉:横浜が一つになれなかったのが、響いたんです。
熊:でも、フリエはいいチームでした。いい選手もいっぱいいます。
鯉:フリエ、よき時代だったのです。
熊:↑相当、苦しい。
鯉:サポーターのみなさま。相済みません。
熊:最後のトーナメント戦の活躍を祈念するものです。
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Oct/31(Sat)
今年も、冬の電波
年は夏らしい夏がなく、さりとて秋の気温が平年並みまで下がってない日が多いのが現状であります。それでも宮古・市民文化会館前の銀杏も少しずつ黄金色に変わろうという今日この頃。ここ数日で通勤のカーラジオにMBSラジオ(毎日放送1179khz・大阪50kw)が安定して入感するようになりました。現在は夕方5時頃から朝8時頃までしか聞こえませんが、もっともよいときですと昼の数時間を除いて終日聞こえるようになります。東北でMBSを聴きつつ出勤しているのは私ぐらいでしょう−−と思いきや、「私もそうだ」と名乗りを上げた人がいました。
「関西出身で、だめもとでカーラジオをいじったら聞こえたので、そのまま出勤時に聞いてい」
たそうです。いや、同好の士はいるのです。
☆なぜMBSなの?
いや、FM802でもABCラジオでもいいのです。ただ、FM局の長距離受信はほとんど不可能ですし、MBSの方がABCよりもよく聞こえるのです。
☆聞くきっかけは?
さっきも書きましたが、カーラジオをいじっていたら聞こえたので、そのまま聞いたのが一つ。阪神大震災の情報を得るために聞いたのが一つ。それからパーソナリティの人となりも大きいです。
もっとも電波が安定する1月2月といったところまで、雑音との戦いが続きますが、通勤車内をほっとする空間に変えるべく、カーラジオはしばし1179となります。東京やこちらのラジオ局は、どこかかしこまってますもん。
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