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鯉:aikoの「初恋」を鼻歌しつつ、軽やかに通勤できればいいんですが、 熊:雪深さにエネルギーを取られて、ちょっと消耗していたね。 鯉:いかにも。雪だけでなくて、他にも悶々としていたことがありました。 熊:例えば? 鯉:「あれをしなければいけない」っていう意識は強いんですよ。 熊:で、しなければいけないことはやっているの? 鯉:うんにゃ、それほどでも。 熊:鯉ちゃんってさぁ。「自分を変えなきゃ、変えなきゃ」って言っている割に自爆していること 鯉:多いです。昔から、そうだったかもしれません。 熊:「鯉ちゃんって、変わっているよねぇ」って言われない? 鯉:当人は、そんなつもりないんですけどねぇ。 熊:そう。大まじめにふるまう。で、ポイントがちょっとずつずれている。 鯉:最近気になるのが、職種のことなんですよ。 熊:例えば? 鯉:正職員と臨時職員という扱いがありますよね? 熊:まぁ、現実としてあるなぁ。 鯉:あれ、区別する必要あるんですか?同じ仕事をしているのに。 熊:勤務年数が長くなるほど、「あの人は臨時だから」っていう言い方をするなぁ。 鯉:私も臨時をしたことありますが、やる方は必死なんですよ。 熊:雇う側は「我々とは、職種が違うから」って思うなぁ。 鯉:そこです。知人が妙な話をしてました。この間、結婚式に呼ばれてスピーチをしたそうです。 熊:カラオケも披露した? 鯉:それはさておいて。「彼女と私と職種が違うのに、向こうは『友だち』って思っている」。 熊:それ、どういうこと? 鯉:正職員と臨時職員は身分が違う、ってことらしいんです。「私は係長なのに...」 熊:呼ぶ側からすれば、同姓でお友だちっ。いいじゃない。呼んでもらえるだけで。 鯉:「でも、友達の友達よ。何で、私がスピーチまでやって、受付までやらなきゃいけないのよ」。 熊:いいじゃないの。友達の友達は皆友達だ。 鯉:そのフレーズ、20年近くになります。 熊:いいの。そういう人たちは、大事にしなきゃいけないよぉ。 鯉:呼ばれるだけありがたいです。で、新婦のお姉さんが知人の同級生、つまり 熊:鯉ちゃんの同級生? 鯉:なそうです。いや、世の中狭いです。 熊:君のところも、結婚7年目かぁ。早いねぇ。 鯉:駆け抜けてきた、って感じです。 熊:いつもの年だったら、FMにFaxして近況報告をするころだねぇ。 鯉:なんですけどねぇ、パーソナリティがいなくなったんですよぉ。 熊:自分で報告すれば? 鯉:だから、それをいまここでやっているんです。曲はクイーン『伝説のチャンピオン』 熊:こういう曲をリクエストするから、おじさんって言われるんだぞ。 鯉:まさか、プッチモニの「ベイベー♪」というあれをリクエストするわけにもいかんでしょ。 熊:その方が怖い。 Up |
中学での恩師が定年で退職になります。1人は県教育センター所長の竹田紀男先生(技術)。もう1人は1年の時の担任だった盛岡・北松園中学の木村幸治校長(社会)。2人から教えを受けたのが25年前のことですから、彼らが35、6の時に教わったことになります。もっとも彼らが教育熱心だった時期に授業を受けることができたわけで、その後の彼らの経歴を知るにつれ、恐れ多さを増してきます。 別の恩師(こちらはまだまだ現役)がもう1人、教育センター所長の下で働いていて、2年前の同窓会で話をする機会がありました。 「中学校の時にあれこれやったことを、形を変えて実践しているのが君(=筆者)の今の姿だ」 と話してくれた時、私もちょっとは認められたのだと感激します。 「彼(=木村先生)の提案に意見を言ったら、ことごとく反論された」。 と2・3年の担任が言ったのは、彼らの実践が熱を帯びていた証拠であり、事実彼らがまとめた論文は教育界の注目の的だったと言います。 彼らが輝いていた30代半ばに私もさしかかり、そして40になんなんとしている昨今。もっとバリバリしないといかんなぁと思いつつ、時の経過を感じるものです。 竹田先生は25年前、マルタケと呼ばれ、木村先生は怪獣・ギムラと呼ばれてました。悪さの塊だった私は、迷惑をかけるあまり親が学校に呼ばれることをしたことがありました。 15年後、教育相談の会議で講師をしていたのが木村先生で、当時の悪行を詫びたのがつい昨日のようです。 去年の年末。大広間でパラパラもどきを踊っていたら、それを苦笑して見ていたのが竹田先生と副所長でした。 竹田先生からは、実践する術を教わりました。木村先生からは「日本一になれよ」と言われつづけました。曲がりなりにもこの世界で仕事をするようになったのは、整った教育環境で学ぶことができたからです。先生。お疲れさまでした。後は、われわれ後輩が道を整えるべく、やってみます。 Up |
ひょんなことから演劇部顧問となり、1年が経過しました。 「はめられた」(=本人) 「はまった」(=周囲) ――どちらの見方が合っているかは、読者に委ねます。きょうも、脚本の勉強会なんだよね。 さて、複数の情報誌に『演劇基礎講座』(盛岡劇場、電話019-622-2258)の案内が出てました。5月上旬から9月下旬まで。受講料1万円。あっ、行きたい!! 「技術は後回しでいいから、とにかく生徒と接することだよ」 と回りは言いますが、実は生徒の方が技術を習得していて ☆ほら、サスの仕込みが違う ☆ケコミは用意したの? ☆ダメ出しある人? という会話についていくには、わかってないとだめなのです。いや、一応『高校生のための演劇講座』を買って読んだんですよ。でも、わからない。例えば ☆Cueシートの書き方 ☆照明プラン図 というのが大まかに書かれてあっても、じゃぁ、自分がどうやって書いて翻訳すればいいかわからない。実際問題、9月の地区大会や10月の県大会にスタッフとして参加するらしいということが決まっているのに、去年のように動けないでおろおろしているだけというのも、現場が困るというのは目に見えてます。 勤務時間にかかるので、上司に相談しました。詳細な案内を手に入れ、そのきめ細かい内容にため息をついてます。42回の講座。70キロ通勤で受講を全うできるのだろうか? しかし、21世紀最初の事業としてやる価値は十分あります。かなり前向きに検討中だということを記しておきます。 (この稿、本決まりになったら続く) Up |