1998/June

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Jun/1(Mon)

おことわり

新がおろそかになる前に、あらかじめ断っておきます。
今月は出張が多くなります。今週は3日、外回りが入ります。2週から3週にかけて8日間の出張があり、合間を縫って課題を作ったり、諸々の作業が入ります。大幅に更新ペースがダウンしそうなことを、お断り申し上げます。
さて、そうなることがわかっているので、夕べのうちにBBSの営業案内をまとめ、10時過ぎにアップを試みたところ、つながりませんでした。しょうがないので、明朝やり直そうと思い、今朝アップしようとしたところ、ファイルがない?実は昨晩のうちに、寝ぼけ頭が不要ファイルだと勘違いし、削除したみたいなのです。ファイルをごみ箱に入れてよいかの確認が出て、その後間髪入れずに削除するのが常套手段なのですが、それが裏目に出てしまいました。ははっ。1時間かけたまとめがパー(;_;)。
おそらく、一事が万事こんな調子でキーボードに向かうことになるでしょうから、どこかでボロが出るのは必至です。せめてゲストブックでのフォローは欠かさないよう心がけます。それでは、また。
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Jun/3(Wed)

出張のバッグ

ぁ泊まりの出張だ、というときにバッグがありそうでないのです。団体旅行で業者から渡されたスポーツバッグがお気楽でいいのですが。
「いかにも、って感じでみっともない」
こちらは構わないのです。
「なんか、みっともないよ」
そうかぁ。でも、ガーメント1つというわけにもいかないし。
「私ならH社のやつを買うなぁ」
ということでH社のホームページを検索したします。ところが出ない。だったら、航空会社のインターネットショッピングから買えばいいのです。ところが
「私、あんまり通信販売を信用してないの」
こちらは、何度も利用して勝手はわかってます。N社はアウトレット(数量限定)でいいものがあるのにねぇ。
「カタログ送ってもらったら?」
だって、数量限定(これ、返品になったもの?)はカタログがありません。それに今回の出張に間に合うかどうかもわかんないし。キャリーをごろごろ転がして1週間の出張に臨むことになるのでしょうか。
この周辺の出張なら、車で往復できますからどんな形式のバッグでもいいのです。問題は見知らぬ土地の移動で、書類をやりとりする。それを持ち運ぶものがありませんし、「大げさでなく、手軽でもない出張」のバッグが、ありそうでないのです。
去年ですか?G社のリュック型バッグで行きました。ところがあれは、高校生が登下校時に使っているらしく、30代の私が仕事で使うには相当無理があるものです(使い出は非常にいいのですけれども)。さて、どういう顛末になりますことやら。
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Jun/4(Thu)

プロバイダの品定め

人から「プロバイダを整理するので、よろしく」というメールが入ってました。ある程度予想できたことでした、というより私もプロバイダ整理の作業に入っていたところでした。知人がいうプロバイダと私がいっているプロバイダは別の社です、念のため。
私の場合、プロバイダというよりもパソコン通信の印象が強いその業者と、現在ではほとんど関係がなくなってます。メールが多く来ればまた考えも違ってくるのですが、現実問題としてほとんどメールが来ません。来るのは「ソフト○○、バージョンアップのお知らせ」と「プロバイダからのお知らせ」だけです。コンテンツが充実している?いや、その社は巨大だった故、プロバイダとして生まれ変わるに遅いものがありました。その間に他社のサービスが進化してたりします。
その社と関係を残していたのは、ソフトウェアの支払いがプロバイダ引き落としで便利だったということもありました。しかし、それもインターネットでやり取り可能となり、業者の中にはプロバイダ引き落とし以外を指定するところも出てきたのです。だったら、固定料金を払うこともありません。
日経ネットナビ7月号に「失敗しないプロバイダー選び」というのがあって、私のめがねにかなった2社(=ホームページを置いているプロバイダ)は一応合格点です。記事の中で「ホームページを置いたら追加料金」とか「メールアドレスを設けたら追加料金」という記述があいまいで、「この社は月額2000円で使い放題」という方に注意が行く記述に問題ありです。まぁ、「この社はアクセスポイントが少ない」と大手に厳しいのは評価しますが。
ネットサーフィンだけなら今の2社(ASAHIネットDTI)よりも安いところはいっぱいあります。しかし、ホームページを持っていくらという料金と、ホームページに何を持てて、それでいくらかということ。それからメールの数とアクセスの数を考えると、2社を残すのは無難で妥当な選択かと思ってます。それにASAHIはニュースグループも整ってますし、私がそれと関わっている現状もありますから。
注)2000年6月現在、3社と契約してます。メインの1社に、非常用の2社という考え方です。
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Jun/5(TGIF)

北上での高校総体開会式

まぐるしく変わる天候の中、昨日は高校総体岩手県大会の総合開会式がありました。30年ぶりに開会式の会場が盛岡以外のところに移ったこと、テレビ中継が入ったことなど、来年の「99岩手総体(インターハイ)」に向けてのノウハウも試す大会ではありました。それにしては気候が雨→曇→雨→晴→小雨というように猫の目のように変わり、非常に厳しい試みであったことは確かです。
<輸送面>
昨日は、盛岡〜北上〜一関といったところをJRの新幹線(!)・在来線といった臨時列車が走り、数千人以上の高校生を運びます。「だから、中止の決定を出せない」と、他校の先生はいいます。だったら、去年までと同じ6時の段階で「実施」の決定を出し、報道機関に知らせてほしかった。12時スタートの開会式に参加するために、6時の段階で動きを取らなければいけない参加者がいるのです。「中止で交通機関をキャンセルすると、料金を払わなければならない」のなら、「雨天決行」とすればよいのです。
さらに「東北本線沿いの学校は、新幹線・在来線を利用する」という「お願い」があったにも関わらず、盛岡市内の高校がバス数台を仕立ててやってきた理由がわかりません。もっと大規模の学校がJRを利用したのですから、できないはずがない。そのせいかどうか、バス駐車場にバスが収容できない事態も発生します。去年までのように「○○高校はこちらの駐車場に」という誘導がなく、到着のずれで駐車場所がばらばらになった学校も結構あったようです。ただし、駐車場周辺の交通渋滞がなかったことは評価します。広大な敷地のなせる業です。
<ハード面>
北上総合陸上競技場は99岩手総体の総合開会式を行うところです。大きな電光掲示板があり、見やすい表示でした。競技場とフィールド間に2メートルの段差をつけて、場内への乱入をさせないようにしているのは、うまいことやりました。いつもの「応援合戦」はゲートの柵が開放されるまでできなかった。これも成果でしょう。また、芝生席がなだらかな段差になっていて、収容人数が多い(2万人ぐらい?)割に、圧迫されない点は評価します。
問題点。トイレの絶対数が足りなく、場所が点在してないため、ものすごい行列ができました。管理上の問題があるとはいえ、これでは来年のインターハイはままなりません。また、駐車場から競技場への通路が狭いことも問題。入り口が2ヶ所しかないのも、前(=盛岡・県営陸上競技場)と比べると不便です。
<運営面>
30年の蓄積がある盛岡開催と、今年初めての北上開催を比べるのは酷ではあります。しかし決定的に違うのは
・係員の配置が足りない
ことでした。「各校の責任でやってくれ」と言われればそれまでですが、競技場をわかってない面々の方が多いのですから、そういう配慮がほしいです。
・式次第を見直した
のは評価します。今まで最後だった「功労者表彰」を最初に持ってきて、15分後に開会式にする。去年までの弛緩状態とは違ってました。ただし、開会式本体が1時間を超えてしまったのですから、チアガールによる先導・来賓の挨拶(4人)など、一部割愛して、何とか1時間に収めてほしいと思います。それから
・高体連の歌に字幕がほしい
と。「みなさんも一緒に歌ってください」というのを字幕に出すんじゃなくて。肝心の詩がないとだめです。
とまぁ、悪天候のせいで厳しい評価になりました。ハードよりもソフトが大変だったと思います。それは、お察し申し上げます。もっとも、一番戸惑ったのはわれわれの方。慣れれば盛岡・北上隔年開催もよいのかもしれません。
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Jun/6(Sat)

デフレな土曜日

:オフって、オフライン・ボード(=パソコンを離れてする飲み会)のことかい?
鯉:いいえ、仕事のオン/オフです。なかなか土曜日に休ませてもらえません。
熊:最後に休んだのは?
鯉:4月の11日です。あとは日曜日を何とか休みにしても、土曜は仕事です。
熊:第2と第4土曜日があったよね?あれが休みにならないのかい?
鯉:8月8日まで休めそうにないです。
熊:困ったねぇ。でも、まだ日曜日休んでいるからよいではないか。
鯉:いや、日曜日に出かけることが多いですから、終日のたりのたりとはなりません。
熊:休みなさい。
鯉:いや、なかなか仕事があって、日曜日を休むには土曜日をつぶさないとだめなのです。
熊:4ヶ月土曜日が休みにならないかぁ。厳しいねぇ。
鯉:いや、日曜日が4ヶ月つぶれるよりはよいです。
熊:しかし、それぐらい働いて世の中がぱぁっとすればよいのだけれども、そっちも好転しない。
鯉:1年4ヶ月前に東京に行った時「この不景気はどうしようもない」と知人が言ってました。
熊:あの時は150円コーヒーでお茶をして、都バス(当時190円?)にしないで地下鉄(150円)で移動した。
鯉:そこまでケチってたんです。けど、今はもっとよくないって思います。
熊:「物を作っても売れない。安くしても売れない」
鯉:そう。地場産業の社長が言ってました。
熊:われわれは「インフレ」は実感できているのだけれども、「デフレ」という言葉がでてきてよくわからない。
鯉:デフレってどういう意味です?
熊:大辞林にはこうある。鯉ちゃん、読んでちょうだい。
鯉:「通貨が流通に必要な量を下回ることから生ずる一般的物価水準の下落のこと」。
熊:でも、物価が下がっている実感がない。
鯉:ハンバーガーは安く売ってます。高級寿司屋も回転寿司と化しているとすれば、まちがいじゃないでしょう。
熊:その続きを。「生活水準の低下と失業の増加が起こり、景気後退や不況に結びついてゆく」。
鯉:完全失業率が4.1%です。
熊:そんな最中でなぁ。オフって言ってもわがままなことなのかもしれない。
鯉:でも、世の中なかなか幸せになったような気がしないのです。
熊:で、サッカーだ野球だとなる。
鯉:日本代表よりもカズや北澤に注目が行ってしまいました。
熊:市川も代表だったのにねぇ。カズの姿と人々の現状がだぶったんだろうね。
鯉:まったく、もうメディアもお涙頂戴で、ちとうんざりでした。ところで、デフレといえば...
熊:カメラを片手で持ったときにシャッターを切ると、画像が乱れてしまう
鯉:それは「手ぶれ」。
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Jun/8(Mon)

ヨットを見に沖へ

曜日、高総体ヨット競技のデータ入力養成事業で、宮古沖に船を出してもらいました。小型ボートに乗せられ「穏やか」(=案内役)な海へと進みます。晴れ間が見えていたので、薄手のジャージで何とかなるだろうと思ったところ、ライフジャケットとともにマリンスーツの上下を渡されます。何か厚ぼったくていやだという思いは、沖に出てぶっ飛びます。陸上でそれほど感じなかった風が、結構強く、冷たく感じられるのです。
 初めのうちこそ「月山が見える」「浄土が浜も近い」「ここで見る夕日がきれい、とはよく言ったもの」と悠長に思っていました。ところが、リコール(=陸上でいうフライング)が2度続くと、船酔いも増して、ヨット競技の大変さに思いが行ったのでした。
 マーク1→マーク2→マーク3→マーク1→マーク3という経路をたどるヨットを、第三者が見ればとても美しく、優雅に見えます。ところが2人で操作するヨットは帆を上げたり下げたり。風の通り道、潮の流れを読み、寒さなどによる体力の消耗とも戦わなければいけません。1レースが1時間ちょっとなのですが、実際は3日で5本以上のレースを消化し、ヨットを陸に上げるわずかの時間で食事・休憩というハードさ。「船に酔った。どうしよう」なんてやわなことは言ってられないのです(←私は、やわでした^^;)。
 リコールが1回あると、再レースがあるのはおおよそ10分後になります。その間にスタートの位置(=2艘の船の間)が変わり、当然レースコンディションが変わります。3度目のスタート位置は最初の位置よりもかなり北へと変わり、その間の調整も難しいものがあるでしょう。ともあれ、各校ともよくやってました。
 さて、競技を見に行って、実は船酔いして帰ってきたデータ入力隊は、地上に戻って体の感覚がよみがえるまで2時間を要しました。ヨット部のOB・OGが声をかけてくれるのですが、意識がはっきりしないまま応対したみたいで、申し訳ありませんでした。競技の見方には習熟できたのはありがたかったのですけれども。
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Jun/9(Tue)

電話会社の選択

DDが国内電話サービスを始めるらしい、という噂は聞いてましたし、すでに一部のホテルでKDD設置の公衆電話があることも見てます。また、朝の情報番組でスポンサーになっているのを見て「何かあるな」と感じてました。謎はダイレクトメールを見て解決します。KDDは7月から国内電話に参入し、それに備えてのシフトだったと。概要はこんな感じです。
☆夜11時〜朝8時までは、全国どこでも6秒=1円(つまり3分=30円)。
☆夜7時〜11時、休日は、100キロまで6秒=1.3円(3分=39円)、100キロを超えると6秒=1.8円(3分=54円)
☆平日の朝8時〜夕7時までは60キロまで6秒=1.3円(3分=39円)、100キロまで6秒=1.8円(3分=54円)、100キロを超えると6秒=2.3円(3分=69円)
という料金体系なそうです。そして
★基本料・工事は一切不要(=現在でも001を押せば、国際ダイヤル通話ができるから)
★かけ方は市外局番の前に001(=例えばDatefmのFAXにメッセージを送るときは001−022−711−9555)。
★6秒ごとに電話料金を計算するので、合理的(=これも国際電話方式です)
というのが違いになります。
さて、うちでは電話機が勝手に新電電を選択するしくみになってまして、日本テレコムの30%割引の恩恵を受けてます。それからプロバイダが盛岡にあるので、NTTのエリアプラスも併用しています。ところが、電話から盛岡の市外局番019を押すと、勝手に新電電の番号を認識し00**という信号音が発せられるみたいなのです。−−そんな複雑さもあって、電話機メーカーと新電電は「その機能は目安としてお使い下さい」と開き直るようになってきました。アダプターによる選択が難しくなってきた以上、あとは気分で「00いくつ」を押すか、面倒なのでそのままダイヤルするか。たぶん後者になるんでしょうが。
注)1998年6月現在の記述です。その後料金事情が変わってます。
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Jun/11(Thu)

風邪、流行中

までどうにかこらえてましたが、とうとう風邪でダウンしてしまいました。先週の土曜日、宮古湾に行った時に予感はあったのです。しかし、出張を控えていたこともあって、何とかなっていたのです。ところが一昨日、隣町の中学に行ったあたりからおかしい。昨日、職場の空気が澱んでいて、たちまち発熱。早退した後熱を測ったら38.5度ありました。痰はからむし、喉は痛むし、なによりも頭ががんがんします。現在は3種類の薬で、どうにか治まってますが、欠勤です(;_;)。
「流行中」と書きました。何人か高熱を出して、休んでいる同僚がいるのです。私もそうなったのですが、教室中で咳をされると、こっちはたまったものじゃありません。まして最高気温が15度前後という日々ですから、風邪もはやるわけです。
実は、息も抜けないくらい仕事がたまっているのですが、どうしましょうかねぇ。明日までに片付けないと、出張行けないんだよなぁ。
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Jun/12(TGIF)

気分転換が、状況を変える

日、隣町に向かう車の中で、同僚がこんなことを話してました。
「個人戦で前日、対戦相手にぼろ負けしたんですよ。もちろん、こっちはミーティングを長く取って、翌日の試合に臨んだこともあります。でも、これが同一人物かという感じで、全然違うゲーム運びを見せるんですよ。勝ったんです。相手、強豪校で、同じ体重のクラスがごろごろしてるんですよ。いや、これほどまでに精神面でゲーム展開が違うのかって感じました。勉強になりました。」
同じようなことは文化部を持っていても、クラスを持っていても、進路指導をやっていても感じます。地区大会でうまくいった時というのは、生徒みな棒に集中していた時でした。各種検定に向かっている時も同様で、一人一人が「合格したい」と思っている時に手応えを感じるのです。そこを引き出すのがわれわれの仕事と言ってしまえばそれまでなのですが、事態を変えることは決して容易ではありません。
同僚が面倒を見ている部活動。団体戦に出られたのは1年ぶりだと言います。重量級に出る生徒がいないので、初めから1人ハンディを背負っている現状があります。しかしそのことは声高には言いません。言わずに黙々と練習に励み、気がついたらインターハイ出場者を出しているのです。それはスタッフが揃っているからでもあり、環境が整っていることもあります。加えて、顧問の気分転換がとても優れているのです。生徒が「先生からダジャレがいっぱい出ている」と証言してました。そういう年は得てしていい結果を出すことが多いのですけれども、その通りになりました。さて、今度はこちらが気分転換をして、結果を出す番です。
注)その2年後。彼が率いるチームが団体戦県制覇を果たし、インターハイ行きを決めます。8年ぶりの快挙なそうです。
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Jun/13(Sat)

浅い眠り

:きょうは随分早いお出ましだねぇ。
鯉:全然眠れないんですよ。しょうがないんで、4時からパソコンに向かってます。
熊:それは、FRANCE98 World Cup(OFFICIAL SITE)を見て、寝不足だからってこと?
鯉:そこまで根性座ってないです。
熊:じゃ、カープがもたついた試合運びをしているから?
鯉:曲がりなりにも首位戦線にいるからいいのです(って、次のアップまでそうあってほしいと願いつつ)。それよりもタイガースファンが心配です。
熊:ホームで勝てないもんなぁ(これも、解消していることを願いつつ)。そうでなければ。あっ、髪を短くして
鯉:確かに頭はすーすーしてます。それも原因の一つです。
熊:風邪引いたのに。
鯉:しょうがないです。仕事も控えてますし。それはそうと、今度の風邪。薬で何ともならない部分もあって、喉がいがらっぽくて、だめです。
熊:うーん、どうもそれだけではなさそうだねぇ。
鯉:出張の準備が終わってないんですよ。
熊:あとは行くだけなのに。
鯉:いや、やっぱり興奮しているんでしょうね。
熊:何を、他人事のように。おのぼりさんというのがばれるではないか。
鯉:おのぼりさんはおのぼりさんでしかないから、それはよいのです。でも、何かわくわくします。
熊:旅行でもイベントでもそうなんだけど、開始直前って一番楽しくない?
鯉:思います。ジェットコースターの上りにたどりつくような感じで
熊:後は、一気に落ちるだけ。
鯉:その通りです(^^;)。落ちるスピードがあまりにも速くて、乗り物から降りるとふらふら。
熊:でも、今回は乗る前からふらふらしてるぜ。
鯉:だから、眠りも浅いのか。うーむ。でも、4時台も相当明るくなってます。
熊:今、新聞が4時20分ごろ配達されてるのかな?
鯉:毎朝早く、ありがとうございます。
熊:で、昨日のナイターの結果が出ている。
鯉:それより、4時ごろツバメが囀ってました。
熊:今(=5時)はすっかり鳴りを潜めているけどねぇ。
鯉:さて、このページ。1週間更新を止めます。
熊:マスターの動向はゲストブックで掴めると思います。
鯉:わかるの?
熊:実はわからん(^_^;)。あの人も気まぐれだし、だいたい端末まで近づけるんだかどうだか。
鯉:もし、端末に接近できたら、鳥さんあてのメールは読めるはずです。
熊:それより、マスター。まじめに仕事してもらわんとねぇ。
鯉:そうそう。カウンタも少しは作動してもらわないと。
熊:じゃ、われわれも朝の街に繰り出すとしますか。あっ、ジェーク。ごちそうさま。
ジ:いってらっしゃいませ(^_^)。
鯉:――アヴァンティって、今の時間空いてましたっけ?
熊:さぁ?
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Jun/19(TGIF)

トーキョーを覆うもの

東京は随分辛気臭いです。スタンドコーヒー店が増えたことや、JR東京駅構内にある軽食堂の客単価が下がっていることしかり。神宮球場の席が外野から埋まって行って、応援グッズ(=メガホン)が使い捨て仕様になっているのもそうでした(注・翌日、東京ドームで「繰り返し仕様」のものを発見し、唖然とします)。神宮に3日通ったカープファンのみなさま、横浜に2日通ったタイガースファンのみなさま>お体、お変わりありませんか?どんどん落ち込んで行くウィークディを過ごしているのではないかと、お察し申し上げます。
さて、どんよりとしている世の中を実感したのは、仕事先の歓談よりも、街中のスーツの色具合でした。判で押したように。黒・グレーベージュと続き、明るい色を着て歩く人は皆無でした。私はそれ以外の色を着て行ったので、違和感を覚えつつ過ごした1週間でした。じゃ、自己主張する方はどうしているかというと、3つボタンスーツのなかにカラーシャツを着て、それに合わせてネクタイをコーディネートする。確かに、ベージュのスーツよりは存在感がありました。
予感は土曜日、ネクタイ選びをしている時にありました。ある百貨店でキャラクター物のネクタイを見たときに、「いかにも」という図柄でなく、かなり近くまで寄らないと柄がわからないという感じのものでしたから、「もしかして、そんな世の中なのか?」という予想は立ちました。「遊び心のあるネクタイが欲しい」というこちらの思惑は、池袋・新宿ではかなわなかったのです(もっとも、その後立ち寄る機会もありませんでした)。かろうじて、八重洲で明るい柄のものを見つけて来ましたけれども、こちらで見直すと無難な柄だったりするのです。
無難・無難・無難が大事。冒険すると火傷する−−という考えが世の中を覆っているような感じです。私自身もその中にどっぷりと浸かっている1人ではあります。しかし、「なーんちゃって貧乏」(週刊プレイボーイ)という見出しがぴったりの「もどき」に過ぎないように思います。ぱーっとしないまま、その枠の中で。しかも枠がどんどん小さくなって、その中でちまちまと暮らしている時代の風も、また変なものだと思います。だからバブルがいいといってるわけじゃないのですが、でもあまりにも極端な揺れ戻しのように思います。
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Jun/22(Mon)

時の密度

10日ほど前から「オン」になりっ放しで仕事をしていて、週末、何を話しているのか自分でもよくわからない状態になってしまいました。実は、風邪が治ってないまま東京での強行スケジュール(昼は仕事、夜は球場かコンサートホール)をこなしたこと。それは自分では「オフ」状態にしたと思っていたのが間違いで、実は昼も夜も「オン」の状態だったのが1週間続いていたのだと、ようやく気づいたのです。というわけで、土日にその反動が来ました。きょうも来てます。
そういえば、某社の人事担当者から「東北人は、実は退職率が高い」と言われます。「東北の生活環境と、東京の環境があまりにも違って、そのギャップに悩まされて辞めてしまう」。今にしてみれば、私が言われていたような感じがします。新宿三丁目から都心に向かう地下鉄の乗車率が9時30分になっても下がらず、愕然としたり、新宿・恵比寿の「動く歩道」を颯爽と歩く人を見て「ついて行けない」と思ったり、今回は「守り」で過ごしたように思います。前回(1年前)はがんがんと歩き回ったのですけど、この違いはどこから来るのでしょうか。
すっかり「いなかのねずみ」となってしまった私。東京のスピードと岩手のスピードを見比べて、街を流れるスピード、歩く人のスピードの違いに唖然としてしまいます。人数も違いますし。感覚が麻痺してしまって、まだ戻ってないのです。風邪も、実は完治してなかったのでした。
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Jun/23(Tue)

都響第473回定期演奏会

リー・ベルティーニが東京都交響楽団(以下「都響」)の音楽監督に就任してサントリー最初の定期に行ってきました。6月15日(月)のプログラムは、実は16日(火)も同一内容だったのですけれども、「定期演奏会」と「特別演奏会」では客層が違ってきます。あえて、定期に足を運び、緊張感を楽しんできます(注・本当に緊張感を伴ったのは、その後の体調でわかるのですが、それは置いておきます)。プログラムは
ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェルリーニ」序曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ラヴェル:バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲版)
ヴェルティーニの指揮、ギル・シャハムのヴァイオリン(=メンコン)、晋友会合唱団(=ダフクロ)という面々です。
序曲でベルティーニは安定感プラス颯爽とした感じを出します。他の国内オケで弦が「一生懸命やってい」るのに窮屈さを感じることがあるのですが、都響の演奏にはかなりの余裕を感じることができます。
メンコン。ベルティーニとシャハムとのコンビネーションの良さを感じます。オーケストラから重さがいい意味で消えてます。そして、シャハムが懸命にソロをしなくても、聞かせてくれる。これが日本人(特に若手の女性ソリスト)との違いです。シャハムはアンコールに無伴奏パルティータ3番(ガボット)をやったのですが、1番ヴァイオリンが拍手をしてました。ここにシャハムの出来が表れていると言えます。
さて、しばらくぶりでダフニスとクロエを全曲版で聞きます。晋友会の団員の立ち方、トランペット・ホルンソロの立ち位置など視覚でも訴える部分がありました。もともとフランスものに強かった都響が、フレネからの流れを汲んだベルティーニを迎え、ますますその傾向を強くします。打楽器・管も充実して、何か格好いい都響〜HyperTokyo〜という感じです。吹奏楽でもよく演奏される第3部の場面は言うに及ばず、そこまでの作りが緻密で、指揮の指示も明快です。実力派都響の面目躍如という感じの演奏でした。
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Jun/24(Wed)

手紙のイメージ

京出張のすべてを終えたその足で、知人が勤めているオフィスに足を運び、小1時間世間話をします。そこのオフィスとはかれこれ20年以上手紙のやりとりをしています。「お互い、歳をとったのねぇ」ということはさて置き、手紙ということで、知人がこんなことを話してくれました。
「かつて、手紙からはいろいろなイメージを読み取ることができたの。その人の字・筆記用具から、これこれこうだというイメージが浮かんできたのね」。
確かに、かつて「ボールペンで手紙を書く高校生」というイメージが私に存在していたそうです。
「でも、今はワープロの手紙が多くなって、字の醸し出すイメージがなくなったので、その点時代が変わったなぁって、思うことがあるの」。
最近、電子メールのやり取りも出てきましたが。
「電子メールといっても、見た瞬間活字なわけでしょう。字のようなイメージが広がらないように思うのよね」。
一部電子メールにはフォントを変えたり、背景をつけたりという芸当ができるのもあります。それでも「見た瞬間わかる電子メール」を作るのはなかなかむずかしいですし、どの機械でも芸当が通じるかどうかは別問題です。
「息子もノートパソコンを買わされて、電子メールのやり取りをするようになったのよ。時代が変わってるのよねぇ」
としみじみ言われ、こちらもしばし感慨にひたったのであります。
さて、字に取って代わった電子メール。どこにぬくもりを加えましょうか。
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Jun/25(Thu)

早池峰山縦断道路を実査する

月になると、岩手・早池峰山登山口を車がふさぐそうです。大迫から岳〜河原坊〜小田越を結び、川井に入ってタイマグラ〜江繋に出る県道川井紫波線がシーズンになると登山客の車でふさがり、今年の休日から、マイカーの走行を規制するようです。実際のところはどうなのか、大迫側から走行してみました。
大迫に入ると「ようこそ、早池峰登山へ」という看板が目立ちます。いつのまにかローソンもできていたりして、でも、もうかってるんでしょうねぇ、登山客で。道路標識がはっきりしているので、われわれは難なく早池峰登山口を走行します。早池峰ダムの工事が進み、途中まではものすごく立派な道で「本当に、この先が登山道になるの?」というくらいです。しかも山奥に道の駅もできたりして、目を疑います。もうちょっと入ると登山者向けの山荘が多くなり、そこから道も狭くなるので安心します。でも、シーズン前だというのにそこそこ登山客はいるのです。
登山口は河原坊にあります。車から見る限り、険しそうな登山道のようです。「登山者名簿に記すよう」という表示に緊張します。ここに駐車場があって「この上(の道路)には車を止めるところはない」という表示もあります。その先、「高山植物パトロール中」という看板も県道の脇に目立つようになります。ここからカーブの連続になるのですが、それほどひどい道じゃありません。もう少し上ると早池峰山頂上の最短経路、小田越口があります。ここにも登山者名簿があって、もっとも早池峰に近いアプローチなのでしょう。ところが県道はすれ違いがやっとという道ですから、駐車できるスペースがありません。少し川井側に行ったところに、路側帯がありますが、何台も駐車はできません。川井側から小田越までは相当距離があり、大部分の登山者が大迫側からアプローチするのもわかるような気がします。
そんなわけで、7月からの休日のマイカー走行規制(朝5時から夕7時まで)はやむを得ないと思われます。30分ごとにアクセスバスを走らせることの実効がどれだけ表れるかわからないのですが、とにかく車を置く場所がない、環境が荒らされそうであることを考えると、バス利用も仕方ありますまい。岩手山の火山性微動が続いていることもあって、ますます早池峰に登山者がシフトすることは充分予想できることです。私としては、まず小田越ルートで登山をしておきたいところですが、どうなりますやら。
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Jun/26(TGIF)

ポケビ100万署名で考えたこと

本テレビの「ウリナリ」(金曜夜8時〜)で、ポケットビスケッツ(「ポケビ」。内村・千秋・ウドからなるユニット)とブラックビスケッツ(「ブラビ」。南原・ビビアン・天野3人のユニット)が対決。CD発売権利を賭けた戦いでブラビが勝利し、ブラビの「タイミング」が100万枚のCDを売ります。破れたポケビは「マイ・ダイヤモンド」をレコーディングしたにも関わらず、マスターテープを破棄されたという筋立てでした。ところが全国のティーンズが「ポケビ、CDを出して」と局に訴えます。そこで番組が提案したのは「ポケビが100万の署名を集めたら、新曲を出しても良い」ということでした。先週は「15日現在で署名は50万ちょっと。署名の締め切りを21日に設定し、その日必着で100万集めないダメ」というところで番組が終わりました。この部分を見て、たぶん100万の署名は集まるだろうと私は予想しました。最終日に向けて署名をあおり、「ポケビファンの集い」とリンクさせる。 そこにピークを持ってくれば、大丈夫だろうと予想したのです。
さて、21日の「集い」の模様が先ほど放送されました。100万署名に至るまでの経過を紹介し、集い前日・当日のポケビに焦点を当て、署名を集計する様子をこれでもか、これでもかとサービスします。速達で送られてきた署名が郵便車何台かで運ばれ、ファンが次々と到着。前日までに70万の署名をクリア。そこは土屋敏男プロデューサーらしい濃い作りであります。肝心のところはCMを挟んで期待させて、最後に集まった署名がしめて1,784,892。いや、大したパワーであります。
100万署名からいくつか教訓も見出せるのですが、それは省略。私が注目するのは、このパワーはどこから来るのかという点です。そして、このパワーが社会を変える源にならないかということに思いが行くのです。ティーンズが中心となって「ポケビを存続させ」る署名をし――メディアが仕掛けたものであっても――成果を残した。これはポケビだから、20%の視聴率を取る番組だからできたのかも知れません。今の大人に、こんなパワーがあるのでしょうか。ワールドカップのサポーターにそのパワーがあったことは認めます。昨年の宮城県知事選挙にもパワーの片鱗を見ました。
さて今度の参議院選挙で、われわれはパワーを発揮することが果たしてあるのでしょうか。あの番組を見た政治家さんたち。「どうにか使えないかなぁ」と思っていることでしょうよ。ヒントですか?土屋Pから聞くといいでしょうけれども、教えてくれないような気がします。
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Jun/27(Sat)

タクシーでの話題作り

週間前、まだワールドカップの日本−クロアチア戦を見るべく家路に急ぎます。決戦前の盛岡市内・映画館通りには巨大スクリーンを設け、にわかサポーター席を設けたのだそうですが、ここは静かに自宅で観戦を決めます。会合を終えタクシーを拾い、気持ちをサッカーに向けます。と、目に入ってきたのはタクシーの運転手のプロフィールです。
「私は何の誰兵衛で、**年生まれの牡羊座です」。
えっ、タクシーの運転手が星座を出すのですか?
「私の趣味は(山菜取り・旅行・釣り・スポーツ・競馬・その他...)です」
という記述もあります。これ、誰が言い出したんですか?
――社長か誰かだと思いますけれども、まぁ、一つの話題作りでしょうねぇ。
旅行のところに印が付いてますが、どこか旅行するんですか?
――まぁ、県内はあちこち行くけれども、それは仕事(=タクシーの実車)だから旅行とは言わないね。北海道に親戚がいて、そっちに行くことが旅行なんだろうね。
じゃ、北海道で同業者を利用することもある?
――いや、フェリーが八戸から苫小牧まで出ているから、あとは運転してしまえる。だから、自分で走ることが多いよ。
この後話は飛んで、最近盛岡から宮古まで車を走らせた、という方向に行きます。観光なら貸切ですよね。4万ぐらい?
――まぁ、そんなところだね。盛岡〜龍泉洞〜北山崎〜浄土が浜というコースだった。
龍泉洞だったら、車で待っているわけですか?
――いいや。洞窟まで一緒に行きます。新婚さんだったらこっちも気を使って場を外しますけど、年配の方はまず間違いなく案内します。事故が起きたとき責任問題が出てきますから。
毎回毎回大変でしょう?
――お客さんを案内するのもわれわれの仕事です。洞窟が長いですから、そこを見極めるのも役目です。
なるほど。と言っているうちに着いてしまいました。
こういう会話が成立するなら、またタクシーに乗ってみたいと思います。それが業者の狙いなんでしょうけれども。
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Jun/29(Mon)

5000の気持ちとBBS

:♪じゃんじゃんじゃん、じゃじゃーじゃじゃじゃんじゃん、じゃじゃじゃじゃじゃんじゃんじゃーん。
鯉:すみません。昔、TBSテレビ系で「時事放談」という番組があって、そのテーマを熊さんが言ったんです。
熊:♪ラレミファ#レーレレミ/ファ#ラソファ#ミミミミレー。
鯉:同じことです。細川隆元さんと藤原弘達さんです。
熊:やっ。
鯉:参議院選挙、なかなか争点が定まらん。
熊:――鯉ちゃん。われわれがやっても迫力が全然ないねぇ。
鯉:今から20年ぐらい前の番組だったんですけれども、隆元さんと弘達さんの対談が群を抜いて面白うございました。
熊:その後も対談相手を変えてやったんですがねぇ。
鯉:同じような番組は他局に移ったんでしょうか。昔のようなインパクトがないです。
熊:というよりも、今は「1週間のわかりやすいダイジェスト」を画像で見せて、それに対してコメンテーターが論評するのが主流になりました。
鯉:昨日は伊達公子が出てました。
熊:すっきりした顔立ちだったねぇ。
鯉:そのことはさておき。このページもアクセスカウンタが5000を突破しました。
熊:最近1日=15件ペースだねぇ。
鯉:そのようです。更新すればきちんとカウンタが増えますし、おさぼりすれば増えません。
熊:そう。数字は正直。
鯉:私が目的としていたあるホームページがあったのですが、やっと肩を並べたという感じです。
熊:両者を競わせて煽る向きもあったねぇ。
鯉:煽っても、それぞれのんびりしたペースで更新してますから、こちらは心境複雑であったのです。
熊:ところで、5000を達成した今の気持ちは?
鯉:いや、なかなかBBSまで手が回らなくて、大変です(^_^;)。
熊:あっ、なるほど。しかし大家から送られてきたあいさつ、見たかい?
鯉:某カード会社のカードはいかが、というあれですか?
熊:いいや。こっちだ→「特にここ数年は、パソコン通信からインターネットへの激動の時期でした。」
鯉:これ、私。引っかかりました。「世はインターネットが主流なのだ」という意味に取れます。
熊:実際その通りなんだろうね。けれども「パソコン通信からインターネットへうまいこと切り替えることができ、安堵しています」というニュアンスを感じる。
鯉:そんなこといってるから、「某カード会社に会員情報は売らなかったのか?」と噛みつかれるんですね?
熊:どこの社会でも噛みつく人はいるんでしょうけれども、返事をしないでいるのはよろしくない。
鯉:そういえば黙ったままで「パスカル文学賞」も消滅しました。「書きこみ大賞」も忘却の彼方です。その説明が大家から一切ないです。
熊:会議室のランキング上位に報奨金が出るという話は?
鯉:よくわかりません。それより、ランキング上位をBBSについてのみ出していて、WEBについては出ないのも謎です。
熊:まぁ、どっちにしてもBBSとここのページを両方やるのはむずかしいってことは、明白だねぇ。
鯉:両方うまいことやっているモデさんっているのかしら?
熊:いるみたいだけれども、「みんなで新聞」の書き手にはほとんどなってないみたいだ。
鯉:こちらにリンクの依頼は来るんでしょうか?
熊:こんなことばっかり書いていると、しばらく来ないだろうねぇ。
鯉:こっちとしては、名前と一緒で、思うことは一つなんです。
熊:「上田監督、心は一つです」?
鯉:外しましたね(^_^;)。
熊:正解はもちろん「こい、こい」です。
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Jun/30(Tue)

コンクールのチケット消化について

奏楽コンクールの参加申し込み用紙が送られてきました。案内文書がかなり事務的なもので、「県コンクール規定通り」という説明で留まっているのは
☆各参加団体で考えろ
ということでしょうし、通過枠率を出さない(これは、各地区の事務局がわかっていても、傘下団体には伝わってません)のは
☆そんなの気にしないで、まともな演奏をしろ
ということでしょう。それは、こちらの責任と考えればよいことです。しかし、次の一行には目を疑いました。
★参加団体は、部員数分のチケットを買って消化に協力してほしい。
はぁ?早速、事務局に苦情の電話を入れます。
こちら:去年までは、コンクールの行われる地区でのチケット消化はあったかもしれませんが、今年は他地区にもノルマを課すわけですか?
あちら:できればお願いします。
こちら:山の中から学校に来るような生徒も多いのに、どうしてさらに学校から1時間先の会場のチケットを買わなければいけないのです?
あちら:保護者の方も見に来られるでしょう?
こちら:高校生にもなって、コンクールを見にくる家もそんなにありません。
あちら:でも、できればお願いします。
こちら:それは、むずかしいです。実際のところ。出場者は、リボンがあれば出入りできるわけですよね?
あちら:そうですが、楽器の運搬に人数がいりますよね?
こちら:しかし、全員で出場すればチケットを買う必要はないわけですよね。
あちら:...。とにかく、ノルマかどうかは、こちらでも相談してみます。
――とまぁ、そんなやりとりでした。
私も事務局をやって、収支を考えればチケット=ノルマ制は理解できなくもないのです。ただし
★主管地区が参加地区の事務局に「ノルマのお願い」をして、それぞれの事務局が参加校の了承を取る
ことをすれば、こちらもカチンと来ることはなかったのです。それが、いきなり大会要項で「チケットを人数分買ってくれ」と出してくる。こちらも、対処のしようがありません。
いや、うちの生徒は「チケットを買え」と言えば買ってくれます。その部分は問題ないのですが、ただ、ホームグラウンドでない学校に、半ば強制でチケットを買わせようとする姿勢が気に入らないのです。それも、チケット消化枚数を参加締め切りに合わせて聞いてくるのですから、「あれ」って思わなければ買わされてしまいます。何かいい知恵はないものでしょうか。それとも、素直に売りあげに協力したほうがよいのでしょうか。
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