日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
知人がよこしたメールに 「ところで、今年のあなたの野望って何?」。 と聞いてきます。 野望も何も、日ごとの暮らし向きをどうするか、子どもをどうするか、寄り合いでどう暮らしていくかということで頭がいっぱいで、そんな余裕なんてない。いや、野心家の彼女にそう答えても納得してもらえないでしょう。そういえば、人生の要所要所で 「あなたの野望って何?」 と聞かれました。中3での担任は 「君は欲がなくてなぁ。もっと欲を持たないと」 と言ってました。結婚する前、相手は 「ねぇ、あなたの夢って何なの?」 としきりに聞いてきました。その時 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシズカニワラッテヰル (雨ニモマケズ) を実践していたはずなのですが、通用するわけもありません。 さぁ、困った。TOEICを受けることは彼女知ってるし、ハングルを習うと言っても嘘っぽいし、そんなの野望とは言わない。どうしよう。 映画を見ます。ミュージカル部分のセリフが恐ろしく聞き取れません。あぁ、勉強しないと。でも、「映画の英語がわかるようになりたい」っていうのは月並みで、「何を今さら」と言われそうです。その後、郊外にドライブし、羊を見、温泉に入って考え、本屋で小1時間過ごして、ようやっと輪郭が見えてきました。 結局、教科を全うすべきである。そう悟ります。簿記の本に書いてました。 「世界の人々が共通して操る言語は英語・コンピュータ・簿記、この3つ。これがわかったらすごい人になるよ」と。 ――どれも中途半端で、何となく来ていました。でも手がけていることは確か。それを 「淡々と続けることがすごいこと」 だと、恩師からの年賀状にもありました。その skill up が今年することだろう。よし、それを野望と言っておこう。そのことを確認できたのは、1本のメールからでした。 Up |
松が取れて、年賀状もそろそろ落ち着くころ。実は、もうちょっと年賀メールが来るんじゃないかと思ってました。実情は数名がシフトした程度で、あとはハガキでした。シフトの理由というのも ☆出したら「転居先不明で戻ってきて、年賀状にメールアドレスがあったので、出した」 というもの(しかも妻関係)。私宛の純粋な電脳メールは1つで、これは意外でした。 ☆年賀状という習慣はきちんと残したい。 という美意識が働いている方々に囲まれて育ったからでしょう、私。 じゃ、メールのやり取りをしている面々との関係はというと、こっちがまだ返事を書いてません(←ごめんなさい)。もらったのも、文面(つまり、普通のメール)で、画像メールでなく、つまり「年賀状」と「メール」はイコールじゃなくて、「年賀状メール」も一くくりにできないということです。 年末に何名かにクリスマス電脳カードを出したのですが、新年に年賀状電脳カードをもらったかというと否。だって、こっちも出していないんですもん(誰か、出してくれなかったかな、という願いはあったのですが、上述の1人を除いてなしのつぶてです)。出すなら年賀状か「平常メール」です。 当方、宛名・本文ともパソコン処理に切り替えて2年目です。今年はパソコン処理した宛名が多くなりました。メールアドレスがある年賀状も珍しくなくなりました。そのうち ☆Fax・Email・携帯の3つ が記されてない年賀状の方が珍しくなくなるのでしょうか。 Up |
蜷川幸雄、衝撃のデビュー作!(パンフレット)、ということではなく、そろそろ芝居が見たくなってきたということで、今年最初の観劇はシアターコクーン「真情あふるる軽薄さ2001」としました(1月6日〜28日当日券あり、Bunkamuraチケットセンター03‐3477‐9999)。 萩原聖人(→その後、病気で高橋洋に変更)演じる、行列を挑発する若者。鶴田真由の面白そうだから若者の相手をする女。古田新太の若者に媚を売っているようで、実は挑発に乗っていたかのように見せていた男。この3人を軸に、行列を待っている間の1日を描いたのが清水邦夫の原作です。 32年前に演じられた時の「体制側」vs「反体制側」という時代の空気を感じとるには、現代はあまりにも鈍感になっていて、例えば機動隊が出てきて市民をボコボコにするシーンは 「うわぁ」 と思っても、その切実感のリアリティがかなり変容しているわけです。それを承知で蜷川は演出し、清水が乗った。で、高橋演じた若者の軽薄さは出てましたし、鶴田(初舞台!)の艶かしさ、古田が「挑発に乗ってやっているんだ」という部分も出てました。行列全体がストップモーションになって高橋に襲い掛かる部分の切り取り方(あれ、数十人が一斉に動き出しますから、よく見てないと何でもありなんですよ)、客席を巻き込んだ舞台の作り、役者の出方。しっかりと挑発しているんです。 ラストシーン。非日常性の中に日常をしっかりと見せる構図。あっ、芝居ってこういう作りもありか、という切り取り方で、あの終わり方は個人的に好きです。 あっという間の1時間25分。古田がしっかり体制的な芝居をしていたこと、鶴田の細い体を実感できたこと(^^;)、高橋が熱演していたこと。それにたけし軍団(井出・つまみ・グレート・柳)がシリアスな演技に終始していたこと。面白く見せてもらいました。あえて言えば、主役を萩原がやっていたら、ということです。 (1月8日午後2時の公演) Up |
鯉:今年も熊・鯉コンビをよろしくお願いします。 熊:鯉、というのが作者の分身で、熊は一応別人ということになってます。 鯉:たまに、攻守入れ替わることもあります。 熊:まぁ、やすきよみたいなものだということで。 鯉:横山やっさんかぁ。CGの漫才を見たかったなぁ。 熊:われわれが出てくるときは、作者がネタに詰まった時です。 鯉:前置きはそのくらいにして。もう、初売から1週間以上経ったんですね。 熊:今年は袋いくつ? 鯉:4つです。2日に3つ、3日に1つ。 熊:内訳は? 鯉:仙台三越の新世紀袋(税込1万円)、ムラサキスポーツの袋(サイズ別・税別1万円)、お茶の井ヶ田の袋(税別3千円)、KIOSKが運営しているタイラックの袋(サイズ別・5千円)。洋服類にかなり手を出した感じです。 熊:うーん。東京行き1回に匹敵するかぁ。 鯉:芝居1回に匹敵しますね。まぁ、買ってみないと傾向がわかりませんから。 熊:三越はどうだった? 鯉:結局5番の札の最前列についたわけですが、それがおよそ開店2時間半前 熊:朝6時30分。 鯉:あの列は、だいたい200人ずつで区切っていて、そこそこの順番で入れたのです。 熊:で、最上階から地下に行って、ハロッズを買おうとしたら整理券が出ていた。 鯉:70〜80そこそこの袋に、整理券番号が90番台でしたからねぇ。 熊:まぁ、2兎は無理だった。ムラサキもいい、とは聞いていたけど 鯉:ゲレンデをさっそうと闊歩するためのグッズです。 熊:そこで、豹柄の帽子が出てきたわけか。 鯉:あと、ペアルックも。着る相手がいないとこ、どうするんだろうねぇ。 熊:人のところの心配はいいから(--;)。お茶の袋は? 鯉:毎年茶箱がほしい、とは思うんですけどねぇ。万単位の福袋にするか迷ったんです。 熊:結局、ムラサキに化けたんだよな。 鯉:あと、ヨドバシの福箱(税込1万円)も検討しました。ラオックスも賑わってましたが。 熊:来年の検討は? 鯉:たぶん、こどものものに化けるでしょう。ランドセル福袋とか、新入生ものとか。 熊:奥さんが、燃えてたねぇ。 鯉:そこが、仙台人の仙台人たるところですよ。7年ぶりだって言ってました。 熊:バーゲン、2日からやっていたところもあったなぁ。 鯉:2日の気分は初売でしょ。両方一緒にはなれないです。 熊:あと、一部大型店が元日営業を企てているけど、 鯉:それほど支持されないでしょう。「初売は2日」という概念は、なかなかねぇ。 熊:さっ、時間切れ。 鯉:うわぁ。今年もよろしくお願いします。 Up |
成人の日の式典で、若者たちがご乱行だったというのは、今年に始まったことでしょうか?今は携帯電話が普及したから、その流れを汲んでいるだけで、10数年前の成人式も基本は変わってないと思います。その式は同窓会の前座であり、アトラクションに同級生が手話通訳をやってたとしても、式自体を注目したのではない。そこの空気に身をゆだねていただけだと思い起こすのです。 式の司会はNHKの若手アナウンサーでした。進行に協力しない客席にしびれを切らしていた彼に (それは、客席を巻き込まないで、台本通りやろうとするからだ) という意識を持っていればましな方で、要は司会は誰でもよかったのです。 ――あそこの市では、あぁいう格好をした兄さんが、シャコタン乗って、車の行列を連ねた という「文化」がそれぞれの地域にあって、 (まっ、それもしょうがないかっ) というくくり方ができたと思うのです。 じゃ、21世紀最初の成人式で、あちこち摩擦があったことをどう取るか。酒盛りをしている場に来賓が降りていって、一緒に飲めばよかったのか。アホを相手にしないで、淡々と話をしていればよかったのか。よくわからないことです。ただはっきりしているのは、 ☆彼女と行為をして、子どもができてしまった。しかし、責任を取りたくない。彼女は結婚か認知を迫っているが、「認知」ってそもそも何ですか?(24歳・男) という大人が珍しくなくなって、メールマガジンで流れてくるという事実です。 第三者がフレーム越しの画面を見て、冷たくあしらう。そのことに気づけるかどうかだと思います。酒盛りして訴えられた彼らは、どの段階で酔いから醒めるのでしょう。 注)警察に出頭した段階で、でした(これを書いた後で知りました)。 Up |
過去のコラムにリンクさせている関係で、「はて、昔は何を書いていたか」チェックを入れます。最近思うのは ☆昔の方がやる気に満ちていた ということです。いえ、今、やる気がないってことじゃないんですが。 要因を探れば ★その当時、学級通信がなかったので、書くことに飢えていた ★いろいろな意味で抑圧されていた(←ちょっと大げさ) ★現在、サイトをあちこちに広げたために、本体の印象が薄くなっている ★つまり、かけられる時間が少なくなっている ということでしょうか。 テーマがないコラムを書きつづけることも、そろそろ頭打ちにきているのかなという思いがあります。別館の「高校演劇の小部屋」があっという間に1000アクセスに行ったのは、向こうのテーマが明瞭だからです。それに特化して、こちらを切り捨てるのは簡単ですが、でもこちらにも固定客はついているのですよ(1日=20というペースは変わってません)。 コンテンツをまるっきり見直す時期に入っているのだと思います。別館の運営が第三者に渡れば、建て直しも早くできるとは思いますが、なにせ相手があることなのでむずかしいです。――と、こうやって今日の分を見直すと、質量とも、昔の方が充実しているんですよ。余裕がないからかなぁ。 Up |
十数年前、電気店に並んでいるワープロを触って 「何でこれが漢字に変換されて、機種ごとに操作性が違うのだ?」 と四苦八苦したことを思い出します。そのうちに、知人のワープロを操作させられ、あれこれ言われ、だんだん各社の癖がわかるようになってきます。しかし、最初に接した会社のワープロとだと相性がよくて、別の社のはちょっと...ということもありました。それはまだほんの10年ちょっと前のことです。 店の前でワープロを買うかパソコンを買うかさんざん迷って、結局私は「拡張性」を採ってパソコンにしました。プリンタと一体となっているワープロの利便性は評価できるのですが、印刷するだけがすべてじゃないというのも、ここ何年かでわかってきたことです。 さて、電器メーカー各社が「ワープロ市場から撤退」するという発表を聞きます。ワープロしかできない、といってられる時代は終わったのでしょう。ワープロと同じぐらいの価格で一通りのことができるパソコンが売られていますし、ワープロそのものの標準が「キャノワード・文豪・ルポ・OASYS...」といったハードから「Word」「一太郎」というソフトに変わってます。 そうなってくると、機械としてのワープロに熟知しているかどうかを問う「ワープロ検定」の性格も変えなければいけないと思うのですが、 「検定の需要がある」 という理由でこちらはまだ旧態依然のままで続けるのでしょう。いや、むしろ「一太郎検定」とか「Wordライセンス検定」と割り切った方が長続きすると思いますが、検定事務局はどう考えるのでしょう。 ともあれ、われわれの思惑に関係なく、「売れなくなった」という理由で機種としてのワープロが葬られようとしてます。例えばハードのOASYSを使っていた層がソフトのOASYSに移行したかというと、No。ソフトのOASYSが高かったのと、数が多くなかった(←マイナーだと判断されてます)ので、それほど売れてないみたいです。OASYSでこれですから、他のソフトは販売すらされてない。ワープロ難民がすんなりパソコンに乗り換えられるとは、私には思えないのです。 「パソコンがありますから、そちらを使ってください」。 メーカーの対応、それだけでいいのかなぁ、という感じはします。 Up |
校長が赴任直後に全校生徒と交わした約束。 ――俺は、むずかしいことを言わない。ただ、この3つだけは守ってくれ。 「盗むな、負けるな、いじめるな」。 これが簡単なようだけれども、なかなかできない。 盗むな:これは読んで字の通り。人のものには手を出すなということだ。わかるな。 負けるな:これはいろいろあるが、自分に負けるな。弱い自分に負けるな、ということだ。 いじめるな:いじめは、人としてもっともやっちゃいけないことだ。自分が気に入らないからといっていじめるのは人間じゃない。それは動物だ。 いいか。俺との3つの約束。盗むな、負けるな、いじめるな。これを守ってくれ。 持ち時間いっぱい、長々と話す方法もあったでしょうが、彼が話したのはこれだけでした。生徒にはえらく評判がよく、 「校長はいい人だ」 と彼らは口を揃えて評価します。 さて、何年か前までは、15日は「成人の日」でした。 「君たちは大人になった。おめでとう。そのためには、これこれこういうことを自覚してくれ」 というのが、祝辞を話す大人からのメッセージだとすると、例の 「盗むな...」 は珠玉のメッセージだと思うのです。逆に、年末年始に起こった数々の事件(新生児誘拐未遂・一家4人殺害)は、犯人にこのメッセージが届いていたら、事件が起こらなかったかもしれません。 2001年の職場が本格的に動き出します。その日がかつて、「成人式」の日だったということに思いを寄せ、記しました。 Up |
先週も出勤をして、あれやこれやと雑事をしてましたが、生徒付き・授業付きは今週からです。で、仕事の量・質とも増えるだろうなと予想はしてましたが、体が悲鳴を上げてます。一昨日は、ビール半分でバタンキューでした。なぜ、ここまでに疲労が増すのか? 1)歳を取ったから 2)通勤時間が長いから 3)寒いから いや。もちろん ☆仕事の量が増えたから というのはあるのですが、それを折りこみ済みだとしてです。 2)は先週も今週では変わってないのですが、夏の70分が85分になってます。車の氷を溶かし、暖機運転をし、スピードを落とし、場合によっては遠回りをするとこうなります。1)はその通りなんですが、認めたくないので省略。結局、3)に落ち着きます。要は、寒さで体がほぐれないまま、ばたばたと出勤し、バス・列車車内でほぐれ→乗り換えで緊張。この繰り返しだと、やっぱり疲れるわけです。 昨シーズンは職場へのアプローチがバスで、ストレスがなかったのですが、今年は帰りの見通しが立たないこともあり、車に変えざるを得ない状況です(昨日も会議で、バスに間に合わないありさまです)。こういう寒さは当たり前なんですが、しかし、結構つらい。 Up |
鯉:♪迷わずにぃ、せいいえぇす。 熊:うん?桜美林の「イエスを呼ぼう」というあの歌詞か? 鯉:やだぁ、熊さん知らないのですかぁ。チャゲアスのSay yesを?? 熊:そんな懐メロはしらない。着メロのeverythingならしってるけど。 鯉:――先に行きます。寒いです。 熊:寒いって言いたくもなくなるね。 鯉:でも、寒いです。暖房のある部屋との落差が大きくてたまりません。 熊:帽子をかぶって、手袋をして、マフラーをして、 鯉:人によってはマスクという手もあります。マフラーに息がかかって、しっぽりとなります。 熊:それは大げさ、でもないか。 鯉:さらに、厚手の下着、加えてストッキングを履いて何とか凌いでいるところです。 熊:室内から室内を車で移動する分には、短靴でもいいみたいですが、 鯉:甘い。今年はみなさん、マリンブーツを履いて出勤です。 熊:大げさな。 鯉:いいや。それほどまでに「何年かぶりの」ってやつです。 熊:「この寒さは20年ぶりで、昔はこんな寒さが当たり前だった...」。よく聞くなぁ。 鯉:30代後半から上の人に成り立つ会話です。でも「20年ぶり」は本当のようです。 熊:布団から抜けるのも一大事業。 鯉:まさしく。寒さで目覚めても起きられないありさま。 熊:寒さといえば「冬でも凍結しない」はずの室内給湯が凍ったようだね。 鯉:それ、知人に話したら笑われました。「欠陥商品じゃないの」って(--;)。 熊:何か、あちこちから同じような話が聞こえてくる。 鯉:水道管を解凍しようとしたら火事になった、という例も珍しくないです。 熊:あと、寒さによる脱線もあったなぁ。 鯉:寒さマニュアルというのを作らないといけませんかねぇ。 熊:いや。体でわかっているならその必要はないんじゃないかなぁ。 鯉:でも、震災の時の体験が無駄にならないように残していくのと同じで... 熊:なるほど。しかし、次にこの体験が生きるのはいつなのかね。 鯉:生きてほしくないんですが、備えておかないと対応できなくなりそうです。 熊:今年だけの寒さか、それとも元通り毎年続く寒さか。 鯉:来週は穴をあけないよう努力します(__)。 熊:来週、鯉ちゃんは帰りが遅くなります。 Up |
温泉に息子(5歳)と入り、彼の体を洗ったとき、蛇口の前にロッカーのキーがありました。誰か忘れたのだろうか。まぁ、そのうち取りに来るさ、と思っていた矢先。息子に声をかけてきた子どもがいました。 「ねぇ、あそぼ」。 息子より大きな体格で(10歳前後)、胸がちょっと出てます。えっ? 「今晩泊まり?」(泊まらない) 「どこの小学校?」(まだ幼稚園) 「いくつ」(5歳だ) 「じゃ、わたしは4歳だ。男の子だよ」。 いや、どう見てもそうじゃありません。遊ばせたかったのはやまやまなんですが、息子が恐れをなして、わが方は露天風呂に移動します。遊びたかったんだろうなと思いながら。 ――でも、お風呂場で知らない人と遊ぶのは、きけんだと思うよ。 あの女の子は、一緒に遊びたかったよ思うよ。 ――でも、体が大きいから、こわいんだよ。 もっともです。 なぜ彼女が大浴場にまぎれていたのか。わが方は1時間弱現場にいましたが、それ以前から浴槽にいましたし、それ以後もいたようです。彼女は別の子と遊んでたようですが、はて。 あの子が淋しがりやだというのはわかります。うちは、息子が「こわい」と言ったので、丁重に「あとで」と別れてきましたが、それでよかったのかどうか。あと、あの子を連れてきた保護者は、あれでよかったのかどうか。どんな対応がよかったのでしょうか? Up |
鯉:きょう、あちこちの予備校で「センター試験概況説明会」をします。 熊:それを見て、各高校では生徒への進路指導をする、と。 鯉:まぁ、そのシステムはある程度わかるんですけどね、火曜日に出回ったFaxが... 熊:どうかした? 鯉:県内の高校ごとに、各教科の平均点を一覧にしたものがあったのですよ。 熊:そこまで、情報交換が必要なんでしょ。 鯉:そうですか?どっちにしても、木曜の段階でわかるからいいものを、 熊:ある程度の予想を各学校で立てた方が、進路指導の見通しも立つんじゃないの? 鯉:それにしても、そういう方面の各校のネットワークというか「結束」というか... 熊:固いね。岩手的発想。 鯉:あれを見て、各校のセンセイたちの値踏みをするんだろうか、って。 熊:「うん、そうね」というのが冗談にならない。 鯉:うわぁ。ついていけません。 熊:表では「そんなのナンセンス」って組合もいうのに、 鯉:実態は、はるか先をいっているわけですね。 熊:そういう「進学校」を基準にして物事を考えると 鯉:「それなり」の学校で過ごしていることが何なのさ、と思います。 熊:思わなくていいんじゃない? 鯉:思ってませんよ。ただ、世の中は進学者を中心に動いている、というのはウソです。 熊:そう。いろいろな生徒が混在している姿こそ、現代の縮図なのに。 鯉:話題を変えましょう。「高校に入ったら、福祉関係を勉強したい」。 熊:あっ、そんな時期? 鯉:そう。面接がありました。取った科目が進路先と一致するといいのですが、 熊:現状は、受け入れ先がないってことなんだよなぁ。 鯉:高校で専門的な科目に集中しても、受け入れ先が「専門学校以上」と言えばだめ。 熊:結局、社会は「普通の生徒」を受け入れる。 鯉:「社会って冷たいんですね」という発言になる。 熊:そういう、明確な進路希望を持っている生徒たちに光は当たらんのかね? 鯉:さぁ。センター試験で700点を取った生徒に光が当たるんじゃないんですか。 熊:で、大学に入ってから「何をやったらいいかわかんない」。 鯉:「それでも、今の時期は勉強しなさい」。問題の先送りじゃないですか。 熊:「問題の先送り」。どこかで聞いたフレーズだなぁ。 鯉:そういえば、山間部から受験しに来た子が「わぁ。県南って雪が多いんですねぇ」と。 熊:氷点下の名所から来た子がびっくりしたの? 鯉:えぇ。その驚きを大切にしたいと思ってます。 熊:きょうはきれいにまとめたねぇ。 鯉:驚きが驚きでなくなる職場にいるので、たまにはときめかないと。 熊:真壁くんとランゼはどうなった? 鯉:それは「ときめきトゥナイト」(--;)。 Up |
10時帰宅が4日続いて、息子の起きている顔をまともに見てない(一度あった?)。このままだと、息子に存在を忘れられてしまう。――というより目が血走ってきたので、午後お暇をいただき、温泉まで行ってきました。1時間かけて温泉に行くのも、なんだったんですが。 奥羽山脈に並行して続いている県道1号は、見事に除雪されています。周囲は1メートル近い雪なのに、路面はほとんど乾いているありさまです。県南部で乾いていない道も多いのに、この違いは何なのでしょう。もちろん、県道を外れると圧雪・凍結という状況ですし、「物産センター」へのアクセスは車1台分だけの除雪、という現状なのですが。 盛岡から2つ目の村に入ったところが、目的の温泉です。 (どうしてこんなところに立派なホテルがあるの?) というところなのですが、温泉に入りに来るのは地元の方が結構多い。フロントはしっかりとしたホテルマンが詰めているのですが、タオルを持った普段着の方が、普段着の言葉でフロントから入浴券をもらって行きます。 素人は、 (どうやっても、ここでやっては儲からないだろうな) と思うのですが、そこはホテルグループ。盛岡駅から無料バスを走らせたり、温泉付きランチ(1000円)をやったり、トナカイを走らせたりと、いつ大化けしてもいいように投資してます。そこはビール工場がありますから、サービス還元なのかな。 30数キロを走らせて、市内に戻ってきたら車が汚くなってました。路面は乾いていてよかったのですが、それは融雪剤のせいでした。市内を走っている車との差は歴然です。 Up |
リスニングが難しいって聞いてますよ――。と直前に聞かされ、前途に暗雲が漂います。加えて準備したはずなのに筆記用具が入ってなくて、ばったり会った知人に一式借りる。こういうパターンはえてして良くない結果がでるものです。 昨日実施されたTOEIC。甘く見てました。あわよくば600点、700点(990点満点)と思ってましたが、大甘に予想して半分というざまです。リスニング100問→リーディング100問と続く試験で、リスニングが始まって10問。 (これは大変だ) ということに気づきます。ファストスピード(←「標準的」な速さ)で1回しか読まれない英文。ところが何を言っているか意味不明の単語が続出し、考えているうちにリスニングの問題が次々と進みます。解答を選びマークする時間5秒。余計な思考が入る隙間がありません。 ある程度自分のペースでできるリーディングで、ちょっとだけ立て直したつもりです。それでも語法・文法問題で「正解の根拠」を求めることができず、「砂上の楼閣」を実感します。90分に100問。1問=1分弱。ゆっくりやっていたツケが後半に回ってきて、残り5問は時間との戦いで読み取れないありさまでした。 会場は大学生が8割、社会人が2割。同業者はほとんどなさそうな感じです(その必要がないからでしょう)。大学生が無邪気に 「最後の問題まで解いたの?スッゴーイ」 と言っているのを聞いて (あなた、英文の学生だろう??) と突っ込むことができなくなるほどに、落ち込みました。 次回のTOEICですか?いずれ受けますけれども、へこむのは1回で勘弁です。質量ともに今まで受けたものと違いすぎます。 「受けることに意義がある」 という周囲の言葉の意味が、痛く響いてきた受験でした。 注)470点。リーディングが90点低い、ということは語法・文法が無茶苦茶だということです。 Up |
JR新大久保駅での人身事故について。酔っ払いを助けた2人の精神はたたえられて然るべきだと思いますし、そのことは語り継がれていく価値(リンク先はハングル)のあるものです。しかし、2人の行為だけが注目されて、本来問題にしなければいけないことが後回しにされてます。それは公式に ☆JR東日本が非を認めた と聞かないことです。ホームページで見る限り、「安全性は増している」というコメントしかでてません。メディアもまた 「非常時には非常ボタンを押せば列車は止まる」 というJR広報の言い分をそのまま載せ、お茶を濁している始末です。 ここ数日、連鎖反応的に ☆児童がホームのすき間から落ちたところを、周囲の乗客の機転で救った ☆高校生がホームから落ちたところを、別の高校生が飛び降りて間一髪で救った ということが明るみになってます。つまり、この手のことはいつでもあり得ることであり、JRだけでは何ともならないということを皮肉にも浮き彫りにしてます。 ホームのすき間は駅が作られたそのまま。電車の本数は多くなり、スピードは上がり、一方で自動化が進み人員は削減されています。 恐らく(違っていたらご教示願います)、今度の事件でかかった費用は、酔っ払いの遺族に請求されることでしょう(踏み切り事故などではそうです)。助けようとした2人が注目され、こちらの報道がないのが気になるのですが、そうだとしてもフェイルセーフ(安全装置)がきちんと働いていれば、彼も助かったことでしょうに。本来、こういう事件が起こったら、せめて労組が声明を出すのですが、そちらのコメントも聞こえてきません。 「この手は、首都圏ではよくあることだから」 ということなのでしょうか。労働者も、そこまで鈍感になったということでしょうか? 【関連】→朝鮮日報のサイトへ Up |