1998/Feb

   2  3      
10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

コラム・バックナンバーへ
表紙へ


Feb/4(Wed)
ハードディスクを替えました
きなり前触れなしにページの更新が止まって、ご迷惑をかけました。実は、金曜日に4GB(95で使うと2GBでしか読まない?)のハードディスクが到着し、土日と工事に励んだのですが、作動しない。ここは小手先の工事でなく、ディスクの据え付けもきちんとしてもらい、安心して使おうという意識が働き、3日入院したのでした(地元の電気屋さんで賄える代物だったようです)。費用は1万円(税別)。痛いのですが、快適な環境には変えられません。
さて、DOS/VでいうとディスクCに当たるハードディスクを540MBから交換したのですから、またまたフォーマットに始まり、現在移行作業中です。再インストールするソフトが10以上あって、しかも現在進行形です。またパスワードの捜索が待ってます。というわけで、落ち着くまでもう数日を要するのですが、それまでご辛抱のほどを。
(山田壮一)
注)4GBのハードディスクを95では認識しないので、もう2GB分をフォーマットして、2GBのHDD2つを購入したような形にしました。何か変ですけど。
TOP


Feb/5(Thu)
間抜けが感性を救う
育界を揺るがす事件が次々に起こっていて、「これでいいのだろうか」という自答を避けられません。それでは、と生徒に事件への反応を探るとよろしくない。それは、簿記という時間で世の異常さを話すから通じない(1年)のか、副担任だから通じない(3年)のか。あるいは私自身が反応を読み取る術に欠けているのかあいまいなのですが、どうも反応しない。
小学生・中学生らがすぐキレるのは大人社会の反映である−−とは多くの人が指摘することです。「食前に清涼飲料水を飲みすぎると、中枢神経が麻痺し、まともな食事ができなくなる」というのは高校時代から何度も聞かされてきました。そのことを、今の小・中学生の親でもある30代がきちんと実践すればよかったのです。そして子どもに徹底すればよかった。ところが「言わなくとも彼ら(=子ども)はわかってくれている」という思い込みが、反応の鈍さを加速したように思うのです。
思い込みはわれわれ教師の中にもありました。「ちょっと前までの子どもには通じたから、今度の子どもにもこう教えよう」という考えに支配されて、意識が変わっている子どもをよく見ないでしまった。「見てい」たつもりでも、実は本当に見ているわけじゃなかったということに気づかないと、事が起こってから対処できなくなります。
望んではいないのですけれども、いつのまにかあれこれ仕事を入れてしまい、身動きが取れなくなってしまったということがよくあります。その事自体、教師も反省しないといけないのですが、でも生徒の反応が鈍いのを何とかしないと。それは「生徒が反応の術を教わってないから」だとも言います。
こうやって振り返ってみると、私自身、どこか一本調子になっていたことに気づきました。間を取ってみる、間を抜いてみる。間抜けになって、笑いを取ってみるのが、反応を探る近道で、そのことが感性を救うことになるのかもしれません。
(山田壮一)
TOP


Feb/6(TGIF)
オリンピックの幻
年前、いきなり「世界アルペン」というのが雫石スキー場を主会場に行われ、盛岡にも多くの選手たちがやってきました。表彰式が岩手公園で夕刻から行われたこともあって、市民と選手たちはそれなりに交流を楽しんだようです。ところがそれ以来、この手の世界大会が盛岡方面に来てません。大きな理由は、予測できなかった悪天候(雨天・強風など)が重なり、協議日程が大幅に変わってしまったこと。さらに、その次のスキー・ワールドカップ雫石でも同様の天候だったということ。そして「20世紀中に、雫石で大会が行われることはない」と国際スキー連盟が宣言してしまったことで以来、盛岡で世界的大会は行われてません。盛岡から秋田に向かう国道46号線は、5年前まで片側1車線道路でした。それが、あれよあれよという間に車線が倍になり、スキー場への道が単線だったのが3ルートほどになって、かつ整備されていた。「世界」という冠のすごさを思い知ったのでありました。
そのちょっと前。旭川・山形とともに、盛岡は2000年冬季オリンピック(その後IOCの気まぐれで1998年にされます)の誘致運動に入ってました。最大のライバルが長野だったのです。交通のアクセスは盛岡、競技場が市内とその周辺にまとまっていることでも盛岡。まぁ、盛岡が有利でしょうという下馬評を覆して、最終投票で1位を取ったのは長野でした。その時、知事や市長をはじめとした招致委員会に対して「なぜ?」という声が飛び交ったのですが、JOCとスキー連盟のエラい方が長野についたということで皆、納得してしまったのです。
オリンピックについての報道量が多くなってきました。しかし私の周囲ではオリンピックについてそれほど話題にならず、むしろ野球のこととか、芸能のことが話題になることが多いのです。そして、特に盛り上がることもないままオリンピックの開幕を迎えようとしてます。なぜ?(この項、たぶん続く)
(山田壮一)
TOP


Feb/7(Sat)
それでもオリンピック
:「オリンピックを平和の象徴にしよう」という論調が急に多くなってきました。
鯉:そして、判を押したように「世の中暗いことばっかりで滅入ってしまうから...」と続く。
熊:根本的な解決をしないまま話題を他に向けるのはよくないねぇ。
鯉:そうはいっても「進んで明かりをつけましょう」ということばもあります。
熊:でもよ、暗いことばっかり多くて、明かりを直視できないのも事実だ。
鯉:だから、せめて「オリンピック期間は停戦にしましょう」という決議が国連でも出ます。
熊:それそれ。あのねぇ、オリンピックのみならず、ずーっと停戦状態でないと「世界全体が平和にならな」い。
鯉:宮沢賢治ですね。
熊:惜しかったねぇ。盛岡でオリンピックの開会式があったら、間違いなく引用されてたねぇ。
鯉:実は、未練を残してた(^_^;)。ところで今回のオリンピック、日本人は熱狂するのでしょうか?
熊:これは、ひとえに高レベルの競技ができるかどうかにかかっている。
鯉:世界陸上東京大会’93は、高記録のラッシュで、終盤にかけてえらく盛り上がりました。
熊:しかしねぇ、メディアが必死になってオリンピックを盛り上げているのだけれども
鯉:盛り上げれば盛り上げるほど、現実との格差が目に付いてしまいます。
熊:沖縄の問題一つにしても「沖縄の地域事情」ということにしてしまって、日本全体の問題として考える機運がない。
鯉:日米安保の存続に関わってきます。結局沖縄任せにしてきたツケが返ってきたんでしょう。
熊:「荒れる生徒」についても、学校現場に任せっきりにしてきたから、雨後のタケノコみたいに事件が起こるんだろうな。
鯉:保護者の協力があるなしで、解決具合が全然違ってきます。
熊:岩手では「食糧費」問題に対する報告があったなぁ。
鯉:1億5千万円。出どころ不明が1/4。これ、県庁職員の協力なしでは進みません。
熊:どんどん不透明になって行く(;_;)。で、「せめてオリンピック」ということになるのか?
鯉:見ていればいいんですから。けれども過去のオリンピックは政治に振り回されてきました。
熊:アメリカ対イラクという問題が出ている。
鯉:それ以外にも、長野でテロ行為がないとも限りません。
熊:ともかくオリンピックで、夢を見てみたいものだよな。
鯉:夢うつつではいけません。現実がわれわれの前にあるのですから、そのかたわらオリンピックということで。
熊:昔のオリンピックって、もっとわくわくしなかったか?
鯉:したように思います。わくわくはどこに行ったんでしょう?
熊:年を取っちゃったのかなぁ。
鯉:感動できなくなったら、人間おしまいです。
熊:でも、感動は自分で見つけないと。
鯉:ということで、難問解決策のヒントを見出すオリンピックであることを願いつつ。
熊:ところで日本にはいくつ、問題があったんだっけ?
鯉:そりゃ「何問」(^_^;)。
(山田壮一)
TOP


Feb/9(Mon)
あるWEB更新事情
が4日間WEB(ホームページ)を更新できなかったのは、ハードディスクを540MB→4GBにしたからでした。時をほぼ同じうして、ある方のホームページが更新をストップしてしまいました。愛機がクラッシュというのも考えましたが、それにしても止まる頻度が多すぎます。なぜ?
疑問はけさ、メール(うちはペットがメールを運んでくるというやつじゃなくて、文字だけ;_;)を見て解決しました。
・残業に次ぐ残業で体を壊し退職を決めた。幸いにも次の社が決まりそうなので、ほっとしている。
・よってなかなかページの更新ができず、当然BBSにも目を通せない。
・しかし、スカウトがあるのもパソコン通信で培った芸があるからで、「やっててよかった」としみじみしている。
ということです。
ところでその方は、今までWEB更新に充てていた時間を療養に代えていたようですが、私はというとじりじりしながら寝てました(^_^;)。
−−早起きできるのだから、外に行って散歩するなり、書を読むなりすればいいではないか?
と思われるかもしれませんが、習慣と(いってもまだ1年足らず)は恐ろしいもので、朝=WEBの時間というように染み付いてしまいました。ようやく今日・明日でいつものペースに戻りそうです。
ともあれ、そういうペースより何より体が一番。新しい仕事が落ち着いて、ペースがつかめるようになったら「新天地激励オフ」でもしましょうか。あっ、そういうネットワーク界の話も体にはいけないのかな、もし。
(山田壮一)
TOP


Feb/10(Tue)
あるチャット
:こんばんわぁ。きょうは8時で仕事おしまいっ(^_^)。
鯉:うわぁ、こんばんわ。おばんです。
萩:Webに取り上げてくれてどーもでした。
鯉:まずかった?
萩:あのね。退職自体決まってないから
鯉:あっ、やっぱりまずい(^_^;)。
萩:ううん。でも励みになります(^_^)。
鯉:しかし、無理しないで。
萩:仕事でキーボード打つのと、これでキーボード打つのとは違うから。
鯉:それは食事を入れるところとケーキが入るところとは違うということと
萩:おんなじ(^_^v)。
鯉:しかし、たいしょくさせてくれぇぇぇぇぇぇぇと叫びたい?
萩:えぇ。こっちは話を切り出しているんですが、なかなか上司がうんと言わない。
鯉:素直じゃないねぇ>上司。体、壊しちゃっているんでしょ?>あなた。
萩:ストレスが原因の慢性胃炎
鯉:退職すれば絶対治る(^_^;)
萩:その通りっ(笑)
鯉:しかし、キーボードが打てる人ってさぁ、仕事が集中するきらいがあるように思うんだけど
萩:その通りです。あたしは人間スキャナじゃない(;_;)。
鯉:学校現場だって、ようやくみなさん自分の仕事は自分でワープロ処理するようになってきたのに。
萩:うちの会社は、まだ全員が手書きをしているところで、担当(=私たち)だけが入力しているんです。
鯉:ありゃりゃ。会社がその流れを変える予定は...?
萩:まるでなし(>_<)。で「うちで勤められないのなら、この時代どこにいったって通用しないよ」と
鯉:そりゃ上等じゃん。
萩:じゃなくて、常套手段(^_^;)。当然、他から誘われているなんて
鯉:言えないもんなぁ。まぁ、「うちの学校で続かないのなら、この時代どこの学校に行っても続かないよ」というフレーズを思い出したのですが
萩:今の高校生には?
鯉:響かない。結局やめてしまう。彼らに「根性で残れ」というのは通用しない。
萩:鯉さんって、34でしたよね。
鯉:そう、34。
萩:かつて’60年代生まれが「新人類」という言葉でくくられていた時代がありましたよねぇ。
鯉:もう死語になっている(^_^;)。でも、就職から10年経ちましたけど、高校生(特に1年生)の考え方がわかんなくなっている。
萩:まぁ、あなたも年を取ったということで(笑)
鯉:そうなのかなぁ。確かに、いまさら制服を着ても無理がありますし(^_^;)。
萩:そういえば、うちの会社にLANを入れてるんですが
鯉:はい
萩:「トップに一般職員がメールを送れるのはおかしい」。
鯉:はい?
萩:「責任者が選別すべきで、とにかく私(=トップ)はその方法は認められない」。
鯉:はい??
萩:私(=萩)、システム部じゃなくて、経理部なんです。
鯉:はぁ。要はLANがRUNしてない?
萩:そういうことです。とにかく「最先端」をうたっているオフィスがこうですから
鯉:やってられないと。まぁ、同じゼミにいた面々で、職場を変えないで勤めている方が少ないようだし
萩:20代・30代も結構苦労しているのですよ。
鯉:あっ、長い間引き止めてしまいました。ごめんなさいね。
萩:いいえ。少しは落ち着きました。
鯉:まぁ、希望の朝がやってくることを信じて
萩:♪おおぞぉら、あーおーげー」と。
鯉:あなた、実は〓やまそう〓さんじゃないの?
萩:いいえ、私は♪ちょっと振り向いてみただけの異邦人」です。
鯉:この歌も20年近く前の楽曲。久米さん元気かしらん。
萩:久米さんって、ニュースステーションの?
鯉:うんにゃ。久保田早紀
(山田壮一)
TOP


Feb/11(Wed)
「分校」の抵抗
手の公立高校志願者状況が発表になりました。全体の志願倍率が1.11倍という状況では、半分以上の学校51校74学科で定員割れというのも仕方ない感じがします。そのような中で遠野高校情報ビジネス校(宮守村)が募集定員(80名=推薦入学を含む)の1.06倍になっていることは特筆できます。東北本線沿いの普通高校ですらあちこち定員割れをしているにも関わらず、です。
ここが他校と違うのは、岩手県立ということに加えて「村立」という性格が強いことです。県の基準ですと外国語指導助手が1人なのですが、この学校は村からの支援で2人体制となってます。加えて村がスクールバス・グランド整備といったことから、国際交流事業(=留学生の交換)まで行ってます。そこまでして定員確保に躍起になるのは、ひとえに「分校からの独立」のためです。
1月に発表された「予定志願倍率」では定員を割ってました(約85%)。周辺の中学3年生が減っているからです。この学校がすごいのは、そうだとわかってから教職員が手分けをして中学3年生の家を1軒1軒回っていることです。その成果が「1.06倍」につながっていることは言うまでもありません。
これだけの経営努力をしている分校は、独立を認められてしかるべきですし、実際6クラスしかなくても「本校」という学校が岩手にはいくつもあります。しかし「生徒が今後減ることがわかっている。県全体のバランスを考えながら、高校再編成を行う」という理由で、学校・村からの独立要請が却下されてます。
改めて、各学校の志願状況を見ます。「普通高校」志向だとは言われてますが、定員割れの高校には結構普通高校の名前が見られます。それらの学校は交通の便がかなりいいところだったりもします。それらの学校に、この分校の試み=抵抗はどう映るのでしょうか?
(山田壮一)
TOP


Feb/12(Thu)
パソコン通信はラジオのようなもの
ソコン通信(BBS)の会議を横目で見ながら、ここ(WEB)もやってます。理想は「車の両輪」となるのですが、なかなかそのようにはなりません。こちらがテレビのように総天然色、画像も動く、音もでるとなっても、あちらは白黒の画面にせいぜいファイルをつける程度のもの。同じように力を注いでやっていても、反響があるのはWEBの方ですから、勢い、こちらに力が入ります。メールもこちら関係のものが多いです。
じゃ、BBSがどうなっているかというと、これはこれで固定客がいるのです。しかし書き込みが増えない。この事態を打開するにはただ1つ。BBSに専念して、パーソナリティに徹すればよいのです。ところが「徹する」というのは地元を知ってないとできませんし、あちこちに目配りをして、必要な情報を必要な時に出せるようにしないといけない。そういうメディアは見る側・聴く側、とても重宝するのですが、送り出す側からすればいろんなノウハウがないとできない。そこが難しいのです。
数年前、とある放送局でDJをしている人とチャットしたとき「情報番組は面白くない」ということを、かの人が言います。「僕の本業は、洋楽を紹介すること」と言っていたのが、ここ何年かで現実となっているのですから、その点はご同慶の至りです。しかし、本当に情報番組はやる側にとって面白くないのでしょうか?
IBC岩手放送(ラジオ・テレビ兼営局)に佐藤宏邦というアナウンサーがいます。彼は幼少のころからラジオを聴いて育ち、各局のスタイルを研究し、アナウンサーになった今も、生活の中心はラジオだといいます。彼は朝の番組をしてますが、「ラジオを聴いている人が、今何を求めているか」ということをよく知ってます。10分ごとの天気予報、県土の広い各地から「情報Fax」を求めたりと、よく心得てます。ラジオ(特にAM)のパーソナリティは、その点よくわかってますから、われわれ(BBS担当)もまた見習わなければいけないことが多うございます。
例えば?用があってもなくても書いてくることとか、気象・事件・歳時記を記してくることとか。これを1ヵ月すれば変わってくるのでしょうが、問題は担当がそこまで踏ん張れるかどうかです。私がそれをするには、ここを更新しないことで、そうであれば、すぐに可能なのですが。
(山田壮一)
TOP


Feb/13(TGIF)
ところで市議選、誰に入れましょうか?

後日が宮古市議会議員選挙の投票日です。一昨日は朝から晩までひっきりなしに選挙カーが団地の中を走り抜けてましたが、明日土曜日もそうなるんでしょう。
さて、労組の上部組織ではある党から出ている候補を単組割り(=各組合に候補者の割り振りをすること)して「この人」に、という人はいます。しかし、個人的にはもっとお世話いただいている方がいますから、そちらに入れたいのですが「党の方針に合わな」いのだそうです。全員当選のための手なのですが、変なの。
そういうしがらみの他に、義理・人情があればそういうものも働くのですが、宮古に地縁関係はないので、パス。「地域の代表」というのもいるみたいなのですが、誰がそうなのかわからないので、パス。「この党の候補者は立派なそうだ」という話も入ってきます。事実そういう人らしいのですが、彼は放っておいても大丈夫そうでしょうから、パス。とふるいにかけ、候補者を吟味すればするほど、誰に投票したらいいのかわからなくなります。
選挙公報を見ます。
☆頑張ろう宮古!
☆“強くて”“やさしい”宮古市をめざして本音で勝負します
☆“失敗は罪ではない 志の低い事が罪である”
☆過去は宝、未来は夢、そして今は努力のとき
☆明日へのかけ橋
−−と、このようなキャッチフレーズだけでどう判断できるのでしょうか。考えれば考えるほど難解です。例えば県議選だったら、「候補者に聞く」という材料があるのですが、こちらは30名弱を選ぶ選挙。ますます悩み、結局、知っている人に投票することになるんでしょうか。たぶん、投票箱直前まで悩み続けることになりそうです。
(山田壮一)
TOP


Feb/14(Sat)
ドメスティック・レビュー

:きょうはかっこいい表題ですね?
熊:まったく、作者もネタがないとすぐ対談にしたがるんだから、困ったもんだ。で、ドメスティックとは
鯉:燃えないごみのことですよね?
熊:それはプラスチック。あのなぁ、同じこと、あちこちにふれまわると育ちが疑われるぞ。
鯉:では、いただきだちで失礼します。
熊:ふふっ。、「知恵蔵」で仕込んだ知恵など、すぐばれるわ。
鯉:しまった。で、ドメスティックとは。
熊:「地域限定」「内向きの」ということらしい。
鯉:それでは、今週の身辺雑記です。
熊:何だ。わかってるじゃねぇか。
鯉:作者は、たった4mmの部品がなくなったばかりに、ハードディスクを再フォーマットしました。
熊:ばかだねぇ。その前にケーブルを疑えばいいのにさ。
鯉:でも、内部エラーを疑ったみたいです。
熊:4mmというのは、黄色い部品だったよな。
鯉:差し込んだピンがしっかりはまらなくて
熊:いずい。
鯉:あの、東北以外の人にもわかる言葉でお願いします。
熊:「いずい」は「いずい」なの。もっとも東京語だと「おさまりが悪い」と訳すらしい。
鯉:ともあれ、その段階で電器店に駆け込めばよかった。しかし、最新鋭の機械にして、人類が幸せになればいいのですが
熊:そうじゃないのが、不思議なんだよなぁ。職場のパソコンも、だろ?
鯉:えぇ。ワープロの授業を一太郎6.3(ウインドウズ3.1)でやっていて、先週から一太郎7(ウインドウズ95)に切り替えました。
熊:そしたら、アプリケーションエラーの続出。
鯉:それも、クリックのタイミングが2,3秒早いだけで、機械が追いつかない。
熊:メモリが足りない。
鯉:ようです。2台だけ一太郎8らしいのですが、
熊:そういうのに限って、遅い反応だったりする。何か95創世紀を見ているようだ。
鯉:でも、去年の4月。3.1を割り当てられた時もちょっとしたカルチャーショックでした。
熊:来週、新しい機械で試験なんだろう?
鯉:しかし、本番でアプリケーションエラーが出たら、たまりません。
熊:試験といえば、3年生の答案を採点していて、何か面白いことはなかったかい?
鯉:「景気の行方」について出題しました。「世の中信用できない」という答案が多うございました。
熊:オリンピック景気・ワールドカップ景気という見方は?
鯉:若干の期待はあるようですが、官僚のていたらくを彼らも怒ってます。
熊:結局、景気のあおりを受けてしまったのが彼らだったから
鯉:そのうらみつらみが答案に出てました。「子どもが凶悪事件に走るのは、大人がいい加減な態度だからだ」という答案もありました。
熊:厳しい。けれども、よく見てる。
鯉:「日本だ、アメリカだ」とごちゃごちゃ言ってないで、自信持って事に当たればいいでしょ。という勇ましい論調もありました。
熊:そういう答案を書くのは、女子なんだよなぁ。
鯉:いけませんか?
熊:いや。勤務先では男子諸君が少ないから、そうなるのかなぁ、と。
鯉:生徒会長も女子がしてます。
熊:まぁ、去年の秋訪ねた高校では、応援団長が女子だったから
鯉:驚くに値しません。ごほごほ。
熊:あれ、風邪?
鯉:どうも、抜けないんですよ。
熊:そういうときは、パソコンの前に向かってないで、ゆっくり安息なさい。
鯉:えーっ(@_@)!
(山田壮一)
TOP


Feb/16(Mon)
「でも、毎日、日記をアップするのって...

題だと思う。こんなことやってる暇がないくらい仕事が忙しくなりたい。今年の終わりにはホームページをやめていたいですね。」
というキャスターの記事を日経ネットナビで見ました。ということは、毎日ホームページをこういう形で更新するのは「仕事が忙しくな」い暇人だということですか。私のページもカウンタ稼ぎが目的でダサダサということなんですね(;_;)。
そんなことは承知で、あえてホームページ更新の効用を何点か記します。
1)キーボードを打つスピードが速くなる。
2)世情に疎くならない。
3)頭がさびない。
4)他人の目にさらされるので、文章修業になる。
というところでしょうか。だいたい、HOSHINO☆EXPRESSは聞き書きとはいえ、ドラゴンズの監督が暇だとは誰が言ったんでしょう。
仕事が忙しくとも、時間を工面するのがうまい人はいくらでもいます。別にあなたがホームページをやめるのは構いません。しかし、暇がなくてもホームページを更新している同士はいっぱいいるのです。ある人は子育てのかたわら、ある人は競技のかたわらキーボードを打っています。それらを一まとめにされて「問題だと思う」と言われるのは、問題だと思うな。で、なぜあなたは毎日、日記をアップしているのです?
(山田壮一)
TOP


Feb/18(Wed)
●プレッシャー(きりかえし)原田さん○
田さんというのは、1998年長野オリンピックのジャンプ競技に出場した原田雅彦さんのことです。昨日、ジャンプ団体の模様を見ましたが、その姿を見て、あるスポーツアナは「記録の船木(和義)、記憶の原田」と喩えてました。昨日の原田さんは、飛び終わった後一気に緊張が緩んでましたが、誰も彼のはしゃぎ振りを止めることはできますまい。
月曜日の朝日新聞で、彼の笑顔はどこから来るのか問うてました。その中である人が彼をこう見立ててました。「彼は、自分を防御するために、笑顔を見せるのです」。思い出したのは、私もまた、自分を守るために引きつった時、笑い顔になったらしいことでした。「君は、いつどんなときもにこにこしてるねぇ」と、半ば呆れ顔で担任に言われたのは、中学のことでした。その後、(原田さんとはあまりにも)レベルが違うとはいえ、プレッシャーに負けつづけていた自分がありました。そんな時、私がしていたのは、ただ、力なく微笑むだけだったのです。
プレッシャーに克つには自分に克つことだ、という結論にはあっさりたどり着きます。問題は、それでもプレッシャーに克てない場合が出てくることです。個人の場合は自分の責任になるから、自分で負えばよろしい。昨日の団体で、原田さんは1本目の(4人中)3番手で失速します。その時、彼は「自分1人で競技をしているわけじゃない」というようにプラス思考を持ち続けます。「自分が自分が...」という気持ちを捨てた時、2本目の飛行に集中することができました。
「4年前(リレハンメル五輪)の失敗は、この日のためにあったんだ」
というのは簡単です。終わってしまえば、そう表現することもできましょう。彼、原田さんが輝いて見えるのは、プレッシャーと格闘して、最後、プレッシャーと共に飛んだ。でも、プレッシャーを克服し、周りを信頼することができた点です。
プレッシャーと戦う人は、世にいっぱいいることでしょう。原田さんの戦いに、自分の姿を重ねてしまう人は少なくないように思えます。今度は、この私がプレッシャーと戦う番です。
(山田壮一)
TOP


Feb/19(Thu)
インフルエンザは出校停止!
ンフルエンザが治り切ってない私が言うのはおかしなことなのですが、当方の校医は「今年は大流行しているので、医者の判断で出校停止にもなる」と養護教諭に言いました。そのため、「出校停止」扱いになっている生徒が数人いるようです。ところが、こういう事例もあるようです。
>「今朝、38.5度も熱があって、お母さんは学校休みなさいって言ったけど、やだっ
> て言って来ちゃった」
>という子が2人もいたのです。もちろん、顔は熱っぽく、ふらふらしています。
>いつもの元気もありません。体の小さい子どもたちですから、そんなに無理をした
>ら、死んでしまうかもしれないじゃないですか!はやく治るものも治りません。よ
>く話して聞かせ、すぐに早退の手続きをしました。1時間目の始まる前です。お家
>に電話をしたら、
>「やっぱり無理でしたか…私が言ってもきかないもので」(ASAHIネット「わくわくTALK」の書き込みから)
大人の私ですら、厄介なインフルエンザと思っているのに、子供にとっては余計深刻な問題です。あの、出校停止ってことは
「患者が学校に登校すると大流行する」
とわかっているので、麻疹・おたふく風邪と同じ扱い。そういう子供は
学校に行かせてはいけない
のです。
 大人の私ですら、高熱(=39度)→喉の痛み→咳という経過をたどっていながらまだ抜けません。とりあえず、昨日授業しましたが、向こうは欠席ゼロ。こちらは咳ゴホゴホで、うつしてしまわなかったか心配です。
−−などと、BBSに書いてきて、後で文書ファイルを見直すと引用部分がぐちゃぐちゃで、みっともない内容になっているみたいです。−−それだけインフルエンザがひどいのです(^_^;)。
で、件の養護教諭と話をした時、彼女が一言。
「センセイにも出校停止があればいいのにねぇ(^_^)」。
この判断が難しいのです。こちらは勤務できなくはないのですが、あちら(=生徒)にうつしてしまいかねないので、どうしたもんか考え中です。もっとも、これ以上休めませんけど。
(山田壮一)
TOP


Feb/20(TGIF)
そして、誰もかばってくれなかった

京4区の議員が死を選んだことを、夕方のニッポン放送で知りました。聴取率週間にもかかわらず、番組は彼の死の「報道」でした。
スタジオ:何で彼は自殺してしまったのでしょうか?
現場:自分のやったこと(=不正な利益供与の要求と言われてます)を、誰かかばってくれるとずっと思ってたのでしょう。しかし、検察が逮捕許諾を取ることや、国会がそれを認めるとは、彼自身は思ってなかったと思います。自民党も、同僚も、「誰かはその動きに反対するだろう」と思ってた。しかし、そうはならなかった。
このやり取りを聞いて、パーソナリティが一言。
「結局、エリートの弱さやねぇ」。
そういう形で死んでいった人たちがどれくらいいるのでしょう?
連れ合いにこの話をしたところ、彼女はエリートをこう評します。
−−あの人たちは、全部小さいときからちやほやされて育ってきたから、誰もちやほやしなくなると思いつめてしまう。ほら、典型的なのが受験の時よ。受験生は勉強だけしてればいいことにするからいけないの。うちの親は受験であっても家の手伝いをさせたし、買い物もさせたわ。だって、それが当たり前だったんだもの...。
20年前。中学校からの「学校通信」に同じような記事がありました。「受験生だからといって、わがままにさせないで、家の手伝いをさせ、規則正しい生活を送らせて下さい」という記事に、はっとした記憶があります。
世の風潮はエリートになるために、幼少時からあれやこれや努力するのが主流のようですが、そうやって育ってきた人たちが社会の中枢に入り、脆さを見せてます。結局、日常の生活から遠くなればなるほど、人心が離れていく。そして、周りから誰もいなくなってしまいました。
(山田壮一)
TOP


Feb/21(Sat)
タラの勢い、クワンの優雅さ。そして...
:陳露(中国)が妙になまめかしい滑りをしました。
熊:あの、信濃毎日新聞じゃなくて、長野オリンピック、フィギュアスケート自由演技のことだと言わなきゃ、わかんないよ。
鯉:あれ?熊さん、長野オリンピックに反対してたんじゃありませんでしたっけ?
熊:まぁ、競技は別だ(^_^;)。あれだけ日本陣にメダルが続くと、どうしても目がそっちに行ってしまう。
鯉:昨日(20日)の自由では、荒川静香が出てましたが...。
熊:彼女はよくやった。果敢に飛んだし、地元開催というプレッシャーによく耐えた。しかし何といっても、体が小さい。
鯉:滑り終わった後は1位でした。ひたむきに競技にチャレンジをするところは買います。
熊:でも、どうしても伊藤みどりのような表現になるんだよねぇ。
鯉:彼女はテレビのレポーターをしてました。で、クワンが出てくる。
熊:思わず、こっちは座り直した。優雅なんだよねぇ。安全運転でちょっとは物足りなかったのが
鯉:後の逆転劇を生むのですが。でも、5.9が出揃った時は「これで決まり」って思ったんですけどねぇ。
熊:何があるかわからないから、審査も5.9でとどめておく。第4グループの最初だったという順番が
鯉:裏目に出たとしか言えません。クワンの顔立ちが東洋系だから、どうしても情が移ってしまいます。
熊:タラちゃんの滑りは後で話すとして、陳露さんがさりげなく、ノーミスだった。
鯉:いや、5位ぐらいまで、私ミスを探すことができません。滑った後のブレを探すといっても、そこまで見つけられませんし
熊:昨日の解説(=佐藤有香?)と実況(=刈屋アナ?)はしゃべりが少なく、ポイントが的確で、局面に集中できたし
鯉:で、よく取材してます。陳さんは世代交代をひしひしと感じながら滑って、結局3位につけたのですから
熊:いや。使い古された言葉だけど「女の戦い」という文字がよみがえってきた。
鯉:本当、古いです(--;)。タラちゃんの話にしましょう。
熊:これは解説が補ってくれなければ、勢いだけのスケーティングと取れる。
鯉:3回転+3回転ジャンプの足の使い方ですね。あれ、ただの機械的な滑りと素人は思うのですが
熊:審査はきちんと見た。そして、おしまいまで勢いが途切れず、勢い余って、演技終了後リンクを駆け抜けてしまう。
鯉:そこが彼女の魅力なのですよ。はねっかえりぶりが評価されたんですよ(^_^)。
熊:あの勢いかぁ。もっと彼女は、自分をコントロールできないのかねぇ。
鯉:表彰式で中央に出てきた時、クワンとの握手を拒否してました。でも、銀=クワン、銅=陳露と3人揃ってからは、それなりに振る舞ってました。
熊:でも、3人とも笑顔だったねぇ。あのすがすがしい顔。あぁいう光景を、われわれはしばらくどこかに置いてきたような感じだった。
鯉:この厳しい世の中、何がオリンピックなんだという感じもありました。オリンピックでしばし感動しようというのも、安直なことだと思ってました。
熊:そうだとわかっていても、いいなぁと思うものって何なんだろうか。
鯉:つまり、頂点を極めようとする人たちの姿は、美しいという真実に、多くの人が気づくんだと思います。
熊:そのことに気づくと、間もなくオリンピックも
鯉:そう、フィナーレです。きょうのエキシビジョン、ぜひライブで見たいものです。
熊:君は仕事だからねぇ。まぁ、それより前に。風邪、さっさと治しなさい。
鯉:......。
(山田壮一)
TOP


Feb/24(Tue)
子どもへのアプローチ
末、吹奏楽講習会に足を運んできました(2/21−22、北上)。この手のものは苦手なのですが、今回は行ってよかったと思います。
もっとも会場が埋まったのは22日の「コンサートをどうショーアップするか」という演題で、直後の「現代曲への取り組み方」との落差が大きうございました。しかし、もっと盛況だったのは、初日に行われた「小編成バンドをどうするか」という題目にあったように思えます。受講者の中には、全国大会に何度も行っている指導者もいましたが、同時に小人数バンドで「部員が足りない」という悩みに直面している指導者も多くいました。レセプションの場で、講師に悩みを切々と訴えていた指導者たちというのは、どこにでもいる学校の先生たちでした。
北陸の中学校でバンドを指導しているその先生は、まだ30代前半です。抱えている部員の数が30名弱。彼が言ったのは
・1人1人の能力を上げること。すなわち、ソロができる子を育てること
ということでした。そのためにソロコンテストを催すこととか、パソコンを活用することというアプローチもありました。
彼は「どう、子どもたちと接するか」について、ヒントを提供してくれました。今までの指導法が
「教師が一方的に指示・伝達する」
というパターンであるのに対し、彼は
「生徒の内面を把握し、指導する」
という方法を使います。もっと具体的にいうと
「私は、バンドに対して〜ということができます」
「私は、バンドに対して〜ということをしてほしいです」
「私が落ち込むのは、○○なときです。その時は放って置いてほしです」
というシートを使い、指導に役立てます。これ、必修クラブあたりで使えそうです。
その他、「今、こういう練習をするのは、これこれこういう目標があるからだ」ということをはっきりさせることが大事(これは複数の講師が言ってました)。それから「現代曲の譜読みは、生徒だけにさせるとパニックのままだから、指揮者が明快に示してあげること(うわぁ、難儀や)と、最後は指導者の頑張りが求められるという当たり前のところに落ち着いたのでした。
部員の数が足りないのに、講習会に集った方の多かったこと。それに比べれば、こちらは人数が揃っているのですから、まぁよいか。と思っていると、某メーカーがやってきて、取り引きの話を持ってきます。話半分で聞いてたのですが、そういう世界のことも勉強できて面白うございました。
(山田壮一)
TOP


Feb/28(Sat)
4000の壁
:鯉さんよ。最近更新さぼっているじゃないかい。
鯉:いや、好きでさぼっているわけじゃないんですけどねぇ、肩凝りがひどいんですよ。
熊:何か、フォントが別物のような気がするが、気のせいか?
鯉:どこか設定をいじったかも知れません。
熊:で、肩はどうなんだい。
鯉:今も、右が凝ってます。
熊:まぁ、もっと運動するこった(--;)。それはそうと、アクセスカウンタも4000(1日=10)になりそうで、めでたい。
鯉:全く。このコンテンツがぐちゃぐちゃなページに、よくも延べ4000の数を刻んだと思います。
熊:12月に裏ページがあったから、あれで700(1日=20)ほど取られたんだよな。
鯉:あのページとこのページはコンセプトが違うからいいのです。でも、あっちの路線で行った方が、みなさん喜ぶのでしょうか?
熊:あれはクリスマスという時流に乗ったことと、バナーリンクだったから、ということもあった。
鯉:これだってバナーを張ってた時期がありました。
熊:でも、「こういうお金もうけができます」っていうのが出ているから、ちょっとこのページの意味合いとは
鯉:違ってきます。「相互リンクを断る=不悪」という考え方です。
熊:ところで、4000にもなると、コンテンツの見直しといってもむずかしかろう。
鯉:その、何をメインに持っていったらいいか、わからないんです。
熊:それは、ホームページを持とうとしている人に共通する課題じゃないかい?
鯉:いや、10代・20代は想像たくましいから、私(=34)の持つコンセプトとは全く違うページになるのです。
熊:彼らはホームページを見ることで就職活動の情報を仕入れているからねぇ。
鯉:しかもケータイ、ピッチは当たり前。
熊:君の学生時代は、大家さんからの呼び出しだった。そういう学生、まだ生息しているのか?
鯉:私の知り合いの短大生は「両方持ってない」と言ってました、少し、ほっとしてます。
熊:まぁ、このページもあちこちリンクを張ってもらっているのだけれども、爆発的にアクセスカウンタが増えた試しは?
鯉:あまりないです。たまに1日=20という時はありますが。
熊:言ってみれば、このページもリンク集の一種なわけだから、便利だとは思うのだけど、毎日来るほどのものじゃないのかも知れない。
鯉:バックナンバーもきちっとしてますしね。って、それがいけないのだろうか?
熊:そうかも(^_^;)。ところで、大家の話だと「もう、これ以上BBS人口の増加は期待できない」ということだった。
鯉:だから、狭いBBSだけで議論してないで、WEBからも自由に読み書きできるようにすればいいのです。
熊:課金と著作権が絡んで来ることと、BBSメンバーからの反対が根強くて、頓挫してしまった。
鯉:あるいは、ホームページに掲示板機能をつければいいと思うんですが、うちのプロバイダではできないのです(注)。
熊:一応、メールの意見を反映できるようにしているんだろ?
鯉:でも、ある会員は「ホームページは掲示板がなけりゃね」と言ってます。で、よそのプロバイダにホームページを作っている。
熊:NIFTYもそうなんだよなぁ。いや、あそこもBBSから出発しているから、その兼ね合いに苦慮しているらしい。
鯉:過去の会議室資料が膨大に残っていますから、あれを放って置くのはもったいない。
熊:ところが、それの存在を新会員は知らないまま「他の誰かがやってたこと」って考えるから
鯉:結局、会議室はBBSに住んでいる会員のものになっている。
熊:大家は苦慮しているみたいだけれども
鯉:WEB人口の方が多いですからねぇ。ただ、事情を知らないBBS人は「どうして、我々を省みない」と思いますよ。
熊:1年前は珍しくなかった論調だった。だいたい「文学賞」とか「ネット功労者への表彰」とか、何時の間にか消えている。
鯉:で、「ホームページがんばりや」コンテスト
熊:「私のやる気」コンテスト
鯉:どっちでもよろし。あれは、BBS一筋の人を刺激します。
熊:まぁ、君のページは箸にも棒にもかからなかったらしいから
鯉:でも、BBSの人が特化していくほど、扱いが厄介になるように思います。
熊:対策は?
鯉:あちこちのホームページにバナーをつけて、そこからアクセスできるようにするのがいいと思います。
熊:問題は、他ネットの人が読めない。
鯉:だから、ジャストネットの会議室みたいに、読み出しできるようにすればいいんです。だって、そういうコンセプトで立ちあげた会議室もあるんですから。
熊:ところが、大家は柳に風なんだよなぁ。いけず。
鯉:少数意見の悲しさです。
熊:まぁ、携帯電話でも買って、多数意見に組したほうがよろしいなぁ。
鯉:だから、私。ケータイ持ってないんですってば。
熊:PHS?
鯉:ない(;_;)!
(山田壮一)
TOP


コラム・バックナンバーへ
表紙へ