1997/Aug
   
             
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

INDEX
HOME


AUG/1(TGIF)
ただいま真夏日継続中
週の木曜日(7/24)から岩手・宮古は最高気温が30度を越える、いわゆる真夏日が続いています。昨日まで8日連続で、もう慣れたつもりなのですけれども体は別。最高気温の時間帯と合奏をぶつけると、3時過ぎには意識がもうろうとするありさま。さすがに昨日は途中で切り上げました。本来、終日活動をするはずの部も、3時前には切り上げてます。
生徒には「よく睡眠を取ること」と言っておきながら、昨晩は夜風のせいで強烈な腹痛に襲われ、こちらも疲れが取れません。息子の熱は相変わらず、妻もげっそりで、元気なのは一人遊びをする娘だけです。
今日の宮古、最高予想は28度となってます。しかし、この青空の下では、きょうも30度を越えそうであります。あぁ。(山田壮一)
UP


AUG/2(SAT)
親切な楽器屋さん
ンクール直前になったせいか、たまたまそういう時期になったのか、楽器のトラブルが相次ぎます。木曜日に修理したばかりのチューバから音が出なくなり、急遽担当者に電話します。「わかりました、すぐ行きます」と返事をもらってから3時間後、楽器屋さんが到着します。実はこの楽器屋さん、南北200キロ、東西150キロといった岩手全県をまたにかける人であります。木曜日は盛岡−(100キロ)−宮古−(50キロ)−釜石といったルートを5校。金曜日は盛岡−(80キロ)−前沢−(170キロ)−宮古といったルートを2校。私がいう「疲れた」のレベルとは桁が違う人です。必ずしもその楽器屋さんから買っているわけじゃないのですが、その場でできる修理は無料!さすがに昨日は生徒がリードを買ってましたが、頭が下がります。
かつて、宮古には楽器修理をする人がいました。現在は仏門に入ってしまい「業者委託」という形になり時間がかかります。専任はどうなっているかという問いに「見通しが立たない」というのが業者の返事です。対策として首都圏の楽器店に現物を送付し、翌々日に返却してもらう方法もありますが、お金が伴います。その結果、宮古とその近辺の学校を1日で4ヶ所回るのが盛岡の業者−−ということになるのです。
そういえば、1年前に修理をお願いした時も「帰りは盛岡さんさ踊りと重なって、何時に帰れるかわかりません」とかの楽器屋さんは言っていたのでした。いや、毎年申し訳ありません。彼、明日もコンクール当日で、終日宮古でした。(山田壮一)
UP


AUG/4(MON)
付け焼き刃
酷な状況を引きずったまま吹奏楽コンクールに臨みましたが、課題曲・自由曲に本格的に取り組めたのが1週間しかなかったのが響き、結果に正直に表れました。なにせ心配の次元が「どうすれば時間内に収められるか」といったもので、結果「残り4秒」だったことに安堵していたのですが、むべなるかなです。
閉会式に講評をしたのは中学校の先生です。「曲が好きになるまで練習したか」「指揮者の打点の位置はどうか」...といったところは、すべてわれわれのバンドにかかってくる言葉でした。閉会式が終わって、生徒に何か言った記憶があるのですが、そのあと何をどうやったのかよく覚えてません。それだけ魂を持っていかれましたし、全うな講評だったにもかかわらずショックが大きかったのです。
帰宅し、それからも頭の中を課題曲と自由曲が駆け巡ります。就寝したはずだったのに、何度もコンクールでうなされて起きてしまった昨晩。付け焼き刃の脆さを実感し、でも何とか立ち直らないと思いつつ、1日休みます。ステージで部長が表彰される時の姿、痛々しいものがありました。(山田壮一)
UP


AUG/5(TUE)
いまを生きる恵み
さ読んだ『加藤常昭説教全集10・マルコによる福音書1』(ヨルダン社)で、こんな個所が出てきました。
>近頃、ずいぶん不思議なことだと思いますけれども、家族のためだけに生きてきた女性たちの反逆が起こっていると言われます。
>そういう小説まで出てまいります。こんな不幸なことはないと思います。他者のために生きたということに意味を見出すことができ
>なくなった社会というのは、これは本当に不幸な社会です。なぜそれが見えなくなるのでしょうか。
と問い掛けます。
さて、われわれが結婚し、子どもを2人設けて現在進行形であることを、何人かの知人。特に妻の知人は不思議な出来事として捉えます。
「あれだけやってきた仕事を捨てて、よく子育てに専念できるわね」
という言葉を妻が聞き流していられるのは、子育てに意味を見出しているからです。それでも最近、「しんどい」を連発してますが。
加藤は説教をこうまとめます。
>祝福の中にいてくれれば、それであなたは健やかになれると言われます。
いまを生きることに「恵み」を感じられれば、しんどさも救われるのです。そのことに気づくのはわれわれ自身です。(山田壮一)
UP


AUG/6(WED)
宮古のインターネットカフェ
真の現像時間を利用して、インターネットカフェ。もとい、マルチメディアプラザに行ってきました。ここは空き店舗になっていたものを、宮古商工会議所がテコ入れして期間限定でオープンした店の1つです。もう2つは「コミュニティープラザすえひろ亭」(物産館)、「地域アートギャラリー中央通おもしろ館」(絵の常設展)となってます。空き店舗の利用ですから、3店は離れたところにあります。
さて、マルチメディアプラザは3店のうち、もっとも宮古駅よりのところにあって、向かいは富士乃屋・とみや文具といった店、並びには大越電気といった超一等地です。3時ごろふらふらと入るとパソコンが全部埋まってます。NTTの人がゲームで遊んでいた小学生をどかせて(ごめん)、インターネット仕様に変えます。ほどなく画面を見て慌てます。「宮古でホームページを持っている人一覧」に私の名前があるじゃありませんか。しかも、クリックされている形跡あり。悪いことは書けません(注:画面はある方のページを間借りしているらしいのですが、プラザに行かないと見られない仕組みのようです)。私がネットサーフィンしている隣で、インターネット講習会をやっていたらしく、仰々しく閉講のあいさつをしてました。そんなわけで私は放っておかれましたが、素性を聞かれてさぐりを入れられても困りますから、その後すぐに帰ります。
このマルチメディアプラザの存在意義は、ずばり「インターネットの普及」に絞られます。何か遠い存在に思われているインターネットを、近い存在にしよう。そのためにNTTがバックアップして、茶でも飲みながらインターネットに親しんでもらおう。そんなところです。使用料は茶を飲まない限りは無料です。カフェから寄ってみたら、ポストをクリックしてメール下さいね。(山田壮一)
注)ここは期間限定だったようで、1998年8月にはまるっきり別の形態の店と化してました。
UP


AUG/7(THU)
近藤高史さんのこと
索エンジンで何気なくFEBC(キリスト教放送局)とやったところ、近藤高史という名前がいくつか出てきました。早速行ってみると近藤印刷企画室ノアというページがあって、彼の消息がわかったのです。近況のことは置いておいて......。
彼が22歳の時、日本では「教会の寺男」という紹介をされてました。そのころサンフランシスコで放浪生活をしていた近藤さんは、あるはずみで教会に出入りすることになります。さらに、日本向けラジオ放送を担当していたナナに声をかけられて、番組を手伝う羽目になります。その番組をよく聞いていたのが私で、毎週のように手紙を出していました。
やがて、メインパーソナリティがナナから近藤さんに移ります。彼はサンフランシスコのあちこちに取材に行き、水を得た魚のようにアメリカの姿を伝えました。ほどなく、番組制作をしている日本FEBCの方針変換があって、彼は日本に呼ばれます。そしてアメリカでの体験を生かして、エイミーグラント・ラリーカールトンといった、いわゆるCCM(コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック)の紹介に力を入れます。加えて、彼自身も番組の中で弾き語りをしてました。そんな矢先、家庭の事情でFEBCを退社することとなり、実家のある名古屋に戻ります。
実家というのは印刷屋さんでした。会社のホームページを見るとわかるのですが、彼は印刷業を通じて神の業を表そうとしてます。ホームページの作り方にも姿勢が表れてます。彼自身の紹介を見ても、一つどころにとどまってないで、あちこちに出ていこうという姿勢が見て取れます。そのバイタリティーに驚嘆すると共に、インターネットで彼と再会できたことに、導きを感じるのです。(山田壮一)
UP


AUG/8(TGIF)
残暑見舞いを作ったが
秋に入った途端涼しさを感じるようになった宮古ですが、みなさまお変わりありませんか。
さて、うちでは写真を使った「暑中見舞い絵はがき」の作成が間に合わなかったので、急遽「残暑見舞い」を作成しました。今までは官製はがき仕上げで頼んでいたのですが、手渡しも何枚かあるので「私製はがき」仕上げで注文します。仕上がり予定日より2日早い一昨日、現物ができました。それはよろしい。
何気なく請求書を見ると「はがき代@¥50」の欄が埋まってます。「これは、取られ過ぎじゃないかい?」と妻に聞きます。疑いを持ったわれわれは、取次店に現物を持参します。「明日、現像所に問い合わせます」ということで明細をはじめ、はがき一式まで持っていかれてしまいました。翌日「先方から連絡の電話がある」はずなのに、3時を回っても連絡の素振りがありません。そこでこちらから取次店に電話したところ、話が進んでない、伝わってない。ようやく取次店→現像所に話が行き、現像所から電話が入ります。「はがき代が取られ過ぎじゃないですか?」という問いへの返事が来るまで、それから5分とかかりませんでした。「申し訳ありませんでした。はがき代はお返しします」という電話があり、一応解決したのであります。
実はわれわれ、写真はがきの作成で、過去にもトラブルを体験しています。住所・氏名の原版を持っていったにもかかわらず、私の名前にくさかんむりをつけたK(もちろん、印刷のやり直しです)。これも現像所が悪いのですが、どうして写真屋さんって余計なことをしないと気が済まないのでしょう。今回、対応がまずかった取次店・現像所はもちろん取引停止です。遠くても別の店、であります。−−とここまで書いて自省。他人を容赦なくこき下ろしておきながら、同じようなことが我が身に降りかかったらどんな対応をしたんだろうと、ふと考えたのでした。(山田壮一)
UP


AUG/9(SAT)
誰が就職協定を破るのか
こに記す「就職協定」は大卒のことではなく、高卒を対象としたものです。おさらいしておきますと、各高校で7月1日以降に求人票を受理し、9月5日以降に応募書類を受け付け16日以降に試験を開始する。これが就職協定になっていて、大多数の企業はこの日程で動きます。
先日、半日を使って各企業に受験のお願いを電話でしたところ、何社かが含みのある発言をしてました。
量販店A)「統一選考ということで取り扱います。といいますのは、学校側から『統一選考前にお願いしたい』という要望が相次ぎまして、会社見学での選考もしてます」
とっても率直なコメントです。先日、新聞にも出てましたが「会社見学」というのは「青田買い」とほぼ同義語です。しかし、会社側はけっして「事前選考」とはいいません。「会社見学」なら、適切な進路選びのために認められてますから、そういうマジックを使います。
量販店B)「昨日までで『会社見学会』が終了しましたので、秋以降の試験実施はありません」
ならば求人票にそう書いておけばいいのですが、そうすると職業安定所の指導が入ります。これで何名かが進路の選び直しです。
情報処理C)「事務職ですか。学科はどこですか。そのままお待ち下さいね(女性から男性に変わる)。その子は情報処理科じゃないの?うちはねぇ、情報処理をやってきた生徒に来てほしいの。事務だったらねぇ、成績優秀な子じゃないと採用できないからねぇ。うん。他を受けた方がいいんじゃないのかなぁ。」
これはすべて首都圏にある企業です。40本近く電話しましたが、こういう連続で、生徒への連絡事項が何枚行ったことでしょう。じゃ、岩手の企業はというと
ホテルD)「(職種別に人数を報告しようとしたら)まだ、具体的に職種と採用人数を決めてないんですよ」
こらぁ、責任者出てこい!

「何年か前と違って、今は企業側が高飛車になっているから、こちらがお願いする立場になっており弱い。こういう傾向は続くのじゃないか」
と進路主事は言います。ですから「会社見学会(=事前面接)」が横行し、「学校側から要望がある」という言い方をしてくるのです。
「そんな就職協定はおかしいんじゃないか」
という正論も、腹の探り合いの前には霞んでしまいます。救いですか?私が直接伺った会社の中で、希望が出てないところが何社か残っています。生徒がそこに注目すればまだ救われるのですが。(山田壮一)
UP


AUG/18(MON)
ロータリーを使うのは、誰?
週宮城に滞在していて「あれっ」と思ったのが「新進党宮城県連会長に小沢一郎(以下、敬称略)が選出され」たこと。これは新進党の県連会長だった議員が自民党に寝返ったための緊急措置だといえば、まぁそんなもんかと思います。ちなみに小沢は岩手4区選出で、岩手県連の会長でもありました。あっ、党首でもあります。「あれあれ?」というのは、会長就任直後に宮城県知事と会い、秋の知事選での支援を断られ「別の候補者を立てて戦う」としたことであります。ちょっと解説します。
現職の浅野知事は、前知事が収賄容疑で逮捕された後の選挙に立ちます。それも告示直前で、大方は自社相乗りの候補が当選するだろうと予想していたのですが、蓋を開けてみると地滑り的勝利を果たした、という経緯の持ち主です。その際、辛うじて新進(まだ新生でしたか?)党が浅野についた経緯がありました。今回、2期目を目指す浅野は改めて「政党本位のプロの選挙でなく、素人選挙に徹する」方針を立て、各党の推薦を受けないつもりでいます。
小沢はそこを不快に感じます。というのは、北東北3県(青森・秋田・岩手)の知事は全部新進系が制していますから、彼にしてみれば「新進党の支援があれば、浅野は楽に当選させられる」という読みがあるわけです。宮城も「小沢支配」に置きたい、ということでしょうか。しかし、浅野はそれを断った。「政治のプロが機能を果たしていないことが、今日の政治不信を招いている」というのが浅野の持論。橋本・高知県知事がそれを実証していることで、彼も倣いたいわけです。
それを受け先週末、市川・参議院議員(この人は平成会所属です)が自民・新進のいわゆる「保保連合」で県知事選に出馬すると表明。浅野は「受けて立つ」といってます。
ところで金曜日、FMでこんなファクスが読まれてました。
「昨日、仙台駅ロータリーに車を回したところ、警官が来て『えらい人が来ているから、ぐるぐる回ってくれ』って言われたの。『何分後に来ますか』って聞いたなら、『30分後』っていうの。ロータリーはさぁ、その人のためのものじゃなくて、一般の人が送迎に使えるためのものでしょ。何か、頭に来ちゃった」。
このファクスで、県民がどちらにつくか私はおおよそ察しがついたのですが、どんなもんでしょう。(山田壮一)
注)結果は、もちろんファクスの通りです。現職の圧勝でした。
UP


AUG/19(TUE)
「ほっとチャンネル」に一票
北でも、夕方5時台に情報番組を放送する局が多くなりました。先週滞在した宮城地区でも3局が4時54分から情報番組を放送してます。さとう宗幸をキャスターに起用してあっと言わせたミヤギテレビの「Oh!バンデス」。途中で番組をリニューアルしたのがTBCテレビの「新ただいまワイド」、ここは局アナ中心の進行です。もう1つ、若者向けの番組を打ち切り、主婦層にターゲットを変えた仙台放送「ほっとチャンネル」。この3局がしのぎを削ってます。で、3局を比較してみました。
最初に見たのは「新ただいまワイド」。今まではもっぱらこの番組にチャンネルを合わせてました。が、男性キャスターをベテランアナにしてしまった分、新鮮さに欠けつまらない。重たく感じられてしょうがありません。中継個所も定点(先週は仙台一番町、今週はたぶん青葉通り)に限られ、守りに入っている感じです。
「Oh!バンデス」はその点、水曜日のテレビ岩手、木曜日の福島中央テレビ(どちらも日本テレビ系)との相互乗り入れがある分だけ新鮮さを感じます。中継は仙台駅南口ともう1ヶ所。記者自身がする話題の取材も、泥臭い感じはするのですが、そこが宮城らしさを表していてよろしゅうございます。さらにキャスター宗さんの人柄、何となく始まって何となく終わる番組も自然体でよいです。
前2局を徹底的に研究し、どちらかというと軽いタッチになっているのが「ほっとチャンネル」です。ここは局アナの進行なのですが、日替わりのコメンテーターをつけるところは、やはりフジ系です。中継個所が2ヶ所(仙台駅北口ともう1ヶ所)、間に天気予報を挟むものの、どちらかというと娯楽色の強い構成です。星占い・きょうのみそ汁・いきなり電話プレゼント......だけだったら嫌みになるのですが、ならない。それは番組に硬軟織り交ぜていていること。中継先に大家族を入れたり、局アナとレポーターをうまく使いわけることで、軟らかくなりすぎないようにしているのです。
そんなわけで、金曜日に見ていたのは「ほっとチャンネル」でした。字幕にホームページのアドレスが出ていたので見たところ、毎日情報が更新されているのでした。ここも他局と違っていたところです。どれか1つを見るなら、私は「ほっとチャンネル」に票を投じます。(山田壮一)
注)仙台放送のホームページはhttp://www.ox-tv.co.jp/
注2)その後9月26日で番組が終了してしまい、ほっとチャンネルのホームページも10月いっぱいで終了しました。
UP


AUG/20(WED)
駅前の大型店は難しい
月31日で店を閉じたのは「SEIYO仙台店」。8月17日で閉じたのは岩手・一関の千葉久。どちらも東北新幹線の停車駅すぐそばに構えていた店でした。業績不振もあるのでしょうが、両者の経営母体とも郊外への出店計画があり、そちらにシフトしたいというのが閉店理由です。実際、買い物をするには車を使うことが多くなりましたから、駐車場完備の方が消費者にとってはありがたいことではあります。
さて、建物だけが残されている両駅前。あとに入るテナントがどうもなさそうなのです。特に一関駅前商店街は核がなくなりましたから事態が深刻なのですが、持ち主が沈黙しているありさまではどうしようもない。SEIYO仙台店も歩道橋を下りてすぐのところにありますから、空きのままでは妙な感じです。
ところで、SEIYOと近い関係のams西武仙台店はというと、地下にある食品売り場を閉じ、「無印良品」売り場に衣替えすることとなりました。仙台駅近辺で食材をそろえるより、降りた駅で買った方が新鮮であるということなのでしょうか。こういう事実を見るにつけ、西武百貨店が仙台・盛岡への出店に慎重だったのがわかるような気がします。それにしても駐車場がないと買い物客が逃げていくという法則。年々はっきりしていくようであります。宮古駅前にある店も、そういった意味では同様です。(山田壮一)
注)SEIYOは「ザ・モール仙台長町店」に移り、仙台南部の客を掴んでます。跡にはさくらやをはじめとするテナントが「イービーンズ」という名で出ています。
UP


AUG/21(THU)
フレーム対応顛末記
がりなりにも−−というのが、私のホームページを説明する鍵となることばです。そして今回、フレーム対応画面にしたのも突貫工事によるものでした。
「ホームページビルダー」に「フレームエディタ」が付属していますから、マニュアルの説明を読んで理解できれば問題はなかったのです。しかし画面を分割するには親のファイル名の他に子(2分割なら2つ)のファイル名をつけなくてはいけない。そのことがわかるまで時間がかかり、さらに分割画面からリンクしようとすると広い方の画面でなく、狭い方の画面をたどっていくありさま。
しょうがないので、文法書も読みました。HyperEditを呼び出し、狭いフレームから広いフレームを呼び出せるようにします。1つリンクできるようになったら、同じようにHTMLの記述を変え、それをフレームエディタに取り込みます。ただし、フレーム画面をホームページビルダーでは読み込まないので、ブラウザを呼び出し確認します。それでOK。あとはプロバイダに接続しアップしておしまいです。
課題はまだあります。過去のコラムを見る時こそ、フレームにして読みやすくしなければいけないのに、そのままなこと(でも、面倒なんです。そこまでまめじゃないですし、暇でもありません)。狭いフレームの背景・文字が見づらいことなどありますが、まぁ徐々に改善を図るということで、勘弁して下さい。(山田壮一)
注)しかし、フレーム対応じゃないブラウザも結構あるらしく、結局1日で非フレームにもどしたのでありました。
UP


AUG/22(TGIF)
恐るべし、改革派ラジオ伝道部
々しいタイトルをつけてしまいました。しかし、キリスト改革派教会ラジオ伝道部のホームページは見やすく、番組をRealAudioで聞くことができ、ホームページにBBSまでつけているという、かなり完成度の高いページです。
恐るべし・その1)ラジオ番組をRealAudioで聞くことができる。もともとこの団体はキリスト教伝道が目的ですから、放送局(もしくは有線)の枠を買い取って5分なり15分の番組を提供しているのです。今までは番組を電話サービスしていたのですが、今度はRealAudioでのサービスが加わります。他局でもドイチェ・ヴェレとか毎日放送などは、一部の番組を再生して放送しています。しかしこの団体、1ヶ月分の放送番組を再生できるようにしていて、ずいぶん気合いが入っています。
恐るべし・その2)他の教派でも教会紹介をぼつぼつ始めているのですが、全国くまなく教会紹介しているのはあまり例がありません。このページは地区別に整理されていて、さらにメールをすれば他教派の教会も教えるサービスをしてます。もともとこういうサービスをラジオ伝道部ではやっていたのですが、インターネットでもやろうという意気込みがすごい。
恐るべし・その3)インターネット上で、訪問客を取り込もうという狙いが感じられる。子どもから絵を募集し(=はがきで、のようです)、それをホームページにアップする。さらにアンケートを取り、回答者にプレゼントをする。さらに、BBS(来客者の一言・キリスト教のQ&A)も備え付けてあって、相互発信の立場にあります。
よく考えると、他のページではごくごく当たり前のことをしているだけなのかもしれません。しかし、このページ。かなり完成度が高く、しかも連日更新で、なぜかマクドナルドにも行けるリンク(正確には2つ先をたどると、です)もあります。キリスト教関係者はもちろん、ホームページの作り方で悩んでいる人にも参考になる、使えるページだと思います。もしこのページを自前で作るだけの技術があったとすれば、恐るべし、改革派ラジオ伝道部。(山田壮一)
UP


AUG/25(MON)
それゆけ2学期
は勤務先(宮古)では既に2学期が始まっています。「夏休み明けテスト」の採点処理があったり、あと2週間で定期考査(!)であります。しかし週末、某ピアノ教室発表会の手伝いで宮城に行き、昨日の交通機関を見る限りまだ世間は夏休みが終わってない。そう実感します。
いかんいかん。今週は就職書類の校内チェックがあるのでした。小論文原稿の発送、模擬試験の申し込みもあります。部活動を移動したいという生徒もいますし、試験範囲の見通しもつけなくてはいけません。職場のホームページのアップもありました。
先週、とりあえず慣らし運転をするだけの余裕を持てたのですからよしとしましょう。仕事を家に持ちかえらないとなると、やはり濃密な1週間が待っているといえるでしょう。とりあえず、1時間目の授業を準備しないと。では、また。(山田壮一)
UP


AUG/26(TUE)
さあ、仮面をかぶるのよ
レビ朝日系で月曜夜8時から「ガラスの仮面」が放映されています。原作者(美内すずえ)をあっといわせた安達祐美(=北島マヤ)・野際陽子(=月影千草)を始めとするキャスティング。回を重ねるごとにはまっています。はめたのは連載をリアルタイムで見ている妻。はめられたのは家族一同です。どの程度はまっているかというと、月影が舞台でマヤにいう
「さぁ、仮面をかぶるのよ」
というセリフを
「さぁ、おむつをかぶるのよ」
と子どもに向かっていうことからも、想像がつくでしょう。
閑話休題。「仮面をつけて芝居を演じる役者のこと」が「偽善」のもとの意味だとある本はいいます(加藤常昭『マルコによる福音書2』)。見栄えのいい面をつける、人びとの心を喜ばせる面をつける......。
来週のテレビは「偽善」を演じているマヤに試練が次々に襲ってくる、少女マンガなじみのパターンで、予告を見ただけで疲れてきました。しかし
「いままでテレビにはまってた人が、来週あっさりと見るのをやめるなんて」
と妻は一笑に付します。まあ、ね。でも、なんとなく見ていても、力が入ってしまって疲れるのですよ>ガラスの仮面。それを「はまってる」というんでしょうね、きっと。(山田壮一)
UP


AUG/27(WED)
大阪のFM2局
阪にあるFM2局とリンクを張りました。FM802fmosakaなのですが、リンクを張る時の対応が、まるで違っていたので紹介します。
まずFM802(→http://fm802.co.jp/)。ここのステッカーがかっこよいという噂を聞いたので、もらいに行こうとしました。すると「もらって行った方にはリンクさせてあげます」とあったので、即座に希望します。実は「ステッカー」というのはgifアイコンのことだったとあとで気づきます。翌日、802のホームページに行くと、もうリンクされているではありませんか!そのことに敬意を表すべく、トップページにアイコンを張っておきました。そのせいか、このページの来客が増えているように思います。
EASY851ことfm osaka(→http://www.fmosaka.co.jp/)のページを見つけたのはその直後でした。JFN系のラジオを聴くことが多い私にとって、こちらも見過ごすわけにはいきません。802のリンク集は申し込み順に並んでいるのに対し、851は8つのジャンル別に並べてあって、さらにアドレスまででてました。これから増えるであろうリンク集を眺めていると、802で見たページと重複しているものがあるじゃありませんか。で、恐るおそる851にリンク希望の伺いを立てたところ「認可」のメールが来ました。何でも「審査基準に合致した」そうで、いやぁ、局の性格もここまで違うものですか。
そんなわけで、心の広い両局に敬意を表し、アイコンを並べて張って置きました。出張とかEスポ発生でもない限り聴く機会がないのですが、先端の802、安心の851それぞれに聴きどころがあります。聴ける地域からアクセスしているみなさま>両局ともよろしく。(山田壮一)
UP


AUG/28(THU)
過剰なアップグレード
otusからいきなりCD−ROMが送られてきて、何事かと焦りました。実は「1−2−3」をアップグレードするものだったようですが、それにしても近頃のソフト。アップグレードの時期が早すぎるような気がしてなりません。
一太郎7から8へアップグレードする期間が短かったのは、むしろみなさんの方がよくわかっていると思います。今度あの会社は「一太郎オフィス」を売りつけようとしてます。また別の社で出している「オフィス97」。ワードやエクセルといった97で作った文章が、そのままでは95対応のハードで読めないという事態に呆然とした方もいるでしょう(注・これは「95でも読める形式」にすると読み出し可のようです。また修正プログラムがホームページにアップされているとも)。こんなこと続くと、さすがの私もアップグレードに付き合うのを考えてしまいます。
95対応のパソコン、それも第1世代のものを買った私にとって、増設してもせいぜい1.5GB程度のハードディスクでは、入れるソフトを考えなければいけません。パソコン通信ソフト・統合ソフト・はがき印刷用ソフトなど、消去したソフトが多数。アップグレードをしたものにせよ、全機能を入れるまでパソコンを使いこなしてないですから必要最小限のインストールに抑えているものもあり。さらにアップグレードしても、前のものと別フォルダにしてバックアップを取らなきゃいけない......。
同僚が
「Windows97(98?)が出るまでパソコンの購入を待ったほうがいいか?」
と聞いてきました。迷うことなく
「今買ったほうがいい」
と答えます。それは、95の初期不良にさんざん泣かされてきた自分自身への答えでもあったのです。それにつけてもメーカーさんよ、アップグレードの回数が多すぎはしませんか。そして、更新時期が早すぎはしませんか。(山田壮一)
UP


AUG/29(TGIF)
オフの立て方
きがかり上、オフライン(=パソコン通信・インターネット等で知り合ったメンバーが集まってする会合。飲み会の別名)の幹事をすることが多いのが私です。その反動で、幹事を誰かに任せた場合はとてもおとなしくなってしまいます。宮古で何度か会合があったらしいのですが、諸事情をクリアできずに出席を断念するありさまなのに、仙台での主宰オフにはのこのこと行ってしまう。書きながら自己嫌悪になりそうです。
ところで去年某所でのオフの時、メンバーの1人がこういうことを言ってました。
「秋になったら日本一の大鍋大会があるから、それに合わせてオフを計画するといいんじゃないか。幹事も楽だし、手ぶらで集まるだけでいい。」
その時、私はその案に疑問を持ちました。その地まで日帰りで往復するのは厳しいこと、混雑の中でオフが成立するのかどうか......。
それから1年経ち、先日したオフで同じような話題が出ます。その場にいた現地出身の知人は難色を示します。それでも去年の発言を生かすべく何とかできないかという申し出を受け、彼は尽力しました。結果は、私が危惧したことと同じ理由で「延期やむなし」という通知でした。
日本一の大鍋大会に行くのは捨て難いのですが、それはオフにしなくても個人的に行ける。しかしオフを実施するのであればメンバーが集まりやすい時・動きやすい時にした方がよろしい。今度の場合は駐車場の確保も難しく、日程も融通しにくい。「幹事も楽だ」というのを鵜呑みにし、発言者が仕切ってくれるものだと錯覚した私が甘かった。わかっている人が、わかっているように対処するのがオフの鉄則だと、改めて知らされたのでした。(山田壮一)
UP


AUG/30(SAT)
GPTが高い
こ2日間、寝起きがよくありません。昨日は烏龍茶の飲み過ぎが原因。はて今日は......と考えたところ、寝酒をやったのでした。それがどうもよろしくないみたいなのです。血液検査の結果、GPT(ALTともいう。肝機能を表す数字の一種)が平均値の2倍以上出てしまい、飲酒を自重していたにも関わらず、もらいもののビールを処分するために起こったのが寝起きの悪い原因でした。
8月中旬の測定値(=97。標準値は5〜45)が高かったのはたまたまだったろうと思います。しかし、この数字を見た看護婦から「何か疲れていることしませんでしたか?」と言われます。事実疲れてたのですが。その時、医師に「献血は体に余裕がある人がするものですから、余裕がない人が無理にするもんじゃありません」とまで言われました。
医者に行っても「数字が高いですねぇ」と言われるだけです。じゃ、手許の本に何が原因かと尋ねると
・運動不足である(まったくその通りで、弁解できません)
・物をよく噬んでない(確かに早食いです)
・アルコールに弱い(すぐ赤くなります)
−−これらのことが肝臓に負担をかけている現れだという分析です。だからストレスを解消するために、ホームページを作る暇があったら運動しなさい(^^;)。食べ物を選んでゆっくり食事しなさい。アルコールはやめなさい−−と記されてます。特にアルコールは徹底的に断ちなさいと記してあります。
この数値は、ちょっと油断するとすぐ高くなるから、一時的に低くなっても安心するな。そうも指摘されてます。で、周囲を見渡すと「酒飲みはみんな数値が高いんだからまぁ一杯」という同僚の何と多いことか。「本当の酒飲みは平均値の4倍以上ある」という俗説も飛び交います。
しかしけさのようにはっきりと寝起きに表れると、本腰で「禁酒」を考えなければいけなくなってきた。何かそんな感じです。(山田壮一)
注)99年8月現在、標準値に戻してます。電車通勤の賜物でしょうか。ビールも飲んでたりして(^^;)。
UP


INDEX
HOME