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コラムの目次
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Aug/1(Wed)
プレゼンはむずかしい。
レゼンテーション(以下「プレゼン」)の講習を受けます。
「こちらがいちいち説明しなくてもみなさんできると思いますので、まず作ってみてください」。
ところが図を作るのが厄介だったりうまくいかなかったりして、ひぃひぃ言います。しかも、周囲が超早いペースで作成していくので、こちらも煽られます。
「それでは課題の4は飛ばしてください。7もいいです」。
だから、そこまで行ってないんだってば。

このような練習を踏んで、昨日は実際のプレゼンという段になります。授業のプレゼンを取り上げる受講生が多かったらしいのですが、もう一つイメージが湧かなかったので「部活動紹介」で作ってみます。テキストに忠実に、レイアウト・内容まで似通っているのですが、思い浮かばないのでしょうがない。問題は、学校・部活動に関する素材を用意してなかったことで、取りあえずWeb上から集めて突っ込みます。ここまで1時間30分。
その後実際の発表となり、私もプレゼンをするわけですが、しどろもどろ。目がさまよって、モニター・聴衆・手許と宙を浮いた形になります。早口になってたらしく、しかも反応がよろしくないのも手伝って
「あぁ、まずいなぁ」
と思いながら初プレゼンを終えたのでした。
他の発表者は授業の実践をそのまま取り入れた感じで、手慣れた発表のように思いました。何度もプレゼンを使っているんでしょうね。でも、字ばっかりだったらプレゼンソフトを使う効果がないのに......と言えるわけもなく、残り時間(プラスアルファ)でプレゼン例を作った次第です。1つ作ったから、2つ目は何とかできるかな。でも、レポートもまとめないと。

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Aug/2(Thu)
液晶テレビを買う。
晶テレビを買ってから1週間が経ちました。前のテレビ(14型)が18年前のもので、画像はそこそこ。でも、音が大きくなったり小さくなったりで不便を感じます。とことん最後まで付き合ってもよかったのですが、
「いずれ買わないと、買い時を失う」
という家族会議を経て、
「車を買うか、TDRに行くか、それとも...」
という中でテレビに落ち着いたのです。
液晶テレビになったのは14型の画面に慣れ親しんでいるのと、スペースを取らないことが大きな要因です。大型店での展示を見て、画像もそれなりに見られることや、価格も我慢できる範囲(7万円台後半)であったこともあり、決めました。買ったのはインターネット通販だったのですが、
「展示していた店の方が安かった」(妻・談)
そう。まっ、ポイントでMDコンポを買うからよしとするか。
使って2,3日はテレビの位置が微妙に変化したので慣れなかったのですが、見やすい。きれい。画面がフラットなので、四隅までスキなく写します。文字も鮮明。前の丸い画面は光を反射して見づらかったのに、今度はそんなことはない。
「掃除も楽」
なそうで、良いことづくめです。
ところで、前のテレビの引き取りを業者に頼んでいるのですが、返事待ち。あと、今のテレビはアンテナコードが添付されているのですね。余ったやつ(新品)をどうしようか、困ってます。

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Aug/3(TGIF)
夏祭りなんだけれども...。
んさ踊りが始まってはいるんです。確かに、会場に行けば浴衣姿の若い子たちや子連れがいて、賑わっていました。屋台も出てたし。でも、なぁんかパァッとしないんですよ。そう、涼しいを通り越して寒い!7時台の大通りが22度。その30分後の中の橋が19度。まるで秋じゃないですか。
そもそも、夏祭りとは
「どうしようもない暑い盛りに、せめて祭りをすることで気分を発散させて、涼しくなってもらおう」
という始まりだったようです(←テレビで見ました)。だからうちわを片手に、ビール(ラムネ)でも飲んで、その賑やかさを楽しむのが本筋であります。という意味では一昨日の雨、昨日の曇り。祭り気分に水を差す状況です。
例年はうちわが飛ぶようにはけ、ビール・清涼飲料水もそこそこはけるのですが、のぼりの立ったビール売り場の脇では、所在なげな浴衣姿の売り子さんが踊りを見てましたし、呼び込みをしていた店の声にももう一つ張りがありませんでした。
うち?ラーメン食べて帰ってきましたよ。もちろん、冷やしてない方をです。

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Aug/4(Sat)
やっぱり、疲れてました。
:この見出し、「若さがない」って言われそうです。やめましょ。
熊:だって、鯉ちゃんはすぐ「疲れたぁ、だるぃー、きつ」って言いますもん。
鯉:気力だけじゃ勝てないことはカープの8連敗(8月3日現在)で言えることです。
熊:いいやぁ、田村亮子の例もある。ひざが痛かろうが、気力でも勝てる。
鯉:そんなこと、あるんですか?
熊:「気が張っている」時があるだろ?
鯉:えぇ。先週の月曜日から昨日まで、テンション入れっぱなしでしたが、夕べはぼろぼろ。
熊:そういう時は、体のあちこちから指令が出て、「疲れた」という現象よりも勝ることがあるそうだ。
鯉:本当ですか?
熊:大体、人間は普段6割ぐらいの能力にとどまっておいて、非常時のために取っておく。
鯉:柔ちゃんの非常時というのが、世界選手権だったと。
熊:その通り。で、鯉ちゃんの体調はどうなの?
鯉:けさは、しがらみがちょっとなくなったせいか、起きられなかったです。
熊:でも、6時台には起きている。
鯉:寝ててもしょうがないですし、第一、寝るスペースを子どもたちに占拠されてますもん。
熊:家族も疲れているんだよ。
鯉:パパのおもり、ってこと(--;)?ところで、テンションの話、最近のテレビでやってませんでした??
熊:うちもねぇ、朝のテレビしか見てないから、どうしても同じような話題になるんだなぁ。
鯉:熊さんも疲れてます。

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Aug/6(Mon)
小部屋・5000達成!!
ほくのホームページ、更新の最大の敵(!)「岩手・高校演劇の小部屋(以下『小部屋』」のアクセスカウンタが5,000になりそうです。現在のアクセスカウンタの性能がよすぎて、ブラウザの「もどる(←)」を押しただけでカウントすることは割り引いたとしても、ちょっとした驚きです。サイト作成の鉄則
☆テーマを決めて作るべし
というのが当たったからだろうと思います。また、サイト作りの基本
☆見たいサイトがなければ作っちゃえ!
ということにもかなっていたのだろうと思います。検索エンジンで用語を入れ、ヒット先が自分のページだったりすると妙な気分になるものですが、小部屋もそんなもんでしょう。
小部屋は演劇協議会のオフィシャルサイトではありません。そういう話も持ち上がったのですが、
☆誰がお金を出すのか?
☆どうやって管理するのか?
という問題に入ることなく
☆そんなサイト、なくていいんじゃない?!
ってことになります。オフィシャルになると全国高校演劇協議会にリンクさせてもらえる特典があるのですが、そのようなことなく、今日まで続いてます。
サイトの最大のウリは掲示板でしょう。現役高校生の書き込みが少ないのが悩みの種なのですが、関係者が出入りするので、ここを中心に賑わっています。本体も更新しないわけにもいかないので、私(←webmasterと名乗ってます)の演劇体験も若干入れているのですが、それなりに読まれているのですね。ぼつぼつ「かほくは知らなくても、小部屋のマスターは知っている」という人が現れてます。
それにしても「はまってるなぁ」って思いませんか。例えば、吹奏楽のサイトならいくつか立ち上がっていたのですが、高校演劇のゾーンって少なくとも1年前はすき間だったのですよ。サイト構築のために芝居をしているのか、顧問をしているのか、ちょっと謎です。私は「はめられた」と今でも思ってますが、回りはそう見ないんだろうな、きっと。

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Aug/7(Tue)
市長の平和、総理の平和。
2001年8月6日午前8時15分。東北自動車道を北に移動中だったのですが、路側に車を止めるスペースを発見したので、車を止め黙祷します。昨日の日経に吉田初三郎の「幻の原爆図」が出て、悲惨な状況を垣間見ることができたので、思いはより深くなります。秋葉忠利・広島市長の平和宣言に耳を傾けます。
>地域紛争や内戦等の直接的暴力だけでなく、環境破壊をはじめ、言論や映像、
>ゲーム等、様々な形をした暴力が世界を覆い、
そうだ。「ゲーム」というのも形を変えた暴力なのだ、ということに気づかされます。そういうものと、そうでないものの境がますます見えなくなってきました。
>被爆者にとって56年前の「生き地獄」は昨日のように鮮明だからです。その記憶と
>責任感、意志を、生きた形で若い世代に伝えることこそ、人類が21世紀を生き延び、
>22世紀へ虹色の橋を架けるための最も確実な第一歩です。
22世紀、という言葉をはじめて聞きました。そう、「被爆」ということは100年後に向かって語られなければならないことですし、それを見据えての平和宣言には、説得力があったように思います。
さて、総理もあいさつしましたが、秋葉市長に比べて説得力がなかったこと。言葉では「非核三原則」「CTBT(包括的核実験禁止条約)」「被爆者援護法」「平和祈念館」というものは聞こえてきましたが、それは今までの総理も言っていました。緊張して物を言っていたからかもしれませんが、美辞麗句ばかりで心に響かないのです。確かに、あちこち現場を回るだけ、まだまともなのかもしれません。けれども、セレモニーをつつがなく務めることで役割を果たしていると思っているのなら、それは違います。
こども代表として「平和への誓い」をした小6・2名のあいさつに力強さがあったのは、平和の問題を自分の言葉で語れたからだろうと思います。8月15日の『参拝』に向けて、総理はどんな言葉を用意するのでしょうか。

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Aug/8(Wed)
「ペコ&ペコ」の閉店
週、盛岡南インターから4号線に向かっている途中、焼肉屋の駐車場に「定休日です(リンク先は画像)」という表示が出てます。その先を見ると、張り紙(リンク先は画像)がしていて営業している形跡がないのです。盛岡では老舗の部類の焼肉屋でしたが、たぶん閉店だろうと、あまり気にとめずに通過しました。イワテライフ日記あたりで話題になっていてもよさそうなものの、しばらく出入りしてませんでしたし、もっと早い段階で第1発見者がいたに違いない。そう思って放っておきました。ところが誰も書かない(←盛岡人の特性なのか、もともとインターネットは書いたもん勝ちなのか定かではありません)。先日、ようやっと「ペコ&ペコが閉店らしい」という第一報が出て、私も重い腰を上げます。まるとさんの取材を待つことはない。取り上げようと。
焼肉ガーデンペコ&ペコ(リンク先は画像。ところで北上などにもあったと思うのですが、あちらの事情はわかりません)は張り紙によれば22年間の営業に幕を閉じたとあります。ということはCMソング
♪おなかペーコペーコ、ペーコペーコ...(全部書きたいのですが、著作権が...)
というあれは22年前からですか。もっと古い時からあったように思うのですけれども、いずれ盛岡の焼肉業界に言わせれば
「ペコ&ペコが家族層に向けて最初に本格的テレビCMを流した」
のだそうです。これは朝日・岩手版の「冷麺物語」かまるとさんのとこの掲示板で見た記憶です。盛岡にファミリーレストラン文化が生じないのですが(あるとしても「びっくりドンキー」か焼肉レストランぐらい)、そうであればペコ&ペコは立派にファミレスの役割を果たしてきたと言えます。
では、どうしてつぶれたのか。当事者にしかわからない事情があると思いますが、推測はできます。南インターを降りて4号線に入るまでに、外食産業がいくつか出てきました。回転寿司、ファミレス、ファストフードが出て、そちらの方が目新しく映ります。さらに、焼肉・冷麺業界の雄ぴょんぴょん舎の都南進出が追い打ちをかけたのではないかと。
店の入り口に張り紙(リンク先は画像)が出ているのですが、盛岡というところ。いつの間にか、時間の流れを気にしなければいけなくなったようです。

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Aug/9(Thu)
そして、中心街から人がいなくなる。
う1回、盛岡について。
10数年ぶりに盛岡に住んで思ったのは、中心街の空洞化が進み、エネルギーが外側に向かっているということです。私の中にあるイメージは
☆書店(例えば東山堂とでもしておきましょう)は、商店街の中にあって、放課後の高校生たちで店が賑わっている。
たまに
☆サンビルの2階にもあって、OLやビジネスマンで賑わっている。
というものもついてくるのです。サンビルのブックセンターは、できた当時「東北最大級の売り場」というのを宣伝文句にしてました。大通2丁目(盛岡せんべい店の隣り、okidokiの向かい付近)に黄色い書店(注・東山堂)があったのを引っ込めたのですから、社運を賭けて望んだものです。ところが現状は
★都南にゆったりとしたフロアを設け、子どもは座り読みしながら本を選べる
★三ツ割にも同様のフロアを設け、大人が座れる椅子まで用意してある。しかもCDも置いてる。
というように性格が変わってます。近所の人や勤め人・高校生というターゲットだけでなく、車を意識した作りで、営業時間も夜の10時11時というところまでだったりします。さわや書店にもそういう店がいくつかあります。他にもエムズ書店(花巻のマルカンデパート系列)がみたけに進出してますから、人々の目は郊外に向くのも当然だといえます。
郊外ついでにいうと、お菓子屋も都南から攻めてます。石鳥谷に本店のある砂田屋は、和食店を改造して「ファンシー砂田屋」をサティ盛岡南隣りに構えてます。「盛岡プリン」というお菓子を出しているのですから、知らない人は「盛岡の店」だと認知するでしょう。郊外でなくとも巌手屋(二戸市)→タルトタタンが茶畑にあります。逆に竹芳(ちくほう)は神明町から安庭に移転しました。
車で1時間かけて通勤するのはざら。一関〜盛岡、北上〜仙台というような新幹線通勤も珍しくなくなり、そうであれば街に住む必然はありません。街中から店が消えたとしても、車を走らせて店のある方に出向けばよいのですから。
そのあたりの選別がだんだん厳しくなって、
△むかしなじみの店で買う義理
よりも
△使いやすい店で買う便利
を取る人が多くなってきたのだと思います。この辺が「街づくり」にも微妙に絡んできて
◎岩手山が見えるように規制されてきた景観
◎街の中心地に集める施設
という考え方だけではままならなくなってきてます。具体的にいうと「新県立図書館」の場所が内丸でなく、盛岡駅西口になりそうだということに象徴されます。これなんか
「現図書館近くに設置する義理」
よりも
「交通の要所にある便利」
ってことです。
時間の流れは想像以上に速くなっていて
「とかくこの世は住みづらい」
って、ぼやいていられない感じです(昨日と同じ結論)。

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Aug/10(TGIF)
キャロル・キング週間
NHKラジオ英会話は夏の特集に入ってまして、今週はソングライターとしてのキャロル・キングを特集してます。マーシャ・クラッカワーが担当になって以来3年ちょっと聞きつづけてますが、
「それが効果をもたらしているかはどうもね(←知人)」
と言われつつ、今日に至ってます。
"I Feel the Earth Move(空が落ちてくる)"
は去年の「英会話入門」で取り上げた(し、トヨタのCMで使われてます←現在の着メロ)ので、その反対面
"It's Too Late"
を取り上げるのが渋いところです(8月7日)。
「彼女自身が歌いだす年齢も too late だ」(マーシャ)
と言ったか言われなかったかはさておき、時代を貫く曲調は、現代の癒しになるだろうと思います。ただ単に、録音したものを通勤の車で流しているだけなのですが。
最近60年代、70年代といった曲がCMやらテレビのテーマで流れてくるようになってきてます。あれは、プロデューサーが30代40代(←つまり、われわれと同世代)になってきたからだろうと睨んでます。曲を聴くだけで時間の流れが遅くなる(引き戻される、というのは大げさかも)のは、いったいどうしてなんでしょう。"The Loco-motion"(8月8日)などは20分番組の中で3回もかかりましたけどね。それでは、残り2日分の曲を紹介しておきましょう。
8/10 You've Got a Friend(James Taylor)
8/11 Anyone at All(Carole King)
マーシャの解説がつく放送はNHKラジオ第2で午後3時25分〜、7時25分〜、10時20分〜の3回あります。

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Aug/11(Sat
休めない、だろうなぁ。
の夏は、休暇を消化する間もなく、平常に戻りそうです。理由は2つ。1つは「もりげき演劇アカデミー」の試演会が1ヵ月後に迫っているため。ぼんやりとした不安を具体的なものとして見せられたため、スクランブルシフトに入りそうです(→小部屋でぼやいてます)。
もう1つは新教科「情報」の免許取得へのレポート提出。「何をどう出せばよいか」という漠然としたものを抱えて15日間を過ごしたわけですが、最終日になって外部講師の講演が入り(注・「総合演習」というコマで処理)、いよいよ混乱します。
「レポートは講演で、実習課題は今までの焼き直しで」
いいというのでそのまま出しますが、それがどうして
「完成=数名」
となるわけですかい?
課題・レポートの整合性をはかれば、何回か見直して、上司の決裁というのが生じます。1回でクリアして出せればよいのですが、そのためには時間がかかります。1週間後には新学期も始まるということを考えると、どうも、休暇先にも仕事を持ち込むことになりそうです。
あ"〜。
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