展示会報告


2004年1月 22日~27日

第15回恒例展示会
(東京・新宿高野ギャラリー)

 ここ数年間、まったく同じ形式で開催してきたので、そろそろ何か変化を付けなくてはと考えていたのです。新たに加わったものもあれば、展示しなくなった物もあります。結構面白く、まずまずの成功ではなかったかと思っています。

毎年このページを御覧になっておられる方達にとっては、もう代わり映えのしない感じかもしれませんが、ネットの接続が順調ならば、ここから短いい動画を御覧になる事ができます。. (6Mb)

 エレベーターを下りてロビーに出、入り口は例年とほぼ同じです:

中に入ると、左に受け付けがあり、毎年送られて来る横田さんからの花が来場者を暖かく迎えます。。

 右を向くと、一番新しい「摺物アルバム5集」の作品を展示したパネルが目に入ります。どの作品にもエッセーが付いています。

 ここには、天井からの光りはありません。各々に専用のスポットライトが当たっていて...

... 和紙の面の凹凸が最もくっきり見えるように照らされています。額もガラスもなく、見る人の目と美しい紙を隔てるものは何もありません...

振り向くと、台紙に支えられた作品が壁に並んでいます。代集から4集までの全作品が、作られた順にまとめられていまです。。

 細長い室内の奥の方に目を向けると、「デービッドの選抜」と題する一角に私のコレクションからの作品を展示してあるイーズルが見えてきます。

 私個人の収集品の中から8点を選びました。ここにある版画は販売用ではなく、版画がどんなに美しいものであるかということを、知っていただくための参考にしていただきました。

他の作品同様、それぞれの版画に自分の思いを書いた文章を添えています。

 こちらでも、額なし、ガラスなし、... 「生」で版画を鑑賞できます。

向かいの壁には、最近掲載された、私に関する新聞や雑誌の記事があります。

昨年は読売新聞が、展示会の直前に一面を使って私の事を取り上げました。今年は、英語版の方で同じ事が起きました、しかも今回はカラーでした!

私の仕事場で撮影した、こんなに大きな写真も載っています...

 この向かいには、百人一首シリーズから2作品が壁に掛かっていて、...

その横には、私の作ったポスターもあります。(家庭用に作られた廉価なフォートショップ版のお陰で作ることができました)

 このすぐ左が、摺をお見せする実演コーナーで、希望する人が集まると、今年の年賀状の版を用いて、摺りました。

...そのすぐ横に、今年の春から始まる新シリーズの御案内があります。

...ポスターも一緒です...

最後のコーナーは(この部屋にはずいぶんコーナーがありますね!)、販売用のテープルで、予約のシステムを説明しています。

そして、そこから入り口に向かっての眺めがこのようになります。

これで、ヴァーチャル展示会ツアーは終わりです。実際の展示会にも、ぜひお出掛けください!


(過去の展示会の様子のページは下から御覧ください。)