王手義務なし詰将棋のページ


このページでは王手義務なし詰将棋を扱います。

ルール
1.攻め方は王手義務はなく自由な着手でよい。(無論反則手は不可)
2.攻め方は最短の勝ち(詰みでもステイルメイトでもよい)となる手を指していく。
3.受け方は出来る限り抵抗し、手数のかかる着手をする。
4.変化同手数の場合、攻め方持ち駒が余らない手順を優先。駒が余らない変化同手数は正解扱いとする。
  (駒が余らない変化同手数は、作品としてプラスになるかマイナスになるかケースバイケース。)
5.本手順より長い余詰は解答として不正解
  本手順より長い余詰は不完全作とはしないが、無い方が望ましい。
6.創作の際、受け方の持ち駒は制限してもしなくてもよい
7.創作の際、攻め方の玉は必ず配置する。無論攻め方の玉が先に詰まされたら負け。
8.その他は普通の将棋ルールに基づく。

王手義務なし詰将棋というのは、日本では必至問題を除き、あまり今迄取り上げられてきませんでした。 チェスプロブレムのように王手義務のない詰将棋を日本の将棋で実現出来るか、ということは 考えたことのある方はいると思います。恐らく持ち駒のある日本の将棋では、 攻め方、受け方双方の手が莫大に存在するため創りにくいという面があったのでしょう。
上記は私山口提唱のルールです。これが最適なルール設定であるかは自分でも自信が持てません。 特に5の本手順より長い余詰の扱いは悩みました。チェスプロブレムでは本手順より長い余詰は気にしない ようですが、日本の詰将棋では、不完全扱いされます。作品のテーマが殺されるか殺されないか、 その作品次第ケースバイケースとしておきたいと思います。
私自身が創ったものを紹介いたします。


王手義務なし詰将棋全自作一覧・発表順(Kifu for JSを利用させていただいています)

NO手数タイトル登録日更新日備考
第1図 3手詰   2019年01月01日   左右対称
第2図 15手詰   2019年01月01日   王の単騎詰(ステイルメイト)
第3図 41手詰   2019年01月01日   手番入れ替えバズル(ステイルメイト)
第4図 9手詰   2020年07月01日   詰め上がり先後対称(ステイルメイト)
第5図 3手詰   2023年07月01日   初形、初形、詰め上がり先後対称(ステイルメイト)



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