しげぼうの言いたい放題

 


・暑さと日本人(99年7月20日)

暑い、本当に暑い日が続いて嫌になってしまいます。

夏は暑いのが当たり前で、それを逆に楽しんでしまうのが、元来日本人の風流なのである。

とは言え、最近の日本の夏は暑さを楽しむとかいう次元を遥かに通り越し、異常気象としか

思えない。これほど異常な暑さであれば、環境がおかしくなっているのでは、とか我々人類

の生活に誤りがなかったかとか、各マスコミが問題提起をしなくてはならないはずである。

にも関わらず、この国のマスコミは、この暑さで、夏物衣料がどれだけ売れたとか、プ−ル

に来る人の数が増えたとか、何かと経済的次元でしか問題を取り上げようとしかしていない。

いくら不景気とは言え、こんな目先の景気回復しか考えられないこの国の人々には怒りを通り

越し、只々侘しさを感じてしまう。


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