しげぼうの言いたい放題


・山口の母子殺害事件の死刑判決は当然のことだ!更に死刑の適用範囲を広げ早期執行を実施せよ!(2012年02月23日)

山口県光市の母子殺人事件の犯人、大月(福田)孝行に対して最高裁判所で死刑が確定した。 どんな事件だったか簡単に要約すると、1999年(平成11年)4月14日に 山口県光市で発生した凶悪犯罪。 当時18歳の少年により主婦(当時23歳)が殺害後 屍姦され、その娘の乳児(生後11カ月)も殺害された。 犯行当時18歳1か月ということで、当初は一二審とも無期懲役であったが、2006年最高裁で審理を差し戻し、 2008年高等裁判所で死刑判決、そして今年の2月20日、最高裁は差し戻し二審判決を支持して被告人の上告を棄却 し、死刑確定となった。
この事件は、当時の私にも非常に衝撃的であった。私の娘も丁度一歳を過ぎたころで、殺された乳児とあまり年齢的に 差がなかった。自分の妻子がそのようなことになれば私も犯人をこの手で殺したいと思っていたであろう。 とにかく、裁判所の良識ある判断が出た事はよかった。

今回の事件を振り返ると、加害者のあまりにも無反省極まる暴言にまずあきれ果てた。 最初の一審で無期懲役が出た後、知人に対して、 『(被害者遺族の本村洋氏に対して)ありゃー調子付いてると』 『犬がある日かわいい犬と出合った。・・・そのまま「やっちゃった」、・・・これは罪でしょうか』 などと語っている。反省など全くなかったのだ。
更に酷かったのは、2007年以降に加害者についた21人もの弁護団である。 「強姦目的ではなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」 「(乳児を殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ」 「乳児を押し入れに入れたのはドラえもんに助けてもらおうと思ったから」 「死後に姦淫をしたのは小説『魔界転生』に復活の儀式と書いてあったから」 などとふざけるなというような弁護の仕方である。弁護団も相当イカれている人物の集まりのようだった。
これでは、判決がくつがえるのも無理はないだろう。

とにもかくにも、今後の刑事事件に対して私として主張したいのは3点だ。

第一に少年法の年齢制限は引き下げではなく、撤廃しろ、ということだ。 何歳だから更生可能だという具体的な根拠などありはしない。 例えば18歳からは死刑可能ということであるが、高校3年生同士、同じクラスで17歳の少年が 18歳の少年をいじめで殺してしまっても、加害者は全て少年法で守られてしまう。18歳の少年が反撃して 17歳の少年を殺したら、少年法の対象外となってしまう。そういうことが起こりうるのだ。 産まれたばかりの赤ん坊が暴れてベビーシッターの額を蹴って殺してしまったというのは(実際外国で起こった) 流石に赤ん坊に罪は問えない。そこはもう常識的な判断をするべきだ。敢えて少年というものを定義するならば 年齢ではなく、その対象となる人間に対して普通の大人が肉体的体力的に常に優位に立てると思われるケース とすべきである。例えば、柔道で段を持っている体重70キロの中学1年生が女教師を強姦した場合などは文句なく 少年法対象外とすべきである。

第二に、死刑となる犯罪の適用範囲を広げるということだ。 通常現在の日本で死刑となるケースは、何の落ち度もない罪のない人間を明らかな殺意を持って殺してしまった、 あるいは自身の権威を利用して殺しを命じたというケースである。そして、通常は複数の人間を殺している場合 でないと適用されにくくなっている。また、傷害致死は殺人とはみなされずに死刑となることはない。
被害者の人数で罪の重さは計れない。1人の人間が5人を殺した場合、5人の人間が1人を殺した場合どちらが 罪が重いのか?前者の方が罪が重くなるケースが日本では多い。だが、後者のように多数の人間が寄ってたかって 一人の人間をなぶり殺すほうが余程卑怯ではないかと私は考える(無論前者の場合も許されないのだが)。 後者のケースの例は、相撲部屋で親方や兄弟子がしつけと称して一人の弟子をなぶり殺したりするケースだ。 戸塚ヨットスクールなどもその代表例だ。彼らは弁明のために、やたら教育や躾のためだとか私のやったことは 正しいなどと罪の意識に乏しい分だけ始末が悪い。また、みんながやっているので逆らえなかったなどと集団心理に 甘える卑怯な理屈で逃れようとする。そういった事件の関係者や組織の責任者に対しても死刑の適用を広げるべき だと考える。

第三に、確定した死刑囚の早期死刑執行を行うことだ。現在では確定死刑囚で死刑執行が見送られている人間が 130人以上もいる。まとめて早いうちに始末すべきである。130人殺せば、その分の食費維持管理費を 減らし、130人の弱者を救うことが出来るのである。130人というのは微々たる数ではないか、という考え は誤りである。何も悪いことはしていないのに収入がなく餓死している人も日本には少なからずいるのである。
ヨーロッパを中心とした死刑廃止国から文句がくるであろう。だがその時は言ってやれ!「散々財政赤字で世界を 混乱させている国に言われる筋合いはない!お前のところも死刑を行い財政赤字解消の努力を見せてみろ!!」 と。

今回の判決を受けて新聞やマスコミ各社は、加害者の大月(福田)孝行の名前と写真の公表に踏み切った。 だが、ネット上では上記加害者の名前も顔も既に何年も前から表ざたになっており、私も実は知っていた。 大月という苗字は今回初めて目にしたが(人権擁護者から出所してからの生活を考え苗字をもらったのであろう) 写真を見てもやはりこいつか、という程度だった。
データの発生源はともかく、誰かがやったものがいつのまにかネットを通じて広まったのだろう。このような流れは いくら犯罪少年を保護してもどこかで情報が洩れ取り締まるのは困難である。やるとしたら日本人全てのPCを全て 抜き打ち調査するしかないが、とてもやりきれるものではない。また私自身それで知り得た情報を他へ流したりということ はしなかったが、現在のもどかしい日本の裁判状況等を考えると情報を流した人を責める気にはならない。
とにかく現在の未成年者には、「少年法で守られると思うな、人を殺せばその情報は必ずどこかで洩れ、その時点で あなたの人生は終わってしまうのです」 そう教育してやるのが一番であろう。


  戻る