しげぼうの言いたい放題


・もはや北朝鮮より救い難いウスバカ東京都民(2007年04月10日)

この世でもっとも醜いものを見た。あのバカウヨ都知事が3選したのだ。 バカウヨ都知事の資質と暴政が問われたにも関わらず、2位の浅野史郎氏に百万票以上の大差をつけての 圧勝だ。東京都民はファシストにお墨付きを与えてしまった。

「それのどこが悪い。」「埼玉県人は黙っていろ!」「民主主義・多数決で決まったことに文句を言うな!」 などと私自身が言われることは充分承知している。
私は、金儲けのためにこのようなことを書いているわけではない。 外から見て、東京の方々が如何に異常であるかを気付いていただきたいのだ。今回の最大の争点は、バカウヨ都知事 の知事としての資質だったのではないか? むしろ、このような人物が民主主義・多数決で決まってしまうこと自体が異常なのである。 これは、はっきり言って政策以前の問題である。

特に罪なやつらは、今回バカウヨ都知事に投票した女性である。(朝日新聞の出口調査によると、男女別で見ると バカウヨ都知事:浅野氏の投票割合は、男性が49%:36%、女性が51%:30%と女性の方がバカウヨ都知事の投票率 が高いのだ。) 彼女らは率直にバカウヨ都知事についてどんな印象を持っているのだろうか? 「男ってあのくらいワイルドでないと魅力がないのよね」「男ってやっぱ強くないとね」程度の感覚しかない のではという気がする。
だが、「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア」 「男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を産む力はない。そんな人間が、きんさん、 ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害」とまで言われて何とも思わないのか? こいつらマゾじゃないのか?まるで、強姦された女を助けようとしたら「私は彼のことを愛しているんです。 ほっといて!」という殆どアダルトビデオに出てくる低俗女の世界である。 また、本当にこれらの言葉に心から納得してそれでも支持したということであれば、閉経したら直ちに自殺でも とげようという覚悟があるのか?既に閉経した女性であれば、とっくに自ら命を絶っていなければおかしい のだ。
バカウヨ都知事に投票するとは、そういう意味なのだ。

そもそも、民主主義というのは、戦争好きな独裁者、国民の財産を食い荒らし贅沢三昧を続ける独裁者など、こうした 悪人が政権を取ろうとしたとき(あるいは取ってしまった場合でも)、民衆の多数決に従えばチェックでき、 引き摺り下ろすことが出来るというのが大前提の考え方である。
太平洋戦争で、日本は多くの外国人をあやめ、多くの自国民を弾圧してきた。それでも、アメリカや中国など諸外国は、 「それらは一部の独裁者の仕業であり一般の日本人には罪はない」という考えに基づき日本を許し、本来多額に 上る賠償金を放棄してきたのである。民主主義政権になれば、日本は生まれ変わるであろうという期待があったからだ。 逆にもし、日本があのとき民主主義体制であったなら、外国人の反応は、全く違うものになっただろう。 それこそ、国民の連帯責任という考えになり、多額の賠償を請求され、日本は国内的に大混乱に陥り、世界のどこへ 行っても日本人というだけで石を投げつけられたであろう。
要するに民主主義とは、国民がしっかりモノを考え行動しないと成功しない政治体制なのだ。その結果と責任は全て国民 に返ってくる。

東京都の場合、上記のような民主主義の大前提がこわれてしまっているのである。民衆そのものが過激なものを 求め、思考が停止しまともにものを考えない状態になっているのだ。 バカウヨ都知事は、中国や北朝鮮に対しても場合によっては日本から戦争を仕掛けようと考えているし、都民の税金で 豪華な外遊を繰り広げてきた。ナショナリズムを煽り、国旗国歌を強制し、従わない者をチェックし、罰してきた。 自分の気に入らない人物のテロは公然と支持してきた。
こうした人物がある日突然軍隊を率いて都庁を征服したというなら我々外部の人間も同情しよう。何とかして東京の皆さん を助けてやろうという気持ちにもなる。だが、3回も選挙を行い3回ともこういう人物を支持してしまったのだからこれは 救いようがない。
民主主義のない国家は世界にはまだまだある。 北朝鮮も酷い独裁国家である。誰が見たって世界最低の国であろう。だが、そんな国でも独裁者さえ始末して 民主主義を導入すれば、将来いくらでも変わる可能性がある。 東京都は民主主義体制で、この結果である。 もはや北朝鮮よりも救い難いどうしようもない自治体である。

今回の選挙結果を受けて、つくづく思った。こんな街に住まなくてよかったと。
だが、ここへきて我が埼玉も怪しくなってきた。民主党出身でありながら今回ノコノコとバカウヨ都知事の応援に駆けつけ た上田県知事が、県新規採用職員就任式の式辞で「自衛官は、いつも平和を守るために人殺しの練習をしている」 などと発言した。(しかも、人殺しではなく殺傷と言えばよかった、などと訂正している。オイオイ・・・) バカウヨ都知事の菌が伝染したのかどうかは不明だが、この男もどうにかしないと・・・。 埼玉県知事選挙は今年の夏頃に行われるはずだ。埼玉県は東京都とは違うのだ、ということを見せる絶好の機会 であろう。そして、都県境に一刻も早く鉄のカーテンをしめなければいけない。


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