昭和天皇の誕生日であるが、敢えて書かせていただく。 はっきり言って日本に生まれたことを今日ほど恥ずかしく思ったことはない。 これほど愚かで忌まわしい人種がこの世に存在するとは！
憲法を無視して海外の戦闘地域へ軍隊を出した。その地域では、軍隊を出した国出身の民間のボランティアが
現地の人のために働いていた。現地の一部の武装グループが軍隊はいらない、出て行かなければ彼らを殺すと
ボランティアの人を捕らえた。しかし、自分達の国のために働き、軍隊を出すことにも反対していたという
ことがわかって解放した。
ここまで言えば、普通は、怒りは人質をとった現地のグループか、軍隊を派遣した国の指導者に怒りの矛先が向かう
はずである。ところが、捕まえられた方が悪いと、国を挙げて人質や彼らの家族を攻撃している国がある。
また、「お前たちを助けるためにどれだけ費用がかかったか、その費用もお前たちが負担すべきだ」などと
言っている。彼らの住所や電話番号を調べて中傷電話やメールを送り、ネット掲示板にその住所を公開する。
こんなことをやる国が現実に存在するのだ。それこそが我等が日本、ヤマト民族なのだ。
諸外国では、どの国も人質解放された方々を、「日本にこれだけ勇気と行動力のある人間がいたのか」と評価している。 にも関わらず、この国では政府、マスコミ、国民を含め、まるで罪人扱い、村八分状態にする。私のようにごく少数の 人間は、立派だと評価するがあくまで少数である。外国記者も日本のいわゆる自己責任論については、皆首をかしげる。
スペインでは、テロで多くの国民が犠牲になり、軍隊を撤収した。イタリアでは７割の国民が軍隊を撤収せよ と言っている。世界の大勢は、イラクから手を引きつつある。これは、怖いからというだけではなく、アメリカ 主導のイラク支配に疑問を持ち始めているからである。アメリカがイラクは核兵器を持っているとデマを流して 、一方的に始めた戦争。にも関わらず日本だけは軍隊の派遣支持が増えつつある。 明らかにこの国は軍国主義復活の流れになっているようだ。この分では、例え自衛隊に死者が出たとしても、 ますます興奮熱狂して軍事強化に踏み切っていく可能性が大きい。憲法改正、再軍備、徴兵制などといったことが 現実味を帯びてきているのだ。
こうした事件を踏まえて行われた衆議院補欠選挙。自民党の３戦全勝だったがこれが、また酷い。 どこもかしこも低投票率。 特に埼玉８区は投票率35％の低投票率。そもそも自民党議員が選挙違反した出直し選挙でもあるにも関わらず、 しかも選挙前、自民党議員３人が国民年金未納だったことが発覚したにも関わらず自民党に批判票を投じない。 私のような元から埼玉に住んでいる人間からすれば、マンションばかり造って、地方からこんなウスバカばかり を招き入れること自体許せない。こいつら選挙にも関心ないし行かないし、行ってもおかしな奴ばかりに 投票する。教祖様や上の人間から指示されないと自分でものを考えることもできないようだ。 こういう奴らと毎日ぎゅうぎゅう詰めの電車で体をくっつき合わせて通勤していく、この気持ちわかるか。
この国には過去の反省というものが全くない。日本人の国民性なのか？お上には逆らわず、弱いものいじめばかりして、 自分達の国の問題には誰がいくら何をいってもゼロの反応だ。まさしく、バカの壁と言えよう。 もう、うんざりだ！どうしようもない。こんな国滅んでしまえ、と叫びたくもなる。
ま、いいんだけどね。将来憲法が改正されて徴兵制になりかねないけど、私は、今更兵隊にとられるような歳でも ないし、子供は幸か不幸か娘一人しか授からなかった。色々いつも書いているが、その割りに私自身は実はそれほど困らない。 だからそんな私が言うのもお節介かもしれないが、皆さん、知らないよ、本当に。何があっても、それこそ国民みなさんの 自己責任になるのだから。