しげぼうの言いたい放題

 


・日本の警察官よ、もっと銃を使え!(2001年08月27日)

8月26日の日曜日、世田谷で、警察官が包丁を持った男に刺し殺されるという ショッキングな事件が起きた。男はその警察官によって撃ち殺され、せめて男に 逃亡されなかったことが不幸中の幸いと言えようか。 殉職された警察官の方には心よりお悔やみ申し上げたい。

とは言うものの、今回の事件、1人の警察官が1人の悪人とサシで向かいあい、 銃を持っていたにも関わらず刺し殺されてしまったというところに、日本の警察の 弱さを感じた。相手は、包丁を持っていたとはいえ、銃は持っていなかった。 もっと早く銃を使用していればこんなことにはならなかったと思う。 事を荒立てずにどんな悪い奴だろうと、穏便に問題を解決しようという日本の警察 のやり方はわからないでもない。しかし、警察官がこう簡単に殺されてしまうよう では何かが間違っているとしか思えない。

私は、小さいときテレビ番組「太陽にほえろ」「キーハンター」「Gメン75」など の刑事もの全盛時代に育ったせいか、警察官というものに過度の期待を持ってしまう 傾向がある。野際陽子の一本背負いとか、松田優作の犯人との華麗な格闘 シーン(若い方はわからないかも知れませんが悪しからず)などのイメージが強い のだ。それを頭から切り離して考えてみてもやはり、現在の日本の現実の警察官はどうも イメージが大人しすぎるようだ。警察官とはもっと恐い存在でないといけないのでは。 まだ記憶に新しいが、佐賀のバスジャック事件なども、もっと早く銃を使用して、犯人を 撃ち殺しておけば、犠牲者が明らかに少なかった。 今回の事件でも警察官は、銃を威嚇射撃はしたようだが、犯人は構わず向かってきた という。犯人の方も、どうせ本気で自分を撃つつもりはないだろう、とタカをくくって いたことは間違いない。 天才バカボンに出てくるおまわりさんのようになれとは言わないが、もっと日本の 警察官は銃を人に対して使ってよい。何か法律で警察官に銃の使用を制限している のなら、もう少し改めないと、今回のような問題は今後も出てくるだろう。 現に、凶悪犯罪の検挙率は、過去最低の水準にまで落ち込み、20%を切っている という。こういう所から改めていかないと、日本は犯罪天国になってしまうと本気で 私は心配している。


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