防災フェアのこと

藤沢からはじめて参加させていただいて
活発な防災活動とその後の反省会にまで同席させていただき
とても勉強になりました。
詳しくは後日、防災会の経過などとともに掲載する予定ですが
その日の反省会で出たことで
見習いたいと思ったことを記します。


●住民主催の企画であること
  だから、自由な発想で企業や他地区の人と協力関係を持つことができるし、
  自分たちの企画と思うから参加した人は指示を待たずに自分で動く。

●小学校が地域防災拠点であるとともに
  日常的に「コミュニティセンター」として校舎の一角の空き教室を提供して、
  地域の人に身近な存在であること

●地域防災拠点には、それぞれ拠点運営委員会がある。
                    
(自治会役員などで組織。協力員も公募)
  単なる防災組織というのでなく、
  いざというときは避難所の立ち上げと運営を担うという責任感があります。
  この日は、拠点責任者としてPTA役員の方々とともに校長先生も参加されていました。

●防災イベントでは、そこの拠点を使いこなす訓練がされていた。
  拠点の備蓄品など、なにがどこにあるのか知っていないといざという時困ります。
  また、この日の訓練では、そこに集まった人たちがあらかじめ役割を負っているのでなく、
  被災して集まったという想定なのか「とにかくそこにいる人で作業を効率よくやる」という
  やり方をとったそうです。
  避難所立ち上げの訓練になりますね。
  いざというとき、初対面同士で的確に意志の疎通をはかるというのも慣れが必要なものです。

●備蓄品の改善まで考えられていた
  備蓄品のチェックということはよく言われていますが、ここではさらに
  いかに早く使えるようにするか
  使い勝手は改善の余地がないか
     ということまで話し合われていました。
  また、「こんな新製品が出ているらしい」など、防災用品の情報交換まで行われていて
  とても驚きました。


「地域の人は地域で守る」という決意と情熱を感じたこの一日でした。


   いまは地域全体で取り組んでいるこの催しも、はじめは関心のある3人ほどの集まりから出発されたそうです。
伝え続けるその熱意に頭が下がります。
ぜひ、多くの地域でこのような企画がされますように。私も地域で考えたいと思います。


防災フェア当日の様子はこちら

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