*** VPORT−PRO使用レポート ***
VPORT−PROの新ドライバーがカノープスのページにアップされていますが、
キャプチャー時間が大幅に短縮されました。
調子が良ければ6,7秒というところでしょうか。
何かバグでもあったんでしょうかねえ。
ダウンロードしてみるかたは(ちょっと時間がかかります)
こちらへ。98年3月に最新バージョン1.11が出ました。
http://www.canopus.co.jp/tech/win95.htm#video
** VPORT−PROの画像は私のページの各所にあります **
VPORT−PROが到着しましたので、さっそくご報告を兼ねたレポートを。
その前に私のシステムを。
メモリー・・・80MB(最近増設しました)
アクセレーター・・・Power Window 3DV/4MC
CPU・・・Pentium 133です。
カノープスの推奨ではメモリー64MB、CPU Pentium166以上となっています。
セットアップディスクはフロッピー4枚で、ドライバとユーリティをインストゥールします。
入力はビデオ入力のみです。これは3次元Y/C分離などの機能を使うためと思われます。
キャプチャー時には、それなりにCPUパワーを使います。
1回につき私のマシンでは6,7秒ほどかかります。
何回か繰り返していると、スワップが起きるときがあり、このときは、更に時間がかかります。
時間はキャプチャーサイズを変更しても(320、640)それほど変わらないようです。
これで、カノープスの推奨システムが随分ハードルが高い理由が分りました。
もっとも、最新のシステムなら数秒で取り込めるのではないでしょうか。
以上、マシンパワーを必要とするVPORT−PROですが、
画質はさすがですね。思わずうなってしまいました。
アクセレーター付属のキャプチャーした画像と比べてみると
色の深みとでも言うんでしょうか、奥行きを感じさせるというか、
とにかく質感があるんです。
両者をビットマップファイルにしてペイントブラシで拡大してみるとその違いがよく分ります。
V−SHOTには「速い動画」、「遅い動画」、「静止画」の3つのモードがあり、
取り込んだ直後には別のモードに変更できるのは便利です。
また、オプションで指定することにより、いちいちファイル名を指定せずに
ダイアログボックスを開かず画像を次々と保存できます。
以下の画像で画質を比較してください。
まずビデオから(SVHS 3倍モード)の取り込みです。
アクセレータ付属のキャプチャー機能で撮った画像とVPORT−PROの画像を
比較します。サイズは320*240、前田愛ちゃんです。
その差は歴然です。「昔撮ったビデオがきれいに映る」というコマーシャルがありましたが、
そんな感じです。ノイズがほとんど気にならないレベルですね。
これが3次元Y/C分離回路の効果でしょうか。
3倍モードがきれいにキャプチャーできるのは非常にありがたいです。
付属のキャプチャー機能の画像 | VPORT−PROの画像 | 更に最近のビデオデッキ(HR−VX11)から取り込んだVPORT−PROの画像です |
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VPORT−PROは画質調整もできます。
4つまで設定を記憶できます。
キャプチャーしたあと自動的に設定を反映することもできます。
画質調整の項目は
明るさ、コントラスト、色合い、色の濃さ、シャープネス、赤、緑、青です。
私の場合、赤がピンクっぽくなるので色合いを+10にするとちょうどよくなりました。
下の画像は「やっぱりさんま大先生」の花澤香菜ちゃんです。
帽子の色に注目してください。
あと、カラーバーの画像も載せておきました
標準の取り込み画像です | 色合いを+10に設定 | 左の画像に明るさ、コントラスト、色の濃さ をそれぞれ+3にしてメリハリをつけました |
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カラーバー、標準 | カラーバー、色合いを+7にしました | |
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