Shimbo氏、引越しで強力。お姉さんにはかないませんが
結婚したとたんに別居生活をすることになったShimbo氏とShimbo妻。Shimbo妻には実は転勤の命令が出ていたのだ。ということで、籍を入れたとたんに引越しの準備で忙しくなったのだという。どんどんと効率的に物を包んでいくShimbo氏。その横では、昔の手紙等を取り出して、一人懐かしんでいるShimbo妻。「あら、こんなこともあったわね」とか「この時は若かったわ」などと昔を懐かしみ、時折一人で涙ぐんだりしていたらしい。ひとしきりそんな手紙を読み終わると、続いてはShimbo妻の漫画タイム。Shimbo氏が愛読している少年漫画たちを、黴の生えた万年床の上でごろごろと寝そべりながら読むのだ。
「ほんとうに俺の猛烈な働きがなかったら、どうなっていたことやら」と今でも額に浮かぶ脂汗を一人拭うShimbo氏であった。
さて、引越しの当日。Shimbo氏は、あちらこちらに積み重ねられたダンボールを部屋の片隅に集めようとダンボールを動かし始めたのだという。中には、本やら重いものが詰められたダンボールもあったが、Shimbo氏はそれさえも腰を痛めることなく運んだのだという。「まあ、普通の人だったらあんな重いもの無理だろうけどね」とShimbo氏。「秘密はこのバーンと出た俺の腹さ。ここにダンボールを乗せるのさ。ブルドーザーか俺の腹かって感じだね。」
やがて、引越し業者の人たちがやってきた。何と驚いたことに3人のうち2人は女性。背丈はShimbo氏よりも大きいぐらいだ。その二人の女性が、どんどんと荷物を運び出していく。しかもお腹が出ていないのに腕の力だけで。それを見ていたShimbo氏。「でも、あの重いダンボールは無理だろうな」などとニヤニヤ見ていると、何とShimbo氏がようやく持ち上げた重いダンボールを二つ重ねて持って行ったのだという。しかも軽々と。
それを見て得意満面の顔をしたShimbo妻。唖然とするShimbo氏の肩を叩き「よっ、ブルドーザー。世界一の力持ち」と告げ、高笑いしたのだという。「夫の地位が下げ止まらない」とハーブたちがひそひそ話をしていたのはその夜のことだ。
今週のおまけ
哀れよのう、Shimbo氏・・・・・