Shimbo氏、カレーで悪戦苦闘。最後はシェフの面目躍如だけどね
先日、Shimbo妻の妹さんが遊びに来たということで、いいところを見せなければと張り切っていたというShimbo氏。お得意の鳩のポーズや眠れる兵士のポーズを披露し、盛んにアピールを繰り返していたのだという。
そんなShimbo氏が、最大のアピールの場を得た。Shimbo氏が夜の料理を作ることになったのだ。そこで何を作ろうかと考えたShimbo氏。ふと、インド人直伝のインド風カレーを作ろうと思い立ったのだという。「うまいカレーを食べさせてあげるからまっててよ!」と材料を買いに出かけたShimbo氏。野菜類や肉類をしこたま買い込んで来ると、早速調理を始めたのだという。まずは、玉ねぎとベースとなる野菜を炒めだした。そうして、その野菜が程よい色になって味見をしたときに、その事件は起こった。「何とも言えない玉ねぎの甘味が、絶妙に引き出されている」はずが、何と苦いのだ。「何故?」と思ったというShimbo氏。どうやら、一緒に炒めたニンニクやショウガの量が微妙に多かったらしいのだ。
カレーを食べてもいないのに、一挙に額に汗が噴出したというShimbo氏。アピールするどころか、「口だけの最低の料理人」の烙印が押されてしまうのだ。そこで、さっそく、その苦味を消すために、色々な調味料と香辛料を使い始めたのだという。トマトケチャップ、ウスターソース、醤油、マヨネーズ、しょっつる、山椒、きなこ、あんこ等々。それを横で見ていたShimbo妻は、「これも入れたら」と自分が食べかけていたポッキ-を何本かカレーの入った鍋の中に入れたのだという。それで烈火のごとく怒り出したShimbo氏。「それは、違う! 俺のカレーが台無しだ」と八つ当たりを始めたのだという。そこで、またイタリア以来の険悪な喧嘩状態が勃発したのだという。
そんなこんなで、いつまでたっても料理が出てこないので、Shimbo妻の妹さんは、布団の中で飢えに耐えていたのだという。
ようやく、Shimbo氏が、自信を持ってカレーを出したのは、夜中の二時過ぎ。皆がお腹を空かせたまま、うっすらと涙を浮かべて眠りについてしまった頃、Shimbo氏は、「ああ、このカレーは最高! よっ、Shimboシェフ!」と空しい独り言をつぶやいていたのだという。
今週のおまけ
僕はカレーに入れても美味しくないからね、Shimbo氏!