Shimbo氏、人間ドックのプロになる。来年は、受診120回!
先日受けた人間ドックの結果が郵送されてきたというShimbo氏。「悪性腫瘍あり、再検査!」などと赤字でデカデカと書かれていたらどうしようかと、心臓をバクバクとさせながら封を切ったのだという。中を開くとまた封筒。「ロ
シアの※1マトリョーシカか!」と一人突っ込みをいれつつ、「人に見られないための封筒、やはり癌?」などと、脂汗を流し、再度封を切ったのだという。小さな目を皿のように丸く見開きながら、診断結果に目を通すShimbo氏。特に異常なところは見当たらず、一安心というところ。気にしいていた痛風を示す尿酸値も、境界線ぎりぎりだったのが少し落ちて異常なし。「プリン体の多いビールを我慢したからね」とShimbo氏。「もう少し長生きできそうな自分に乾杯!」とその夜は、祝杯のビールに酔いしれたのだという。
しかも今回の人間ドックはプロ中のプロだったと豪語するShimbo氏。何でも医者からの指示を受ける前に自分から積極的に動き、スムーズな診断に多いに貢献したのだという。医者や看護婦たちからは、「奇跡の人間ドッカー」と賞賛の声があがり、Shimbo氏自身も「俺も、人間ドックという意味では、ベテランだからね。すべて心得ているのさ。」と鼻高々。
中でも圧巻だったのが胃の検査。苦手な炭酸を一口に胃の中に収めると、コップ一杯に並々と注がれたバリュームを腰に手を当て飲み干し、「うまい、もう一杯」とおかわりを要求。あっさりと断られると、「チッ」と舌打ちしながらも、自ら検査台へ。そうして、台の上で勝手に右や左に回りだすと、技師の人に「はい、今ここで、写真とって」「はい、今度は上の方からね」と指示を出す始末。そうして、勝手に「はい、いいですよ、これで終りです」と言い残すとサッサッと検査台の上から降りたのだという。あっけにとられる技師の人に「どうよ、スムーズだったでしょう」とShimbo氏。何でもShimbo氏、一人毎日、バリューム検査の練習をしていたのだという。布団に横になり、「はい、右にまわって、はい、そこでいったんストップ。もう少し、体を左側に。はい、そこで息を止めて」などと自ら指示しながら、回るのだという。「スムーズに回れるようになるのには、最低三ヶ月かな、後は、努力次第だよ。」と努力を強調したShimbo氏。技師の人の「はあ、ありがとうございました」と言う言葉に、肩を叩き、さわやかな笑顔を残し去っていったのだという。
来年は人間ドックのプロを目指すと宣言するShimbo氏。そのために、色々な病院を巡り、様々な検診を受けるつもりのようだ。「目標、年間120日のドック入り!!」とShimbo氏。「それじゃあ、いつ働くんだよ」とハーブたちなら怒りを顕わにする言葉だ。
※1 ロシアの民芸品。木製の人形の中にまた木製品の人形がというあれです。
今週のおまけ
人間の体なんて、もろいことを教えてやるよ、Shimbo氏!