名犬ラッシーに負けるな。頑張れ伝書鳩ポロッポー!
名犬ラッシーをご存知だろうか。賢いコリー犬が出てくるアメリカの古いドラマだ。毒蛇にかまれた、ご主人様を守るため、川を越え、雪山を越えて町の人に助けを求めに行く。そんなけなげな犬の姿を見たら、誰もが犬好きになるであろうという作品だ。そのDVDの紹介をテレビで見たShimbo氏の胸には、ムラムラと危機感と対抗心が沸いてきたのだという。
「このままでは、日本中が犬好きの集まりになってしまう」とShimbo氏は思ったのだという。相変わらずチワワのクウーちゃんの人気は衰えずことを知らず、「犬好きは増加の一途を辿っているに違いない。このままでは、犬の人口が人を上回ってしまう」とShimbo氏。犬の素晴らしさを子供達に教え込む洗脳を解かなければと言うのだ。
その方法の一つが、Shimbo氏が大好きな鳥好きを増やすこと。「日本中が鳥だらけになれば、どんなに人々の胸にも幸せが訪れることだろう」
そこでShimbo氏が考え出したドラマが「伝書鳩ポロッポー」コンセプトは「鳥は飛べる、可愛い、食べても美味しい」の三拍子がそろっているということだ。「伝書鳩ポロッポーは”ポロッポー・ポロッポー”と鳴くのさ」とShimbo氏の頭の中には、伝書鳩ポロッポーが住み着いているらしい。
「伝書鳩ポロッポーは、ほんとうに賢いんだぜ」というShimbo氏。「ご主人様が毒蛇にかまれたら、手紙を足につけて遠くに飛び立つのさ。途中で鷲や鷹に見つけられることもあるけど、むやみに逃げ回って、手紙を届けるのさ。逃げてる間に遠くまで行ってしまい、ご主人様が助かることはないけどね。その様子を見て悲しげな顔をするポロッポーがまた愛くるしいんだ。」
「『ポロッポー、フランス料理で危機一髪の巻』では、ポロッポーとその仲間が、フランス料理の達人シェフにジビエにされそうになるのさ。ポロッポーは智恵を生かして何とか逃れるけど、仲間は美味しい料理に早代わり。赤ワインと一緒に食される鳩は、ほんとうにうまそう。あれは、子供達に鳥は美味しいという印象を植え付ける最高の場面だね。」
ということで、Shimbo氏の頭の中ではポロッポーの最終話「ポロッポー火星に行く」の回まで出来上がっているのだという。「早くドラマを作って、子供達の洗脳を解かなければと」とあせるShimbo氏。今日もポロッポーのモデルの鳩を探そうと、網を持って駅をうろついているのだという。
「2年前までは、ハーブが主人公の映画を作ると言ってたのに」とはハーブたちの言葉。熱しやすく冷めやすいShimbo氏の体質は、何年たっても変りそうにない。
今週のおまけ
続編は、渡り蟹”チョッキン”だよ!