Shimbo氏図太くなる。ギターのご用命はお任せあれ
先週末、恒例のギターの発表会に出演したShimbo氏。2~3日前まえでは「俺が演奏する時は、会場の前にダフ屋がでるわ、万里の長城のような列ができるわ、携帯のカメラの音で大騒音が起きるわ、まあ、今世界の人気者といったら、ベッカ○かShimboかって感じだね。」と大口をたたいていたとのこと。それが、また演奏会の当日になると一変。いつものごとく、借りてきた小鳥のように小さな声で「演奏会なんてやめてくれよ!」と抗議していたという。その表情は、初恋に頬赤らめる少女よりも、いたいけだったという。
しかし、今年のShimbo氏はいつもとは違った。まず、演奏する予定だった一曲に早々と見切りをつけて演奏をやめたこと。今までは、演奏プログラムはすべてこなさなければと、ことギターに関しては真面目だったShimbo氏。それが、「今回は集中の戦略を選んだのさ」と、訳の分からない言い訳を口に開き直っていたという。「演奏を期待しているお客さんの涙は見たくなかったんだけどね」と言いつつも「俺って罪な奴?」とニヤニヤしていたという。ここのところShimbo氏は狡猾さばかりを身に付けているようだ。
そうして、その戦略は幸か不幸か当たったという。今までは、弾けない曲にドキドキしながら舞台に上がり、緊張に顔を青紫にして、手が小刻みに震えていたと言うShimbo氏。その震えにShimbo氏強度のアル中説が根強くあったのだが、今回は、ほとんど手の震えがなかったのだ。
もちろん、そうは言っても曲の半分は飛ばし、半分は二度と引けないオリジナルの楽曲を奏でていたというShimbo氏。それでもよっぽど満足したのか、演奏が終ると、立ち上がって紅○歌合戦の谷村新○さんばりの笑顔で観客の野次に応えていたという。舞台の袖に引っ込んだ後も、客席をチラチラと伺いながら、「もう一曲ぐらいだったら、やってもいいけどね」とアンコールの掛け声を待っていたのだという。
家に帰っても得意げなShimbo氏。「俺の戦略家としての知識もだいぶ高まってきたね。なんたって武経七書は読み尽くしたからね。」「彼を知り己を知れば,百戦殆からず!」
その言葉を聞いたハーブたちは、一斉に失笑。誰よりも自分を知らないのはShimbo氏だろうと、あからさまな批判を加えたという。
今週のおまけ
Shimbo氏の演奏って胎教に悪そう!