シミを取る,ソバカスを取る,色白になる,と評判のドクダミ化粧水の作り方です。 完成後は緑色ですがだんだんに琥珀色になります。 |
●材料 | |
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●作り方 | |
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どくだみの葉を採取します。 100gの葉っぱの量は葉の大きさによって違いますが100から150枚です。 どくだみ1本には3〜5の葉が付いていますので20〜30本になるでしょう。 |
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葉っぱを一枚づつ虫がついたり、病気になって いないかを確認しながらもぎ取ります。 (2010年6月7日11時14分) |
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葉をもぎ取った茎だけの姿です。こちらは捨てましょう。 |
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100gの葉っぱを計ります。 |
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葉っぱを丁寧に水洗いしてください。 |
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今度はミキサーにかける準備です。 キッチンペーパを準備します。 葉っぱの水拭きやミキサーにかけた後の濾し用に使います。 |
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葉っぱを一枚づつ丹念に水をふいてください。 この際もう一度虫食いや病気などを点検しながら行ってください。 これは時間がかかりますが一番重要な作業です。水分はカビのもとです。(11時41分) |
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ホワイトリカーは35度を使います。 ホワイトリカーは無色透明の蒸留酒で香りやクセもほとんど無く甲類焼酎です。 一般には家庭の果樹酒作りに利用されています。 |
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今回はリカーを180ccを使い作りました。 |
![]() 一度に入らないのでミキサーの大きさにもよりますがこのミキサーでは3分の1ほどの葉っぱと60ccほどのホワイトリカーをミキサーに入れて開始しました。 残った葉っぱを少しづつホワイトリカーと共に加えていきます。 |
![]() (12時20分, 作りだして約1時間経過) |
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これは途中葉っぱを加えるときにふたを開けた状態です。 中身が飛び散るので手際よく葉っぱとホワイトリカーを加えましょう。 |
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全ての葉っぱをミキサーし終わった状態です。 |
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今度は濾過をします。 |
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キッチンペーパーを容器に乗せてミキサーしたどくだみを何回かに分けて濾過してください。 |
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濾過の早さは非常に時間がかかります。 私は3回に分けて行い。 次の濾過を行う間、濾過し終わった分を絞りきりました。 |
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濾過して絞りを終えてたものが写真の左側です。 ホワイトリカー180ccは右側ですがミキサー容器や濾過の時のキッチンペーパーに付着したので写真のように180ccから減っています・ 後は蓋をして日付を書いて暗い場所に保存してください。(12時55分) ここまで1時間40分ほどの作業時間です。結構かかりますね。 |
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8日経過しました。緑色から褐色に少し変わりました。 毎年、東北盛岡では花が咲いてから7月から8月にかけて作りますが今回は6月上旬の若い葉を使ったので琥珀色になるには時間がかかりそうです。 今年のこちらの草花が咲く時期は1週間から10日遅れています。6月中旬ですがいつもは花が咲き始めるのにまだ蕾が出てきただけです。 今後毎年土用後に(その2)の方法で作るときに(その1)でも作り色の比較をしてみます。 |
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※参考1 左の写真はこの作成と同じ日に(その2)の方法で漬けたものです。 色の濃さが花が咲いた後の土用のころに作ったものと比べてかなり薄い琥珀色なのに驚きました。 参考2の左(昨年6月)に比べて色が濁り気味です。 |
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※参考2 これは昨年比較するために6月と8月上旬に(その2)の方法で作成したました。 今日(2010年6月15日)取り出して見ましたが化粧水の色の違いに私も驚いています (左が6月、右が8月に漬けたものです) 肌につけると右側(8月)の方がまろやかさがあります。 採取の時期は地域で成長の時期が違うので何月と言えませんが成長の勢いのある花後のころが一番良いと感じています。 |
この青汁は日にちが経つときれいな琥珀色に変化します。今後ここにこの青汁の色の変化を加えますので参考にしてください。 植物油(小麦粉胚芽油、ごま油、オリーブ油、蜂蜜)等を好みで加える方もいますが私はこのまま使っています。植物油は小瓶に入れた時に入れて下さい(長期入れっぱなしにしておくと油が酸化しシミを作り ますので注意してください) |
これできれいな琥珀色ドクダミ化粧水の出来上がりです。東北では6月から7月頃のドクダミは若くみずみずしいので比較的に楽に青汁が取れるでしょう。 なを、35度以上のホワイトリカーを使えば2年間は腐食する心配はありません。ドクダミの採取は地域で違うでしょうが5〜9月までの時期です。花の咲くころが、最も薬効成分の含有量が多いそうです。冷蔵庫に保管するのがカビ防止になります。 青汁の強烈な匂いが無い簡便法(その2)が皆さんには好評です。私も最近はそちらで作っています。 |
※ お帰りの前に野や山に咲く花たちのページが沢山ある巣林一枝を訪ねてください