5月例会記録

1,会場校システム紹介  木村先生

 NECノートパソコンversaPro NX VA23D 10台、イメージスキャナー、カラープリンター、CD−R・RW、音楽用キーボード。
 プリンターだけは2台に1台になっている。また、教師用パソコンのカラーレーザープリンターにもつながっている。
 現在は、教員の研修に使っている。
 エプソン製?の特大サイズのカラープリンターがレンタルされていたのが印象的でした。模造紙大の紙への印刷ができる。

2,逗子市の導入計画について(文)  松枝先生

 かなり財政的に苦しい中で、導入するようだ。

3,有用なユーティリティーの紹介  角田先生

 (事前に申し込んだ人にはCDを配布)
 CDに焼いてきたソフトを紹介
 窓の手、フリーのメールサーバー、スージー(サムネイルをたくさん作り出すソフト)その他、実際に起動しての紹介でした。

4,「楽習くん」をグループウェアに改訂(1)(文)  荒先生

 情報教育を取り巻く状況について
 なぜ、グループウェアなのかについてのお話でした。
 Newバージョングループウェア版学習くんの紹介

5,海老名市の「総合的な学習の時間」の取り組みについて(文)  山形先生

ア、 海老名市で教師に配布された討議資料「21世紀の教育を考えよう」冊子についての話
<話し合いから>
・時間割の組み方が気になる。いくつかの問題点がでてくるのではないか。
・特別活動の時間が半分になったことから、今までのその活動をどうするのか。
・総合的な学習の時間がそれに食われてしまうのではないか。
・時間割を組むだけで1年間かかってしまうのではないか。
・現在のカリキュラムでも、今の時数で終わらない単元が多い。
・現在の特別活動の内容と、総合的な学習の時間の内容とダブるところが結構あるのではないか。
・総合的な学習の時間の3つの柱についてそれぞれ時間を割り振って取り組もうとした学校がでてきた。
・基礎基本がしっかり身に付いていなければいけない。
・基礎基本を押さえるためのカリキュラムを独自に作っていく必要があるのではないか。せっかく与えられた「子供を生かしていく時間」なのだからこれを実現させていく必要がある。
・学校の現実を見ると、2002年には、現在いる教員は半数以上が入れ替わってしまう。だから、今はイメージづくりなのではないか。
・今から、教科を横断した実践をしてみなければいけないのではないか。教員が入れ替わるのだから、市内である程度共通理解を持たないとうまくないのではないか。
・学区の問題がある。子供が学校を選ぶ時代になってくるだろうから。学校の特色を打ち出さないといけないだろう。
・総合的な学習ばかりが注目されすぎている。コンピュータは総合的な学習だけではない。教科でも使うように指導要領に載っているはずだ。
・総合的な学習を通して、基礎基本を押さえていった方がずっと効果がある。基礎基本があってその上に総合的学習があるのではなく、総合的な学習を進めるに従って、子供が基礎基本を必要となるので、子供が進んで基礎基本を勉強するようになる。と実践している学校の先生達が言っている。とやかく言う前にとにかくやってみることだ。と言っている学校が多い。

イ、情報教育と授業実践について(話題提供) 山形先生
総合的な学習の進め方、実践についての話題提供。
子供が登校途中で見つけたことから、子供達がどんな課題を持ちそうか常に分析する練習をしておく必要がある。 

今回は、出席されなかった方のために、話し合いの内容も一部載せてあります。また、項目の後に(文)とあるものについては
配布文書もあります。会員の方でほしい方はメーリングリストで申し込んで下さい。次回の例会に参加されたときにお渡しできると思います。

記録 横川  5月例会に出席された方で、記録に間違いなどがありましたら、お知らせ下さい。