5月例会記録


日時  2000年5月13日 14:00
会場  藤沢市立浜見小学校 3階 パソコンルーム

内容    
     ○他各教室での実践紹介
       4年生、浄水場を図と見学したときの写真を掲示、水がきれいに
       なっていく様子を、デジカメでとってまとめてありました。
       6年生、学校の中の「美発見」、自分のテーマを作品の表紙に           デザインしていました。それが個性的で目に留まりました。めくると         デジカメで子どもたちが撮った作品がありました。デジカメの白い使い       方でした。
     ○会場校システム紹介 
       教室を改造したPC教室にノートパソコンとプリンターを設置。
     ○楽習君による社会科学習事例等の紹介
      子どもたちが「学区調べ」で、デジカメで撮った画像や
      調べたことが、「学習君」の画面にまとめた。
      デジカメを使うことで何を撮るかという見る視点がはっき
      りする。子どもたちが何を見てきたのか知る手がかりになる。
     ○永野先生からの情報紹介
       情報教育の定義では、算数のドリル学習は、情報教育に
       あたらないと明言、広い意味で使っていた情報教育は使え
       なくなった。従来の情報の収集、処理、創造、伝達、発信には、
       課題解決のためということばがつき、情報モラルが大事である
       点も欠かすことができない。
     ○情報発信と著作権
       人の写ってない作品は問題はない。
       人の写っている作品や屋内や私有地での撮影した作品は、許可
       が必要。著作権の切れた文学作品等所有者の許可が必要か
     ○JPA「教育の情報化推進事業〜カリキュラムに連動したコンテンツ
      ・ツールの開発と学校での活用」について
        教育情報カリキュラムを提供している
        ネットワーク教育利用促進研究協議会 
         http://aoi.edc.toyama-u.ac.jp/jouhou/     以上 荒
      論議の中より
       コンテンツ・ツールを利用することで、教師主導の指導になる心配は       ないか。子供自身が課題を見つけていくという総合的な学習の目的       が失われないか。現状では、イベント型がおおく課題解決型がなおざ       りになっている。初期の段階では、このようなカリキュラムを参考にす       ることで学習の方法を身につけることができる。
       総合的な学習でカリキュラムを事前に示すことは必要か。その是非        について活発に論議されました。総合的な学習の中で情報教育いう       側面どうするのか。明確にしめされていない等
       
      ●コンピュータを利用した郷土学習の試み 3年
       「私たちの海老名」(CD-ROM)版を共通のプラットフォームとして2つ        の学校間で学区紹介をした。昨年は地域の違う学校間で行った。
        今年度は、近くの学校であり幼稚園で知っていたり普段から放課後      等交流が可能な学校間で実施した。
         近くの学校でありながら「海老名市はどんなところ」というイメージ       が違っていた。自分の住んでいる周りの環境で違う。実際に会える        機会もできて「学習君」でまとめて実践交流する中で、子どもたちの
       「海老名市」のイメージが似てきた。
         この学習の中で、お互いに相手のイメージを知る手段として、手        書きの壁新聞、手作りの封筒、ビデオレターが大きな力となった。
       子どもたちが「学習君」でまとめた内容は、「私たちの海老名」に加え       られていく。等     以上 山形

       論議 最初は、意味のないスタンプが空いた所に貼られていた。             「相手の学校の人にわかるように」とういう助言で画面の作り            方がかわった。 
           一つの画面を作るに要した時間
           音声をどのように入れたか。等

      ●20周年記念誌発行について
       みんなで実践を載せていくことを確認
                                小田部