mashと毬絵のQ&Aコーナー

 

その1:単為生殖編
その2:一族編
 
 



その1:単為生殖編

mash「皆様こんにちは。Q&Aコーナーにようこそ。このコーナーは、作者の怠慢により作中では説明できなかった項目や読者からの質問にお答えするというものです。自作を解説しなきゃならないのは小説家にとっては屈辱もんではありますが・・・ぶつぶつ・・・とりあえず回答者の毬絵ちゃんをご紹介します」

毬絵屈辱ってなーに?」

「いや、それは置いといて(狼狽)・・・まずはご挨拶しましょうね」

「皆様はじめまして、毬絵です。今日は瑠璃おばあちゃんの代わりに来ました。よろしくおねがいします」

「はい、じょうずにご挨拶できましたね。毬絵ちゃんは、いま幾つかな?」

「8歳です」

「そう。ずいぶん大きくなったね〜(感慨深げ)。あんまり昔を懐かしんでもしょうがないので、それじゃ、質問いくよ」

「はーい!」

「元気がいいね。それじゃ、まず大学生のYさんから。『瑠璃は三倍体なのになぜ妊娠できたのですか』という質問が来ています。作中でとりあえず説明してあったはずなんだけど、分かりにくかったようなので毬絵ちゃん説明してあげて」

「えーとね、瑠璃おばあちゃんは単為生殖だったの。でもお母さんは有性生殖なの」

「お母さんが有性生殖だから、毬絵ちゃんは二倍体なの?」

「うん、毬絵、二倍体なの」

「単為生殖って云うと?」

「生殖行為を伴わないのが単為生殖なの」

「(生殖行為って何か分かって言ってるのかな?) でも、他の質問者からも来ていたけど、インターミッションのラストでは瑠璃おばあちゃんはパックと・・・ええと・・・生殖行為の結果妊娠したように書いてあるけど?(なんか子供相手に『生殖行為』なんて単語使うと妙な気分)」

「精子の接触刺激で妊娠することがあるって。でも卵子が減数分裂していないから、精子とは融合しなくて、受精とは違うんだって。おばあちゃんも子供が生まれてから遺伝子見て気がついたって。とっても悲しかったって言ってた」

「ふーん、意外と迂闊なんだね。ところで瑠璃おばあちゃんの最初の子供って、毬絵ちゃんのお母さんのマネージャーをしていた”マーク・ネイザン”なの?」

「秀介おじちゃん?」

「秀介? あれ、”マーク・ネイザン”って本名じゃないんだ。そう言えば瑠璃の姓は”野々宮”だったよね」

「日本人に似てないから、仕事のときは偽名使ってるんだって」

「ふーん、そういえば秀介おじさんは、子供を作る能力が無いって記述があったけど、どうしてなの?」

「精巣の中の始原生殖細胞が分裂しないから、無精子症なんだって」

「(本当に意味わかって言ってるのかな?) 毬絵ちゃん詳しいんだね。ところで毬絵ちゃん、生殖行為って具体的に何するか知ってるの?」

えっ!!(爆発したように真っ赤になる) ええとね・・・ええと・・・お父さんとお母さんが・・・ベッドで・・・

「(からかう様に) へー、一応知ってるんだ

エッチ!!(作者をキッと睨む) おじさん、嫌い。 エイッ!!(作者のふとももを棒で突つく)」

「あっ痛! 毬絵ちゃん、痛いよ。何? その先の針みたいなの」

「変なことされたら使えって、瑠璃おばあちゃんが持たせてくれたの」

「変なことって、何もしてないじゃない。それに、それってひょっとして筋肉弛緩剤!?

「うん。でも、しびれて動けなくなるだけで、呼吸は止まらないから大丈夫だって」

「大丈夫っても・・・あわわわわ、ほんとに痺れてきた・・・まだ質問がだいぶ残ってるのに〜〜(作者倒れる)」

「おじさん、寝ちゃった。(棒の先で作者をつんつんと突つく)」

「(動けなくなったんであって、寝てるわけじゃねーっての。それに俺をおじさんって呼ぶんじゃねー!)」

ちゃんちゃん♪
(受ければ、続きます(^^;;;)

 


その2:一族編

 

mash「こんばんは、mashと毬絵のQ&Aコーナーへようこそ。前回多少受けたようなので懲りずに続けたいと思います」

毬絵「Q&Aなんかでお茶濁さないで、小説を早く仕上げろって意見も来てるよ」

「ギクッ・・・。ま、まあ、それは置いといて」

「おじさん、ジュース飲んで良い? おじさんも飲む?」

「どーせならビールが良いんだけどね・・・ちょーだい・・・ところで、まさか筋肉弛緩剤入ってないよね?」

「入ってないよ。エヘヘヘ・・・」

「なに、その不敵な笑い方は。お願いだから止めてよね。それと私のことは”おじさん”と呼ばずに”おにいさん”と呼ぶよーに」

「瑠璃おばあちゃんが、いい年して”おにいさん”なんて呼ばれたがる人間はろくなもんじゃないって、言ってたよ」

なに! (くそ〜、あのばーさん子供にろくなこと教えとらんな) 分かった分かった、好きに呼んで良いから」

「いま、おばあちゃんの悪口考えたでしょ」

「げっ!! なぜ、それを・・・ひょっとしてエンパス(共感能力者)って、テレパスに近いの?」

「顔に書いてあるもん」

「(ちくしょー、やりにくいな〜。なんで子供相手にこんなに振り廻されなきゃなんないのよ) はいはい、あんまり前振りばっかりしててもしょうがないから質問行くよ」

「はーい!」

「返事だけは良いね。それじゃまず、某サイトのTさんからの質問です。瑠璃の一族って100人くらい居るらしいけど、旦那さん方は一族の秘密は知ってるのかな?」

「えーとね、ちゃんと結婚している人少ないの。10人位しか居ないよ〜。未婚の母が多いの。それに、男って意外と鈍いから、気がつかない旦那が多いって叔母さん達が言ってた」

「ふーん、あんまり女ばっかだと目立ちそうな気もするけど。そういうもんなのかな。みんな仕事なんかどうしてるの?」

「財団の仕事してる人が多いよ」

「あのミッドマイヤー財団って、そういう隠れ蓑の機能もあったんだ。ところで、あの財団の目的って何? 世界征服とかの予定はないの?」

せかいせいふくってなーに? 世界中の人が同じ制服着るの?」

「そーゆー、どっかから借りてきたようなギャグは使わないよーに。だいたい、あの財団は収益構造が良く分からんし、裏でこっそり変な薬作って売ってるんじゃないの?」

「毬絵、わかんない」

瑠璃「ちょっと、あんた!! 子供相手に変な質問しないでよ」

ゲッ! ばーさん、なんでこんなところに出てくるんだ。この間は、こんな変なコーナーには出たくないって言って曾孫よこしたくせに。だいたい子供に筋肉弛緩剤なんて持たせないで下さいよ、お願いだから。危なくってしょうがない」

「心配だからちょっと覗いて見たのよ。そんなことより、あんた! 最近よそのサイトの掲示板で私の悪口書いてるそうね! 昆虫並だとか言って!!」

「いやその・・・あれは私が言い出したわけでは・・・それに群体処理と社会性昆虫の関連を挙げただけで・・・」

「いいこと! これ以上へんなこと書いたりしたら、今度はクラーレ(矢毒)を使って、桜の根元に埋めるわよ!!

「すみません。すみません。二度と悪口は書きませんので、ご勘弁を・・・(くそー、棺おけに片足突っ込んでるくせに、やたらと達者でいやがる。そろそろ尻尾がはえて、先が三つに割れてるんじゃねーのか・・・)」

「今、なんか考えたでしょ!! わたしゃ、猫又じゃないわよ!」

「ギク、ギクッ なんで分かるんですか?」

「あんたが、悪口考えると電波が飛んでくるのよ」

「そんなバカな。だいたい貴方にはエンパスの能力は無いでしょ?」

「冗談よ。あんたすぐに顔に出るんだから」

「勘弁してくださいよ。質問が全然進まない。そういえば、ばー・・・いやいや・・・瑠璃お祖母さまにも質問があるんですが。貴方が覚醒したプロセスは分かるのですが、子供たちは覚醒することに問題は無かったのですか? 西行プロジェクトでは失敗したわけですし・・・」

「そんなこたあ知らないよ。魂がどこから来るかなんて科学で分かるわけ無いじゃないの、バカね!」

「(とても、科学者とは思えない発言・・・)」

「だいたい、あんたは形而上的な記述に手を抜き過ぎるのよ。だからいつまでたっても三文小説家なのよ!」

「三文って安いの?」

「ハッキリ言って、クズね!

「そこまで、ゆーこたーねーだろー(;_;)。ばばー(あっ、つい言っちゃった(^^;)。」

言ったわね!!

「いい年して、そんなピラピラした若作りな格好しやがって。だいたい、男もいないのにポコポコ子供生むなんて、昆虫か両生類並じゃないか・・・(いかん、歯止めが利かない(^^;;;;;)」

「ふーん、私達のことをそんな風に思っていたんだ・・・」

「おばあちゃん、自白剤ってホントに効くのね」

「(自白剤だとー!?)お前等、作者をなんだと思ってるんだ!」

ろくでなし

「や〜い、ロクデナシ〜♪ ロクデナシ〜♪」

「もう俺やだ、こんな企画(;_;)」


その3:シェルドレイク仮説編


「忘れた頃にやってくるQ&Aコーナーで〜〜す」

「ホントにみんな忘れてるわよ」

「まあまあ、そう言わずにね。今回はうめちゃんさんから頂いた質問です」

「そんな半年も前の質問なんて質問者も忘れてるわよ。だいたい長編も一年半もほったらかしだし。おじさんって、だらしがないのね」

「(むっとするが無視)うめちゃんさんからは、ルパード・シェルドレイクが提唱したシェルドレイク仮説に関して、もう少しわかりやすい解説の希望が来ております」

「あんなの似非科学よ!!」

「いきなり手厳しいな〜。なんだかイライラしてるみたいだけど、ひょっとしてアノ日?」

 バキッッ!!(いきなり廻し蹴りをくらう)

「エッチ!!!! おじさんって大嫌い!! まだ来ないわよ!」

「まだ来てないなら、そんなに怒ることないじゃない。
 
 
 
 



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