中華人民共和国/内モンゴル自治区

内モンゴル自治区フォロンバイル草原の旅

(4)ハイラル(海拉尓)

Naimenggu hulunbaeier
(2009.6.6〜6.14)


2009年6月ノモンハン事変70年を迎えるということもあってノモンハンに行く内モンゴル自治区の旅行ツアーに興味をもった。内モンゴル自治区に行くのは初めてでわくわくして行きました。


内モンゴル自治区
面積118.3万平方キロメートル、人口2361.7万人、人口の約半数がモンゴル族が展開している。内モンゴル自治区(簡称内蒙古)の省級行政都市はフホホトであり、ホロンバイルは地級行政都市である。行政名は〜市〜県というよりは〜盟(7)や〜旗(49)があるのが内モンゴルの特徴で北方民族揺籃の地にふさわしい名称が今でも使われている。


ホロンバイル
今回訪れたホロンバイル地区は内モンゴル自治区の最東に位置する。ホロンバイルの名は草原にある二つの湖、ホロン湖とバイル湖に由来してる。モンゴルの言葉でホロンはカワウソを意味しホロンバイルとはオスのカワウソである。


ハイラル
ハイラルは地級行政都市ホロンバイル市の中心の都市である。(ハイラル市は現在ではホロンバイル市と称する)早朝橋頭街にあるホテルからハイラル駅まで散歩した。約1時間の散策をまとめたのがこのレポートです。

ハイラル駅

駅前広場は早朝人々が太極拳や体操、舞踊などを楽しむ憩いの場所である


駅にかかる陸橋

陸橋のふもとに朝早くから果物屋が店を開いている
果物の種類も多く品質も良い
さきほど列車を下りたひとびとは陸橋を越えて市内へ向かう
オフィスや商店街は駅から遠いのである


陸橋から見下ろしたハイラル駅のホーム

中国の駅のホームはどこも広い
客を吐き出した列車がまだホームに停車していた


陸橋を渡った駅の反対側の開発中の広場

客を待ってタクシーやオートバイがたむろしている
この街ではオートバイも客を運ぶ商売に動員されているのだ


巴尓虎東路との交叉点

陸橋からの道を真っ直ぐ歩くと巴尓虎路にぶつかる
五階建ての建物が綺麗に並んでいる
まだ一階商店のシャッターは開いていない


紅軍烈士公園

満州里と同じ趣旨の公園が巴尓虎東路と中央街が交わるかどにある


中央街と橋頭街がぶつかる中心街

花々を敷き詰めた広場や地下街がありこの辺が街の中心街なのだ


伊敏河にかかる中央橋

橋頭街を直進すると伊敏川にぶちあたる
水は流れを感じさせない


中央橋に建つ真新しい時計台

中国文化とかけ離れたデザインだ


歩道に設置された郵便ポスト

橋頭街の歩道にあった郵便ポスト
自宅宛の葉書を投函したら無事到着した


市の中央を流れる伊敏河

ホテルの窓から眺めです


ハイラルの夜景

月が昇ってきたので宿の窓辺でシャッターを切る
画面左の街路灯の明かりが中央橋である


ハイラルでホロンバイル草原の旅も終わった。ノモンハン事変や満州国におけるハイラルなど歴史を紐解いてから出かければもっと有意義なものになっていただろうか?現在の中国とロシア、モンゴルの国境地帯の街や大草原を体感できただけでも良かったのではないかと思う。

内モンゴル自治区ホロンバイル草原の旅

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