Telescope(山で星を見る)
さて、惑星の探し方だが、惑星は黄道上を移動するので、惑星はほぼ約20度左(南)に傾いた一直線上に並んでいることを知っておくとよい。日没の約1時間後の、西から西北西の方角、高度20度以内を探す(なお木星だけは30〜40度の高度とやや高い)。近くの恒星では、アルデバラン(おうし座)、ベテルギウス(オリオン座)、カペラ(ぎょしゃ座)、ボルックス(ふたご座)がある。ベテルギウス、カペラは黄道から離れているが、アルデバランを惑星と見間違えやすいので要注意である。
−3.9等星前後と一番明るいのが「金星」で、その3倍(5月初)から2倍(5月半ば以降)の高度に−2等の光度で輝いているのが「木星」である。その金星と木星を通る直線上に他の惑星もあるはずだ。「水星」は金星よりも地平線に近く−0.5〜+1等星の明るさで、見るのであればゴールデンウィーク中かもしれない。
金星、火星、土星の順番は時期よって以下のとおり変わる。「火星」が赤みのある1.6等星前後、「土星」が−0等星である。
4月下旬は、水金火土木
5月3日 水金土火木
5月6日 水土金火木
5月11日 水土火金木
この機会に夕空を眺めてみていただきたい。(02.04.27)
夜空の明るさは、三鷹のデータでは、1958年には20.5等、1978年に
は19.5等、1989年には17.6等と年々明るくなっています。1等の差は
2.512倍の光度になるので、30年間に15.8倍も空が明るくなっていて、
見える星の数が少なくなっているとのことです。光害の影響です。
地方の主要都市では夜が更けるにしたがって明るさは減少し、24時頃には自然
の夜空に戻るそうですが、東京ではだめでしょう。山では日没直後から自然の夜空
の暗さになります。山へ行く度に随分違うものだなと感じてしまうのです。
χo
νo
o o
λ
o
o o oπ
α
☆ γ o
☆
o
o
δ
☆
☆
☆
o
θo
o
☆
β
☆
κ
オリオンは、海の神ポセイドンと女人国アマゾンの女王エウリアレーの間に産ま
れた巨人です。このため海の上も歩けたそうです。また類いまれなる美男だったそ
うです。
ある日キオス島の王オイノピオンの娘メローペを一目見て好きになり結婚を申し
込みました。しかしキオス王は承知をしぶり(どこの馬の骨かわからんやつにはか
わいい娘はやれん・・しかし断って下手に暴れられても・・という訳でしょうか)
「キオス島を荒らしている野獣を退治すれば・・・」と言いました。とても不可能
なことと考えてのことでしょう。ところがオリオンは狩人ですからあっさり野獣を
退治してライオンの毛皮を王に献上してしまったのです(これが左手に持っている
ものです)。
しかし、もともと王は娘をやる気持ちはないので、相変わらずのらりくらりとは
っきりしません。とうとうオリオンは怒り、酒の勢いでメローペを我が物にしよう
としました。これには王も激怒しました。承知したふりをして強い酒を飲ませて眠
らせた後、両目を潰し海岸に放り出してしまったのです(まともに喧嘩したのでは
かなわないので仕方ありませんね)。
苦難の後、オリオンは、神のおつげを受け太陽の神ヘリオスに目を直してもらい
ました。乱暴物のオリオンはまっさきに王への復讐を考えましたが、既に王は地下
の隠れ家に逃れた後で果たせなかったのだそうです。
その後、オリオンはクレタ島に渡り、月と狩の女神アルテミスに愛されるように
なりました。しかし、それを疎んだ女神の兄アポロンの陰謀により、女神はそれと
は知らずオリオンを弓で射殺してしまったのです。自分が愛するオリオンを殺して
しまったと知って深く悲しんだ女神は、大神ゼウスにオリオンを星空においてもら
い、自分が空を渡る時会えるようにしてもらったのだそうです。オリオン座に月が
かかっている時が2人がデートしている時なのです。
また、オリオンは、アポロンが大地の女神ガイアを欺き、放たれたさそりに刺さ
れて死んだという話もあります。さそり座とオリオン座はちょうど180度離れた
位置にあり、片方が沈むと片方が上がってくるという、嫌って逃げているような関
係にあることからきているようです。
オリオンについては、その他の話しもありますが、それはまたの機会・・。
(2枚目の写真は、オリオンの腰から下です。赤いのがθ星で、オリオンが下げた
剣に相当します)
.
.
o β
o δ
.
アンタレス ☆ .
o
.
o
. λ
o. o
.
o
o
o o
θ
一番赤く明るいのがさそりの心臓α星アンタレス、λが毒針、θの辺のカーブが
しっぽ、δが頭、頭から上下にはさみが延びています。
さて、オリオンはさそりに刺されて死んだという話がありますが、さそり座は、
このさそりがその功績を認められ天に上げられて星座となったものです。(オリオ
ンの死については多説あります)
ε
・ α(ベガ)
☆
δ ・ ζ
・
・
・
β
γ
夏になると思い出すのが、7月7日の夜、牽牛(けんぎゅう)星と織女(しょく
じょ)星が天の川を渡って相会うという七夕伝説ですが、その織女星ベガがあるの
が「こと座」です。
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。・
.
。
.☆
. .
。
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。
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.ρ
ζε
。・
φ.
。γ
ξ.☆ α アルタイル
τ. .η
。β
.
。δ
.η
.θ
.λ
α、β、γの3つの星の並びが目に付きやすいのでここに注目して鷲の姿を想像
してください。3つ星が鷲の首で左を翼を大きく広げ左を向いて飛んでいます。τ
から先が頭、εζがしっぽ、λまでが右の翼、ρまでが左の翼です。ηとθは星座
に入らないので惑わされないでください。
・
・
☆ o
o
・
o
. ・
o
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・
・
α デヌブ δ
☆ o
γ
o
η
ε ・
o
ζ
. ・ β
o
αからβが尾から首で、両翼をいっぱいに広げています。実に雄大。分かりやす
いでしょう。
☆
☆ α ・
☆ ☆ ☆ ο
・
・
☆ ☆
・
・ ・
・
・ ・ κ
・ ・
λ
・
ν
οが頭、κが前足、λが右の後ろ足、νが左の後ろ足、αが背中、北斗七星の柄
の部分がしっぽです。かなり大きな星座です。おおぐま座の後ろ(しっぽの下)に
りょうけん座のα星が光ってますので惑わされないように注意してください。ところで北斗七星は、とても目立つのでそれだけでいろいろな話しがあります。
. ζ ε
☆ δ
η ☆ α
☆ ☆ ☆
☆ ☆
γ β
ζは2重星になっていて、昔アラビアで兵士の目の検査にこれを使ったそうです。
ζはミザール、. はアルコアといいます。アルコアは4等星です。見えるでしょう
か。
こぐま座は、暗い星が多く、町中で見ることは難しいようです。
☆α
・δ
・ε
ζ・ oβ
・ ・γ
η
見るには、北極星からたどってください。αは北極星、ζまでがしっぽです。β
が熊の肩、γは前足のつけね、ηは後ろ足のつけねです。
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