過去の思い出(4)


※小学5・6年の時の先生の思い出
 小学校5・6年生のときは、クラスが授業中うるさくしていたりして、しょっちゅう
先生を困らせていました。僕もその1人だったかも。
 授業中に話をしているのはもちろん、トランプや将棋をやる人もいれば、ゲームボーイや
ゲームギアをやる人もいました。何というか、反抗期だったのかもしれません。
 担任の先生の対応も面白く、特にうるさかったりすると、「注意1」とか言って、「注意
10までいったら親を呼ぶからね」と言って生徒を脅していました。とはいえ、全く意に介さず
うるさくしていたのは言うまでもない、ただの脅しだと高をくくっていたからです。
しかし、何人かは本当に親を呼ばれたらしいです。ちなみに僕は注意3くらいが最高だったと
思います。

 その他に印象深いのは、雨が降っていた日のこと、次の授業が体育だったので、先生に、
「雨が降っているけど、体育はどうするんですか」と聞いたところ、先生曰く「降ってないじゃない
ですか。外でやりますよ」と。どう見ても降っているのに。そこで外に出てサッカーをすると、
雨足が強くなってくる。先生が職員室から、「雨が降ってきたから教室に戻りなさい」と言い
ました。しかし僕達は、「先生が外でやるって言ったんだろ」というようなことを言い、サッカー
を続けました。先生も暫くは注意していたのですが、とうとう言わなくなりました。僕達はその
ままチャイムが鳴るまでサッカーを続け、その後教室に戻ると、先生はいました。しかし、次の
授業は何もしませんでした。先生は生徒が言うことを聞かなかったので、どうやらいじけてしまった
ようでした。多少かわいそうな気はしました。

 他に、先生がいきなり『あっそうか』というわけの分からない歌をテープで流し、「これ好き
なんすよ」とかいいながら生徒に聞かせていたことがありました。ところがその後、そのテープが
無くなりました。先生は探していましたが、その頃クラスには新しいラジカセが来ていました。
どうやらテープは、古くなったラジカセごと捨てられたようでした。
 その先生はよく「あれ」といい、生徒に何かを訊かれたときにはまず、「それはあれっすよ」
とか言っていました。僕はこれが影響で、聖剣伝説2の主人公の名前に「あれっすよ」と付けた
ことがあります(そのデータは今も残っている!)。あと、花粉症だったらしく、花粉の飛び
かうころは、トイレットペーパーをいつも持ち歩いていました。それを生徒がいたずらしたり
しました。

 卒業式の日、先生は教室の黒板に、いろいろと意味ありげな文章を書いていました。しかし、
生徒は普段通りうるさくしていたので、先生も最後の日にもかかわらず、いつものように怒って、
結局殆どの人が黒板の文章を読んでいなかったと思われるまま、お開きになりました。
 その先生は、その年を最後に、東京都の青ヶ島という、人口200人ほどの何もないところに
飛ばされました…そういうと語弊があるか。なんでも教頭の試験に受かったらしく、そこの学校で
教頭先生になったようでした。中学1年のときに年賀状を出したら、「ここは何も無く、1週間
くらいはお金がなくても暮らせます」というようなことが書かれた年賀状が返ってきました。
最低3年くらいで本島に戻ってくるということだったので、今頃はもう戻って来ているかも知れ
ません。
 結構いい先生だったかなー、と今になって思います。


【7】ロマサガ2

 このゲームは、その先生と母親の個人面談があった日に、ビックカメラで買って来てもらい、
学校の前で受け取る、という具合でした。幸いその時先生はあまり大したことは言わなかった
ようで安心しました。

 最初はやはり、陣形という概念が面白く感じました。戦略性が増した感じで、戦闘が面白く
なった気がしていました。もっともゲームを買いたての頃は、戦闘も面白く感じて苦にならない
ものですし(これは以前ロマサガ1の時に同じことを書いた気がする)、終盤になると、結局は
ラピッドストリームしか使わなかったのですが。やっぱり絶対的な先制攻撃の権利を得るという
のは強力すぎますよね。稲妻や龍陣を使う必要があまりないし。まあ盾防御の有無の問題はある
かもしれない。
 閃きも、感動的なものでした。本で見て、閃きシステムのときは前から知っていましたが、
あの電球と音は、実際にやってみないことには分かりません。恐らく、ロマサガ・サガフロを
ずっとやっている方で、閃きはロマサガ2が一番好きだ、という方は多いでしょう。ロマサガ2の
閃きの音が、一番意外性があるというか、びっくりさせられます。ある意味心臓に悪いかもしれ
ませんが、あの技を覚えるときの一瞬は、やみつきになります。

 好きなキャラは、まずゲオルグ(ホーリーオーダー男の一番最初)です。その他のホーリー
オーダー男も好きですが、色的に一番好きです。また、技術も結構いろいろ高く、技ポイントも
高いので非常に使えます。ホーリーオーダー男は剣が得意で腕力が高いので、常に入れていました。
 他には、シティシーフ男のスターリングなんかも、結構好んで使いました。術は、宮廷魔術師
男を最初はよく入れていました。逆に、ノーマッドなんかは全く使いませんでした。

 ストーリーは、まあ普通に進めていたとは思いますが、やはりというか、開発が遅れていて、
武器は殆どどこかで拾ったものを使っていました(スプラッシャーとか幻獣剣とか)。七英雄も、
すごく強いんだろうなあ、と思ってずっと手を出さなかったのですが、ナゼールの子供と子ムー
で、ダンターグと出会ってしまい、皇帝がいろいろとダンターグと言い合っているとき、「何を
言っているんだよ、勝てるわけないんだから余計なことを言うな」と思っていましたが、実際
戦ってみると、結構あっさり勝てたのでびっくりしました。前述のスターリングとか、ホーリー
オーダー男が線切りを連発していたら勝てました。
 そのあとは調子にのって、ノエルやロックブーケを倒していきました。最後に残ったのは、
最初のプレイではワグナスだった気がする。一応戦ったのですが、熱風やサイコバインドが強力で
かないませんでした(これらは自分たちが使うと弱いのに…)。そのせいで、新市街地区を作る
ことができず、悔しい思いをしました。ついでに書くと、新市街地区ができるのは終盤になりがち
なので、活用する機会があまり多くないのが残念なところです。でもワグナスを早く倒せれば
問題はないのですが。

 やはり、というべきか、ラスボスの直前でセーブしてハマりました。でも最初はハマる人が
大半なのではないでしょうか。そうでもないか。でもあれは主人公のLPを0にすれば抜けられる
らしいので本当の意味でのハマリではないかもしれません。とまれかくまれ、最初のプレイは
それで終了となりました。テンプテーション見切りもソウルスティール見切りも付けていなかった
のです。

 最初のプレイは、合成術も殆ど開発せず、武具も全身鎧がラメラースーツしかできないほど
でした。肝心の技のほうは、剣技は不動剣や真空斬り、大剣技は活人剣、槍技は活殺獣神衝や
スパイラルチャージ、小剣技は…あまり覚えていなかったと思う、斧技はスカイドライブ(ヴ?)、
棍棒技はかめごうら割りやトリプルヒット(実際に覚えられるのかどうか微妙なところ)、
弓技はイズナ、体術は千手観音や活殺破邪法、ベルセルク等…概ねこれくらいの技が未修得でした。
まあ技の方は、最初としては妥当なところかと思います。でも不動剣や活人剣が通常攻撃で覚え
られた時は驚きました。派生技に違いない、と思っていろいろな技で攻撃していたからです。
というのも、つむじ風や十文字斬りが、なぎ払いを使っていないと覚えない、というのが分かった
とき、派生技を探すのに凝っていた(?)のです。無明剣は偶然覚えたのですが。
 また、陣形も、パワーレイズやアマゾンストライクを覚え損ねました。まあ覚え損ねる陣形と
しては、これも典型的なものだと今になって思っています。

 でも、やはり最初のプレイというのは大切。とりわけロマサガのようなゲームでは、知らない
から面白いのだと思います。いろいろ知ってしまうと、フリーシナリオも面白さが半減すると
思います。2回目以降で攻略本などを見ながら極めるのも、もちろん面白いですが、最初の
プレイに較べると密度が低いという気がします。
 ロマサガ2の場合は特に、最初のプレイでは2300年くらい軽く行ってしまう、という例が
結構多いのですが、2回目のプレイでは、私の場合、最終皇帝の時点でも1600年くらいしか
行きませんでした。

 あと、全く関係ないのですが、ロマサガ2の仲間になるキャラクターの名前が結構役に立つ
ことがあります。例えば、エパミノンダスとかハンニバルなんかは、高校の世界史で出てきました。
軍師には、三国志に出てくる人の名前が使われているとか。
 もっとも実際には、こういうのはロマサガ2に限らず、他のゲームで出てきた人名などが、授業で
でてくることがままあります。やはり世界史が多いです。ティベリウス(ロマサガ3)とか、
サルゴン(サガフロ2)とか。また、極端な例をいえば、大航海時代などはそのまんま出てくる
ので、結構役に立つものです。


【8】FF6

 FF6は、大山という駅の近くのパチンコ屋の上にあるゲームショップで予約して買いました。
 このゲームは、魔石で魔法を覚える、アクセサリを装備することでFF5のアビリティのような
効果が得られる、キャラ毎に特殊コマンドがある、といった特徴があります。極端なことをいえば
最終的にアルテマ+スリースターズで、どのキャラも変わらない、という意味もありますが、例え
そうだとしても、それは終盤の話。序中盤では、どのキャラを使うか、ということも重要だと
思います。
 僕はやはり、エドガーをいつも入れていました。何と言っても、「機械」は何回でもタダで使える
し、安定しています。特にオートボウガン、サンビーム、ドリルが使えます。回転のこぎりも強い
ですが、ボス戦では多少無駄があるので、僕はドリルを薦めます。
 その他ではやはり、マッシュでしょう。必殺技は、ミスしなければ、機械同様に安定してダメージ
を与えられます。

 ストーリーは、普通に進めていたと思いますが、ナルシェでバナンを守る戦いでは結構苦労
しました。最初は3つのグループを均等に分けていたのです。1つのグループに4人入れれば
結構楽なところです。
 それ以外は、結構順調でした。オペラのところでは、歌詞を全て紙に書いておいたりしたのです
が、結局は一部しか出ないので、少し残念でした。でもあのオペラは面白いなあと思ったもの
です。
 他には…魔大陸でシャドウを助けなかったこと。でもあれは、なかなか分からないですよ。
その数日後にジャンプにシャドウの助け方が載っていたのには驚きました。当時のジャンプは、
ネタばらしが早すぎるのではないか、と思いました。
 そして、シドも死んだこと。多分、まずい魚や魚など食べさせていたのでしょう。というより、
シドはセリフから考えて、必ず死ぬものと思っていました。でもあれは、殺したほうがストーリー
的に考えて、妥当でしょう。生かしてもどうせ、何の役にも立たないし。

 崩壊後には、何をしていいのか分からなくなりましたが、カイエンの夢の中のイベントは、かなり
後の方にやったと思います。正宗の強さからして、もっと先にこなすイベントだと思うのですが、
発見しづらかったです。フェニックスの洞窟も、後のほうでした。「山が星型に並ぶところ」と
いうヒントを探すのも苦労しましたが、洞窟自体も難解で、なかなかクリアできませんでした。
ちなみに、後でフェニックスの洞窟で盗むを試していたら、ガリュプデスからスリースターズが
盗めたので驚きました。当時はまだスリースターズの入手方法はそんなに知られていなかったと
思います。そういえばブラキオレイドスを初めて倒したときも、スリースターズを落としていった
し、割と運がよかったと思います。

 FF6の最大の選択と思われる、「ラグナロク」と「ラグナロック」。僕は最初はラグナロック
にしました。当時は特に理由はなく、どちらでもいいと思っていたのですが、今でも僕はどちらか
といえば、ラグナロック派です。ラグナロックは使っていて面白いから。ミラクルシューズも手に
入るし(別にコロシアムでもいいのですが)。剣は、そんなに強くなくても最終的には同じだし、
そもそも装備させるキャラでまた悩むことになります。個人的には、剣などファルシオンで十分
すぎるほどだと思っています。或いはエンハンスソード。
 あともう1つ、ホーリードラゴンをラグナロックでラグナロクに変えられる、という話を
聞いたことがありますが、如何なものか。私も1年ほど前に結構試しましたが、できませんで
した。あまり信用できるものではないように思います。そもそも、そんなにうまい話があるとは
考えにくい。

 私が好きだったアイテムは、前述のミラクルシューズのほか、ファルシオン、グローランス、
ブレイクブレイド、イージスの盾、ブレイブリング、源氏の鎧等です。自分で分析するのもなん
ですが、私の好みというのは、第一にバランスを重視します。次に、攻撃と防御、武器と魔法、
それぞれどちらかを優先しなければならないとしたら、防御と魔法を優先します。これは、装備
だけではなく、キャラの成長のさせ方にも多少関わっていて、例えば、リルムやセリスの魔力を
最大(装備なしで128)まで上げたことはありますが、誰かの力を128まで上げる気は全く
起こりませんでした。
 しかるに、前述のアイテムは(グローランスやブレイクブレイド辺りは違う気もするが)、
大体そういった傾向がある…と、思います。とりわけイージスの盾に関しては、シリーズを通して
かなり好きで(FFTやサガ2含む)、愛用しています。

 最初のプレイのことに戻すと、がれきの塔へ行ったときは、エドガーやマッシュといった主力
はレベル70近くでしたが、その他は大体レベル50以下でした。しかし、適当に分散させたら、
それほど苦労はしませんでした。アルテマもスリースターズもあったのが大きかったと思います。
 ケフカ戦もそれほど苦戦したとは思えません。心無い天使はくらいましたが、適当に倒せました。
 それと、これはどうでもよいのですが、鬼神・魔神・女神を倒してからセーブしないほうがいい
と、私は思っています。アルテマウェポン戦の音楽が聴けなくなりますからね。

 コロシアムというのもありました。最初の頃は、何を賭けると何をもらえるか、ということが
分からなかったので、結構面倒でしたが、リネームカードには驚きました。
 ラストエリクサーを賭けて戦えるジークフリードは、最初のプレイのときは竜騎士の靴+飛竜の
角で、ジャンプ連発で倒した記憶があります。でももらえるアイテムがタマの鈴では、リセットを
禁じえない。現代的に考えると、竜騎士の靴+飛竜の角、というのは効率が悪かったかもしれま
せん。アルテマウェポン+何か(バリアントナイフを使わないのは、私はあまりロックが好きで
ないのでコロシアムでは使わなかったから)を源氏の小手で二刀流にして、皆伝の証で乱れうち
すれば一撃でしょう。同様にテュポーンも、アルテマウェポン+アイスブランドなんかで一撃
なので、エリクサーを稼ぐこともできます。
 ここで、要注意なのが、ポーションを賭けてはいけないということ。ポーションは崩壊後は
エリクサーよりレアかもしれません。干し肉もレアですね。ティラノサウルスにラグナロックで
入手可能です。

 最後に。機械を盾として装備できる、という裏技がありました(現在のPS版ではできない
らしい)。一般的には、オートボウガン装備やドリル装備が有名なようですが、同じ手順で
アクセサリを手に装備したりすることもできるようです。
 私もこれはやりました。ただし2回目以降のプレイでです。オートボウガンが序盤に入手できる
のに、防御力が非常に優秀で、以降殆どダメージを受けませんでした。ミシディアうさぎの回復も
受け付けないのは玉に瑕といったところ。データが消える、という話もよくありましたが、うちの
カセットに限っては、オートボウガン装備では何ともありませんでした(ドリル装備がやばい?)。
 双璧をなす裏技(こちらは裏技というより魔法の性質を利用しただけだが)に、いわゆるバニシュ
デス、もしくはバニシュ‐デジョンというのがあります(デジョンの場合はハイフンをつけたほう
がしっくり来る気がする)。でもこれはおすすめしません。これでフンババをいきなり倒すと、
おかしなことになったりしますが、普通にストーリーを進める上では、面白さを損ねます。
機械装備にしてもそうです。ですから、1回クリアしたならともかく、まだクリアしていない
人に、オートボウガンを装備したほうがいいとか、バニシュデスで楽勝だよ、というアドバイスを
するのは、可能な限りやめましょう。


【9】マザー2

 このゲームは、小学6年のクリスマスくらいに、和光市という、電車で1駅の埼玉県の駅の近くに
新しくできたイトーヨーカドーで、長時間悩んだ末買ってもらいました。今思うと、あの選択は
間違っていなかったです。
 なお、マザー1のことを書くのを忘れていましたが、機会があったら適当にやります。

 このゲームは、基本的な部分は昔のマザーとあまり変わらないので、懐かしい感じがしました。
戦闘の音楽も、やっぱりいろいろ変わったりするのが懐かしかったです。1で印象的なのはやはり
「おにいさん」でしょうけど。1のときの音楽が所々出てきたのもよかったです(スノーマンの
音楽とか。イースターのもあったか)。
 それと、町などの人のセリフがやはり、独特ですね。細かいところですが、ちょっと変わって
います。

 ストーリーは実はあまり記憶にないのですが、やはりマジカントがあった、というところが
印象的です。個人的には1のマジカントのほうがずっと好きですが、フライングマンもいたので
よかったです。お墓もやはりできましたし。

 うーん、あまり書くことがない。このゲームで結構やったのは、敵からしか入手できない
アイテムを集めることです。例えば壊れたパラボラとか、星のペンダントとか、王者の剣とか。
ただ、全部集めたというわけではなく、大したことはないです。なんとかのフライパンという
のは、まだ入手したことがないです。星のペンダントは3人分集めました。ガッツのバットは、
運良く2回目くらいの戦闘で入手できました。もっともあの時点でレアアイテムが入手できても
あまり嬉しくないですが。ところで、戦闘中にジェフがチェックすると、たまに敵からプレゼント
の箱を奪うことがありますが、あれをやることによって確率が上がるのだろうか…。単に、戦闘
終了後にもらうか、戦闘中にもらうかの違いだけだったりするかもしれません。

 あと、やはり裏技もありましたね。不思議なキャンディが減らないというやつ。あれでジェフの
バイタリティを100以上まで上げて(粉砂糖を併用すると効率がいい)、HPの表示がバグった
ことがありますが、これは常識でしょう。

 音楽は、ウィンターズの音楽が、非常に好きでした。やっぱりこういった音楽が、私は好み
なのだなあと、改めて思います。もっとも、ウィンターズの音楽は結構一般にも人気があったの
ではないかと思っています。



 ふう、小学校はこんなところです。中学校もどうせだから書くか。原稿用紙にしたら、結構な
量になっているかもしれません。あんまり意味がないのですが…。


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