過去の思い出(3)


※スーパーファミコン購入のときのこと
 スーパーファミコンが発売されたのは、1990年だったか、11月21日だった
というのはよく覚えています。これは小学2年のときだったので本来はもっと前に
載せるべきだったのですが、忘れていました。
 当時、発売は非常に話題になりましたが、品薄だったのか、友達にも発売日直後に
持っている人は殆ど(全く?)いませんでした。例によって、ウソをついて持っている
と言っていたやつもいましたが。当然、うちもしばらくは入手できませんでした。
 印象深いのは、クリスマスの前夜、靴下をつるして、「スーパーファミコンをください」
と紙に書いていたことです。当然、もらえるものと思っていたのですが、翌朝あったのは、
なんと顕微鏡!
 …しかし、直後のお正月、ダイエーにいったら、スーパーファミコンの箱が5個くらい
山積みにされていて、親が店員さんに聞くと、予約分ではない、とのことだったので、
お年玉返上を条件に買ってもらえました。


【3】スト2

 スト2は、小学4年のころだったでしょうか。今思えば、なぜ僕が格闘アクションを
欲しくなったのかよく分からないのですが、まあ雑誌などで大きく記事になっていたり
とか、学校で話題になっていた、などが理由だったと思います。秋葉原のソフマップで
整理券(予約券)をもらって、発売日の1日後くらいに父に買ってきてもらいました。
 一番最初にプレイしたのは誰だったか、よく覚えていないのですが、リュウかケンか
ガイルだったと思います。初めは昇竜拳も出せませんでしたが、慣れたら簡単に出せる
ようになりました。よく、アーケード版でやり慣れた方が、SFCのコントローラでは
やりづらい、という話を聞きましたが、僕の場合は全く逆で、ゲーセンでスト2をやっても
全然技を出せないので参りました(因に私はゲーセンには普段は行きません)。ただ、
L・Rボタンは使いづらかった。リュウやケンの場合はL・Rに中パンチ・キックをおいて、
他のキャラの場合はL・Rには弱パンチ・キックに設定していました。
 リュウ・ケンのしゃがみ弱キック連発は強烈でした。以後のスト2では弱くなったほど
です。
 好きな技(?)は、ガイルの強キックのトラースキック。結構マイナーだろうか。
 しばらくすると、よくザンギエフでプレイしました。最弱との声が多かったザンギエフ
ですが、スクリューパイルドライバーを使いこなせるようになってからは、友人のガイル
を倒したりしていました。

 ところで、僕は東京の両国国技館で開かれたスト2の大会に出ました。なぜ出られたかと
いうと、近所のおもちゃ屋でザンギエフで圧勝してパスポートをもらえた…といいたいところ
ですが、そうではなく、はがきで応募したら当たったのでした。
 使うキャラはリュウかケン、と決めていたのですが、ボタン設定を変えられない、という
条件があったにもかかわらず、あまり練習していなかったので、順当に(?)一回戦負けでした。
今思うと、相手は中学生か高校生くらいはあったと思われ、負けてもしょうがなかったという
感じもします。


【4】FF5

 FF5は、それまでのFFよりも有名になったという印象がありました。週刊少年ジャンプに
載っていたかどうか忘れましたが(6は間違いなく載っていましたが)、友人の間でも、それまで
アクションしか殆どやらないような人も、FF5を買ったりしていました。小学校で、運動会の
旗を全員が作り、それを校庭に飾る、というのがあったのですが、それにFF5のキャラを描いた
ものがあったほどでした(青魔道士とか)。以前のFFでは(特に3以前では)とても考えられ
ないことでした。もっとも、私がスト2をやったのも同じようなものですが。

 FF5では、あのHPの横のメーター(正確には何というのか分からず)が登場した作品でした。
ただ、FF5でのそれは、順番を確認することぐらいしか意味がなかった。増えるスピードはどの
キャラでも大体同じだからです。ジョブチェンジは面白かったです。僕は青魔道士が好きで、序盤
でも、黒魔か白魔の代わりに入れていました。他にはやはり竜騎士が好きでしたが、FF5の場合
は、キャラによってグラフィックが違い、竜騎士にはバッツかガラフしか殆ど使いませんでした。
バッツの竜騎士はカインですからね(微妙に、いや結構違う部分もあるが)。あとバッツの忍者は
FF3(ともすれば1も)の色違いだったので結構よかったです。

 ストーリーでの思い出は、あまりないのですが(というか覚えていない)、カルナック城の宝を
すべて開けてクリアしたこと(残り30秒くらいだった)、ロンカ遺跡のあの鳥(アルケオエイビス
でしたか)にかなり苦戦したこと、アトモスに苦戦したこと、長老の森で、エクスデスとガラフが
一対一になるところで、ガラフを忍者にしていたこと(これは現在でもこだわっている)、
ものまねしゴゴにやられたこと、ラムウ・カトブレパス・カーバンクルを取り忘れたがラムウは
次元城に出てきたこと、などです。これらは勿論、最初のプレイでのことです。

 好きな音楽は、古代図書館、ギルガメッシュ戦、サーゲイト城、エクスデス戦などです。
大体みなさんと同じだと思いますが、サーゲイト城(バル城でもよい)は珍しいかも。なんとなく、
暁の四戦士というのが好きで、特に好きだったのはゼザでした。
 終盤のアイテム集めは、それほどやりませんでした。せいぜい、飛竜の槍と天の叢雲を人数分
揃えたくらいで、ティンカーベルとかは存在も知りませんでした。青魔法は全て覚えました。
シングを放ってもマイティガードをラーニングできないとも知らず、エクスカリパーがなかった
のでHPを2にしたキャラに自爆させて捕らえたりしてました。最終的にはスティングレイから
ラーニングしました。オメガは、最初は倒せない敵だと思っていましたが、二刀流魔法剣サンダガ
乱れうちを食らわしたら一撃だったので少し興ざめしました。かえって神竜に苦戦しました。

 そんなにやり込んだゲームではありませんでしたが、世間の評判は結構高いようですね。


【5】聖剣伝説2

 このゲームを買ったのは、小学5年だったか。発売日だったと思います。
 最初見た感じは、ゼルダの伝説に似ているなあ(SFCのゼルダの伝説はやった)というところ
でした。つまりはアクションRPGということですが…。武器の種類が多いのは、結構よかった
です。私は当然の如く槍が好きで、ランディにはまずは槍を使わせていました(といっても、威力も
斧と同じ位だし、武器パワー入手もいつも早かったので、実際にかなり使える部類だったと思う)。
他には剣、投げ槍などをよく使わせていました。弓矢とかグローブはあまり装備させませんでした。
必殺技というのもありました。ボタンをずっと押してためないと使えないので、強い技を使おうと
しても、大抵他の仲間が敵を先に倒したりするのですが。好きだったのは、槍のレベル3の必殺技
で、学校の掃除のときなどに、ほうきで真似をしたりしていました。発展させてレベル4を真似
したりしましたが、これはちょっと難しかった。5とか6は…車輪系は無理。

 このゲームは意外とアイテム集めのやりがいがありました。といっても私はほんの一部しか
入手していないのですが…。グリフォンヘルムとか忍者の小手とか、精霊装備、また武器パワーも
レベル9にするためには敵から入手しないといけないので、結構多いです。私は武器レベルは一応
すべて9にしてみました。剣の場合はもちろん裏技を使ったのですが。それでもラスボス戦では
マナの魔法を使ったほうが強い。魔法のレベルはそんなに上げませんでした。レベル8になると
まれに特殊なグラフィックになるのですが、それも一部しか見ていません(ファイアーボール等)。

 他には、好きな音楽は、ゴールドタウンの音楽、ワールドマップ右下の終盤行くダンジョンに、
最初に入ったときの音楽などです。
 好きなキャラは…何分忘れてしまったので、あまり思い浮かばないのですが、「リーダー格」闇の
騎士シークとか。

 裏技も結構ありました。前述の剣レベルを9まで上げる技(この技はもっと応用できないものか、
と思うのですが)、プリムやポポイを仲間にしたときに防具をたくさん持っている技(これは、最初
のプレイのときにたまたまできた)、「バットラー」でお金を稼げる技、カウンタマジックで自滅
してレベルアップする技、等。また、バグもあり、特にボス戦終了時に進まなくなってしまうバグ
はひどかった。これは誰でも一度は体験していることでしょう。戦闘終了時にセレクトボタンを
押すとバグる、といわれていますが、確かにそういう感じがします。


【6】半熟英雄

 このゲームを買ってもらったのもなんでだかよく分からないのですが、お正月だから、という
理由で何か買ってくれる、という話になって、買ってもらえたのだと思います。
 このゲームは、ジャンルで分けるとシミュレーションゲームということになって、SFCでプレイ
するのは初めてでした(パソコンなら大航海時代2あたりをよくやっていた)。でも難しいことは
なく、すぐに慣れました。戦闘はやはり、エッグを使って(サガフロ2ではない)エッグモンスター
を召喚するのが面白かった。最初に出たのは確か「ドラゴンフライ」というやつで、エビフリャー
とかいうコマンドがありました。

 やっぱりエッグモンスターは笑えるものが多く、絶対に何もしてくれない「ウゴカザル」とか、
ケアルというコマンドを使うと自滅する「ゾンビ」、ぎざぎざとうずまきというコマンドで戦う
「なると」などが印象に残っています。
 上に書いたのは序盤に出てくる役立たずのモンスターの例で、終盤になると、レッドドラゴンや
アレス、ルキュフェル、バールといった頼もしいモンスターが出てきてくれます。僕はやはり、
「剣神」アレスが好きでした。そして何と言っても最強のモンスター、「ハデス」。もう強すぎ
ました。HP6666だし、「死こそは平等に与えられん。滅びこそは全てを支配するものなり」
デビルオーラはモンスターに対しては666ダメージ、ラスボスをも圧倒します。「栄光の闇の裁き」
サイコバーンは麻痺効果であまり使いませんでしたが…。ハデスを出すためには、いっぱつエッグ
を使うくらいしか方法がありませんでした(スロットエッグというのもあるがハイリターンすぎる、
スーパーエッグの使用回数を5にしても出なかったと思う)。

 他にも、FF4の四天王のパロディとして、春の「スプリミリョーネ」、夏の「サマカンテ」、
秋の「フォーリシア」、冬の「ウイナッツォ」というのもありました。
 それと、これ抜きには語れない、というのに「エッグマン」がいます。FF5にも出たのでご存じ
の方も多いでしょう。ストーリーにも絡んできて目立ったのですが、いざ戦闘のときに出てきても、
絶対に敵にダメージを与えられません。後に新エッグマンとして新たに現れましたが、HPが1から
3になっただけで、やはりダメージを与えられません。まだしもエッグマンナイトのほうが役に
立ちました。他にベビーエッグマンというのもいました。これもHPは1ですが、ダメージは与え
られるので多少はマシというところでした。
 エッグマン系で唯一まともに戦えるのが、キングエッグで呼び出せる「キングエッグマン」。
スーパーエキサイティングエピタキシャルゴールデンサンシャインメガデオキシリボスイバク
ゲルマニウムビームという、眠りの追加効果がある攻撃がありました。ちなみに私は、このビーム
の名前は覚えました。

 このゲームは基本的には、将軍が敵の城に乗り込んで自分の軍(半熟軍)のものにしていく、と
いうパターンで進めるのですが、将軍の名前にも面白いのがあって、チコリとかクミン、また
フェットチーネやマカデミアといった、香辛料や食べ物の名前が使われていたり、アポロン、アテナ、
ポセイドン、アルテミスといった「神」の名前もあります。そして、カインやリディア、エッジ、
フリオニール、レオンハルト、ガーラント(ドではない!)、グレイといった、FFやロマサガの
キャラが使われたりしています。言うまでもなく私は、カインを真っ先に仲間にしていました。
といっても、仲間にできる将軍はある程度ランダムなので、かなり苦労しますが。また余談ですが、
エッグモンスターに「コロコロムシ」というロマサガ1でかなり弱かったモンスターがいます。

 このゲームには裏技は殆どなかったと思います。戦闘中、ぶつからずに敵を押すことができる、
というのがありましたが、他にはサウンドテストの曲が増えるくらいしか聞いたことがありません。
 あと、バグといえるのか分かりませんが、半熟レベル(呼び出すエッグモンスターの強さに関係)
を上げすぎると、最高の1つ前でタマゴキャリーしか出なくなり、そして最高まで上げると、
ランプキンしか出なくなる、という現象が起きます。これはつらかったです。ラスボスを倒すのが
かなり苦労します。バルムンクをたくさん持っていれば多少は楽かもしれません。

 最後に、これはまだ謎が多いのですが、このゲームにはラスボスおよびエンディングが2通りある
ようです(攻略本に載っている)。ただ、私は3〜4回はやり直して、いつもいろいろ試している
のですが、まだ片方しか見たことがないのです。分岐条件がよく分かりません。ラスボス直前の
クーモン・スーモン戦で変わる、というのはほぼ異存のないところなのですが…。
 というわけで、ラスボスの分岐条件が分かる方、もしくは2通り見たことがある、という方は、
いろいろ話を聞かせてください。掲示板に書きこんだりしてくれると嬉しいです。


 うーん、小学校のときにやったゲームは多い。もちろん本当はここに書いている以外にもある
わけなのですが…。他にもFF6とかロマサガ2があります。これは今度。

ホームへ戻る