過去の思い出(2)


 …少し前回の補足。
 ドラクエ4も小学校低学年のころでした。発売日は2月11日だったと思いますが、確か、買って
もらえたのは2月18日(土)でした。11日は池袋のビックカメラに物凄い行列ができたことが
報道されていたことを思い出します(当日見物にいったような…)。

 このゲームは、1章から5章まで分かれているのですが、これはなかなか面白く思いました。
これは、近いものでいえばサガフロ1に通じるところがあると思います。5章以外はそれほど長く
なく、テンポよく進みました。4章までの思い出としては、2章の最後の武闘会のようなもので
苦戦したこと(そういえば、ベロリンマン戦で馬の糞を使うとどれが本体か分かる、というような
話がまことしやかに流れましたが、確かできませんでした)、3章のエンドールで鋼鉄の剣と
鉄の鎧を6(7?)個ずつ渡せば50000ゴールドほどもらえる、ということを
知らずに店を営業しつづけてトンネルを開通させたこと、4章でオーリンを先頭にしていたこと
(これを中学のとき学校で話すと、「普通はそうするっしょ」とか言われたが)などです。
やっぱりオーリンが忘れられない。あの仲間になったときの信頼感は抜群でした。第4章はかなり
深刻なストーリーだったと思います。最後に「じょうせんけん」を使って船に乗ったときの気持ち
が甦ってきました。そういえば、オーリンって実は生きていたんですよね。

 第5章にもホフマンというやつがいましたが、僕はあまり好きではありませんでした。オーリン
に較べて攻撃力が低いように感じたからです。それはよいとして、第5章で思い出深いのは、あの
バトランド(第1章にあった城)の近くの町の宿屋に泊まったときの夢。あれがものすごく怖くて、
思い出すと夜も眠れませんでした(言いすぎ?いや、実際そのくらい…)。そういえば、5章の
最初の山奥の村が襲われたときに、シンシア(だったと思うが)が勇者にモシャスで変身して犠牲に
なったときのも忘れられない。全体的に見ても、ドラクエ4は、「重い」という感じでした。デス
ピサロだって、哀しい末路でしたし。…でも後で考えると、かなり面白い。

 思い出したらまたやりたくなってきました。ドラクエ1・2をGBで出すのもいいけど、4を
どうしてリニューアルしてくれないのかなー、と思います。


(5)小学校高学年の頃

【1】ロマサガ1

 高学年とは、ここでは4〜6年生のことを指します。念のため。
 小学4年といえば、まずは何といってもロマサガ1です。あれは発売日、母に近くのダイエー
に並んでもらいました(学校があったため)。アルベルトで始めたのですが(親は聖戦士・僧侶)、
ストーリーが定まっていなかったり、フィールド上に敵が見えたりと、初めてのことが多く、
かなり面白く感じました。そのときのプレイでは、ガラハドから「殺してでも奪い取る」でアイス
ソードを入手してからまもなく、他のデータを上書きしてしまって消えてしまいましたが、冥府で
ガラハドを生き返らせれば、おそらく巨人の里へ行けたことでしょう。実は私は、巨人の里へは
中学2年になるまで1回も行けませんでした。このことは他の機会に書くと思いますが、最初の
プレイで巨人の里へ行けるケースは結構多く、その後はなかなか行けない傾向があります。勿論、
いわゆる「善行イベント云々」を知らない場合は、ということですが。そういう意味では、最初の
プレイは是非ともクリアしてみたかった。

 その他の思い出としては、中ボス戦の音楽がすごく好きで、詩人にあの音楽が出るまで話し掛け
続けたこと(実は1金ずつ消費しているので結構もったいなかった)、魔の島に行くやいなや、すぐ
下に戻ってしまい2度と行けなくなってしまったこと、終盤でもスティールソードやバスタード
ソードばかり使っていたこと、砂漠の地下で「サルーインをたたきころす」を選んで大地の剣を
もらえなかったこと、などがあります。
 もう少し突き詰めてプレイしてみたいゲームの1つです。
 ところで、このゲームをプレイし始めたのは小学3年だったかも…。でもどうせ1月でしたし、
本格的にやったのはやはり4年ということでここにしました。


【2】ドラクエ5

 このゲームの発売日は、小学校の運動会と同じ日でした。関係ないですが、私は運動会の徒競走で
速い人と一緒に走りたくなかったので、記録を取るときにわざと遅く走った時期がありました。その
おかげで2年から5年までは本番はずっと1位でした。しかし、6年の頃はまじめにタイムを測って、
一番最後のグループ、つまり一番速いグループに入れられてしまいました。結果は4人中3位。

 それはどうでもよい。ドラクエ5はなんといってもX(L、R)ボタン。これは便利だなあと
思いました。序盤はあの幽霊の出る城の手前でレベル10くらいまで上げていましたが、自分のこの
性質はこのころから形成されたのだと思います。モンスターが仲間になる、というのはすごく嬉し
いことでした。よく使ったモンスターは、最初の頃はブラウニー、スライムナイト、ホイミスライム、
爆弾ベビー、クックルーなど。中盤はスライムナイト、キメラ、おどる宝石など。終盤は主人公の
子供を使っていたのであまりモンスターは使いませんでしたが、スライムベホマズン、グレイト
ドラゴンなど。個人的にはベホマスライムとかソルジャーブルとかドラゴンマッドなんかが好き
です。他には、敵でしたがジャミとゴンズが好きでした。あの色がなんともいえない。とはいえ、
それ以上にパパスは好きだったので、戦ったときは憎しみを込めて倒しました。

 あと、ビアンカとフローラ、どちらと結婚するかというのは、僕は一応両方ともやったことが
ありますが、どちらかといえばフローラ派かもしれません。というのも、子供の髪の色がなんか
かっこいいからとか、中盤で水の羽衣をもらえるからとか、フローラはイオナズンを覚えるから、
などが理由です。でも僕の場合は実利を考えただけで、ストーリーからいくと、やっぱりビアンカ
にしたほうが僕も好きだし、普通でしょう。

 それと、クリア後の隠しダンジョン、というのが出てきたのも5でした。戦いのドラムや破壊の
鉄球といったアイテムもありましたが、やはりエスタークと戦える、というのが多少強引なきらいは
あったが、面白かったです。ちなみに僕が倒した最短ターンは、15ターンくらいかな。

 そういえば、ドラクエ5はドラクエ4のとき以上に、デマが多かったです。まあこれは、僕が小学
4年だったこともあり、周りもそういうことを言うのが面白く感じる時期だったのかもしれません。
一例を挙げれば、「メタルハンターが仲間になる」、「メタルライダーが仲間になる」、「エスターク
を○ターン以内に倒すと仲間になる」、「エスタークを倒したときに、『エスタークの剣』という
ものを落とす」などがありました。ここで、前者2つと後者2つが似通っていることをお気づき
だと思いますが、それは、ウソをついた人を問い詰めると、「言ったのは、メタルハンターじゃ
なくて、メタルライダーだよ」などと、さらにウソをつきながら言い逃れをするためです。
ちなみに、エスタークが落とすアイテムは、小さなメダルです(2回ほど入手した)。

 まあ、いろいろありますが、このゲームで一番ハマッったのは、やはり仲間モンスター集め
でした。機会があったら別に書こうと思いますが、僕はギガンテスの4匹目(3匹仲間になった
あとに1匹と別れるとできる)「ガンテス」や、キラーマシンの3匹目「じゅんち」、メガザル
ロックの3匹目「シゲやん」、シュプリンガーの3匹目「ますたん」などを仲間にしたことが
あります。といっても狙ったものではなく、自然に仲間になったものです。3匹目くらいになると、
変わった名前が多いですよね。…とはいえ、ヘルバトラーとはぐれメタルは一度も仲間にしたこと
がありません(ヘルバトラーとは200回以上戦ったはずだし、はぐれメタルも裏技で大量に
倒したりしたのですが)。どこかに、仲間モンスターの名前一覧表なんかがあるホームページは
ないのかな?
 …といっていたら、実際にあることが判明。すごいです。(後日)

 ちょっと長くなってきたので、ここで中断します。この時期は、やったゲームが結構多い。

ホームへ戻る