化学消防ポンプ自動車

 化学消防ポンプ自動車は、主として水では消火することの出来ない油脂火災に対応するために、水と薬液(泡原液)を混合させる混合装置を有し、泡ノズルで発泡させることで窒息消火を行う車輌です。1,000〜3,000L程度の水槽 と300〜2,000L程度の薬液槽を装備しています。もちろん、一般の消防ポンプ自動車と同じく一般火災時には水を放水することも出来ます。4〜5.5t級シャーシに艤装される化1型〜化2型では水槽付消防ポンプ自動車と同等の運用をされている場合もあります。コンビナート地域には、さらに大型の化3型〜化5型や化大1型などが配備されています。


 


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