常森 寿子[ソプラノ]


 東京芸術大学卒業。「カルメン」のミカエラでデビュー。1968年に渡欧。ローマ(サンタチェチリア音楽院)、シエナ、ミラノに留学。1970年にジュネーブ国際声楽コンクール銀賞。ロニーゴ国際声楽コンクール第2位受賞。
 1971年に帰国後「フィガロの結婚」のスザンナ、「リゴレット」のジルダ、「椿姫」のヴィオレッタなどを歌い、1977年には「ルチア」の名演で第9回サントリー音楽賞とウインナワールドオペラ賞を同時に受賞した。オーケストラの出演も多く、N響、札響、九響、大フィル、広響などの定期演奏会に出演している。オラトリオでは「カルミナブラーナ」「バッハ受難曲」「第九交響曲」「レクイエム」などを歌い、1983年には芸術祭参加のリサイタルで芸術祭大賞を受賞した。
 CDではコロラテューラの曲ばかりを歌った「うぐいす・ばら・そして春」(アダムエース)・「日本の歌」(コロムビア)・「日本の名歌」(フォンテック)・「バッハカンタータ・51番・209番」(フォンテック)などがある。
 1991年、1992年、1994年、1995年と芸術祭「京」に出演。1994年4月にはイタリアのヴェニスの音楽祭に出演。1994年6月にはドイツのケルンと、イタリアのローマのそれぞれの日本文化会館主催の演奏会に出演。
 現在、京都市立芸術大学教授。

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Last update 1996/04/21

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