2. 二代目になれるのか なれないのか 03/08/09



事が無いと二代目になれるのか なれないのか判らない。

町工場が存続しなければ当然だ。

来年30歳になる。
30歳ともなればいい大人だ。
私より年下でも社長は沢山いる。

二代目について考えてみた。
初代は、何も無い状態から初める。
二代目は、以前の社長を引き継ぎ新しい社長として君臨する。

あたりまえといえばあたりまえだ。あたりまえすぎるかもしれない。

では、もう少し考えてみる。

初代は成功しようが、しまいが自分の責任としてマットウできる。
成功したら、「あの社長は技術があったからね」 あるいは 「経営手腕が凄いんだよ」
失敗したら、「技術が無かったからね」 あるいは 「経営の事なんか考えてなかったし当然だよ」

と なるかもしれない。

では、二代目はどうだろう 

成功したら、 「先代が基礎を築いたから、楽だよね」 あるいは 「先代が成功したから今の会社があるんだよね」
失敗したら、 「あの馬鹿息子が技術も無いくせにやるからだよ」 あるいは 「先代が折角興した会社なのに・・・ね」

と 普通の人はなると思う(偏見ですかね?)。

成功してら先代のおかげ。
失敗したら自分の責任。

別に責任を転嫁するわけではないけれど。

こんな感じではね・・・。

で、打開策はない(笑)。

二代目となる為には、避けては通れない道なのです。

では、二代目は捨てて初代になればいいのでは?
と、思う方がいるかもしれない。
それもありだと思う。
けど、根本的に2代目では無くなる。

犬猫のように血統書なんてものは、人間には通用しない。
また、「血筋が・・・」とか言う奴は、基本的に信用しないと言うかウザイ。
同様に「家系が・・・」とか言う奴も。
(先祖代々なんて家系だよな〜って思った。老舗にしかない素晴らしい物があるし)

こんな書き方をしていると、こいつ社長に向いてないなと思う人も出てくると思う。
当然、だって社長じゃないし。
でも、世間に出ればわきまえているつもり。
このページは、私の本気のページ。
ウザイと思えばウザイと書く。

話がそれてしまった。

二代目ですね。

そこで、私なりに2代目の利点について考えてみる。

○工場や機械、必要設備は整っているので独立するより金銭的に楽
○先代とのお付き合いがある企業と継続していけるかもしれない さらに自分の取引先も見つけられるかもしれない
 仕事が単純に倍になる確立が少なからずある
○うちは町工場なので、技術に優れた先代を忙しい時に使える

ざっとだがほんの1分足らずで3つもある。
深く考えれば、もっとあるはずだ。


そこで、私に今出来る事を考えてみる。(具体的にはおいおいアップします)
町工場が無くなると、二代目は無いわけだから。

○現状の仕事をやりながら、新しい事に挑戦する
○環境を変える
○借金をしない
○短気にならない
○規定時間を尊守する

あまり出来る事を書き連ねると多分無理(笑)。
5個もあげてしまったが、もう少し減らそうと思う。でも減らせないよなこれ以上。

以上の5点を具体的に書き上げようと思う。
このページは、自分を追い込む為に作ったページだし。

これを打ちながら 「二代目になれるのか なれないのか」は結局は私次第という結論に達した。

二代目は良くも悪くも馬鹿が良いのかもしれない。
こんな駄文を打ち終わるまで「私次第」という結論にならなかったのだから。
うううっ、でも馬鹿じゃ2代目も無理なんじゃ・・・。


・・・・・・・・・・・・打ちながら合間見てネットを見ていたらこんな本を発見。
なんか通ずるものがありそうな予感。早速注文してみよう


取引先にも二代目の社長っていますが、やはり苦労したみたい。
色々親身になって相談事を聞いてくれる。
何か繋がる物を私に感じるのかもしれない。

良くも悪くも二代目の重責は結構重そう。
サラリーマンでもそうだが、「君は二代目の部長だ、頑張ってくれよ」
前部長やら係長やら役職系に言われたらきっと私のような思いをするのかもしれない。

そう考えるだけでも救われる。



そういえば、私の義父も饅頭屋の二代目だな。

ちょっと聞いてみようかな、恥ずかしいけど。
こういう恥ずかしさも取れることが 今の私には必要なのかもしれない。




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