3.復活の日 03/8/7


よいよ車検を取る日が来た。7日ほど前に土浦陸運支局に予約していたのだ。

 6時50分に携帯電話のアラームをセットして、夜明け前の4時に寝た。
もっと早く寝るつもりだったが、サイトネタを書いていた為。

6時50分にセットした理由は、友人が一緒に車検場に行きたいとの事だったので
7時に起こす約束をしていたからだ。
その友人は、会社が倒産してから深夜アルバイトで食いつないでいる。
寝るのも遅い。

結局私の覚醒は、携帯電話のアラームではなかった。
目覚めるともう、カミサンと子供が寝室にはいない。

寝過ごした!
と、時計に目をやる。
7時20分

少し遅くなってしまったが起きる。
友人に電話する。
でも、留守伝になってしまう。何度もかけたけど。
やはり、寝ているんだ。奴は。

無理をして起き、私の家まで50分の距離を走って事故られても困るので連絡を止めた。


階段を下りてキッチンへ行く。
子供達が遊んでいた。 早いなこいつら

「御飯食べる?パンを切らしてるから納豆しかないけど」
カミサンが私に言う。
「うん」
返事をかえす。

「やっぱいらない、おにぎりにして」

「海苔切らしてるけど」

海苔のないおにぎりは好きじゃない。

おなかは空いていた。でも海苔の無いおにぎりは・・・。

納豆を断わったのは、変な男心が出てきた為だ。

私は、土浦陸運支局の書類を買う窓口は 女の子と言うのを知っている・・・。

おなかは空いていたが、紅茶で済ませることにした。
パンをコンビニで買おう。それが良い。

家を出る前に、持っていく書類らを確認する。

車検証持った。
印鑑持った
納税証明書持った。
お金持った。
よしOKだ。

8時過ぎに家を出る。
日差しが強いな。
道中、コンビニでパンとコーヒーを買って飲食する。

エアコンの無い軽トラ。

窓全開で走る。

後ろでWがきしんでいる。
ギュギュギュ。タイヤが擦れる音が異様に気になるな〜。

約30分走ると車検場に到着する。

早速、検査を受ける書類を購入する為、構内にある代書と書かれた白い建物に入る。
やっぱり女の子だ。

「継続車検を受けるんですけど」
適当な窓口で聞く。
「では、車検証と納税証明書を頂けますか?」
渡す。

何か書いているようだ。

書類が渡された。

「6430円になります」
書類3点代(30円) 重量税印紙代(5000円) 自動車検査印紙代(1400円)

お金を渡し、自賠責に入る為違う窓口にいく。

18970円を支払う。25ヶ月分だ。
あれ?買った時より安いな。

確か快楽のW650さんで見た車検レポと金額が違う。
これ以上必要なお金はかからない筈だし。

合計25400円也
ユーザー車検は安いよな〜。

で、支局内の建物に移動する。
土浦支局ならば3番窓口がユーザー車検。
購入した書類3枚に書き込む必要がある所を聞く。
別に見本を見れば良いんだけど、ここのおじさんは書類に○を書いて丁寧に教えてくれるから。(車の時経験)

一応、土浦はこんな感じで書き込みます。
自動車検査表1 ボールペン
自動車重量税納付書 ボールペン
継続検査申請書 鉛筆
これ以外書く必要はありません。判らないところはおじさんが書いてくれます。

3番窓口へ書類を提出し、「書類を持って1番検査ラインに行って下さい」と、言われる。

ここからが、勝負。
まず、軽トラからWを降ろさなければならない。
前日行った練習の見せどころだ。
ドキドキしながら無事に降ろせた。やり〜
200キロ近くあるバイクは怖いよな。セローなんか気にしなかったんだけど。

無事に降ろせたんで、ラインに行く。
この時、ヘルメットは被るか被らないか判らない。
近くにバイクを持ち込んでいる人もいない。

「え〜い、ノーヘルで行こう」

結局問題無かった。ノーヘルに関しては検査官すら突っ込んでこない。


ラインに到着する。
検査官を待つ。待つ。待つ。
来ない・・・。
でも待つ。
やっぱり来ない。

仕方ないので呼びに行く。
「気づいていたよ」検査官

「だったら、来いよ」 心で突っ込む

ウインカー、テールランプ、ホーン。検査する。
指示どおりやればいいだけ。

安堵したのもつかの間。。。。

私よりも年下であろう検査官は、黄色い四角い物を取り出す。

あの〜それってメジャーですかね。(心)

やっぱりメジャーだ。

「やばい、ハンドル測られる・・・非常にヤバイ」

何故なら私のは元々ローハンでして、今ついているのはハリケーンのZUタイプでして・・・。
純正のアップハンよりも高い位置に来る訳で・・・。

測り始める検査官。

「あれ〜、これハンドル変えてるでしょ?寸法合わないもん」検

はい、でもカワサキ純正タイプです」 食い違う会話

「高さも違うかな〜、幅も違うかな〜」検

「そうですか?ハンドルは下げないであげてあるからですかね?根本で。
 幅は違うかな〜?
全て違うんだよホントは」 私

「車体を真っ直ぐにして乗ってみて」検

言われとおりにする。

測りなおす検査官

「幅は2センチ位かな。高さは大丈夫だな」検

「幅は、この隙間を見てくださいグリップが外に出てるでしょ。押し込んで見ますよ」私

押し込めるはずもないのにやろうとする。必至だなこいつ。

「あれ〜、ボンドが固まってるからな、このやろ〜このやろ〜」無理する私。演技派です。どっちかというと

「判りました、もう良いですよ」検
判子をバシバシ押し始める。

助かった。助かったよ〜。
メジャーなんて情報快楽さんには無かったんだよ〜。

実はリアショックもSR用をつけていてかなり車高が低くなっいるから高さも大丈夫だったのかも。



ほっとしながらラインへ突入。

書類を検査官に渡す。

光軸テスト
リアブレーキテスト
フロントブレーキテスト

だけ。スピードない。ホントこれだけ。

光軸は不安だったが問題無かった。

検査官から書類を受け取りラインにある建物に提出。
受け取った書類を支局内3番窓口へ提出して完了。

新しい車検証とステッカーを渡されて終わりました。

支局到着から20分位かな。
私は以前、プリメーラカミノワゴンの車検とセローの名義変更で訪れていた為、慣れていたからこの位。
初めてやった時(車)でも30分位でした。

貧乏にはうってつけ。点検記録簿も見せなかったです。



無事終わったので、Wを軽トラに載せ会社へと向かいました。
会社に着いたのは、11時半。

すぐに軽トラを洗車し、親戚の下へ。

乗りたい心を抑えつつ、仕事をするのでした。



1年半ぶりに公道で乗れるようになりました。
私と時間が合う方は、一緒に走りましょ。

純正マフラー スペシャルサンクス>くらげさん