さあー馬に乗って出発だよー。
←これが、私たちが泊まったゲル。この中で4人で寝袋にくるまってオイルサーディンみたく寝ました。で、よーく目を凝らしてみると右の方に見える点。これがトイレと称するついたて。あくまでもツイタテね。
←この子が4日間私と
一緒に旅した、馬さん。
みごとなモヒカン刈り
でしょ。ライアンと名付け
たよ。
←モンゴルでは手綱は片手で持って
左足に全体重をかけ、右足はほとんど浮かして乗ります。はたから見ると、とってもおきらくごくらくな姿勢に見えるんですけど。「そりゃ、ブリティッシュみたく、背筋ピンとして何時間も乗ってらんないさ」て、ことらしい。たしかに!旅するには疲れないのが一番だよね。それで歌いながら行くのだ。「北国の春」がモンゴルでは流行っていたよ。
これがモンゴルの木の鞍。前後の幅が狭いので、おしりがズルムケになるよ。私もなりました。血だらけ。とほほ。
←2日めは村のお家にホームステイ。リビングと思われる部屋に冷蔵庫からたんすからなんでも置く。
このラジカセ、結構ツボだったんですけど、たぶん「時計内蔵ラジカセ」とか銘打って売ってたんだろうけど、なんとなんとアナログの時計が内蔵(というのか?)されてるのだ。
←そこのお家の女の子です。テルグルちゃん。日本語に訳すと「満月ちゃん」。日本のおねーさん達のトランクから出てくる奇妙な品々(化粧品とかカメラとか)に興味津々の満月ちゃんでした。
モンゴルの草原を馬で旅するのはちょびっとロールプレイングゲームみたいな感じなんだよ。
ずーっと何にも無い草原を山をいくつも超えて行くんだけど、そうすると村がある。また草原を行くとゲルがある。
で、こっちの村には武器屋はあるけど、道具屋はない、みたいにちょっとずつ構成が違うのだ。
それで、村にはブーの家もフーの家もウーの家も並んで建っていたりする。
モンゴルで馬に乗っている時間のほとんどはアブミの上に立ち上がった状態。膝で体重を抜くんだろうけど、私の場合、かなり膝に力が入ってしまうわけ、それでもう昼頃になると膝がギシギシいうほど痛くなってくる。お尻は前に触れたとおり、血だらけだから不用意に鞍に座ったりも出来ない。つまりアブミに立ち上がっても鞍に座っても「痛い」という状態なわけ。もう両方とは言わないから膝かお尻「どっちか麻酔うってくれー」。そんな感じ。まだ、馬さんがゆっくり歩いてくれてる(常歩)時は痛みもそんなにひどくないんだけど、ちょっと小走り(軽速歩)になった時が痛みの頂点。でも、常歩でモタクサしてると左の写真のお兄さんが「チョフチョフ」(モンゴル語で急げ急げの意味)って急き立てて来るんすよ。私たちはこの人「チョッチョマン」と呼んで恐れてました。あ、でも、いー人なんですよ。 赤い矢印のとこがヒッジョーに痛かったのねん。
モンゴルに入ってから、どこかの村でモンゴル最大のお祭りナーダムが開催されるという情報が人づてに入った。「見たーい、絶対!」そこで、急遽予定を変更してそこの村(勝利村という村だったのだ)まで行くことになった。ホントは競馬が見たかったんだけど、この日は初日だったため、開会式とモンゴル相撲のみ(ナーダムは3日間行われて初日は相撲、その後、競馬と弓の競技があるのだ)を見学したよ。 ←中央の人が去年のチャンピオン。

今モンゴルでは「チンギス・ハーン」というテレビドラマを撮っているそうで、出演してる俳優サンたちがナーダムの見学に来てました。→
モンゴルじゃ有名人だから、みんなに写真撮られてたよ。私たちも記念撮影。
もうひとつのモンゴルの素晴らしい風景は夜。
満天の星空です。天の川を生まれて初めて見たよ。
ほんとに天に星で出来た川だった。天然の流れ星も
バンバン流れるし、しばし、ボーゼンと見入ってしまった
のでした。
そうそう!東京じゃ星は見上げるものだけど、
草だけで何も無いモンゴルはまっすぐ前も
星、星、星★、☆なのだ。
モンゴルがどんなに楽しかったかっていうのは言葉であらわすのはちょっとむり。来年もまた行っちゃう!絶対!それくらい
モンゴルの人はひつじを殺す時にも血の一滴まで無駄にしないの。肉も、血も、毛皮も骨も内臓も全部利用する。
糞までも燃料として使うんだよ。そういう削ぎ落とされた世界を見てしまうと、私たちはずいぶんと無駄なしょうもないことを
しているよな、って思いました。
馬にものりっぱなしでいろんなとこが痛くってどうしようもないほどぼろぼろだったのだけど、
でも、これがやりたかったんだし、やりにきたんだから、すごく幸せだったです。
昔、武豊騎手に聞いたことがあるんだけど、「馬に乗って全速力で走るとどんな感じ?」って
そしたら、「風にまたがっているみたい」な感じだって教えてくれたんだけど、本当なんだね。
初めてわかったよ。
乗馬技術は向上しなかったけど、馬の上でなんでもできるようになりました。
おやつ食べたり、写真撮ったり、歌うたったり。
今までで一番痛くて、一番楽しい旅になったよ。


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