| 平成14年12月8日 日本ボーイスカウト茨城県連盟 |
| ◆会期 | 平成14年10月12日(土)〜13日(日) | |
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| ◆会場 | 茨城県立青少年会館 中研修室、小研修室、談話室 | |
| ◆内容 |
基調講演「より良いスカウティングをより多くの青少年に」 日本連盟 総コミッショナー 鈴木国夫 氏 (ASSISTANT)中島清行:指導者養成副委員長,佐藤康夫:阿見1団カブ隊隊長 §1 スカウティングの使命 「目的・目標」「使命声明の理解」「スカウティングの使命を達成する」 §2 何のためのスカウティングか-・ 「個人的側面」 §3 何のためのスカウティングか-・ 「社会的側面」 §4 何のためのスカウティングか-・ 「個人としての関わりと責任」 §5 「何のため」発表・ふり返り §6 誰のためのスカウティングか-・ 「青少年の世界」 §7 誰のためのスカウティングか-・ 「運動の影響を及ぼす」 §8 誰のためのスカウティングか-・ 「全ての青少年の運動」 § 9 「何のため」発表・ふり返り §10 ワークショップ全体のふり返り | |
| ◆参加者 | 氏 名 | 役 務 |
| 佐野 英樹 山田 隆士 竹本 俊一 久保田 銑十郎 若生 悦男 北川 武久 吉田 俊仁 八木 雄二 鈴木 勝男 阿部 誠 竹内 由比子 八城 健彰 高橋 輝明 鴨志田 健輔 野田 雅美 関 一宏 小塙 謙一 三浦 勉 津久井 一茂 八木 健二 柏原 公子 吉川 勲 |
理事長 副理事長 副理事長 地区委員長 地区委員長 学識経験理事 学識経験理事 国際委員長 スカウトクラブ委員長 副組織拡張委員長 地区コミッショナー 地区コミッショナー 地区コミッショナー 地区コミッショナー 地区コミッショナー 地区副コミッショナー 地区副コミッショナー] 事務局長 ワークショップディレクター ファシリテーター ファシリテーター ファシリテーター | |
| 1.このワークショップに参加して感じたことを書いてください。 | |
| (1) | あなたは、このワークショップに参加してどのような変化がありましたか。またあなたの今後に影響があると思いますか。 |
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●スカウト活動の現状分析と課題の理解が良く出来た。スカウト運動の原点の深きことはショックであった。 よりよきスカウティング推進のため、自己の役務実践に更なる努力をしなければならないことを悟った。 ●もっと多くの県連盟理事が参加していたら、茨城県連盟の方向、行動が変わってくるのではないだろうか。今まで進めてきたスカウト運動を考え直す良い機会であった。 ●日頃の仕事、スカウティング活動の中で自分自身が今回のテーマである「何のため・・・」「誰にため・・・」についてあまり考えることがなかった。自分が何のために、何をしなければならないか真剣に考えなければ本当のスカウティングではないことを知りショックであった。 ●「スカウトが後を振り返ったとき、踏み跡の見えるスカウティングを」が私のモットーであったが、更に「スカウトに対して、自分が何が出来るか。」を問いかけながら活動を続けたい。 ●スカウト運動の原理/原則が確認でき、今後スカウト達への対応方法を変えなければならないことに気づいた。今後この実行のため、研鑚に励む。 ●前回の「何・誰のための・・・」ワークショップは地区コミッショナーグループという同じ立場の中での討論であったが、今回は種々の役務の方々が混ざってのグループ構成での討論であり、違った立場での考え方が分かり、有意義であった。 ●「スカウティングは全ての青少年に開かれている」ことは大切なことと分かっているのであろうが、現実はそのようにはなっていない。例えば、障害児の受け入れにしても我が団では受け入れていない。すべての団が本当のスカウティングを行なうようになるための努力をしなければならないと思った。 ●指導者として(社会教育の専門家として)今まで以上に自己研鑚に努めなければならないと思った。 ●地区でもこのワークショップを実施する必要があると感じた。 ●スカウト運動のもっともっと幅広い分野で活躍している人との討論をしたかった。 ●スカウト運動の基本的な部分が再認識できた。アダルトリソーシス方針につながる考えである。 ●自分の役務により責任の重さを感じた。 自分の考え方に多少自信みたいなものが持てた。 ●ますますやる気が出てきた。自分の知らないことが何であるかが分かった。団にもどり、このワークショップで出た話題を伝える。 ●スカウティングとは、何のことか、何を意味するのか、具体的に考えることの重要性を再認識できた。 ●スカウティングに関し、自分なりの思い込みで進めている部分のあったことを知った。参加者の多くの意見を聞き、スカウティングの将来について安心できることも感じた。今後の運営に活かして行きたい。 ●スカウティングについて、隊指導者を離れて久しいため、自己のリフレッシュになった。また、如何にボーイスカウト活動を一般社会にアピールすべきかについて、広報活動の効果的進め方の研究が必要である。 ●本運動の普及、他団体との協力等における他へのPR方法の大切さと工夫の重要性を感じた。今後の自己の課題が明確になった。 ●社会教育の専門家となるため、その方面の事項に絞った研修も必要。 | |
| (2) | このようなワークショップは、一度だけでなく今後も続ける必要があると思いますか。 |
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●地区、団レベルでも展開することが必要。(但し、時間、内容の少し簡略化が必要と思う) ●理事会メンバー全員の参加を促すため、1日型で集中して行なうことも必要か? ●ぜひ、2年に1回程度の周期でリフレッシュすることが必要。 ●非常に有意義なワークショップである。今後も参加者の対象を広げて実施するよう計画してほしい。県内指導者のレベルアップ、考え方を同一方向に向けることになり重要である。 ●今後も続けることが重要。団委員長、隊指導者にも広げてもらいたい。(同様の意見3件) ●もう一度違うグループの人々と討議したい。多くの人にワークショップに参加して貰いたい。 ●スカウティングの現場を再確認しながら、地区レベルでもこのワークショップは必要である。 ●当県連盟のベンチャースカウトが「ボーイスカウトって何」というフォーラムを企画しているようである。 ●楽しみでもある。種々なレベルでの実施が必要。 ●社会情勢の変化が急激な時代である。これに適応した方策を考えるためにも、年に1回程度は開催し、中央に我々の意向を伝えるようにしたい。 ●同じ繰り返しは無意味。今後は、課題・提案を全集約し、これについて掘り下げた実行プランの討議をする事に意味が有る。 | |
| 2.「平成13年度ボーイスカウト・ガールスカウト活動活性化のための調査研究2」についてお伺いします。 | |
| (1) | このワークショップで活用した資料を使用され、どのように感じましたか。 |
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●団の自己診断が全国レベルでも同様の結果となっている。客観的に見直す資料として活用したい。 ●「団の自己診断によってもたらされた重点課題」「イメージ調査から得られた行動目標」については、これからの取り組むべきことが具体的に示されており参考となった。 ●組織外の方々から見た組織、活動内容の評価が思っていたよりも厳しいと感じた。 ●団の重点課題、重点目標が指摘され、これからの団運営の実際に役立つ。 ●今までこのような調査がなかったので、これからの活動に参考になる。 ●ワークショップの討議の中での利用は出来なかった(見る、読む時間が無かった)。事前送付資料にしてほしかった。 ●これまで、感覚的には分かっていたことがデータベースとして集約された意見として参考にしたい。 ●難しい設問が多いが、重要な問題である。再確認できたことが多く参考になった。 ●調査データはデータであり、色も香りもない。この種の研究に基づく別種のワークショップ或いはプログラム開発への努力が重要であると思う。 ●核心をついた調査である。 ●調査研究2に現れているスカウティングの現場の苦悩を、「何・誰」のワークショップで簡単に解決できるとは思えない。調査は調査として参考にとどめ、現状のスカウト運営組織の抜本的体質改善が重要。 | |
| (2) | このような調査研究は、今後も必要であると考えますか。 |
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●外部の調査機関も加わっての報告書なので的を得ている。数年に1度はこの種の調査が必要か。 ●5年、10年単位で継続的に実施し、どのように変化していくか調べ、スカウティングに関わる者の共通の認識に役立てたい。 ●この調査内容には地域性、特殊性も有ることと思うので、今後 茨城県内の全県、地区(地域)についての調査の実施を検討したい。(同種意見、他に2件) ●必要である。このデータから我々は具体的にどうするのかという話し合い、戦略の組み立てが必要。今後の利用方法について検討したい。 ●文部科学省の委託で行なっている調査研究であるので、今後は他の組織との連携のあり方などについて、実態調査とこれからのノンフォーマル教育の進め方提言などを研究してはどうか。 ●ボーイスカウト運動に対する社会全般の受け止め方、なぜスカウト対象年齢児童数に対する加盟率が低いのか、その原因はどこにあるのか、一般保護者のニーズの本当の処は何か、一般保護者はスカウト運動に何を期待したいのか等々の調査が必要ではないか。 | |
| 「より良いスカウティングをより多くの青少年に」 | |
| 講師 | 日本連盟総コミッショナー 鈴木国夫氏 |
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| 司会 | 津久井茨城県連盟コミッショナー |
| パワーポイント操作 | 中島指導者養成副委員長、佐藤阿見第1団カブ隊隊長 |
| 講演内容 | 「+5、−0 」作戦による組織拡張に関わる日本連盟の取り組みについて及び本年7月にギリシャのテッサロニキで開催された第36回世界スカウト会議に出席されての概要報告 |
| 目的 | ワークショップの参加者が、使命声明について十分に理解し、それに向けて献身することを表明し、その達成を目指してスタートが切れるようにする。 |
|---|---|
| 目標 | この訓練ワークショップを終了するまでに、参加者が以下のことが出来るようになること。 ・使命声明の内容を説明すること。 ・使命声明を担当地域の他の指導者に広めること。 ・連盟内で使命達成のために必要な条件を確認すること。 ・連盟内で使命の実行を促進するための行動計画を作成し、見直しをすること。 |
| 導入 | 担当:津久井県連盟コミッショナー 世界スカウト機構発行の「使命声明を理解する」及び「スカウティングの使命を達成するために」を参照し、スカウティングに携わっているあらゆる立場の成人指導者が、その与えられている役務を使命としてまっとうするための基本的心構えとしての「使命声明」を正しく理解し、これを達成するために不可欠な重要条件ないし課題を確認し、これらの課題に対し、どのように対処すればよいか検討した。 |
| 重要課題 1.適切であること | |
| 問題提起・提案の内容 |
◆適切な指導者について ・指導者になって下さいとお願いしているのが、現状の多くの姿である。 ・子どもがスカウトに入ってきたのがきっかけで、保護者が指導者になるケースが多い。 ・指導者は誰でも良いという考え方で見つけているが、これでよいのだろうか。 ・隊指導者がスカウトに対しての指導だけでなく、保護者に対しても指導者振る舞いをしていないか。 ・リーダーが自己防衛的な判断をするようになってきている。怪我をさせないように、やめられないようにとばかり気を使いすぎ、保護者やスカウトのニーズを踏まえたプログラムになっていないのではないか。 ◆プログラムに関して ・年代層に合ったプログラムを適切に提供しているか。そのような指導をしているか。開発が必要。 ・興味のある、継続性のあるプログラムが重要。 ・団会議は団委員長の考え方で大きく変わってくる。指導者に対する教育の場、相互練磨の場と考えて研修所、実修所の振り返り勉強の場としていくことが大切。 |
| 重要課題 2.補完性 | |
| 問題提起・提案の内容 |
・学校週5日制が始まり、ゆとりの教育の時間が出来たはずであるが、ボーイスカウト運動をその余暇時間に活用してもらうまでには至っていない。 ・現実にスカウティングを進めている指導者にとっては、現状で手一杯であり余裕がない。OB指導者の活躍の場がこのような処にあるのではないか。 ・学校や家庭、その他のスポーツクラブでは学び得ないところを、特に人間の心の成長を促すボーイスカウト運動であるから、もっともっと社会的に認知されるよう、あらゆる立場でPRする必要がある。 ・ボーイスカウトには、これこれこういう特徴があるという「ビジョン」を明確にしてPRしたい。 |
| 重要課題 3.加盟員 | |
| 問題提起・提案の内容 |
◆すべての青少年にとは ・ボーイスカウト運動は身体障害者を受け入れている団もあるが、まだまだ少ない。 ・不登校児、非行少年にも道を開くことが出来るはずである。 ・現状のプログラムの枠を超えた活動をしたいと望んでいる青少年にも門戸を開いては? 例えば「室内楽スカウト」「海洋スカウト」等。重要なことはスカウティングの原点を理解し、取り込まれた活動であれば、それでも良いのではないか。 ・スカウト運動の指導者は「社会教育のプロ」としての訓練をし、世間一般から認知されるよう体制を整備する。 ・地理的条件から2〜3名程度の少年しか集まらない地域でのスカウティングの展開も研究する必要がある。 ・スカウト各部門の見直しと、対象年齢区分の検討が必要ではないか。 ・ボーイスカウトは費用がかかり過ぎる。経済的負担が心配で加入させられないとの声もかなりある。 ・母子家庭の親は、我が子をボーイスカウトに入れて強い子、良い子に育ってほしいと願っているが、経済事情から入れることが出来ないと云っている例が少なくない。 |
| 重要課題 4.成人 | |
| 問題提起・提案の内容 |
この課題に取り組んだグループがなかったため、討議内容は記載できず。 |
| 重要課題 5.他組織との連携と協力関係 | |
| 問題提起・提案の内容 |
・青少年に、より良きものを提供するためにも、スカウト運動の更なる発展のためにも、他者と協力することは重要であることを認識することが必要。 ・スカウト運動の組織の中だけでの活動では、発展に限度がある。今や他の社会教育団体も野外活動を積極的に取り入れ、ボーイスカウトのお家芸を盗られている。 ・部分的に、ローカルに、たまに地域内の団体行事に協力しているのが実情。相手から呼びかけてくることは多くない。あまり強くスカウト色を出すと敬遠される。 ・他団体との関係を良好に維持するには、指導者の技量が重要。この意味からもスカウト指導者は社会教育の専門家になる努力が必要。 ・ボーイスカウト運動らしさが失われるような、或いは発揮できない協力関係は持つ必要がない。 ・他の組織と連携するには、持ちつ持たれずの関係が必要。今のボーイスカウトにそれだけの余裕があるのか疑問。 ・他団体との協力関係を構築するためには、県及び市町村の行政の後押しが必要。 |
| 重要課題 6.単一性 | |
| 問題提起・提案の内容 |
この課題に取り組んだグループがなかったため、討議内容は記載できず。 |
| 導入 | 担当:八木県連盟副コミッショナー ・スカウト運動発祥の話し。BPは何故ボーイスカウト運動を始めたのか。 ・創始者BPの発想と現状の分析との対比。 ・長い歴史の間に解釈に幅ができたり、歪んだり、種々な意見が出てきているのが実態。 ・原点回帰の必要性。 ・「ボーイスカウト・ガールスカウト活動活性化の為の調査研究」を参考にする。 |
|---|---|
| ●グループ討議メモ | |
| 「個人的側面」 | |
| 討議において明らかになったポイント |
・スカウト技能に関し、個々に一歩上の課題を設定し、達成させることにより自信がつく。 ・責任を持たせ、プログラムをまかせることにより、個人的成長につながる。 ・次に続く者に対する指導、リーダーシップの取り方が身に付く。 ・問題の多いスカウトでも、受け止めてあげることにより、変化する。 ・自分が親元を離れて生活をするようになった時、礼儀や相手を思いやる気持ちを味わったが、これはスカウティングの影響かなと感じた。 ・グループワークの中で、班長、組長として自分の意見を押し通すだけでは纏まらないことを知る。 ・スカウティングを通じて得た仲間は、一生の財産になっている。 ・スカウトの成長、促進のための班制度、進歩制度の仕組みの効果は大きい。 |
| さらに調査の必要な問題 |
・討議の中で出てきたスカウト(かつて、隊で指導したことのある)の話題は思い出深いもの、心に 残った良い例であったが、このような好例は多くない。その他の大部分のスカウトのことにどうなのだろうか。指導者として一部のスカウトの成長で満足してしまっていることはないか。 ・スカウト活動をしていることの社会的メリット(例えば私立学校への推薦入学等)を期待する意見を時々聞くが、この問題の捕らえ方を指導者がスカウトにどのように対応しているか調査しては。 ・スカウト運動の効果事例の地域(社会)へのPR方法の研究。事例調査も必要か。 ・スカウトのニーズを的確に把握する。保護者と指導者の考え方、期待値の違いの調査。 |
| 提案と示唆 |
・班制度、組制度と進歩制度の効果的促進には、スカウト数を増やすことが先決。2〜3人のスカウトでも工夫でそれなりにはやれるが、やはり競い合う効果を体験するためにも5人は必要。加盟促進のキャンペーンを全県的に進める。 ・スカウティングは、BVSからRSの一貫教育であり個々の成果がすぐには現れにくい面もあるが、ビーバーが終わるとこの様になります。カブを終えるとこの様に・・・という何か具体的な目標(キャッチフレーズでも可)を明確にして、PRに使いたい。 ・団、地区などのある程度の大きさ単位での平均的な活動の効果は、間違い無く上がっていると考えられるので、どのようなことが他の団体と違う成果なのかを掘り下げ、発表する。 ・スカウト経験者で有名人である人達との接点を多く持ち、協力関係を築き、ポスター等に利用する。 |
| 「社会的側面」 | |
| 討議において明らかになったポイント |
・自分がスカウティングに参加してから、スカウティングに誘い込んだ友人がいる指導者はさほど多くはない。スカウトの保護者に団委員、隊指導者になってもらうことが多い。 ・スカウティングをやっていて、町の行事や子供会のプログラムの企画等を依頼されるようになり、スカウト運動以外の人々との信頼関係が向上した。 ・かつてのデンマザー、デンリーダーをやっていた人たちは、今でも地域社会でも活躍している。 ・町内会の役員への就任依頼があるが、日曜日に町内会奉仕がしにくい悩みがある。 ・水戸市主催の時代祭りなど市の行事にスカウトの奉仕依頼が期待されており、活動が評価され ている。 ・現代の子供たちの価値観の変化から、社会的要求に差がある(日々の善行にも受取り方に差がでている)。 ・ボランティア活動が自然に出来るようになった。制服を着ていないときにも自然に善行ができる。大人であっても制服を着て活動を続けたことが、人間的に成長させる促進剤になっている。 ・スカウティングのリーダーは、いつでも社会の他の人々に見つめられている。この自覚が自分を律することになり、生き方が変わった。 ・デンダット同期生(3人)と前後のデンダット(4人)が、良い意味でのライバルとなり20年以上もスカウティングを続けており、今ではそれぞれの立場で後輩指導者の指導支援に当たっている。 ・成人指導者が自らの楽しみのために、自己満足に陥り閉鎖的な動きをしていることはないか。本来何のための活動かを忘れてしまっており、社会の目に良いところが写らないのではないか。 ・社会から見ると、大人が手を出し過ぎているように写っているらしい。あの団体には子供を預けられないという、厳しい批判にも耳を傾けるべき。 ・海外派遣はスカウトにとっても、指導者にとっても広い意味での社会との関わりを深める上で有効であった。 |
| さらに調査の必要な問題 |
・地域の中で自分の団がどの程度知られている存在か調査する。 ・指導者による地域社会へのPR方法を研究する。 ・宗教関連プログラムを展開する場合、保護者から苦情が出た事がある。ボーイスカウト活動 における宗教(信仰)の取扱につき実例を調査したい。 ・学校教育の中で(総合学習の時間等)ボーイスカウト活動を活用してもらえる事はないか調査する。 ・現代の子供たちの価値観の変化がある。「日々の善行」は大人の考えか? ・ボランティアと奉仕の差(異なり)の研究が必要。ボーイスカウトは単なるボランティアでよいのか? ・ベンチャーやローバーにおける社会性を育むプロジェクトは何か? 社会が何を彼らの年代に求めているかを調査する。 |
| 提案と示唆 |
・宗教プログラムに関する県連盟のガイドラインを作成できないか。 ・ベンチャースカウトのプロジェクトに社会性を涵養する企画を積極的に指導してはどうか。 ・地域の人々や学校教員を対象にしたボーイスカウト技能講習会開催してはどうか(県・市・町の教育委員会とのタイアップ)。 ・地域でのBS活動の知名度を知るため、団単位での調査を行う(自団の姿を知ろう!) ・地域社会の中で何かの役割を担う。学校評議員やPTA役員に就任する。 |
| 「個人としての関わりと責任」 | |
| 討議において明らかになったポイント |
・地域の他団体(行政や社会教育団体)から、キャンプファイヤーや募金活動の指導を頼られる。 ・地域内の行事、お祭りなどの手伝いをすることで、地域社会との関わりを深めている。 ・ボーイスカウトはかつては「あこがれ」の的でかっこ良さがあった。今は閉鎖的な特異な団体と見られているのではないか。個々のスカウトや指導者の日常的振る舞いが世間にそのように映ってしまうのではないか。 ・ボーイスカウトにおいても、個人尊重の行き過ぎからか、全体(社会)に対する責任感が薄れてきている。 ・地域での人脈作りの努力が必要。 ・ボーイスカウトはどの程度まで地域での奉仕をするのか。 ・単身赴任で本来の地域から長期間離れていると地域との繋がりが薄れてしまう。今の社会経済状況から益々単身赴任が増えると思われる。 ・社会の全体(大人が)で子供を見守る風習が希薄である。ボーイスカウトもこの風潮に流されていないか。 |
| さらに調査の必要な問題 |
・社会が見ているボーイスカウトの実態を調査する。 ・地域社会がボーイスカウトに何を期待しているか調査する。 ・企業が求める人物像を良く知ること。 |
| 提案と示唆 |
・地域、行政の行事への企画段階からの参画。 ・指導者が社会教育の専門家たる事を自覚できるような、指導者養成(訓練)プログラムの開発。⇒社会教育家養成コースの開設。 ・学校教育も地域に根ざしたものに変わろうとしている。ボーイスカウトを学校に売り込む良い時期になっている。県市町村のすべてのレベルで教育委員会に積極的に働き掛けよう。 |
| 導入 | 担当:柏原県連盟副コミッショナー ・スカウト運動の創始期の状況は? ・全てに開かれた運動であるか? ・年少部門の増加と年長部門の減少−「青少年のための運動か?」 ・レクリエーションはスカウト運動であるか−それを提供してはいないか? ・多様な環境にある青少年のニーズにどのように応えることができるか? ・自発的な性格 青少年と成人の自発的奉仕 本当に自発的な運動になっているか? ・スカウト運動に関与する成人の意識は、自発的意思であるか? ・終身、スカウトであるべきか? |
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| ●グループ討議の発表 | |
| 「青少年の世界」 | |
| 自発的に参加を促す条件は |
・年少の段階では子供には判断力は無いので、ある程度まで親の理解と判断が必要である。 ・団として地域の子供たちに活動状況を堂々と報告できる状況(環境)を作る。入団した時の期待を裏切らない成果をみせる。 ・楽しいプログラム。スカウト自身が作るプログラム。 ・特別に難しい事は無い、誰にでもできるスカウト活動であること。親しみ易い指導者像であることをPRする。 |
| 中途退団させないためには |
・楽しい活動をしていれば、スカウトは止めない。 ・指導者があまり手を出さない。スカウトにプログラムのアイデアを出させ、それを楽しい内容にして行くようにコメントをするだけ(特にボーイスカウト課程以上では) ・カブ課程では指導者によるプログラム作りが必要と思うが、スカウトが何をやりたいと考えているか、いつも耳をそばだてていること。指導者同士では何度も計画の展開相談を行い、多くの指導者の意見を持ち寄って、より面白いプログラムにする。 ・指導者がどれだけ個々のスカウトの心を掴んでいるか。好ましい、信頼(信用)できる隊長、であり続けることができるか。 |
| 「運動の影響を及ぼす」 |
・今のボーイスカウト運動は型にはまり過ぎていないか。厳しさのために、なかなか枠をこえることができない。 ・自由な発想が出にくいシステムになっている。特に指導者訓練体系。これを研修してきた指導者では、型にはまったプログラム作りが正しいものと思い、発想の転換がしにくい。 ・スカウト運動の基本的理念、目的、方法をしっかりと理解していれば、状況の如何によらず柔軟に対応できるはず。この運動の影響を悪くするのも、よくするのも一人ひとりの指導者に掛かっている。 ・活動の中での小さな親切(隊長による家庭訪問など)は本当に必要だろうか? よほど注意深く行なわないと地域でも問題を醸すことになる。社会教育の場合のやり方の限界。 ・新規スカウトの獲得には保護者による口コミは効果が大きい。しかし、悪い話も一瀉千里で走るので、スカウト運動に係わる成人は、日頃から保護者との良いコミニュケーションの維持に気を付ける必要がある。 ・子供と一緒にスカウト運動に参加して、大人(社会人)としても成長した部分も少なくない。 ・普通のサラリーマン生活では体験できないことも楽しく経験でき有意義である。この感触、気持ちよさを未経験の保護者や地域の社会人にも、いろいろな機会を捕らえて伝えることによりスカウト運動への理解が深まるのではないか。とにかく良い面を積極的に外にPR。 ・都市化ドーナツ現象、学校の統合、廃校などの加速化に対応した地区の再編成、団の地域分けの変更が必要な時期にきている。 ・ボーイスカウトって聞いた事はあるが、スカウトの姿を見た事が無い・・いう声をよく聞く。身近なところに団が無いからであろう。少人数の小さな団でよいから、指導者を何とか確保して、あちこちに団を作るように出来ると良いのだが。 ・分封できるだけの十分な人数のいる団は、積極的に分封し、活動場面の地域分散を図るべし。 |
| 「すべての青少年のための運動」 | |
| 障害児のスカウト運動への参加に関して |
・全ての団が障害児の受入れをしているわけではない。受け入れにくい事情なり、理由はあるであろうが、スカウティングとしてそれでよいのか? ・障害児をスカウトとして受け入れるための訓練を受ける機会がない。茨城県連盟にもかつて障害児特別委員会があり、研究もしていた。現在障害児を受け入れている隊の指導者に集まってもらい、セミナーでも開くのはどうか。 ・活動に際しては、傷害の程度にもよるが、最初から特別視せず、開かれたスカウティングであるべき。 |
| すべての青少年に開放しているか |
・まず、地域の問題。どこででもスカウト運動に入れるような組織体制出来ていない(例えば、山村に小さな団を作る努力など)。 ・スカウトの制服が地域の青少年に受け入れられない要因になっていることはないか。制服着用の意義や効果は入ってからでなければ実感できない。スカウトとして必要な最小限の認識マークだけでは駄目か。 外国の制服着用基準を調査してはどうか。 ・プログラムの内容が女子スカウトのニーズに合っていないのではないか。女子の受入を決めたのであるから、特にボーイ隊、ベンチャー隊においては、隊長は女子スカウトのニーズを満足させるよう指導しないと女子の中途退団が増えることになる。 ・すべてに開かれているべきと言っても、スカウト運動であるかぎり、この運動の理念と目的と方法に賛同する者に開かれるものである。この運動の正しさを持ってすれば、就学児童数に対する、現状の加入率のあまりにも低いことから考えると、まだまだ加入増加は期待できるはず。 ・中途半端な妥協と、指導者の勉強不足、社会へのPR不足が現状のネックである。これらを改善しても加入率が上がらないのならば、この運動の本質に欠陥があることになる。 |
| 担当:吉川県連盟副コミッショナー 各セッション毎に、グルーープで討議された内容をまとめたものを上述のようにグループの代表に発表して頂いた。 これは、グループで検討されたことをお互いに共有することにより新たな理解や思考をに繋げることを目的としたため。 参加者各人が、今後自分の役割をより良い方向で行う上での更に強い動機付けとなるよう「心に火をつける」ものとなるよう振り返りを行った。 また、最後に参加者事後アンケートを実施し、このワークショップに参加しての自己の評価と反省を行った(本報告書の冒頭に掲載)。 |