競馬狂想曲


重賞回顧:第18回フェブラリーS

Last Update:20.03.2001

【フェブラリーS】
◎ウィングアロー      2着
○ゴールドティアラ     5着
▲トゥザヴィクトリー    3着
△マンボツイスト     15着
△イーグルカフェ      8着
△プリエミネンス     11着

勝ったノボトゥルーを無視したのは大チョンボでした。(^^;;)
昨年の1〜2着馬が一枚抜けているという判断で、ダート路線の常連は軽視して、その2頭に初ダートのトゥザビクトリーや新興勢力がどう絡んでくるかというのが、レース前の展望でした。府中の1600と1400はレースの流れが全く違うので、新興勢力という点では、根岸S組よりもこのレースで実績のある平安S組を重視して、ノボトゥルーをヌケにしてしまいました。

ノボトゥルーはダートのスプリンター・ブロードアピールと同じBroad Brush産駒。
米国産馬だが、母系も含めフランス系のスタミナ血脈を豊富に持っている。1400〜1600の重賞を勝ったからといって、決して短距離馬ではないと思う。Nasrullah 4×6のスピードが能力の源泉だと思うが、欧州スタミナ血脈ゆえに、どちらかというズブいタイプという印象を受ける。今年に入ってオープン入りしたように出世が遅れたのも、ズブくて勝ち味に遅かったとも考えられる。それだけにダートは合っているのだと思う。
秘めたるフランス系のスタミナ血脈は優秀。

ウイングアローにとっては、少しペースが遅かったのがすべて。この馬の競馬はできていたと思います。レース後は、これでドバイが楽しみになったというのがレース後の感想でしたが、回避することになったのは残念。
3着のトゥザヴィクトリーは、調教横綱だけにそこそこやるとは思いましたが、適応力の高さを見せてくれました。次はドバイですが、陣営も今後の使い方に迷うのではないでしょうか。


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