第4回 NHKマイルカップ

東京1600m

Last Update:15.05.1999
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
11エイシンキャメロン牡457武  豊坂口正則栗 東4-2-0-1
 12タイキトレジャー牡457加藤和宏藤沢和雄美浦北2-1-2-0
 23トウカイダンディー牡457後藤浩輝後藤由之美浦北2-0-0-3
 24ミッキーダンス牡457柴田未崎斎藤義美栗 東2-0-1-4
35シンボリインディ牡457横山典弘藤沢和雄美浦北3-1-0-0
 36レッドチリペッパー牝455藤田伸二松田博資栗 東3-3-1-0
47ザカリア牡457的場 均二ノ宮敬宇美浦北3-0-1-0
48サヤカ牝455柴田善臣鈴木康弘美浦北3-3-2-2
 59バイオマスター牡457宗像義忠美浦北2-1-1-0
 510ダイイチブライト牡457郷原洋司安田隆行栗 東2-1-0-2
611マチカネキンノホシ牡457岡部幸雄藤沢和雄美浦北2-4-1-1
 612ロサード牡457江田照男橋口弘次郎栗 東2-1-0-4
 713マイネルタンゴ牡457吉田 豊大江原哲美浦南3-1-1-4
 714フサイチミキオー牡457田面木博公高市圭二美浦北2-1-0-2
 715ジュエリーソード牡457渡辺薫彦沖 芳夫栗 東2-1-0-1
 816グラスグラード牡457蛯名正義尾形充弘美浦北2-0-0-2
 817インターサクセス牡457池田鉄平浅野洋一郎美浦南2-3-0-4
 818ノーザンカピタン牡457大塚栄三郎中村 均栗 東1-1-1-2


◎マチカネキンノホシ
○エイシンキャメロン
▲サヤカ
△ザカリア
△シンボリインディ

前後半よどみなく流れることの多いマイル戦は、スピードに優れるだけでなくスピードを持続するスタミナが求められる。ここにマイル戦とスプリント戦の明確な差があるように思う。馬の成長期にあたる4歳春に府中のマイルのG1で厳しい競馬を制するのは、絶対的な能力差のあるA級馬(97年シーキングザパール)かスタミナにも優れた中距離馬(96年タイキフォーチュン,98年エルコンドルパサー)のどちらかということなのだろう。
今年は傑出した馬が不在で混戦なだけに、1800〜2000mあたりが適距離の馬から狙っていきたい。中心は前哨戦で揃って人気を裏切った2頭から。

本命はマチカネキンノホシ。
父がBold Ruler系のSeatlle Slewに母の父がNative Dancer系×Nasrullah系のAlydarで、Nasrullahのスピードを豊富に確保しつつ、Blue Larkspur,War Admiral〜Man o'War,Teddyといった米国三大血脈を強固に補強した本格派の配合。
前走は休み明けで1400mの距離はこの馬には忙しすぎた。一度、叩かれた上昇度を買う。

相手にはエイシンキャメロン。
父With ApprovalはCaro×Buckpasserで。母の父はBold Ruler系Master Derby。この馬の場合、Tom Foolクロス(4×5)を中心に父方に入るBuckpasserの血脈が生きていて、母系のBold Rulerクロスから、単なるスピード馬というよりは力馬タイプの中距離馬。伸び切れなかった前走は気になるが、ここで終わる馬ではないはず。

あと注目したいのはサヤカ。
父A.P.IndyはSeatlle SlewにSecretariatでBold Ruler系同士の配合で、母の父もBold Ruler系のSpectacular Sueで、Bold Ruler(5*4×4)の非常に強い配合。母の母方は欧州血脈のRiver Manが入るが、Bold Rulerの父Nasrullahと相性の良いスタミナ血脈のPrincequilloをこのRiver Manを中心に豊富に供給しており、なかなか味のある配合と言える。


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