第59回 桜花賞


阪神1600m

Last Update:10.04.1999

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 11ワンダーガール牝455加藤和広根本康広美浦北0-0-0-1
12ハギノスプレンダー牝455熊沢重文伊藤修司栗 東2-1-2-0
 23ビューティグロー牝455後藤浩輝堀井雅広美浦南2-1-3-5
 24フォルナリーナ牝455角田晃一渡辺 栄栗 東1-0-2-3
 35タヤスブルーム牝455藤田伸二山内研二栗 東3-0-2-2
36ゴッドインチーフ牝455河内 洋坂口正大栗 東3-2-1-0
 47カシノリファール牝455四位洋文山内研二栗 東2-0-1-11
48スティンガー牝455岡部幸雄藤沢和雄美浦北3-0-0-0
 59ステファニーチャン牝455田中勝春中野栄治美浦北2-3-1-2
 510スタートマーチ牝455柴田善臣伊藤圭三美浦南1-1-2-6
 611ウメノファイバー牝455蛯名正義相沢 郁美浦北3-0-0-4
 612エイシンルーデンス牝455野元昭嘉野元 昭栗 東4-1-0-2
 713ゴールデンベル牝455松永幹夫松田国英栗 東2-1-2-3
714プリモディーネ牝455福永祐一西橋豊治栗 東2-0-0-1
 715クリムゾンクローバ牝455高橋 亮渡辺 栄栗 東1-5-2-5
816トゥザヴィクトリー牝455幸 英明 池江泰郎栗 東2-1-1-0
817フサイチエアデール牝455武 豊 松田国英栗 東3-2-0-2
 818アドマイヤゴールド牝455横山典弘藤沢則雄栗 東2-2-0-3


◎トゥザビクトリー
○スティンガー
▲フサイチエアデール
△プリモディーネ
△ハギノスプレンダー
△ゴッドインチーフ

今や敵無しのリーディングサイヤー・サンデーサイレンスもこの桜花賞だけは産駒が勝っていないが、今回は有力馬が揃い、クラシック全制覇濃厚と見る。

まずは3歳女王スティンガー。
母系にTeddy, Man o'War, Blue Larkspurといった父サンデーサイレンス内の米国血脈のキーホースが抑えられており、現役サンデー産駒の中でも完成度は高い部類に入る。2000mのG2を2勝した全姉のサイレントハピネス(92生)のように距離が伸びても期待できるが、母の父のRaise a Native系Affiemed 内にMahmoudがあることから、切れる脚も使える。
阪神3歳以来のぶっつけが気になるところだが、2月から時計を出していることから、乗り込みは十分と見る。勝ち負けになる存在。

本命は抽選をクリアできたトゥザビクトリー。 前走アネモネSは熱発明けの影響か、最後に息切れして出走権を確保できなかったが、叩いての変わり身で十分、勝負になる。
同じくサンデー産駒だが、こちらは母の父がNureyev でどちらかというと欧州血脈の濃い配合となっている。サンデーにNorthern Dancer系ということで、スピードに富むAlmahmoud主導の配合となっているが、母系に底力のHyperion血脈を豊富に持ち、サンデーに欧州血脈を配す場合のツボを抑えた配合といえる。こちらも完成度は高い。武豊がギリギリまで選択を迷った逸材だけのことはある。
大外の8枠に入ったが、これまでも無理無くハナに立てるだけのスピードを見せてきているだけに、問題はないだろう。

あとは重賞を2勝しているフサイチエアデールだが、Royal Charger系のサンデーサイレンスに母系がRaise a Native×Royal Charger×Raise a Nativeと重ね、スピード能力は高い配合。ただ前記2頭に比べると、つかみどころのない配合で、大レースでの底力という点で疑問が残る。人気になりすぎの印象を受ける。


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