第15回 フェブラリーS


東京D1600m

Last Update:31.01.1998

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
11バトルライン牡657武豊松田博資栗 東8-4-4-2
 12メイショウモトナリ牡556安田康彦安田伊佐夫栗 東5-0-0-6
 23ウインドフィールズ牡857吉田豊谷原義明美浦北4-5-5-21
 24バンチャンプ牡657佐藤祐樹宮下仁船 橋9-8-3-13
35ブレーブテンダー牡556河内洋池江泰郎栗 東2-3-0-5
 36グルメフロンティア牡757岡部幸雄田中清隆美浦北8-8-3-15
47ストーンステッパー牡657熊沢重文目野哲也栗 東7-1-1-6
 48ワイルドブラスター牡757橋本広喜新井仁栗 東6-6-1-16
 59テセウスフリーゼ牡757的場均新関力美浦南5-4-1-8
 510フジノマッケンオー牡857後藤浩輝中村好夫栗 東8-6-5-23
 611スーパーナカヤマ牡556田中勝春小西一男美浦南4-2-1-5
612ワシントンカラー牡556柴田善臣松山康久美浦南5-1-1-5
 713シャドウクリーク牡657加藤和宏藤沢和雄美浦北6-3-1-4
 714イナズマタカオー牡857中舘英二音無秀孝栗 東6-1-1-25
815エムアイブラン牡757O.ペリエ伊藤修司栗 東10-7-5-16
816タイキシャーロック牡757横山典弘土田稔美浦南8-3-1-6


◎タイキシャーロック
○バトルライン
▲エムアイブラン
△ワシントンカラー
△ストーンステッパー
△ブレーブテンダー

G1となって今年で2回目のフェブラリーS。昨年はドロドロの不良馬場で観ていてすっきりしないもながあったが、今年は良馬場でやれそうだ。しかし舞台となる東京ダート1600mは、スタートしてからしばらくは芝コースを横切る形になる特異なコース形態。しかも外枠ほど芝コースを長く走ることになる。これが中央唯一のダートG1にふさわしい舞台とは言い難いだろう。特に今年は最内1枠1番にバトルライン、大外8枠にエムアイブランとタイキシャーロックと人気馬がそれぞれ収まることになった。これが吉と出るか凶と出るか物議をかもしそうだ。

本命は揉まれず先行できる外枠に入ったタイキシャーロック。父ジェイドロバリーはMr.Prospector×Nijinskyで、「底力に富むマイラー」という印象を受ける。この父方のMr.ProspectorとNijinsky双方と相性の良いBuckpasserが母系に抑えてあり、なおかつ母の父がRibot系のKey to the Mintで底力をさらに強調しており、G1では申し分のない優秀な配合と言える。ややスピード不足の印象を受けるがダートなら心配ないだろう。

相手はタイキシャーロックと勝ち負けの競馬を続けているバトルライン。昨年は賞金面できついローテーションをとらざるを得なかったが、それでも3着を確保し、さすがと思わせるレースだった。95年のアメリカ2冠馬Thunder Gulchの半弟で、父の父Damascusの影響が強く出た感じの配合。欧州血脈を主体としていて、底力・成長力はあるので、今年も好勝負できるだろう。芝のマイルCS以来だが、臨戦過程は今年の方が格段に良いだけに期待できる。最内枠を鞍上がどうこなすかが鍵。

あとはここにきて本格化した感のある7歳馬エムアイブラン。前走は格下相手とはいえ、スピード決着を制し、評価できる内容の強い競馬。左回りと軽い砂の府中は願ってもない舞台だろう。
ワシントンカラーは前走惨敗に等しい内容も、距離伸びての巻き返しは期待できる。昨年2着のストーンステッパーは叩かれての変わり身に期待。ブレーブテンダーは初のダートも一発の可能性はある。


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