第28回 高松宮記念


中京1200m

Last Update:23.05.1998
確定版!

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
11ワシントンカラー牡557柴田善臣松山康久美浦南5-1-1-7
 12ビコーペガサス牡857上村洋行柳田次男栗 東4-6-2-13
 23ドージマムテキ牡957村本善之森 秀行栗 東4-7-4-29
 24ザゴールド牡657藤田伸二中村好夫栗 東5-1-0-17
35シーキングザパール牝555武  豊森 秀行栗 東7-0-2-1
 36キビダンゴ牡557菊沢隆徳和田正道美浦北4-0-1-9
 47コクトジュリアン牡757田中勝春高橋祥泰美浦北6-1-4-17
48シンコウフォレスト牡657四井洋文栗田博憲美浦北7-1-3-7
 59ケイワンバイキング騙657横山典弘奥平真治美浦北7-8-1-5
 510チアズサイレンス牡657塩村克己山内研二栗 東5-5-5-22
 611スーパーナカヤマ牡557松永幹夫小西一男美浦南4-2-1-7
 612ジェットアラウンド牡557芹沢純一池江泰郎栗 東5-0-0-5
 713ブラックタイキス牝555福永祐一森 秀行栗 東2-1-1-7
 714ヤシマジャパン牡557武幸四郎松山康久美浦南4-1-5-3
815スギノハヤカゼ牡657田島裕和鹿戸幸治栗 東7-3-1-12
816エイシンバーリン牝755南井克己坂口正則栗 東6-4-1-11
 817マサラッキ牡657河内 洋増本 豊栗 東7-2-3-6


◎シーキングザパール
○スギノハヤカゼ
▲エイシンバーリン
△シンコウフォレスト
△ワシントンカラー

 前哨戦で鮮やかに復活したシーキングザパールが中心。父Seeking the GoldはWoodmanやMiswakiと同じ「ミスタープロスペクター×パックパサー」の配合で、パワーとスピードを伝える。ただシーキングザパールの場合、母の父がSeattle Slewで米国血脈色の濃いスピード馬となっている。前走で、当代のスプリンター達を一蹴したように、スプリント戦でもそのスピード能力は上位とみる。唯一のG1ホースが格の違いを見せつけるだろう。

 相手には順当だが、中京巧者のスギノハヤカゼ。父Diesisは、Native Dancer系で、7Fと6FのG1を勝っている。当馬の場合、父の母方 のNasrullahのスピードの源泉になっていて、母系の豊富なスピードを生かしている。底力という点では、G1で物足りない感じがするが、実績のある中京では期待できる。

 エイシンバーリンは、休養明け2戦目で昨年に比べると馬の状態は良いだろう。配合自体はPrincequillo 4・6×4とNasrullah 5×4・6のニック関係の強い血統の組み合わせで、父Cozzeneの代表産駒ティカネンと、血の生かし方は共通している。ただ底力にかける嫌いがあるが、気分良く走れた時の能力は、昨年の日本レコード劇走で証明済み。揉まれる不安も外枠なら好勝負できる。

 最後に魅力はシンコウフォレスト。父Green DesertはDanzigの代表産駒の1頭だが、その母系もSir Ivor×Never Bendとスピード血脈が豊富で、優れたスピードを産駒に伝えている。シンコウフォレストの場合、母の父Ahonoora、祖母の父Matchから底力を獲得しているが、3代母の父がGrey Sovereignが入り、Nasrullah(5×5)主導のスピード馬となっている。


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