第3回 秋華賞


京都2000m

Last Update:24.10.1998
確定予想

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 11ケイツーパフィ牝455小野次郎保田一隆美浦北2-1-2-5
12マルカコマチ牝455福永祐一北橋修二栗 東2-2-1-3
 23エガオヲミセテ牝455四井洋文音無秀孝栗 東2-0-1-3
 24ショウナンハピネス牝455吉田 豊大久保洋吉美浦北2-1-0-2
35エアデジャヴー牝455横山典弘伊藤正徳美浦北2-4-1-1
36スギノキューティー牝455河内 洋浅見秀一栗 東4-2-2-3
 47ナリタルナパーク牝455佐藤哲三大久保正陽栗 東3-2-1-4
48エリモエクセル牝455的場 均加藤敬二栗 東3-0-1-1
 59ビワグッドラック牝455藤田伸二松田博資栗 東3-1-0-3
 510エリモピュア牝455幸 英明大沢 真栗 東2-2-3-1
 611リワードニンファ牝455後藤浩輝後藤由之美浦北3-0-0-2
 612ダンツプリンセス牝455塩村克己山内研二栗 東3-5-0-4
713バプティスタ牝455岡部幸雄前田 禎美浦南2-1-3-3
714ファレノプシス牝455武  豊浜田光正栗 東5-0-1-1
 715メガラ牝455古川吉洋鹿戸幸治栗 東2-5-2-5
 816ベストマリー牝455橋本広喜保田一隆美浦北1-0-1-7
 817ナオミシャイン牝455柴田善臣清水利章美浦南2-1-2-4
 818スピーディローザー牝455南井克己五十嵐忠男栗 東3-0-2-2


◎ファレノプシス
○エリモエクセル
▲エアデジャブー
△マルカコマチ
△スギノキューティー
△バプティスタ

 今年で3回目を迎える秋華賞だが、ひと夏越しても、オークスの1〜3着馬の力が頭一つ抜けているという見方をして良いだろう。昨年、実力馬で人気通りに決まったように、今年もこの3頭ですんなり決まる可能性は高い。そこでまずは、この3頭の取捨から。

 桜花賞馬ファレノプシスが本命。
 ナリタブライアンとは母の父が異なる3/4同血(正確には13/16同血)。この馬の場合、母の父がNorthern Dancerから短距離血統のStorm Catに変わり、ナリタブライアンほどのシンプルさがない分、素軽さに欠ける印象を受けるが、配合の完成度そのものは、ここではまちがいなく上位。やや外目の枠も、脚質自在のこの馬なら、問題ない。

 オークス馬エリモエクセルだが、休養明けというのは、やはり割り引きたい。
 ここが秋初戦という長期休養明けでは、一昨年のファビラスラフィンがいるが、あの馬の場合、すんなり先行してスムーズな競馬ができたことが大きかったように思う。京都内回り2000mという、かなりゴチャつくコースでは、特に逃げるわけでもないこの馬にとっては、休養明けでスムーズな競馬をするというのは、かなりの困難を伴うだろう。
 ロドリゴデリアーノ×RIvermanで、ややスタミナ優位の父に対して、中距離での爆発力というイメージの母の父という配合。オークスでの圧勝は、額面通りに受け取って良い。本来なら本命というところ。

 エアデジャブーだが、秋初戦を申し分のない形でクリアしていて、ここでの人気も頷けるところ。父のノーザンテーストだが、母系がブライアンズタイムと同じで、さらにRibot、Herbager、Blenheimとスタミナ・底力を重ねてきた配合は好感が持てる。最後は好き嫌いになるかもしれないが、上位2頭と比較した場合の格といったもので弱冠劣る気がする。

 伏兵の台頭は難しい気がするが、しいて挙げれば、マルカコマチ、スギノキューティーあたりか。マルカコマチは父サンデーに母の父ディクタスがともにMahmoud主導で相性は良い配合。抽選で出走の条件馬だが、一発があるとしたらこの馬。あとスギノキューティーは、外国産馬で、春には牡馬の一線級と渡り合ってきただけに侮れない。叩かれての上積みは薄そうだが、人気を下げているだけに狙い目か。


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