第15回 マイルチャンピオンシップ


京都1600m

Last Update:20.11.1998
確定版!

予想枠番馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
11キョウエイマーチ牝555秋山真一郎野村彰彦栗 東6-2-2-4
22シンコウスプレンダ牡557横山典弘古賀史生美浦南4-2-1-0
33ランニングゲイル牡557福永祐一加用 正栗 東4-3-1-12
44シーキングザパール牝555河内 洋森 秀行栗 東8-0-2-4
 45オースミタイクーン牡857武幸四郎武 邦彦栗 東10-4-1-14
 56マウントアラタ牡455太宰啓介太宰義人栗 東3-1-1-5
 57サクラエキスパート牡657四位洋文佐々木晶三栗 東6-5-2-8
 68ホッコービューティー牝555熊沢重文橋本寿正栗 東3-3-2-5
69タイキシャトル牡557岡部幸雄藤沢和雄美浦北10-1-0-0
 710ビッグサンデー牡557蛯名正義中尾 正栗 東5-5-4-7
 711ロイヤルスズカ牡657南井克巳 橋田 満栗 東6-3-3-9
 812エイシンガイモン牡657藤田伸二加用 正栗 東5-3-4-14
 813ヒロデクロス牡757池添謙一大久保洋吉美浦北7-9-6-20


◎タイキシャトル
○シーキングザパール
▲ランニングゲイル
△キョウエイマーチ
△シンコウスプレンダ

2連覇を目指すタイキシャトルが中心。この夏、ジャックルマロワ賞を制しただけに無様な競馬はできないところ。
Halo産駒のDevil's Bagに母の父がNorthern Dancer系のCaerleonの配合。Hail to Reason 3×5に加え、3代にHerbagerが入り、父系と母系は逆だが、一昨年のJC馬シングスピールと血統構成が非常に似ている。当馬の場合、Mahmoudが父系に追加されることで、Almahmoud主導のスピード馬としての傾向をより強調した形となっている。シングスピールのマイラー版といったところか。ダートでも重賞を勝っているように、芝・ダートを問わず、パワーで押し切る競馬が身上。

相手には同じくフランス帰りのシーキングザパール。
父Seeking the Goldは「ミスタープロスペクター×パックパサー」の配合で、パワーとスピードを伝える。ただシーキングザパールの場合、母の父がSeattle Slewで米国血脈色の濃いスピード馬となっている。1300mの海外G1を制したようにベストはやはり1300〜1400mあたりかもしれない。
京都に限っていうと3つの重賞をいずれも完勝しているように、坂の下りを利用して流れに乗れる京都コースへの適性はかなり高い。マイルもシンザン記念を圧勝している様に問題ない。絶好調の今、この京都ならタイキシャトルに互角に戦えるとみる。

あと狙ってみたいのはランニングゲイル。
本来は中長距離で走って欲しい馬だが、陣営は近走の掛かり癖ゆえの出走だが、現時点では手前の問題から左回りよりは右回りの方が格段に良い。父はランニングフリーだが、母系がMill ReefにNijinskyと底力に富む。
昨年、前半の3ハロンを33.3のスーパーラップで飛ばしたキョウエイマーチが絶好の1枠1番を引き、大本命タイキシャトルが先行するだけに、今年もスタミナ要求度の高い厳しい流れになる可能性は高く、この馬にも一発の可能性は高い。


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