第59回 菊花賞


京都3000m

Last Update:07.11.1998
確定予想

予想枠順馬番馬名性齢重量騎手調教師所属戦績
 1カネトシガバナー牡457秋山真一郎野村彰彦栗 東4-1-3-7
 2シンボリクラウン牡457田中勝春松山康久美浦南3-2-0-6
3ミツルリュウホウ牡457南井克己松元茂樹栗 東3-3-3-5
4セイウンスカイ牡457横山典弘保田一隆美浦南4-1-0-1
出走取消5コマンドスズカ牡457上村洋行橋田 満栗 東2-1-1-2
6レオリュウホウ牡457江田照男杉浦宏昭美浦北3-1-1-1
7ダイワスペリアー牡457菊沢隆徳二ノ宮敬宇美浦北2-2-2-2
 8ボールドエンペラー牡457河内 洋中村 均栗 東2-4-1-7
 9キングヘイロー牡457福永祐一坂口正大栗 東3-3-2-1
 10シンコウシングラー牡457四位洋文栗田博憲美浦北2-0-2-6
11メジロランバート牡457吉田 豊谷原義明美浦北1-1-0-7
 12テイオージャ牡457柴田善臣二ノ宮敬宇美浦北2-2-0-2
 13タヤスメドウ牡457土肥幸広加藤敬二栗 東1-1-1-5
 14サンプレイス牡457熊沢重文池江泰郎栗 東3-0-0-2
 15エモシオン牡457松永幹夫小林 稔栗 東4-1-1-2
 16エプソムダンディー牡457池田鉄平浅野洋一郎美浦南2-0-1-7
17スペシャルウィーク牡457武  豊白井寿昭栗 東5-1-1-0
 18グリーンプレゼンス牡457的場 均音無秀孝栗 東2-0-0-1


◎スペシャルウイーク
○ダイワスペリアー
▲メジロランバード
△ミツルリュウホウ
△セイウンスカイ
△レオリュウホウ

 ダービーの圧勝から5ヵ月、スペシャルウィークがここでも主役は譲れない。
 サンデーサイレンスに母の父マルゼンスキー。マルゼンスキーはMan o'War、Bull Lea、Blue Larkspurといった米国血脈を持ち、サンデーサイレンスとの相性は良い。そして母系は日本古来のシラオキの牝系で、シラオキにヒンドスタン、セントクレスピンと代々、底力に富む重厚なスタミナ血脈が重ねられてきた。そのためサンデーサイレンス産駒としては、スタミナ色の強い中長距離向きの配合となっている。3000mという距離を考えるならば、中心は動かせない。

 相手には、堅実なダイワスペリアー
 父はリアルシャダイだが、母系はSlew o'GoldにMr.Prospectorとパワフルなスピード血脈が並ぶ。決してステイヤーではないが、スピードの持続力に優れたタイプで、オープン入りしてからの安定した戦積も頷ける。生粋のステイヤーが少ない昨今では長距離戦での信頼度は高いといえる。

 あとは秋2戦道悪に泣いたが、ここに来て調子を上げてきているメジロランバート。
 父メジロライアン、母の父ミスターシービーともにHyperion血脈主導の配合馬であり、当馬の場合3代母アマゾンウォリアーの父 もHyperion系のKhaledで、Hyperion主導の血の流れに良さがある。スタミナに勝ったタイプのHyperion 血脈主導馬は長距離戦でこそ味が出る。

 人気馬のセイウンスカイは、父シェリフズスターはHyperion系のステイヤーで、母の父は長距離で実績のあるミルジョージである。しかしセイウンスカイはGrey Sovereignクロスの影響力が強く、Grey SovereignのスピードをHyperionでサポートしている形態の配合。ある程度の距離はこなせるが、 3000mという点ではスペシャルウイーク相手では苦しいとみる。
 キングヘイローは、父は80年代欧州最強馬ダンシングブレーヴ、母は歴史的名牝グッバイヘイローで、Almahmoud(4×5)、Sir Gaylord(4×4)、Turn-to(4×5*4)、Tom Fool(5×5)と濃いインブリードを持つのが特徴。これらの濃いインブリード血脈の質の高さがこの馬の長所で、どちらかというとスピード優位の中距離馬という印象を受ける。こちらは今回は消し。


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